重いPCゲーム ランキング / 2026年7月3日更新
重いPCゲーム ランキング|RTX 5090でも安定4K60が無理なS級から実測で格付け
当サイトの検証記事ベース ・ 推奨GPU早見表と逆引き表つき ・ 公式スペックの引き写しではない実測格付け
「今一番重いPCゲームはどれ?」——この定番の疑問に、当サイトがこれまで検証してきた推奨スペック・ベンチマーク記事の実測データで答えます。単に公式の推奨GPUを並べるのではなく、「最上位GPUでもネイティブ4K60fpsに届かないS級」から「条件付きで重いB級」までをティア分けし、あわせてGPUが重いのか、VRAMを食うのか、CPUが律速なのか——「重さの正体」も分類。手持ちのPCで何が遊べて、次にどこを強化すべきかが分かる構成です。
2026年7月時点・実測ベースS/A/Bの3ティア格付け早見表・逆引き・タイプ別対策つき
グラフィックボードの買い替えやゲーミングPCの新調を考えるとき、基準になるのが「一番重いゲームでどれだけ動くか」です。ただ、世の中の「重いゲームランキング」の多くは公式の推奨スペックを並べただけで、実際にどのGPUで何fps出るのかまでは踏み込んでいません。
この記事では、当サイトが個別に検証・解説してきたタイトルを、実測データに基づいて「S級(最上位GPUでも妥協が必要)」「A級(重量級)」「B級(条件付きで重い)」の3ティアに格付けします。各タイトルの詳しい設定・スペック解説は個別記事へのリンクから読めるので、気になる作品だけ深掘りすることもできます。
さらに大事なのは、「重い」の中身がゲームによって違うこと。GPUの描画負荷、VRAM容量、CPUの処理、パストレーシング——どれが原因かで対策(=お金のかけどころ)が変わります。ランキングの後に、重さのタイプ別の対策もまとめました。
格付け基準何をもって「重い」とするか
本ランキングの格付けは、公式スペックの高さではなく実測での動作状況を基準にしています。目安は次のとおりです。
S級|最上位GPUでも「素直に」動かないRTX 5090クラスですらネイティブ4K60fpsを安定維持できない、またはパストレーシングなどの最高設定でフラグシップが前提になるタイトル(CPUが支配する特殊例を含みます)。アップスケーラーとフレーム生成を使いこなすことが「攻略」の一部です。
A級|推奨がRTX 3080級・ミドルGPUだと妥協が要る公式推奨がRTX 3080級、あるいはレイトレ対応GPUが最低要件でGTX世代を足切りするタイトル。RTX 5060〜5070クラスなら、DLSS併用と設定調整で快適域に持ち込めます。
B級|条件付きで重い(VRAM・CPU・特定シーン)平均fpsは出るのに、VRAM不足・都市部のCPU律速・特定設定だけ極端に重いなど、条件を踏むと一気に厳しくなるタイトル。原因を知っていれば安く快適にできるグループです。
※格付けは当サイトの検証記事(実測・一次情報の集約)に基づく2026年7月時点の評価です。パッチ・ドライバ更新で状況は変わるため、最新の詳細は各リンク先の個別記事をご確認ください。
S級最重量級|RTX 5090でも妥協が必要な7本
CODE VEIN II|安定4K60はRTX 5090でも不可推奨RTX 3080の重量級アクションRPG。重さの主因はGPU描画負荷で、発売時の実測ではRTX 5090ですらネイティブ4Kで安定60fpsを維持できません(平均60fps強・最低55fps)。DLSS/FSR併用が事実上の前提です(推奨スペックと設定)。
アラン ウェイク 2|パストレーシングの代名詞フルパストレーシング採用の最重量級。最高設定はRTX上位+DLSS前提で、GPU世代による「機能格差」が最も出るタイトルです(GPU別ベンチマーク)。
プラグマタ(パストレーシング)|VRAM 17GB問題パストレーシング有効時はVRAM要求が跳ね上がり(17GB級に達したという検証報告も)、RTX 5090〜5060 Tiで体験が段違いに。DLSS 4 MFGの使いこなしが必須です(パストレーシング完全ガイド)。
