グラフィックボード格付けランキング【2026年4月最新】SS王者はRTX 5070 TiとRX 9070 XTの2枚|全15モデル辛口評価

2026年のグラボ選びの答えは
「2枚のSS」に集約する。
2026年4月のGPU市場は、「総合最強」と「コスパ最強」の2つの頂点が明確に分かれました。RTX 5070 Ti(¥165,000)は DLSS 4.5マルチフレーム生成とRT性能で揺るぎない総合王者、一方のRX 9070 XT(¥95,000・22%値下がり)はコスパで圧倒的優位に立つ値下がり後の怪物です。このページでは2026年4月時点で購入可能な主要GPU全15モデルをSS〜NGの6段階で辛口評価し、「今買うべき一台」と「絶対に避けるべき一台」を明確にします。
2026年4月 グラフィックボード格付けランキング一覧
本記事の結論です。各ランクの詳細な解説と根拠は下のセクションで確認できます。
2026年の2大王者。DLSS 4.5+RT重視ならRTX 5070 Ti、コスパ・VRAM重視ならRX 9070 XT
4K最高画質〜8Kまでの最強格。予算度外視なら頂点はここ
WQHDの定番ミドルハイ。9070はVRAM 16GB、5070はDLSS優位。用途で選ぶ
フルHD〜WQHD入門。16GBモデル限定でベストバイになりうる
積極的には推薦しにくいが、特定条件下では選択肢になりうる
価格・VRAM・性能のいずれかに明確な問題あり。今から選ぶ理由がない
このランキングの評価基準
① 実売価格(コスパ)
定価ではなく2026年4月時点の実売最安値で判定。RX 9070 XT のように発売時より値下がったモデルは相対的に評価が上がります。
② VRAM容量と安定性
16GB以上を「長く使える基準」と設定。8GBモデルは2026年の重量級タイトルで限界を示し、明確に減点対象です。
③ AI機能(DLSS / FSR)
DLSS 4.5マルチフレーム生成(RTX 50専用)と FSR 4(RDNA 4専用)の実用品質を加味。対応タイトル数と品質で評価します。
2026年4月の大きな変化:RX 9070 XT が22%値下がり
Radeon RX 9070 XT は2026年1月のピーク¥144,000から4月には¥95,000まで約22%値下がりしました(AKIBA PC Hotline!・価格.com)。原因はNVIDIA優位の市場での需要冷却と在庫積み上がり。一方で RTX 5070 Ti は在庫減少で¥165,000台から値上がり傾向。この価格逆転が 2026年のGPU市場の構図を大きく塗り替え、9070 XT を SS ランクの「ベストバイ」として位置付けます。
SS ランク ── 2026年の2大王者
「総合最強」と「コスパ最強」の2頂点。どちらを選んでも後悔しない
GeForce RTX 5070 Ti
DLSS 4.5 のマルチフレーム生成(RTX 50専用)と RT性能で2026年の総合王者です。対応タイトルでは体感fpsが実質2〜4倍になり、レイトレーシング重量級ゲームでは RX 9070 XT を20〜30%上回る圧倒的なパフォーマンスを発揮します。DLSS対応タイトル(700+)も豊富で、NVIDIA エコシステム(NVENC・Broadcast・CUDA)の幅も最大の強み。「失敗したくない・DLSS/RT重視・長期で使いたい」という王道派にはこちらが絶対の選択です。
- DLSS 4.5 マルチフレーム生成で体感fpsが2〜4倍に
- RT性能は RX 9070 XT 比で平均20〜30%上
- 16GB GDDR7 で長期利用に対応
- DLSS対応タイトル700+ と NVENC/Broadcast エコ充実
- WQHD最高画質〜4K入門まで完全カバー
- RX 9070 XT より約7万円高価
- 12V-2×6 対応電源が必要(750W以上)
Radeon RX 9070 XT
RTX 5070 Ti のラスタライズ性能の約95%を、7万円安い価格で実現する2026年のコスパ怪物です。16GB GDDR6は長期利用で最重要なVRAM不足リスクを回避し、FSR 4の品質もRDNA 4で飛躍的に向上。WQHD最高画質〜4K入門までカバーでき、RT性能にこだわらなければ価格・性能の両面で最適解です。「予算10万以下でハイエンド級性能」を狙うならこちらが絶対の選択。DLSS 4.5が必須の場合のみRTX 5070 Tiを検討してください。
- RTX 5070 Ti の約95%のラスタライズ性能を¥95,000で実現
