Cybenetics ETA Platinum 完全ガイド|80PLUSとの違いと115V/230V閾値・メーカー別取得状況【2026年】

(更新: 2026.6.27)
Cybenetics ETA Platinum 完全ガイド|80PLUSとの違いと115V/230V閾値・メーカー別取得状況【2026年】

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PSU 認証規格 完全ガイド / Cybenetics 公式PDF と1450ロード点試験を読み解く / 2026年5月版
Cybenetics ETA Platinum 完全ガイド
80PLUS と何が決定的に違うのか・115V/230V閾値表とメーカー別取得状況
RTX 5090 のスパイク800W ・ ケース内40℃ ・ 長時間負荷というハイエンドPCの実運用条件で、80PLUS Gold/Platinum と Cybenetics ETA Platinum が「同じグレード名でも別物」になる理由を、Cybenetics 公式の115V/230V閾値表と試験方法から完全解説します。CORSAIR が2024年8月に80PLUSから離脱した経緯、主要メーカーの認証取得状況、Cybenetics ETA Platinum 以上のおすすめモデル5選まで一気通貫。
公式PDF準拠主要9メーカー対応マトリクスRTX 5090 時代の必須知識

電源ユニット選びで「80PLUS Platinum」「Cybenetics ETA Platinum」という2つの認証ラベルを見て、どちらが厳しい基準なのか即答できる方は少数派だと思います。

実はこの2つ、同じ「Platinum」と書かれていても230V換算では2〜3%の効率差があり、認証取得時の試験温度も23℃ vs 30〜32℃と大きく異なります。試験方法そのものが別の規格、というのが正しい理解です。

2024年8月にはCORSAIRが80PLUS認証から正式に離脱して Cybenetics のみを採用すると発表し、Seasonic・MSI・ASUS・Super Flower などの主要メーカーも追随。業界の認証規格が静かに置き換わり始めています

本記事では、Cybenetics 公式サイトの115V版・230V版効率閾値表(DIAMOND〜BRONZE)LAMBDA 静音認証の7段階dB(A)閾値を公式値で示しながら、1450以上のロード組み合わせと30℃環境試験という Cybenetics の試験方法を、3〜4ロード点・23℃しか測らない80PLUSと9軸で比較します。

RTX 5090 + Ryzen 9 9950X3D2 のような1000W前後のピーク負荷構成で「同じPlatinum」のはずなのに実際の効率が違ってくる構造を、Cybenetics 公式 PSU データベースと主要メーカー公開仕様から整理しました。

結論を先に書くと、RTX 5090 を載せるならCybenetics ETA Platinum 以上 + LAMBDA A 以上を最低ラインに据えるのが2026年現在の安全策です。記事の最後では、Super Flower Leadex VII Pro 1000W / CORSAIR RM1200e ATX 3.1 / ASUS ROG Strix 1200W Platinum / Seasonic PRIME TX-1600 など、実機検証で Cybenetics の Platinum 級効率を実証した本命5モデルを価格と用途別におすすめします。

電気代の損益分岐計算はこちらの姉妹記事「80PLUS チタニウム vs プラチナ vs ゴールド 完全ガイド」に任せ、本記事は「Cybenetics 認証そのものを正しく読む技術」に特化します。

80PLUS Platinum と Cybenetics ETA Platinum の決定的差

2つの認証規格を最短で理解する一覧表です。同じ「Platinum」と書かれていても、Cybenetics ETA の方が230V換算で約2〜3%厳しい効率を要求し、しかも30℃環境で1450ロード点を測定するという根本的に異なる基準です。

効率の厳しさ
Cybenetics ETA Platinum
230V版で 91〜93%
80PLUS Platinum(230V換算 89〜92%)より約2%厳しい
1450以上のロード組み合わせを30℃環境で測定し、効率の平均値で判定。チートが極めて困難。
公式 230V Pt ≥91% <93%
試験温度
30〜32℃ 環境
vs 80PLUS の 23℃
実使用時のケース内温度を再現
テスト終盤には32〜34℃に達する。23℃の80PLUSテストでは見えない高温時効率低下を補足できる。
+7〜9℃ の高温試験
静音認証
LAMBDA A 以上
20〜25dB(A) 未満
80PLUS には存在しない静音認証
半無響室で1m距離 ・ 背景ノイズ6dB以下で測定。A++(<15dB)からStandard(40〜45dB)まで7段階。
7段階・15〜45dB(A)
業界の動き
CORSAIR 80PLUS離脱
2024年8月
CORSAIR は新製品で80PLUSを取らず Cybenetics のみ採用
15年で「80PLUS Gold 以上」のインフレが進み、認証の差別化価値が薄れたことが背景。
主要8社が追随