バイオハザード レクイエム(パストレーシング)|ネイティブはRTX 5090でも30fps前後通常設定は良心的ですが、パストレーシングを有効にするとネイティブ4KではRTX 5090でも30fps前後まで落ち込み、DLSS+フレーム生成が前提になる「次世代の重さ」。快適ラインはVRAM 12GB以上です(推奨スペックとGPU選び)。
Microsoft Flight Simulator 2024|重さの正体はCPUと設定知識GPUだけ強くしても飛べないシミュレーターの王様。描画距離(TLOD)設定とCPU性能が支配的で、9800X3D級が真価を発揮する唯一無二の重さです(必要スペックと設定)。
ファイナルファンタジー16|設定を下げても15%しか軽くならない13GPU実測でWQHD 60fpsにRTX 5080級が必要という別格の重さ。しかも設定を下げてもfpsが15%程度しか伸びず、逃げ道が少ないのが特徴です。VRAM 8GB機はさらに厳しく、フレーム生成の活用が現実解になります(GPU別ベンチマーク)。
サイバーパンク2077(パストレーシング)|ONにした瞬間、最重量級へ変貌レイトレOFFのウルトラ設定ならミドルGPUでも快適な「優等生」ですが、パストレーシングを有効にすると一変。15GPU実測ではRTX 5080がRTX 4090に敗れるほどRT性能勝負の世界になります(GPU別ベンチマーク)。
A級重量級|推奨RTX 3080級・RT必須の6本
DOOM: The Dark Ages|レイトレ必須でGTX世代は起動不可id Tech 8がハードウェアレイトレを最低要件に採用し、GTX世代を足切りした象徴的タイトル。要求の「質」を一段引き上げました(推奨スペック解説)。
メタルギアソリッド デルタ|UE5 Lumenの重さ+60fps上限最低RTX 2060 SUPER・推奨RTX 3080のUE5重量級。全編60fps上限という特殊仕様のため、「上限まで安定させる」ことが目標になります(推奨スペックと設定)。
明末:ウツロノハネ|UE5重量級の死にゲーUE5採用の重量級アクション。DLSS 4対応で救われていますが、素の描画負荷は高めです(推奨スペックと設定)。
黒神話:悟空(レイトレ有効時)|RTで天と地ラスタライズなら3社拮抗ですが、フルレイトレを有効にすると要求が一変。RT性能の世代差・メーカー差が最も分かりやすく出ます(GPU別ベンチマーク)。
仁王3|VRAM実消費10GB超えfpsより先にVRAMが壁になるタイプで、実消費は10GBを超えます。8GBグラボは設定次第。Global Illuminationを最低(Very Low)まで下げるとfpsが約50%伸びる「効く設定」が明確なのも特徴です(推奨スペック解説)。
紅の砂漠(Crimson Desert)|4K60はRTX 5070 Ti級から独自エンジンでUE5勢より素直な重さですが、公式の4K60ラインはRTX 5070 Ti/RX 9070 XT(実測ではRX 9070 XTがわずかに届かない場面も)。高解像度で本性を出すタイプです(GPU別ベンチマーク)。
B級条件付きで重い|原因を知れば安く済む5本
モンスターハンターワイルズ|定番の重量級・最適化で改善発売時は重さで話題になりましたが、パッチで大きく改善。それでもミドルGPUではフレーム生成前提の場面が残る、現行世代の基準タイトルです(GPU別ベンチマーク)。
inZOI|VRAM食いの代表格UE5のLumenに加えてVRAM消費が激しく、8GBは高設定で不足しやすいライフシム。AI機能(Smart Zoi)もVRAMを使うため、16GB推奨の代表例です(重い原因と軽くする設定)。
Borderlands 4|4Kネイティブ最高はVRAM使用が最大15GB級パッチで最大4割超fpsが改善した一方、4Kネイティブ最高設定はVRAM使用量が最大15GB級に達し(発売時実測・快適には16GBが安心)、VRAM要求は高止まり。解像度で必要GPUが大きく変わります(推奨GPU再評価)。
風燕伝(Where Winds Meet)|荒野は軽く、都市はCPUで重い基本無料で間口は広いのに、人口の多い都市部だけCPU律速で一気に重くなる二面性タイプ。GPUを強化しても都市は直らないのが落とし穴です(推奨スペックと設定)。