- 16GB GDDR6で将来のVRAM不足リスクが極めて低い
- FSR 4(RDNA 4専用のAI超解像)が実用レベルに大幅進化
- TDP 304W で750W電源で動作可能(12V-2×6非必須)
- WQHD最高画質/144fps以上を安定して実現
- RT性能は RTX 5070 Ti に平均20〜30%劣る
- DLSS非対応。DLSS重視のゲーマーには不向き
S ランク ── 4K/8K 最強格
予算度外視で頂点を求めるなら。SSより高価だが4K最高画質の余裕はこちら
RTX 5090
存在自体が価格帯のジョークですが、性能は本物です。32GBのGDDR7とBlackwell世代のAIエンジンは現時点で他の追随を許しません。4K/144fps安定・8K対応・Stable Diffusion XL級のローカルLLM運用まで一枚で完結できる唯一無二のGPUです。ただし2026年は在庫不足で値上がり傾向。DRAM高騰の影響で今後¥78万円まで上がる噂も。
- 2026年の全タイトルで4K最高画質を余裕でこなす
- 32GB VRAMはローカルAI・LLM推論でも無双
- DLSS 4.5マルチフレーム生成で体感fpsを大幅底上げ
- 実売60万円超。電源・ケースも選ぶ
- TDP 575W。1000W以上の12V-2×6対応電源ユニットが必須
RTX 5080
RTX 5090の約70%の性能を、半額以下で実現しています。4K最高画質でゲームをしながら配信・録画を同時にこなせるため、ハイエンドゲーマーにとっての「現実的な最強解」です。16GBのGDDR7は当面のゲーミング用途で不足することはないでしょう。価格は2026年4月時点で2025年12月並みに落ち着き、いま買える数少ない「下げ局面のハイエンド」です。
- RTX 5090比70%の性能を半額以下で実現
- 4K/60fps以上を重量級タイトルでも安定して維持
- デュアルエンコーダーでゲーム+高画質配信も余裕
- それでも高価。予算に余裕がある人向け
- TDP 360W。850W以上の12V-2×6対応電源が必要
A ランク ── WQHD定番ミドルハイ
「DLSS重視で12GB」か「コスパ重視で16GB」か。用途で選ぶ2択
RTX 5070
WQHD/60fps以上を安定して維持しつつ、DLSS 4.5の恩恵を最大限に活かせるミドルハイの定番です。VRAMは12GBとAランク内では少なめですが、WQHD環境の現時点のゲームでは十分機能します。「DLSS 4.5重視で予算10万前後」ならこちら、「VRAM重視・コスパ重視」ならRX 9070を選ぶのが基本的な判断軸です。
- WQHD安定60fps以上。DLSS 4.5で数値以上の快適さ
- マルチフレーム生成で対応タイトルの体感fpsが飛躍的に
- TDP 250Wで消費電力と性能のバランスが良い
- 12GB VRAMは同価格帯のRX 9070(16GB)に劣る
RX 9070
RTX 5070と同価格帯で16GBのVRAMを搭載し、ラスタライズ性能はRTX 5070を上回る場面もあります。「DLSS vs FSR」の好みと将来のVRAM余裕のどちらを取るかが判断軸になります。WQHD環境でコスパを重視するならRX 9070、DLSS対応タイトルを多くプレイするならRTX 5070という選び方が一般的です。RX 9070 XT との価格差は¥3,000程度の逆転現象も発生中。
- 16GB VRAMはRTX 5070(12GB)に対して有利
- ラスタライズ性能はRTX 5070とほぼ同等〜わずかに上
- TDP 220Wと省電力でケースの自由度が高い
- DLSS非対応。NVIDIAが強いタイトルでは差が出る
B ランク ── 条件付きベストバイ
フルHD〜WQHD入門。目的が一致すれば優秀な選択肢
RTX 5060 Ti 16GBのみ
フルHD〜WQHD入門として機能する新定番です。ただし16GBモデル限定という条件が付きます。8GBモデルとは1440pで約18%の性能差があり(後述NG欄参照)、価格差1万円を考えれば16GBを選ばない理由がありません。DLSS 4.5との組み合わせで、スコア以上の快適さを体感できます。
- 16GBモデルはWQHD入門として十分な性能
- DLSS 4.5対応。NVIDIA Reflexで遅延最小化
- TDP 180Wで既存PCへの換装もしやすい
- 8GBモデルは完全に別物。必ず16GBを選ぶこと
- 同価格帯のRX 9070と比較するとコスパで劣る
RX 9060 XT