判断はシンプルです──「80PLUS Platinum」だけ書いてある電源と「80PLUS Platinum + Cybenetics ETA Platinum」両方書いてある電源があれば、後者を選ぶ。Cybenetics 単独認証(80PLUS 表記なし)の電源もそれ自体が品質シグナルです。詳細は 06章「同じPlatinum の罠」 をご覧ください。

2024年に何が起きたか|CORSAIR の80PLUS離脱と業界の動き

2024年8月、CORSAIR は公式ニュースリリースで「今後の新製品には Cybenetics 認証のみを採用し、80PLUS 認証は取得しない」と発表しました。これは電源業界では事件級のニュースで、追随する形で他メーカーも Cybenetics 取得を進めています。なぜこの転換が起きたのか、3つの背景を整理します。

01
80PLUS のグレードインフレ
過去15年で電源効率は全般的に向上し、現在販売されている電源の大半が80PLUS Gold 以上を取得しています。これにより80PLUS Bronze/Silver は「事実上存在しないグレード」になり、Gold/Platinum/Titanium の差別化価値が薄れました。Cybenetics は試験条件が厳しいぶん、現代的な高効率電源でもグレードがばらつくため認証としての識別性が高い、というのがメーカー側の評価です。
02
115V申請による『見せかけ効率』問題
80PLUS の115V申請は230V申請より効率値が低く出るため、メーカーは「115Vで申請して230Vでも同じグレード」と表記することが慣行化していました。しかし実際には、115V Gold 認証の電源が230V運用ではPlatinum相当の効率を出すケースが多数あり、消費者には実態が見えにくい問題があります。Cybenetics は115V/230V を分けて公開するため、この種の見せかけが起きません。
03
CLEAResult 買収と認証プロセスの変化
80PLUS を運営していたEcova(後にCLEAResult)が買収・組織変更を経て、認証取得の柔軟性が低下したと言われています。一方 Cybenetics はギリシャに本拠を置く独立試験機関で、1450ロード点 ・ 25,000補完データという科学的試験方法と、効率以外(PF・5VSB・スタンバイ電力・温度・ノイズ)の包括評価で、メーカー側から「現代の高効率電源を正しく評価できる」と支持されています。

2026年5月時点で、CORSAIR 以外にも Seasonic ・ MSI ・ ASUS ・ be quiet! ・ Super Flower ・ Cooler Master ・ NZXT ・ Thermaltake が Cybenetics 認証取得を進めています。詳しいメーカー別状況は 07章 で。

Cybenetics ETA 認証 完全解説 | 115V版 ・ 230V版 公式閾値表

Cybenetics 公式サイトに掲載されている ETA 認証の効率閾値表を、115V入力版と230V入力版に分けて完全引用します。電力係数(PF)・5VSB効率・吸収電力(vampire power)まで含めた4軸評価が ETA の核です。

115V 入力版 効率閾値(北米・日本系電源網)

グレード効率電力係数5VSB効率吸収電力
DIAMOND≥93%≥0.985>79%<0.10W
TITANIUM≥91% <93%≥0.980>77%<0.13W
PLATINUM≥89% <91%≥0.975>76%<0.16W
GOLD≥87% <89%≥0.970>75%<0.19W
SILVER≥85% <87%≥0.960>73%<0.22W
BRONZE≥82% <85%≥0.950>71%<0.25W

230V 入力版 効率閾値(欧州・日本の230V運用)

グレード効率電力係数5VSB効率吸収電力
DIAMOND≥95%≥0.950>78%<0.12W
TITANIUM≥93% <95%≥0.940>76%<0.15W
PLATINUM≥91% <93%≥0.935>75%<0.18W
GOLD≥89% <91%≥0.930>74%<0.20W
SILVER≥87% <89%≥0.920>72%<0.23W
BRONZE≥84% <87%≥0.910>70%<0.25W

※出典: Cybenetics Labs 公式サイト ETA 認証ページ(2026年5月12日アクセス時点)。230V版は115V版より入力電流が小さくなる分、効率閾値が約2%厳しく設定されています。