FF7リバース|VRAMと相性の条件付き平均fpsは素直ですが、4K最高設定はVRAM 12GB以上が推奨で8GB機は明確に失速。さらにFSR非対応(AMD勢に不利)・120fps上限という条件が付きます(DLSS 4のフレーム生成には対応済み)(おすすめ設定ガイド)。
逆の例|UE5でも軽いゲームはある
「UE5=重い」と思われがちですが、たとえばARC RaidersはUE5採用ながら軽快に動く好例です(そのぶんCPU依存が強めという個性はあります)。エンジンではなく作り込みと最適化で重さは決まる——これがランキングを見るうえでの前提です(必要スペック解説)。
早見表ゲーム×解像度|60fps・144fpsに必要なGPU
定番の重量級8タイトルについて、目標fpsごとに必要なGPUの目安を一覧化しました。ネイティブ描画・レイトレOFF基準です(同等のAMD GPU=RX 9060 XT≒RTX 5060級、RX 9070≒RTX 5070弱、RX 9070 XT≒RTX 5070 Ti級でも同じ目安になります)。
※「DLSS必須」「困難」は、ネイティブ描画では現行最上位GPUでも到達が難しいことを意味します(DLSS 4.5やFSRの活用が前提)。数値は実測と性能比からの概算を組み合わせた目安で、パッチにより変動します。モンハンワイルズは最適化パッチ後の基準です(重い場面では最低fpsが60を割ることがあります)。FF7リバースはfps上限120のため144fps到達は不可です。
逆引きあなたのGPUで快適に遊べるタイトル
逆に「手持ちのGPUでどれが快適か」を一覧にしました。WQHD・最高画質・ネイティブ描画基準の◎○△×評価です(◎=100fps級/○=60fps以上/△=60fps未満/×=実用困難)。
※数値はfps目安(一部は実測、一部は性能比からの概算)。FF7リバースは120fps上限のため頭打ち表示です。DLSS/FSRを併用すれば△評価でも快適域に届くタイトルが多くあります。
注目枠次に「ランク入り」しそうな新作
Halo: Campaign Evolved(7月28日配信)|4K UltraはRTX 4080級UE5リメイクで、公式要件は4K UltraにRTX 4080+メモリ32GBという重量級。配信後の実測次第でA級以上が濃厚です(推奨スペック解説)。
DOOM: The Dark Ages 拡張「Revelations」(7月7日配信)レイトレ必須の本編(A級)に大型拡張が登場。新マップでの負荷変化は配信後に検証し、必要に応じて本ランキングへ反映します。
※新作の格付けは配信後の実測確認を経て追加します。本ランキングは大型新作・パッチのたびに見直す「生きているランキング」として運用します。
重さの正体タイプ別|どこにお金をかければ快適になるか
ここまでのタイトルを見ると、「重い」には4つのタイプがあることが分かります。自分が遊びたいゲームのタイプに合わせて強化ポイントを選ぶのが、最も無駄のない投資です。
GPU描画が重い(CODE VEIN II・明末など)王道の重さ。対策はGPUのグレードアップ+DLSS/FSRの活用です。ミドルなら設定の「効く項目」を下げるだけでも大きく改善します。
VRAMを食う(仁王3・inZOI・Borderlands 4)fps以前にテクスチャ・安定性が破綻するタイプ。VRAM 12〜16GBのGPUを選ぶのが根本対策で、性能が同じでもVRAM容量で体験が変わります。
CPUが律速(MSFS 2024・風燕伝の都市)GPUを替えても直らないタイプ。ゲームに強いCPU(3D V-Cache系)と描画距離系の設定調整が効きます。買い替え時はGPU偏重にしない判断が必要です。
パストレーシング(アラン ウェイク 2・プラグマタ・レクイエム)「最高の絵」を選んだ場合だけ発動する重さ。RTX上位+DLSS(フレーム生成・Ray Reconstruction)の総合力勝負で、オフにすれば一気に軽くなる「選択制」でもあります。
現実解重量級を快適に遊ぶためのおすすめ構成