RTX 5060 Ti 16GBより安価でありながら、フルHD〜WQHD入門として十分な性能を持ちます。8GB/16GBの2モデルが展開されており、こちらも16GBモデルを強く推奨します。FSR 4対応で長期的な使いやすさも確保。「できるだけ予算を抑えながらWQHDに手を出したい」という方への現実的な選択肢です。
- RTX 5060 Ti 16GBより安価でほぼ同等の実用性能
- RDNA 4世代のFSR 4でAI超解像が実用レベルに
- TDP 160Wで450W電源でも動作可能
- 16GBモデルは品薄になりやすい。入手性を要確認
C ランク ── 積極的には推薦しにくい
特定条件では選択肢になるが、大半の人にはより良い選択がある
Arc B580
5万円以下で12GBのVRAMを持ち、フルHD性能は価格帯では最高水準です。ただしIntelのGPUドライバはまだ発展途上で、タイトルによって動作不安定や最適化の遅れが生じることがあります。自作経験者・ドライバ問題を自力で解決できる方に限り、コスパ目的での選択肢になります。
- 5万円以下で12GB VRAMという希少な組み合わせ
- フルHD性能は価格帯トップクラス
- ドライバ安定性とゲーム互換性に不安が残る
- 初心者・トラブル対処に不慣れな方には非推奨
RTX 5060
フルHD向けとしてDLSS 4.5が使えるのは魅力ですが、8GBのVRAMが将来性のネックです。重量級タイトルの高テクスチャ設定で早くも詰まる場面が出始めており、RTX 5060 Ti 16GBとの価格差が縮まっている場合は迷わず上位モデルへ回すことを推奨します。
- DLSS 4.5対応でフルHD環境では快適に動作
- TDP 145Wで既存PCへの換装ハードルが低い
- VRAM 8GBは2026年時点でも将来性が不安
- RTX 5060 Ti 16GBとの差額が小さければ上位推奨
RX 7900 XTX 前世代
前世代ながら24GBという大容量VRAMが独自の強みで、AI用途や大容量テクスチャ環境では今も現役です。ただし同価格帯にRTX 5070 TiやRX 9070 XTという新世代の選択肢が揃っており、前世代に同額を払う合理的な理由は薄くなっています。大幅値下がり後に入手できる場合のみ検討価値があります。
- 24GB VRAMは新世代含めても最大クラス
- ラスタライズ性能はRTX 5070 Tiに近い水準
- 同価格帯に新世代の強力な対抗馬あり
- RTレースはRDNA 3世代で明確に劣る
RTX 3060 12GB 再生産
TSMC 4NP調達難によりNVIDIAが2026年に再生産を決定した異例の旧世代GPU。4万円前後で12GBのVRAMが手に入るのは希少ですが、新世代との性能差は歴然で、DLSS 4.5も非対応です。「今すぐ安く・VRAM重視」という限定的な需要にのみ応えるモデルです。
- 4万円前後でVRAM 12GBという希少な組み合わせ
- フルHD軽量タイトルなら現役で使えるレベル
- 性能はRTX 5050と同水準。新世代とは世代差あり
- DLSS 4.5非対応(DLSS 2世代止まり)
NG ランク ── 今から選ぶ理由がない
価格・VRAM・性能のいずれかに明確な問題がある
RTX 5060 Ti 8GB
同じRTX 5060 Tiの16GBモデルと比較して、1440pで約18%遅くなります。その価格差はわずか1万円。つまり1万円余分に払えば18%速い16GBが手に入るのに、あえて8GBを選ぶ合理的な理由はありません。Tom’s Hardwareは「8GBモデルは存在理由がない」と結論付けています。
- 16GBモデルとのコスパ差が歴然(約1万円で18%差)
- 1440pでVRAM不足によるフレーム落ちリスクが高い
- 同価格帯に明らかに優れた選択肢(16GB版)が存在する
RTX 5050
約5万円という価格に対してコスパが最悪のクラスです。実測でRTX 4060やArc B580(いずれも安価)に負ける場面が複数のレビューで確認されており、XDA Developersは「時間とお金の無駄」と明確に評しています。8GB VRAMも将来性がなく、5万円を出すならRX 9060 XTかRTX 5060 Ti 16GBに回すべきです。
- 旧世代GPUに実測で負けるケースが複数報告
- 8GB VRAMで将来性なし
- 同価格にRX 9060 XTやArc B580という強力な選択肢あり
RTX 4060 新品購入
