AM5 マザボ USB4 完全ガイド|X870/X870E で標準化した理由・Thunderbolt 4/5 との違い・ASMedia ASM4242 の中身【2026年5月】
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X870/X870E で標準化した理由 ・ Thunderbolt 4/5 との違い ・ ASMedia ASM4242 の中身
「USB4 と Thunderbolt 4 は何が違うのか」── 2024年に AMD X870 / X870E チップセットが登場した際、最大の変更点として「USB4 必須化」が発表されました。Intel のチップセットでは Thunderbolt 4 が長らく標準でしたが、AMD 側は USB4 を標準としつつ、Thunderbolt 4 認証を取得した USB4 コントローラー(ASMedia ASM4242)でカバーする路線を選びました。
この選択は単なる技術上の分岐ではなく、Intel が独占していた Thunderbolt エコシステムを、USB-IF 標準規格として開放する転換点でもあります。ASMedia ASM4242 は2024年に「世界初の non-Intel Thunderbolt 4 認証取得 USB4 ホストコントローラー」となり、X870 / X870E マザボに搭載されることで、AMD ユーザーも Thunderbolt 4 互換のドック ・ eGPU ・ 8K ディスプレイを利用できるようになりました。
一方で、2024年に発表された Thunderbolt 5 は80Gbps の双方向通信 ・ Bandwidth Boost で 120Gbps ・ PD 240Wという大幅な性能向上を持ち込み、USB4 v1.0(40Gbps)との性能差が再び拡大しています。本記事では、X870 / X870E マザボに搭載された USB4 の仕様と、Thunderbolt 4 / Thunderbolt 5 との9軸比較、PCIe Tunneling や帯域共有の罠、主要4社(ASUS / ASRock / GIGABYTE / MSI)の USB4 実装パターンを整理します。
結論を先に書くと、2026年5月時点で AM5 + USB4 が必要なら X870 / X870E マザボ一択です。B850 ・ B840 ではオプション扱いで、ベンダーによっては搭載されません。USB4 端子の本数は X870E が標準で 2口、X870 が1〜2口で、Thunderbolt 4 互換性は USB4 端子のうち少なくとも1口で確認できれば実用上問題ありません。Thunderbolt 5 を求める場合は2026年後半以降に登場予定の AMD X890 系(仮称)まで待つか、Intel 系プラットフォーム(Z890 + TB5 ドーターカード)に切り替える必要があります。
この記事でわかること
- 1分で結論|USB4 と Thunderbolt の違い 早見
- なぜ X870 / X870E で USB4 が標準化したのか | AMD のチップセット戦略
- USB4 の規格仕様 完全解説 | 40Gbps の中身
- Thunderbolt 4 / Thunderbolt 5 との違い 9軸比較
- ASMedia ASM4242 の革新性 | 世界初の non-Intel コントローラー
- USB4 と M.2 Gen5 の帯域共有問題 | PCIe レーン分配の罠
- X870 / X870E マザボ USB4 実装パターン 4社比較
- USB4 の活用ユースケース | eGPU ・ 8Kディスプレイ ・ 40Gbps SSD
- Thunderbolt 5 と USB4 v2.0(80Gbps)の将来予測
- おすすめ X870 USB4 対応マザボ 2選
- USB4 標準搭載 ゲーミングPC 2選
- よくある質問 8問
- まとめ|USB4 マザボ選びの正解
1分で結論|USB4 と Thunderbolt の違い 早見
USB4 / Thunderbolt 4 / Thunderbolt 5 の3規格を、AM5 マザボ選びの観点で最短整理した一覧表です。X870 / X870E マザボに搭載されているのは「USB4(Thunderbolt 4 互換認証あり / なし)」のいずれかで、Thunderbolt 5 は 2026年5月時点で AM5 マザボには非搭載です。
Thunderbolt 4 認証取得モデル(ASM4242 採用)なら TB4 互換ドックも利用可能。Thunderbolt 5 は 80Gbps だが AM5 マザボには未搭載。
X870 / X870E マザボのほぼ全モデルが PCIe Tunneling 対応で、eGPU や Thunderbolt SSD の利用が可能。
15インチクラスのノートPCを充電しながら使える。Thunderbolt 5 は最大240W で大型ワークステーションも対応。
B850 は USB4 オプション扱いで、ベンダーによっては非搭載。USB4 が必要なら X870 / X870E を選ぶのが安全。