S級・A級まで視野に入れるなら、基準は「VRAM 16GB+DLSS/FSRの最新世代+ゲームに強いCPU」です。この基準で、費用対効果の高い選択肢を挙げます。
重量級の本命GPU|16GB+DLSS 4.5 MFGMSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GBS級〜A級を最高画質で狙うなら本命の1枚。VRAM 16GBでパストレ級のVRAM要求にも余裕があり、DLSS 4.5のフレーム生成で「RTX 5090でも重い」クラスのタイトルを現実的なfpsに引き上げられます。WQHD高設定〜4K入門まで長く戦えます(※価格は2026年7月時点の目安・変動あり、最新はリンク先で確認)価格目安:約180,000円~Amazonで価格を見る
重量級対応の完成品|9800X3D+16GB VRAMフロンティア FRXAB850W/A(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)PCごと新調するならこの構成。ゲーム最強クラスのRyzen 7 9800X3DがMSFSや風燕伝の都市のような「CPUが律速するタイプの重さ」に効き、VRAM 16GBのRX 9070 XTがVRAM食いのタイトルを受け止めます。4タイプの重さ全部に強い、隙のない一台です(※価格は2026年7月時点の目安・変動あり、最新はリンク先で確認)約415,000円前後2026年6月時点フロンティア公式で詳細を見る
FAQよくある質問
結局、今一番重いPCゲームはどれですか?
「最高の絵を出そうとしたときの重さ」ならアラン ウェイク 2やプラグマタのパストレーシング、「通常設定でも最上位GPUが妥協を強いられる」ならCODE VEIN II(ネイティブ4Kの安定60fpsがRTX 5090でも不可)が筆頭です。重さの軸で答えが変わるので、本文のティア表とタイプ分類をご覧ください。
RTX 5090を買えば全部快適になりますか?
なりません。ネイティブ4K60に届かないタイトル(CODE VEIN II等)やパストレ級はRTX 5090でもDLSS前提ですし、CPUが律速するタイプ(MSFS 2024・風燕伝の都市)はGPUを替えても直りません。「重さの正体」に合わせた投資が必要です。
VRAMは何GBあれば安心ですか?
本ランキングの重量級を見る限り、快適ラインは12GB、安心ラインは16GBです。仁王3(実消費10GB超)・Borderlands 4(4K最高で使用最大15GB級)・プラグマタのパストレ(約17GB)と、VRAM要求は年々上がっています。8GBはフルHD+設定調整前提と考えてください。
重いゲームが快適に動けば、他のゲームも大丈夫?
おおむねその通りで、S級・A級が動く構成なら大半のゲームは余裕です。ただし「重さのタイプ」が違うと例外が出ます(例:GPU重量級が快適でも、CPU律速のMSFS 2024は別問題)。本文のタイプ分類で自分の遊ぶ系統を確認するのが確実です。
このランキングは今後更新されますか?
はい。大型新作の発売やパッチによる改善(モンハンワイルズのように発売後大きく変わる例があります)を踏まえて、格付けは随時見直します。各タイトルの最新状況は、リンク先の個別記事が一次情報です。
まとめ「一番重い」を知れば、無駄のない投資ができる
総合王者をあえて決めるなら、通常設定の最重量王=CODE VEIN II(ネイティブ4Kの安定60fpsが最上位GPUでも不可)、最高画質の限界王=アラン ウェイク 2とプラグマタのパストレーシング(フラグシップ+DLSS前提)です。ただし重さの正体はGPU・VRAM・CPU・パストレの4タイプに分かれ、対策はそれぞれ別物——これがこのランキングの一番の結論です。
遊びたいタイトルがどのティア・どのタイプかが分かれば、GPUに全額つぎ込むべきか、VRAM 16GBを優先すべきか、CPUを強くすべきかが見えてきます。買い替えの具体的な選び方は、関連記事もあわせて参考にしてください。
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