前世代のGPUを今から新品で買う理由はほぼありません。同価格帯でArc B580(12GB VRAM)やRTX 5060が存在しており、DLSS 4.5も使えないRTX 4060を選ぶメリットは皆無に近いです。中古で大幅値下がりしているなら一考の余地がありますが、新品価格での購入は推奨しません。
- DLSS 4.5非対応(最大のデメリット)
- 同価格にArc B580(12GB)やRTX 5060という選択肢あり
- 新品価格では明らかに割高
なぜ VRAM 16GB が必須なのか? 8GBで何が起こるか
2026年のGPU選びで最も重要な判断軸は「VRAM容量」です。「16GBが安全ライン」と言い切る理由を、主要タイトルのVRAM使用量実測から確認します。
8GBでは重量級タイトルの「高設定 + WQHD」で既に破綻
2025年頃から続く「VRAM 8GBでは足りない問題」が、2026年では決定的になりました。Indiana Jones and the Great Circle・Silent Hill 2 Remake・Monster Hunter Wilds など複数の重量級タイトルで、8GBモデルはWQHD高設定でテクスチャがロード失敗し、フレーム落ちや画像欠けが発生します。16GB搭載モデルでは同じ設定で安定。これが RTX 5060 Ti 8GB や RTX 5050 を NG ランクに置く最大の理由です。
主要タイトル VRAM使用量(WQHD 高〜最高設定)
Great Circle / 4K RT
WQHD 高
WQHD RT Overdrive
WQHD 高
WQHD 高
WQHD 最高
WQHD RT
※ 2026年4月時点。8GB超のタイトルが約70%。WQHD以上では16GB搭載モデル以外選ぶ意味がない状況です。
GPU単体価格 vs プラットフォーム総コスト比較
GPU本体価格だけで比較すると、RX 9070 XT(¥95,000)と RTX 5070 Ti(¥165,000)の差は¥70,000です。しかし実際に動かすには電源ユニット(RTX 50は 12V-2×6 対応必須)とケースが必要で、総コストで比較するとGPUランク毎の投資額が見えてきます。以下は主要4構成の総コスト試算です。
RX 9070 XT + 750W電源
SSランク・2026年コスパ最強
- GPU16GB GDDR6・RDNA 4¥95,000
- 電源750W Gold 8pin×2¥13,000
- ケースATXミドル 標準¥9,000
RTX 5070 Ti + 750W電源
DLSS 4.5重視・RT性能最優先
- GPU16GB GDDR7・Blackwell¥165,000
- 電源750W Gold 12V-2×6¥18,000
- ケースATXミドル 標準¥9,000
RTX 5080 + 850W電源
4K最高画質・現実的な最強
- GPU16GB GDDR7・TDP 360W¥220,000
- 電源850W Gold 12V-2×6¥22,000
- ケースATXフル エアフロー¥12,000
RTX 5090 + 1000W電源
4K/8K最強・AI用途兼用
- GPU32GB GDDR7・TDP 575W¥599,800
- 電源1000W Platinum 12V-2×6¥30,000
- ケースATXフル 高エアフロー¥15,000
※ 2026年4月時点の実売最安値を基準に試算。RTX 50シリーズは12V-2×6 ネイティブ対応電源が必須(変換アダプタは公式非推奨・発煙事例あり)。RX 9070 XT は従来の 8pin×2 で動作可能なため電源コストが低く、総コストでも NVIDIA系より¥70,000〜¥530,000安くなります。
ベンチマークスコア比較
格付けの数値的根拠です。3DMark Time Spy Graphicsスコアを基に、RTX 5090を100としたときの相対値でバーを表示しています。
GPU ベンチマークスコア比較(RTX 5090 = 100)
※2026年4月時点。3DMark Time Spy Graphics Scoreに基づく。RTX 5090を100としたときの相対値でバーを表示。
★ SSランクは2枚並列:RTX 5070 Ti(総合最強・DLSS 4.5+RT)と RX 9070 XT(コスパ最強・¥95,000)
1% Low fps 比較(VRAM不足によるカクつきが見える指標)