判断はシンプルです──「USB4 ドック / eGPU / 8K ディスプレイを使いたい」なら X870 / X870E マザボを選ぶ。「Thunderbolt 4 互換性も欲しい」なら ASMedia ASM4242 搭載モデル(ASRock X870 Steel Legend / Nova、GIGABYTE X870 AORUS、ASUS ROG Strix X870-A 等)を選ぶ。「Thunderbolt 5 必須」なら 2026年5月時点では Intel Z890 + TB5 ドーターカード一択になります。
なぜ X870 / X870E で USB4 が標準化したのか | AMD のチップセット戦略
2024年9月の AMD X870 / X870E 発表時、AMD は「USB4 を必須仕様にする」と明言しました。これは X670E / X670 / B650E / B650 など旧世代では USB4 がオプション扱いだったのと比較して大きな変更で、AMD のチップセット戦略の転換点と言えます。背景には3つの理由があります。
AMD プラットフォームでは Thunderbolt 3 / 4 を使いたい場合、Intel JHL ホストコントローラーチップを搭載したドーターカード ・ アドオンボード経由が必要で、ハードルが高い状況でした。
USB-IF が USB4 を「Thunderbolt 3 の派生規格」として標準化したことで、ようやく AMD プラットフォームでも 40Gbps クラスの汎用高速 I/O が標準実装可能になり、AMD は X870 で「強制必須化」というシグナルを発信しました。
これにより AMD マザボメーカーが ASM4242 を搭載すれば、Intel Thunderbolt 4 ドック ・ eGPU ・ ディスプレイをそのまま使えるようになり、ユーザー体験の壁が消えました。
X870 / X870E の USB4 必須化は、ASMedia の供給安定化と同時期に発表されたことから、両者は連動した戦略と見られています。
AMD は X870 で USB4 を強制必須化することで、AM5 プラットフォームが「将来の高速 I/O デバイスにそのまま対応する」ことを保証しました。
これは Ryzen 9000 シリーズ ・ X3D CPU と組んだハイエンドビルダー向けの重要なメッセージです。
それ以前は Hot-Plug 不安定 ・ PCIe Tunneling のドライバ不足 ・ 認証エラーなどの問題があり、USB4 デバイスの実用性が限定的でした。
OS 側の成熟と AMD の X870 必須化が同時期に重なったことで、「買った瞬間からトラブルなく使える USB4」という体験が AMD プラットフォームでようやく実現したのが2024〜2026年です。Thunderbolt Share や Windows DDA など、新しい USB4 機能の対応も進んでいます。
結果として、X870 / X870E マザボは「USB4 が当然標準」という新しい AM5 の基準を確立しました。B850 ・ B840 ではコスト面から USB4 はオプション扱いとされていますが、これは「予算重視のメインストリーム」と「将来性重視のハイエンド」の差別化として機能しています。
USB4 の規格仕様 完全解説 | 40Gbps の中身
USB4 規格は USB-IF(USB Implementers Forum)が2019年に発表した、Thunderbolt 3 の仕様をベースに USB-IF 標準化したものです。X870 / X870E マザボに搭載されている USB4 は具体的に何ができるのか、規格上のスペックを整理します。
| 項目 | USB4 v1.0(X870/X870E搭載) | USB4 v2.0(2026年以降) |
|---|---|---|
| 最大速度 | 40Gbps(双方向) | 80Gbps(双方向)・ asymmetric 120Gbps |
| コネクタ形状 | USB Type-C のみ | USB Type-C のみ |
| PCIe Tunneling | オプション(X870/X870E は対応) | 必須 |
| DisplayPort Alt Mode | DP 2.1 対応 | DP 2.1 / 80Gbps 対応 |
| USB 3.2 Tunneling | 10Gbps | 20Gbps |
| USB Power Delivery | 最大100W(PD 3.1 EPR で 240W も可) | 最大240W(標準) |
| 後方互換 | Thunderbolt 3 ・ USB 3.2 / 2.0 / 1.1 | USB4 v1.0 ・ Thunderbolt 3 |
| Intel Thunderbolt 4 認証 | ASMedia ASM4242 で取得可能 | 規格未対応 |
※出典: USB Implementers Forum 公式 USB4 規格書 ・ ASMedia 製品ページ(2026年5月アクセス時点)。USB4 v2.0 対応 AM5 マザボは本記事公開時点で未発表で、AMD 次期チップセット(2026年後半〜2027年予測)での対応が見込まれます。