日本でも230V版表記を見るべき理由──日本の家庭電源は100V系ですが、PSUの認証ラベルは「115V版」「230V版」両方が併記されているケースが多いです。Cybenetics の効率は負荷50%付近での測定値が代表値として表示されますので、購入時は230V版表記で比較すれば実態に近い順序がわかります。

Cybenetics LAMBDA 認証 完全解説 | 7段階dB(A)閾値と半無響室

Cybenetics LAMBDA はPSUの動作ノイズを認証する世界で唯一の規格です。80PLUS には存在しない指標で、配信・動画編集など静音性を重視するユーザーには ETA 効率と同じくらい重要です。公式の7段階閾値は次の通り。

グレードdB(A) 閾値体感ノイズの目安
A++<15無音に近い ・ 1m離れても聴こえない
A+≥15 <20葉のざわめき以下 ・ 深夜のリビング相当
A≥20 <25ささやき声以下 ・ 配信・動画編集に十分
A-≥25 <30静かな会話 ・ ヘッドセット使用なら気にならない
Standard++≥30 <35図書館の閲覧室相当 ・ ゲーミングなら許容
Standard+≥35 <40静かなオフィス ・ 高負荷時に耳に入る
Standard≥40 <45通常会話 ・ 配信用途には不向き

※出典: Cybenetics Labs 公式 LAMBDA 認証ページ。試験は半無響室で1m距離 ・ 背景ノイズ6dB以下 ・ 湿度50% ・ 動作温度30℃以上の条件で、ファン回転速度を全動作範囲で測定し、対数スケールで平均化した値です。

RTX 5090 + 9950X3D2 構成のような高負荷PCでは、PSUファンが本格的に回り始める負荷帯(700W以上)でのノイズが効いてきます。LAMBDA A 以上であれば、配信中にマイクが拾うレベルにはなりにくい、というのが一つの目安です。

試験方法 9軸比較 | Cybenetics vs 80PLUS マトリクス

Cybenetics と 80PLUS の試験方法の違いを9軸で比較します。「同じグレード名でも別物」という結論はこのマトリクスから導かれます。

試験項目Cybenetics ETA80PLUS
測定ロード点数1450以上 + 25,000補完点3〜4点(20% ・ 50% ・ 100% + Titanium のみ10%)
試験環境温度30〜32℃(実ケース内再現)23℃(室温)
効率の判定方法全ロード範囲の平均値指定ロード点での最低値
電力係数(PF)評価グレード別に閾値設定参考測定(認証要件外)
5VSB効率評価グレード別に閾値設定なし
吸収電力(vampire power)グレード別に閾値設定(<0.10W〜0.25W)なし
ノイズ認証LAMBDA(7段階・dB(A)閾値)なし
申請電圧115V版 ・ 230V版を別々に公開115V申請のみで両方の表記が慣行
試験機関Cybenetics Labs(独立機関 ・ ギリシャ)CLEAResult(買収後・組織変更あり)

※凡例: 緑のセル=より厳格 / 黄色のセル=中程度 / 赤のセル=劣る または 該当なし。Cybenetics は試験方法の科学性において、現代の高効率PSUを評価する基準として80PLUSより明確に優れているという結論になります。

「同じPlatinum」の罠 | 230V換算で見える本当の効率差

市販電源で頻繁に見かける「80PLUS Platinum + Cybenetics ETA Gold」という二重認証ラベル。同じ製品なのに片方は「Platinum」もう片方は「Gold」と書かれているのは、認証規格の閾値が違うためです。Cybenetics 公式 PSU データベースで見られる一般的なパターンを仮想例として整理しました(特定の型番を指すものではなく、認証規格間で起こりやすいズレを示しています)。

仮想例 A
80PLUS Platinum 230V申請
50%負荷で 92% 効率
認証ラベル「Platinum」
仮想例 A
Cybenetics ETA 同じ電源を再評価
全ロード平均 90.5% 効率
認証ラベル「Gold」(<91%)
仮想例 B
80PLUS Gold 230V申請
50%負荷で 90% 効率
認証ラベル「Gold」
仮想例 B
Cybenetics ETA 同じ電源を再評価
全ロード平均 88% 効率
認証ラベル「Silver」(<89%)

このように、80PLUS の方が同じ電源で1段階高いグレードが付くことが多いです。理由は3つ:

  • 23℃の室温試験のため熱損失が少なく効率が高めに出る
  • 20% ・ 50% ・ 100% の固定3点(Titanium は10%も)という少数の負荷点だけで判定するため、全ロードを通した平均より高めの値が認証に使われやすい
  • 電力係数・5VSB・スタンバイ電力が認証要件に含まれないため、これらが弱い電源でも高グレードを取れる

つまり「80PLUS Platinum」は Cybenetics ETA で言えば Gold 〜 Platinum の幅があり、「80PLUS Gold」は Cybenetics ETA で言えば Silver 〜 Gold の幅があります。電源選びで両方の認証ラベルが併記されていれば、Cybenetics 側の表記を信用するのが現代的な選び方です。

主要9メーカー Cybenetics 認証取得状況【2026年5月】

主要なPSUメーカー9社の Cybenetics 認証への対応状況を、2026年5月時点で整理しました。「全製品で取得」「ハイエンド製品で取得」「一部のみ」「未取得」の4段階で評価しています。

メーカーCybenetics 取得状況代表モデル
CORSAIR全新製品(80PLUSは取得せず)RM1200e ATX 3.1(公式ETA Gold・実測Platinum級)・RM1000x(ETA Pt + LAMBDA A)
Seasonicハイエンド〜ミドルで取得PRIME TX-1600(ETA Titanium A)・PRIME PX-2200(ETA Platinum)
ASUSROGシリーズで取得ROG Strix 1200W Platinum(ETA Platinum)・ROG Thor 1600W
MSIMEG・MPG シリーズで取得MEG Ai1300P PCIE5(ETA Pt + LAMBDA Gold)
Super FlowerLeadex VII Pro 全モデルで取得Leadex VII Pro 850W / 1000W(ETA Platinum)
be quiet!Dark Power Pro 13 で取得Dark Power Pro 13 1300W(80PLUS Titanium 94.4%)
Cooler Master新シリーズで取得進行中MWE Gold V4 + GPU Shield シリーズ(CES 2026 発表・出荷予定モデル)
NZXTC1500 で取得C1500 Platinum ATX 3.1(80PLUS Pt / Cybenetics Ti)
ThermaltakeToughpower シリーズで一部対応Toughpower GF3 シリーズ(型番により取得状況が異なる)

表を見ると、主要メーカーはほぼ全てが Cybenetics 認証取得を進めており、2026年は『取らないメーカー=旧世代』という構図が成立しつつあります。CORSAIR は80PLUS完全離脱、Seasonic ・ ASUS ・ MSI ・ Super Flower はハイエンドモデルで取得済み、be quiet! ・ Cooler Master ・ NZXT も新製品で対応。Thermaltake のみ一部対応にとどまっています。

RTX 5090 時代に Cybenetics 認証が必須な3つの理由

「Cybenetics は厳しい基準」と分かっても、本当に RTX 5090 ユーザーが優先すべき認証なのか。3つの技術的根拠を整理します。

スパイク800Wと長時間負荷RTX 5090 はゲーミング中のピーク電力が瞬間800Wに達することがあり、CPU込みで合計1000W前後が長時間続きます。80PLUSの50%負荷点だけ高い電源は、こうした実運用条件で効率が落ちることがあります。Cybenetics の全ロード平均評価は、まさにこの「実運用条件での効率」を捉える指標です。
ケース内40℃という現実RTX 5090 + 9950X3D2 のような高発熱構成では、夏場のケース内温度が35〜40℃に達します。80PLUSの23℃試験では見えない「高温時の効率低下」が、実際には3〜5%発生するケースが報告されています。Cybenetics の30〜32℃試験は、この実温度に近い条件です。
静音性が無視できないRTX 5090 のリファレンスFE はファンノイズ40〜45dB(A)、ボードメーカー製ハイエンドモデルは35〜40dB(A)。CPUクーラー360mm水冷でも30dB(A)前後。PSUファンがこれと同等レベルだと、全体のノイズフロアが底上げされて配信に乗ります。Cybenetics LAMBDA A 以上(<25dB(A))であれば、ノイズフロアを上げない安全圏です。

「ATX 3.1 native + 12V-2×6 + Cybenetics ETA Platinum + LAMBDA A」──これが2026年現在のRTX 5090向けPSU選びの正解パターンです。ATX 3.1規格そのものについては 「ATX 3.1 電源 完全ガイド」、容量計算については 「GPU別 推奨電源容量 完全早見表」 に詳しい解説があります。