平均fpsが高くても、最小fps(1% low)が低いとゲームがカクつきます。特にVRAM 8GBモデルは 1% low で大きく落ち込みます。Cyberpunk 2077・Monster Hunter Wilds・Horizon Zero Dawn Remastered の WQHD 高設定平均。
※ Cyberpunk 2077・Monster Hunter Wilds・Horizon Zero Dawn R の WQHD高設定平均。RTX 5060 Ti 8GB は 1% Low が 29fps まで落ち込み、実プレイで明らかなカクつきが発生。これが NG 評価の実測的根拠です。
解像度から選ぶ GPU
「どの解像度で、何fpsを出したいか」が決まれば、GPUの選択肢は自動的に絞られます。予算より先に解像度を確定させるのが後悔しない買い方です。
RX 9060 XT 16GB(Bランク)
フルHDで60〜144fpsを安定させたいなら、RX 9060 XT 16GBがコスパ最優秀です。予算を5万円以下に抑えるならArc B580も候補になりますが、ドライバ問題に自力で対処できる方限定です。RTX 5060は8GB VRAMがネックで、フルHDでも重量級タイトルでは将来性が不安です。
RX 9070 / RTX 5070(Aランク)
WQHD/高fps(60〜144fps)を狙うなら、RX 9070とRTX 5070がほぼ同価格の2大候補です。VRAM 16GBを重視するならRX 9070(¥99,000)、DLSSのエコシステムを優先するならRTX 5070(12GB・¥105,000)という選び方が基本です。どちらも予算10万円前後で収まります。
〜4K 〜3840×2160
RTX 5070 Ti(SSランク・総合最強)/ RX 9070 XT(SSランク・コスパ最強)
2026年4月の2大王者。DLSS 4.5 のマルチフレーム生成とRT性能を重視し、対応タイトルで体感fpsを2〜4倍にしたいなら RTX 5070 Ti(¥165,000)。VRAM 16GB とコスパを最優先するなら RX 9070 XT(¥95,000)。価格差は¥70,000ですが、NVIDIA エコシステム(NVENC・Broadcast・CUDA)の価値を取るか、浮いた予算を CPU・メモリに回すかの判断です。
RTX 5080(Sランク)
4Kを最高画質で60fps以上安定させたいなら、RTX 5080が「現実的な最強解」です。RTX 5090は性能でRTX 5080を約30%上回りますが、価格差は2倍以上。DLSS 4.5のマルチフレーム生成を活用すれば、RTX 5080でも4K/高fpsは十分実現できます。
予算別ベストバイ早見表
「いくら出せるか」が決まっているなら、この表から選んでください。
おすすめグラボ|ランク別の最適解
各GPUモデルはASUS・MSI・Sapphire・PowerColorなど複数のAIBメーカーから発売されています。GPU性能はほぼ同じですが、冷却設計・静音性・サイズ・価格に差があります。各ランクでコスパと信頼性のバランスが取れたカードを紹介します。

MSI GeForce RTX 5080 16G VENTUS 3X OC
RTX 5090の約40%引きで4K最高画質を実現できる、「現実的な最強」グラボです。DLSS 4.5のマルチフレーム生成対応で、対応タイトルでは表示fpsが飛躍的に向上します。RTX 5090との性能差は約30%ですが価格差は2倍以上あるため、上位モデルを目指す方はまずこちらが最適解です。

MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
WQHD最高設定〜4K中設定まで快適に動作するプレミアムミドルハイです。DLSS 4.5のマルチフレーム生成対応で4K/60fps以上も実用的になります。RX 9070 XTより約6万円高いですが、RTXエコシステム(DLSS・RT・NVIDIA Broadcast)を重視するなら最良の選択です。

SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 XT 16GB
WQHD環境でのコストパフォーマンスが最も優れたカードです。RTX 5070 Tiと比べて約6万円安く、WQHD/144fps以上を安定して達成します。FSR 4(RDNA 4専用のAI超解像)の品質も大幅に向上しており、AMD派にとって現時点の最適解です。

MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC
WQHD/60〜144fps帯を10万円台前半で実現するコスパ重視のAランクです。RX 9070 XTとほぼ同価格帯ながらDLSS 4.5のマルチフレーム生成が使える点が強み。VRAMは12GBとRX 9070 XT(16GB)より少なめですが、現行タイトルのWQHD環境では十分機能します。

SAPPHIRE PULSE Radeon RX 9070 16GB
9万円台でWQHD/高fps環境を実現できる、コスパ重視のAランク筆頭です。16GBのVRAMはこの価格帯では圧倒的な優位点。RTX 5070とほぼ同価格帯でVRAMが多く、FSR 4対応で将来のタイトルにも余裕を持って対応できます。DLSS不要でAMD志向ならこちらが先にきます。

MSI GeForce RTX 5060 Ti GAMING OC 16G
フルHD最高設定からWQHD中高設定まで安定したNVIDIA製ミドルレンジです。DLSS 4.5のマルチフレーム生成(RTX 50世代専用)に対応し、対応タイトルでは実効フレームレートが大幅に上昇します。16GBのVRAMも将来を見越した安心感があります。

PowerColor Reaper AMD Radeon RX 9060 XT 16GB
フルHD〜WQHD入門として最もコストパフォーマンスが高い1枚です。16GBのVRAMはこの価格帯では飛び抜けており、FSR 4対応で将来の高解像度タイトルにも余裕を持って対応できます。同価格帯のNVIDIA製品よりVRAM量で勝ります。

ASRock Intel Arc B580 Challenger 12GB OC
4万円台で12GBのVRAMを確保できる唯一の選択肢です。同価格帯のRTX 5050(8GB)に対してVRAMで大きな優位があり、フルHDゲームと動画編集の兼用にも余裕があります。ドライバの成熟度は上がっており、基本的なゲームには問題なく対応します。
全モデル スペック比較表
格付けの根拠となったスペック詳細です。横スクロールで全列を確認できます。
| メーカー | ランク | モデル アーキテクチャ | スコア | 参考価格 (税込) | クロック Base/Boost | 演算ユニット SM/CU/Xe | コア数 CUDA/SP | VRAM バス幅 | TDP 推奨電源 | 格付け | 詳細 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| NVIDIA | S | RTX 5090Blackwell | 48,500 | ¥599,800〜 | 2010/2410MHz | 170 SM | 21760 | 32GB GDDR7 512-bit | 575W / 1000W | S | 詳細 |
| NVIDIA | S | RTX 5080Blackwell | 34,200 | ¥220,000〜 | 2300/2620MHz | 84 SM | 10752 | 16GB GDDR7 256-bit | 360W / 850W | S | 詳細 |
| AMD | C | RX 7900 XTXRDNA 3 | 31,100 | ¥190,000〜 | 2300/2500MHz | 96 CU | 6144 | 24GB GDDR6 384-bit | 355W / 800W | C | 詳細 |
| NVIDIA | SS | RTX 5070 TiBlackwell | 28,800 | ¥165,000〜 | 2300/2450MHz | 70 SM | 8960 | 16GB GDDR7 256-bit | 300W / 750W | SS | 詳細 |
| AMD | SS | RX 9070 XTRDNA 4 | 26,200 | ¥95,000〜 | 2400/2970MHz | 64 CU | 4096 | 16GB GDDR6 256-bit | 304W / 750W | SS | 詳細 |
| NVIDIA | A | RTX 5070Blackwell | 23,500 | ¥105,000〜 | 2330/2510MHz | 48 SM | 6144 | 12GB GDDR7 192-bit | 250W / 650W | A | 詳細 |
| AMD | A | RX 9070RDNA 4 | 21,800 | ¥99,000〜 | 2070/2520MHz | 56 CU | 3584 | 16GB GDDR6 256-bit | 220W / 650W | A | 詳細 |