注目すべきは PCIe Tunneling がオプション扱いだった点です。USB4 規格上は必須ではありませんが、X870 / X870E マザボのほぼ全モデルが PCIe Tunneling を実装しているため、ユーザー側で気にする必要はありません。eGPU や Thunderbolt SSD など PCIe Tunneling を使うデバイスをそのまま利用できます。
Thunderbolt 4 / Thunderbolt 5 との違い 9軸比較
X870 / X870E に搭載された USB4 を、Intel が主導する Thunderbolt 4 / Thunderbolt 5 と9軸で比較します。同じ「USB Type-C コネクタ」で見た目は同じですが、規格上の能力差は大きいです。
| 項目 | USB4 v1.0(X870/X870E) | Thunderbolt 4 | Thunderbolt 5 |
|---|---|---|---|
| 最大速度 | 40Gbps | 40Gbps | 80Gbps(120Gbps Boost) |
| PCIe Tunneling | オプション(実装多し) | 必須(32Gbps) | 必須(64Gbps) |
| DisplayPort 出力 | 4K×2 または 8K×1(DSC) | 4K×2 または 8K×1(圧縮なし) | 8K×2(圧縮なし・60Hz) |
| USB PD 給電 | 100W 標準 | 100W 標準 | 240W 標準 |
| ホストコントローラー | ASMedia ASM4242(X870/X870E) | Intel JHL 系(独占) | Intel Barlow Ridge JHL9540 |
| 認証コスト | USB-IF 認証(オープン) | Intel 専有認証 | Intel 専有認証 |
| 後方互換 | USB 3.2 / 2.0 / TB3 | USB 3.x / TB3 | USB 3.x / TB4 / TB3 |
| AM5 標準搭載 | X870 / X870E で必須 | ASM4242 で認証取得モデルのみ | 未対応(2026年5月) |
| 主要ユースケース | eGPU ・ 8K ディスプレイ ・ 40Gbps SSD | Thunderbolt エコシステム互換 | マルチ8Kディスプレイ ・ 240W給電 |
※凡例: 緑=最良 / 黄=中程度 / 赤=該当なし。X870/X870E の USB4 は規格上は Thunderbolt 4 より少し緩い(PCIe Tunneling がオプション)が、実装上はほぼ同等の機能を持ちます。
表を見ると、X870 / X870E の USB4 は Thunderbolt 4 と実用上ほぼ同等で、認証コストの違いとホストコントローラーの違いが主な差です。Thunderbolt 5 は2026年5月時点で AM5 マザボには搭載されておらず、Intel Z890 + TB5 ドーターカードか、2026年後半以降に発表予定の AMD 次期チップセット待ちとなります。
ASMedia ASM4242 の革新性 | 世界初の non-Intel コントローラー
X870 / X870E マザボの USB4 端子の実装の中核を担っているのが、台湾 ASMedia Technology のASM4242です。本コントローラーは2024年に「世界初の non-Intel Thunderbolt 4 認証取得 USB4 ホストコントローラー」となり、AM5 プラットフォームの USB4 ・ Thunderbolt 4 互換性を支えています。
ASMedia ASM4242 搭載モデルを確認する方法──マザボの仕様欄に「USB4 (40Gbps)」と書かれているだけでなく、「Thunderbolt 4 認証」「TB4 互換」の記載があれば ASM4242 採用機種です。明示されていない場合は、メーカーサポートに問い合わせるのが確実です。本記事おすすめの ASRock X870 Steel Legend / Nova、GIGABYTE X870 AORUS Elite WIFI7、MSI MAG X870 TOMAHAWK WiFi はいずれも ASM4242 搭載モデルです。
USB4 と M.2 Gen5 の帯域共有問題 | PCIe レーン分配の罠
X870 / X870E マザボで気をつけたいのが、USB4 と M.2 Gen5 SSD が同じ PCIe レーンを共有するケースです。これは AM5 チップセットが CPU 側から引き出せる PCIe 5.0 レーン数に限りがあるため、メーカー設計によっては「USB4 を使うと M.2 Gen5 スロットの一部が無効化」「M.2 Gen5 を増設すると USB4 端子の片方が無効化」という挙動が発生します。