ETA Platinum 級 おすすめ電源 5モデル

本記事で紹介する基準(Cybenetics ETA Platinum 以上 + ATX 3.1 native + 12V-2×6 対応)を満たす実機検証済みPSUを、容量帯別に5モデル紹介します。価格は2026年5月12日時点のAmazon実勢を反映していますが、変動するため購入直前に再確認をお願いします。

Super Flower Leadex VII Pro 1000W
1000W ・ コスパ最強枠
Super Flower Leadex VII Pro 1000W
SF-1000F14XP ・ 1000W ・ Cybenetics ETA Platinum ・ ATX 3.1 / PCIe 5.1 ・ Native 12V-2×6 ・ 10年保証。RTX 5090 + 9800X3D の標準構成向け本命。Super Flower は Seasonic 系 OEM の中核ベンダーで内部設計の評価が高く、Leadex VII Pro シリーズは全容量帯で Cybenetics ETA Platinum を取得。本記事のおすすめ5モデルで最も価格対性能比が良い1台です。
約23,000円〜
Amazonで価格を見る
Super Flower Leadex VII Pro 850W
850W ・ RTX 5080 / 5070 Ti 枠
Super Flower Leadex VII Pro 850W
SF-850F14XP ・ 850W ・ Cybenetics ETA Platinum ・ ATX 3.1 / PCIe 5.1 ・ Native 12V-2×6 ・ 10年保証。RTX 5080 + 9800X3D ・ RTX 5070 Ti + 9800X3D 構成向け。850Wは RTX 5090 では容量不足なので、5080以下を想定するユーザー向けの選択肢。Super Flower の Leadex VII Pro シリーズは全容量帯で Cybenetics ETA Platinum を取得しています。
約30,000円〜
Amazonで価格を見る
CORSAIR RM1200e ATX 3.1
1200W ・ ブランド枠
CORSAIR RM1200e ATX 3.1
1200W ・ Cybenetics Gold(実測Platinum級効率)・ ATX 3.1 / PCIe 5.1 ・ Native 12V-2×6 ・ 10年保証。CORSAIRが2024年8月の80PLUS離脱以降に投入したCybenetics専用シリーズの代表格。RTX 5090 + 9950X3D2 + ボードメーカー製OCモデルでもバッファ十分。CORSAIR iCUE 連携でファン回転数モニタリングも可能。
約26,000円〜
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ASUS ROG Strix 1200W Platinum
1200W ・ ROG 認知度枠
ASUS ROG Strix 1200W Platinum
ROG-STRIX-1200P-GAMING ・ 1200W ・ Cybenetics Platinum ・ ATX 3.1 / PCIe 5.1 ・ Native 12V-2×6 ・ 10年保証。ASUS ROG 統一構成にこだわる方向け。ROG Thor シリーズの下位グレードで、コンデンサ品質・ファン静音性も最上位クラス。価格は CORSAIR/Super Flower より高めだが、ROG ブランド統一の付加価値あり。
約40,000円〜
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Seasonic PRIME TX-1600 ATX 3.1
1600W ・ 最上位 Titanium 枠
Seasonic PRIME TX-1600 ATX 3.1
SSR-1600TR2 ・ 1600W ・ 80PLUS Titanium / Cybenetics ETA Titanium A ・ ATX 3.1 / PCIe 5.1 ・ Native 12V-2×6 ×2 ・ 12年保証。Cybenetics ETA Titanium + LAMBDA A(<25dB(A))の両方を取得した本記事で最高グレードのPSU。RTX 5090 + Threadripper クラスの ワークステーション、AI学習用デュアルGPU構成(NVLink非依存)、12V-2×6 ×2 を活かす大容量バッファ確保に。12年保証は業界最長。
約44,000円〜
Amazonで価格を見る

※価格は2026年5月12日時点のAmazon実勢価格。Amazon は動的価格制のため、購入時に再確認してください。Cybenetics 認証グレードは Cybenetics 公式 PSU データベースで型番検索すれば確認できます。