| NVIDIA | B | RTX 5060 Ti 16GBBlackwell | 16,400 | ¥85,000〜 | 2410/2570MHz | 36 SM | 4608 | 16GB GDDR7 128-bit | 180W / 600W | B | 詳細 |
| NVIDIA | NG | RTX 5060 Ti 8GBBlackwell ⚠ 非推薦 | 13,500 1440p実測 | ¥75,000〜 | 2410/2570MHz | 36 SM | 4608 | 8GB GDDR7 128-bit | 180W / 600W | NG | 詳細 |
| AMD | B | RX 9060 XTRDNA 4 | 14,500 | ¥70,000〜 | 2530/3130MHz | 32 CU | 2048 | 16GB GDDR6 128-bit | 160W / 450W | B | 詳細 |
| NVIDIA | C | RTX 5060Blackwell | 11,400 | ¥58,000〜 | 2280/2500MHz | 30 SM | 3840 | 8GB GDDR7 128-bit | 145W / 550W | C | 詳細 |
| Intel | C | Arc B580Battlemage | 10,500 | ¥45,000〜 | 2670/2850MHz | 20 Xe | 2560 | 12GB GDDR6 192-bit | 190W / 600W | C | 詳細 |
| NVIDIA | C | RTX 3060 12GBAmpere(再生産) | 8,849 | ¥40,000〜 | 1320/1777MHz | 28 SM | 3584 | 12GB GDDR6 192-bit | 170W / 550W | C | 詳細 |
| NVIDIA | NG | RTX 5050Blackwell ⚠ 非推薦 | 8,200 | ¥50,000〜 | 2310/2570MHz | 20 SM | 2560 | 8GB GDDR6 128-bit | 130W / 550W | NG | 詳細 |
| NVIDIA | NG | RTX 4060Ada Lovelace ⚠ 新品購入非推薦 | 8,498 | ¥45,000〜 | 1830/2460MHz | 24 SM | 3072 | 8GB GDDR6 128-bit | 115W / 550W | NG | 詳細 |
最終更新:2026.04.19※実売価格はショップ・在庫状況により変動します。RX 9070 XT はピーク比22%値下がり、RTX 5090 は在庫減で値上がり傾向。
全モデル・レビュー記事インデックス
各モデルの詳細なベンチマーク結果と実機レビュー記事にアクセスできます。ランクバッジは格付けランキングと同じ評価です。
NVIDIA GeForce
RTX 50シリーズ 2026最新
RTX 40 / Ampere 前世代
Intel Arc
Battlemage 2025年末
GPU選びに迷ったら読みたいガイド
格付けランキングだけでは判断しにくい「基礎知識」「モデル同士の詳細比較」「プラットフォーム選定」の記事を集めました。
グラボ購入前に確認したい3つのポイント
スペックと格付けが決まったら、最後にこれだけ確認してください。
VRAMは「16GB以上」を基準にする
2026年の重量級タイトルでは、8GBではテクスチャ品質を落とさざるを得ない場面が増えています。フルHD環境でも長く使うなら16GBを選ぶことを推奨します。特にRTX 5060 Ti 8GBがNGランク扱いである点は、購入前に必ず頭に入れておいてください。
電源ユニットの容量と補助電源コネクタを確認する
RTX 50シリーズは12V-2×6コネクタが標準です。既存の8ピンケーブルから変換アダプタを使う方法は公式非推奨(発火リスク)です。ネイティブ12V-2×6対応の電源ユニットかどうかを必ず確認してから購入してください。
「DLSS vs FSR」の選択は遊ぶゲームで決める
NVIDIAのDLSS 4.5はマルチフレーム生成まで対応しており、対応タイトルでの優位性は明確です。AMDのFSR 4も大幅に進化し、多くのタイトルで実用レベルになっています。自分がよく遊ぶゲームのDLSS/FSR対応状況を事前に調べることが、後悔しない選択につながります。
よくある質問
SSランクが RTX 5070 Ti と RX 9070 XT の2枚並列なのはなぜ?