例えば ASUS ROG Strix X870-A Gaming WiFi では、USB4 端子を両方使うと M.2_3 スロット(Gen4 ×4)が無効化される仕様になっています。ASRock X870 Steel Legend WiFi は USB4 を使っても M.2_2 / M.2_3 が独立して動作する設計で、こちらの方が拡張性が高いです。マザボ選びの際は、仕様書の「M.2 配線表 ・ レーン共有表」を必ず確認してください。
X870 / X870E マザボ USB4 実装パターン 4社比較
主要4社(ASUS / ASRock / GIGABYTE / MSI)の代表的な X870 / X870E モデルで、USB4 実装パターンを整理します。USB4 端子の本数 ・ 配置 ・ PD 給電量 ・ Display Output 対応の違いを把握しておくと、用途別の選び方が見えやすくなります。
| メーカー / モデル | USB4 端子数 | PD 給電 | DP-Alt | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| ASUS Prime X870-P WiFi | 2口(背面) | 100W | DP-Alt 対応 | 14+2+1 80A DrMOS ・ PCIe 5.0 ・ Wi-Fi 7 |
| ASUS ROG Strix X870-A Gaming WiFi | 2口(背面) | 100W | DP-Alt 対応 | USB4 占有時 M.2_3 無効化に注意 |
| ASRock X870 Steel Legend WiFi | 2口(背面 Type-C) | 100W | DP-Alt 対応 | M.2 配線独立性が高い ・ 白基板 |
| ASRock X870E Nova WiFi | 2口(背面 Type-C) | 100W | DP-Alt 対応 | X870E フラッグシップ ・ 18+2+1 VRM ・ 5GbE LAN |
| GIGABYTE X870 GAMING X WiFi7 | 2口(Type-C + HDMI/DP) | 100W | DP-Alt 対応 | HDMI と DP も背面に搭載 |
| GIGABYTE X870E AORUS Elite WIFI7 | 2口(Type-C) | 100W | DP-Alt 対応 | 16+2+2 VRM ・ DDR5-8000 OC ・ 5年保証 |
| MSI MAG X870 TOMAHAWK WiFi | 2口(背面) | 100W | DP-Alt 対応 | 14+2+1 80A SPS ・ 5GbE LAN ・ AI ゲーミング機能 |
| MSI MAG X870E TOMAHAWK WiFi | 2口(背面) | 100W | DP-Alt 対応 | 80A SPS VRM ・ Wi-Fi 7 ・ 5G LAN |
※凡例: ◎ 標準実装 / ○ 規格通り / △ 一部制限。USB4 端子の M.2 / PCIe レーン共有仕様はマザボごとに異なるため、購入前に必ず公式仕様書を確認してください。VRM フェーズ数の詳細な比較は「AM5 マザボ VRM 完全比較ガイド」を参照ください。
主要4社すべての X870 / X870E モデルがUSB4 を背面に2口配置するパターンに揃っており、PD 100W ・ DP-Alt 対応も共通です。差別化ポイントは「M.2 レーン分配の設計」「VRM フェーズ数」「Wi-Fi / LAN 仕様」「価格」の4軸で、USB4 自体の機能差はほぼありません。
USB4 の活用ユースケース | eGPU ・ 8K ディスプレイ ・ 40Gbps SSD
「USB4 を実際に何に使うのか」── ハイエンド AM5 ビルダーが USB4 を活用する代表的な3つのユースケースを整理します。
実装上の帯域は約 32Gbps(PCIe 4.0 ×4 相当)で、内蔵 PCIe 5.0 ×16 接続より2割〜3割性能が下がりますが、ノートPC やコンパクトPC では現実的な GPU 拡張手段です。
デスクトップ側でも、ケース容量が小さい Mini-ITX 構成で大型 GPU を外置きにする用途で重宝されます。
GPU 側の DP 出力に余裕がない場合や、マザボ側の DP-Alt を活用してケーブルを集約したい場合に便利です。
Thunderbolt 4 ドック経由なら同時にネットワーク・ストレージ・電源もまとめられます。
NVMe Gen4 内蔵 SSD に近い速度で、動画編集の外付け作業領域 ・ Steam ゲームライブラリの外付け運用 ・ 高解像度 RAW 写真のバックアップなどで威力を発揮します。
USB 3.2 Gen2x2(20Gbps)の倍速で、ゲーム読み込みもストレスがありません。
Thunderbolt 5 と USB4 v2.0(80Gbps)の将来予測
2024年に Intel が発表した Thunderbolt 5 は80Gbps 双方向 ・ Bandwidth Boost で 120Gbps ・ PD 240Wという、USB4 v1.0 を一気に超える性能を持ちます。一方、USB-IF も 2022年に USB4 v2.0(80Gbps)を発表しており、Thunderbolt 5 と同等の速度を USB4 標準として規格化しています。2026年5月時点での状況を整理します。