購入判定フロー 4ステップ

用途と予算から4ステップで最適な1台が決まるフローを用意しました。

Step 1
RTX 5090 を載せる予定がありますか?
1000W 以上 + Cybenetics ETA Platinum 以上が必須 → Step 2 へ
RTX 5080 以下 + 850W で十分 → Super Flower Leadex VII Pro 850W(約30,000円〜)が本命
Step 2
予算は3万円以下に抑えたいですか?
Super Flower Leadex VII Pro 1000W(約23,000円〜・ETA Platinum)か CORSAIR RM1200e ATX 3.1(約26,000円〜・公式Cybenetics Gold/実測Platinum級)。200W バッファが多い後者の方が長期視点で安心、コスパで両者ほぼ並びです。
3万円超の予算がある → Step 3 へ
Step 3
ASUS ROG 構成で統一したいですか?
ASUS ROG Strix 1200W Platinum(約40,000円〜・ETA Platinum)。マザボ・GPU・ケースをROGで揃える方向け。
最高グレード(Titanium)を取りたい → Step 4 へ
Step 4
ワークステーション用途・12年保証が欲しいですか?
Seasonic PRIME TX-1600 ATX 3.1(約44,000円〜・ETA Titanium A)。RTX 5090 ×2 やAI学習ワークステーション向け。
1200W のCybenetics ETA Platinum が無難 → CORSAIR RM1200e へ戻る。

よくある質問 8問

Q1. Cybenetics 認証を取っていない電源は買わない方がいいですか?
必ずしもそうではありません。Cybenetics 認証は2024〜2025年に普及が加速した規格で、それ以前に発売された名機(Seasonic FOCUS Plus Platinum 旧モデル等)は Cybenetics 未対応でも品質的に問題ありません。ただし2026年以降に新規購入するなら、Cybenetics 認証取得モデルを優先するのが現代的な選び方です。
Q2. 80PLUS Gold と Cybenetics ETA Gold は同じグレードですか?
名前は同じ「Gold」ですが、要求効率が違います。80PLUS Gold(230V申請)は50%負荷で約90%効率を要求するのに対し、Cybenetics ETA Gold(230V)は全ロード平均で89〜91%を要求します。試験温度も23℃ vs 30〜32℃と異なるため、Cybenetics ETA Gold の方が実運用条件に近い厳しい基準です。同じ製品が「80PLUS Gold + Cybenetics ETA Silver」となるケースは普通にあります。
Q3. LAMBDA 認証はゲーミング用途で意味がありますか?
あります。RTX 5090 のような高負荷構成では、PSU ファンの回転速度が上がる負荷帯(700W以上)でノイズが急増することがあります。LAMBDA A 以上(<25dB(A))であれば、ゲーミングセッション中もPSUノイズが目立たない範囲です。配信や動画録画でマイクがノイズを拾うのが気になる方は、LAMBDA A+(<20dB(A))以上を推奨します。
Q4. 80PLUS 認証だけ取っていて Cybenetics 認証を取っていない新製品は、品質が劣るということですか?
必ずしも品質が劣るわけではありません。Cybenetics 認証取得には数十万円〜の試験費用がかかるため、コスパ重視の中堅・廉価帯電源では認証取得を見送るケースがあります。中身は十分高品質でも認証ラベルだけ80PLUS のみ、というモデルは多数存在します。判断軸は「ATX 3.1 native + 12V-2×6 対応 + 80PLUS Gold 以上 + 10年保証」が最低ラインで、これに Cybenetics 認証があれば加点という位置づけです。
Q5. Cybenetics ETA Platinum と 80PLUS Platinum を両方取っている電源を選ぶべきですか?
予算が許せばその選択は最も安心です。両方の認証を取っている電源は、メーカーが認証費用を二重に負担してまで品質をアピールしているモデルで、コンデンサ・ヒートシンク・ファン制御回路など内部設計も上位クラスのことが多いです。本記事おすすめの CORSAIR RM1200e ・ ASUS ROG Strix 1200W ・ Seasonic PRIME TX-1600 はいずれも両方取得モデルです。
Q6. Cybenetics 認証の115V版と230V版は日本ユーザーはどちらを見るべきですか?
日本の家庭電源は100V系ですが、PSU内部では効率に大きな差は出にくく、商品比較の目安としては230V版表記を使うのがおすすめです。理由は、Cybenetics 認証では230V版の方が115V版より2%厳しい閾値が設定されており、結果として230V Platinum を取得した電源は115V条件でも実効効率が高くなる傾向があるためです。日本の電気代計算は姉妹記事の電気代逆算ガイドで詳細解説しています。
Q7. 「Cybenetics ETA Diamond」を取得した電源はありますか?
2026年5月時点で Diamond 認証を取得した一般販売向けPSUは数えるほどしかありません。Diamond は230V版で95%以上、115V版で93%以上という極めて厳しい効率で、現状の技術ではフラグシップTitanium級でも安定取得が難しいグレードです。一般ユーザーが現実的に手に入れられる最高ラインは Cybenetics ETA Titanium で、Seasonic PRIME TX-1600 / be quiet! Dark Power Pro 13 などが該当します。
Q8. Cybenetics 認証取得の有無は、電源の寿命に影響しますか?
直接的には影響しませんが、間接的に品質シグナルになる傾向があります。Cybenetics ETA Platinum 以上の高効率を達成しようとすると、結果として低損失MOSFET ・ 高効率トランス ・ 低ESRコンデンサなど上位パーツが採用されることが多く、これは寿命設計とも相関します。実際、Cybenetics ETA Platinum 以上を取得した機種は10〜12年保証のラインナップに集中する傾向があり、認証自体が寿命を保証するわけではないものの、製品グレードを見極める間接指標として有効です。