2026年4月のGPU市場は「総合力」と「コスパ」で頂点が2つに分かれているためです。RTX 5070 Ti(¥165,000)は DLSS 4.5マルチフレーム生成と RT性能で対応タイトルの体感fpsを2〜4倍にする圧倒的な総合王者。一方RX 9070 XT(¥95,000・22%値下がり)はラスタライズ性能で 5070 Ti の95%を7万円安く実現する値下がり後の怪物です。DLSS対応タイトルを多くプレイする・RT性能を重視する・NVIDIAエコシステム(NVENC・CUDA)を活かしたいなら RTX 5070 Ti、コスパと VRAM 16GBを重視するなら RX 9070 XT。どちらを選んでも後悔しない構成なので、並列 SS としました。詳細はRX 9070 XT 価格分析も参照してください。
DLSS 4.5 と FSR 4 はどちらが優秀ですか?
品質は DLSS 4.5 が依然として明確に優位です。特にRTX 50専用の「マルチフレーム生成」はフレーム補間で実効fpsを2〜4倍にする強力な機能で、対応タイトルでは RX 9070 XT と同等の性能を RTX 5070 Ti が体感的に大きく上回ります。ただし FSR 4(RDNA 4専用)も大幅に進化し、静止画クオリティ・動きのアーティファクトともに DLSS に迫る品質になりました。対応タイトル数は DLSS が 700+、FSR は 200+ で、メジャータイトルの網羅性でも NVIDIA が有利です。DLSS/FSR のどちらを重視するかで SS 2枚の選択が決まります。
RTX 5060 Ti 8GBはなぜNGなのですか?同じ5060 Tiなのに。
8GBモデルと16GBモデルは名前が同じでも性能が大きく異なります。1440p環境ではVRAM不足が発生するため、16GBモデルより約18%遅くなります。その価格差はわずか1万円。1万円追加すれば18%速いモデルが手に入るのに、あえて8GBを選ぶ合理的な理由がありません。1% low fps は 29fps まで落ち込み、実プレイでカクつきが出ます。また、RTX 5060 Ti 8GBはPCIe 4.0環境では帯域不足でさらに性能が低下する問題も報告されています。
DLSSとFSRはどちらが優秀ですか?
DLSS 4.5はRTX 50シリーズ限定の「マルチフレーム生成」が使える点で明確な優位があります。特にレイトレーシングの重いタイトルや、fpsを最大限に引き上げたい場合はNVIDIAが有利です。一方、FSR 4はRDNA 4(RX 9000シリーズ)専用のAI超解像で大幅に品質が向上しており、IntelのArcなど他社GPUでも動作する汎用性があります。よく遊ぶゲームがどちらの技術に対応しているかを事前に調べるのが、後悔しない選択につながります。
RTX 50シリーズの補助電源は本当に危険ですか?
8ピン変換アダプタを使ってRTX 50シリーズを動かすこと自体は動作しますが、NVIDIAはネイティブ12V-2×6(16ピン)対応の電源ユニットを強く推奨しています。変換アダプタの不完全な接続が原因とみられる発煙・焼損事例が複数報告されており、特にTDP 575WのRTX 5090では電源ユニットとケーブル両方の対応確認が不可欠です。RTX 50シリーズへの換装を検討する場合、電源ユニットもネイティブ12V-2×6対応品への交換を同時に検討してください。
中古のGPUは2026年でも使えますか?
用途によります。RTX 3070などのVRAM 8GB系は、重量級タイトルの高解像度設定で限界を迎えることが増えています。RTX 3060 12GB(中古2〜3万円台)はコスパ面で悪くありませんが、DLSS 4.5のマルチフレーム生成(RTX 50世代専用)は使えません。中古購入を検討するなら、VRAM 16GB以上のモデルを優先してください。特定モデルの見極め方はグラボの性能の見方・選び方ガイドで詳しく解説しています。
グラボを換装するだけでゲームは速くなりますか?
GPUが性能のボトルネックになっている場合は確実に速くなります。ただし、CPUがボトルネックになっている場合は効果が限定的です。特に144fps以上の高リフレッシュレートを目標にしている場合、CPUの処理速度がfpsを制限していることがあります。換装後も期待通りの性能が出ない場合は、CPU・メモリのXMP未有効化・ゲームのグラフィック設定などを合わせて確認してみてください。