| 規格 | 対応プラットフォーム(2026年5月) | 登場時期見込み |
|---|---|---|
| USB4 v1.0(40Gbps) | AMD X870 / X870E(必須) | 2024年9月〜 普及済み |
| Thunderbolt 4 | Intel Z890 / Z790 ・ AMD は ASM4242 認証取得 | 普及済み |
| Thunderbolt 5 | Intel Z890 一部モデル ・ Core Ultra 200 機 | 2024年末〜 順次拡大 |
| USB4 v2.0(80Gbps) | 2026年5月時点で AM5 マザボには未搭載 | 2026年後半〜2027年予測 |
AM5 プラットフォームで Thunderbolt 5 / USB4 v2.0 が登場するのは、AMD の次期チップセット(X890 仮称・2026年後半〜2027年予測)のタイミングと予想されます。現時点で 80Gbps クラスを要求するユースケース(マルチ8K ・ 240W給電 ・ 外付け GPU の帯域余裕)は限定的なため、X870 / X870E の USB4 v1.0(40Gbps)で2027〜2028年まで実用上の問題は出にくいと考えられます。
おすすめ X870 USB4 対応マザボ 2選
本記事の基準(USB4 ・ ATX 3.1 / 12V-2×6 対応 ・ Wi-Fi 7 / 高速LAN ・ DDR5-6000 EXPO 対応)を満たす X870 マザボから、価格帯の異なる2モデルを厳選しました。価格は2026年5月時点の Amazon 実勢で、変動するため購入直前に再確認してください。


※価格は2026年5月時点のAmazon実勢価格。Amazon は動的価格制のため、購入時に再確認してください。USB4 ・ Thunderbolt 4 認証の有無は公式仕様書で再確認をお願いします。
USB4 標準搭載 ゲーミングPC 2選
「自作は面倒・完成品PCで USB4 をすぐ使いたい」方向けに、X870E チップセット搭載 + USB4 標準装備の BTO ゲーミングPC を2機種紹介します。どちらも Ryzen 9 9950X3D2 + RTX 5090 のフラッグシップ構成で、USB4 経由の eGPU ・ 8K ディスプレイ ・ 40Gbps SSD すべてが活用可能です。


※価格は2026年5月時点の各社公式実勢価格(税込)。BTO の価格・在庫・構成は頻繁に変動するため、購入前に必ず公式で再確認してください。ValueCommerce 経由のアフィリエイトリンクを採用しています。他のBTO各社比較は 「RTX 5090 + 9950X3D2 ハイエンドBTO おすすめ完全ガイド」 もあわせてご覧ください。
よくある質問 8問
まとめ|USB4 マザボ選びの正解
X870 / X870E チップセットで USB4 が必須化された2024年以降、AM5 プラットフォームは「USB4 + Thunderbolt 4 互換」を標準装備で持つようになりました。本記事の結論を整理すると次の通り。
基準USB4 マザボ選びの正解パターン
- USB4 端子 2口(X870 / X870E 標準)
- Thunderbolt 4 認証取得(ASMedia ASM4242 搭載モデル)
- PD 100W ・ DP-Alt 対応(マザボ仕様欄で確認)
- M.2 レーン分配が独立した設計(USB4 占有時の制限が少ないもの)
推奨本命2選
- ASRock X870 Steel Legend WiFi(¥34,000〜・コスパ枠)
- MSI MAG X870 TOMAHAWK WiFi(¥38,000〜・本命枠)
- 完成品BTOなら ツクモ G-GEAR GE9A-X261/XBH(X870E ProArt CREATOR)が玄人向け本命
X870 / X870E マザボへの USB4 必須化は、AMD プラットフォームのハイエンド I/O 機能をようやく Intel と並ぶ水準に引き上げる転換点となりました。ASMedia ASM4242 が Thunderbolt 4 認証を取得したことで「AMD で Thunderbolt 4 互換ドック ・ eGPU ・ 8K ディスプレイがネイティブに使える」という新時代が到来しています。一方、Thunderbolt 5(80Gbps)と USB4 v2.0 への対応は AMD の次期チップセット(2026年後半〜2027年予測)まで待つ必要があり、今すぐ 80Gbps 級の高速 I/O を求めるなら Intel Z890 + TB5 環境への切り替えが現実的です。本記事で紹介したATX 3.1 電源ガイド ・ Cybenetics ETA Platinum 完全ガイド ・ AM5 マザボ VRM 完全比較 とあわせて、X870 / X870E ハイエンドビルドの全体最適化にお役立てください。