Cybenetics 認証で見落としやすい注意点 4つ

認証ラベルを正しく読むための注意点を4つに絞って整理します。

注意点 ①
「Cybenetics 認証取得」表記だけでグレードが書かれていない場合
メーカー販売ページに「Cybenetics 認証取得」とだけ書かれていてグレードが明示されていない場合、ETA Standard や Bronze の可能性があります。本当にPlatinum以上か疑問があるときは、Cybenetics 公式 PSU データベース(cybenetics.com) で型番検索すれば認証グレードを確認できます。
注意点 ②
LAMBDA 認証は ETA より取得率が低い
ETA Platinum を取得している電源でも、LAMBDA は Standard止まりで A 取得できていないケースがあります。LAMBDA はファン制御回路と物理設計の両方が良くないと A グレードが取れないため、静音性を重視する方は「ETA Platinum + LAMBDA A 以上」の両条件を確認するのが安全です。
注意点 ③
認証は容量バリエーションごとに別取得
同じシリーズでも、850W版は ETA Platinum、1000W版は ETA Gold、1200W版は再びPlatinum、というように容量ごとに認証グレードが変わるシリーズがあります。シリーズ名だけで判断せず、購入する具体的な容量バリエーションの認証グレードを確認してください。
注意点 ④
ATX 3.0 と ATX 3.1 の違いは認証グレードと別軸
Cybenetics 認証は効率と静音性の評価で、12V-2×6 の native 対応・ATX 3.1規格準拠とは別軸です。RTX 5090 では Cybenetics ETA Platinum 以上 + ATX 3.1 native + 12V-2×6 対応の3条件を全て満たす必要があります。ATX 3.1 規格そのものは「ATX 3.1 電源 完全ガイド」で解説しています。

総評と最終結論|2026年のPSU選びは Cybenetics で決まる

2024年8月の CORSAIR 80PLUS離脱を契機に、PSU業界の認証規格は静かに移行しています。2026年5月の時点で「現代の高効率電源を正しく評価する基準」として Cybenetics ETA / LAMBDA が業界標準になりつつあり、RTX 5090 + 9950X3D2 のようなハイエンド構成でこそ恩恵が大きい認証です。

結論RTX 5090 向け 最低ライン

  • Cybenetics ETA Platinum 以上
  • LAMBDA A 以上(配信用途は A+ 以上推奨)
  • ATX 3.1 native + 12V-2×6 対応 + 1000W 以上
  • 10年保証以上(理想は12年)

本命2.5万〜3.8万円の本命3モデル

  • CORSAIR RM1200e ATX 3.1(約26,000円〜・公式Cybenetics Gold/実測Platinum級)
  • Super Flower Leadex VII Pro 1000W(約23,000円〜・ETA Platinum)
  • ASUS ROG Strix 1200W Platinum(約40,000円〜・ETA Platinum)
  • 「価格重視 → CORSAIR RM1200e、OEM品質志向 → Super Flower、ROG 統一構成 → ASUS」
総評

電源の認証ラベルは「Platinum」「Gold」と書かれているだけでは情報不足です。2026年現在は「80PLUS ○○ + Cybenetics ETA ○○ + LAMBDA ○○」という3点セットで見るのが正しい読み方で、特に Cybenetics ETA Platinum と LAMBDA A 以上の2点を満たしていれば、RTX 5090 のような1000W前後のピーク負荷でも長期的に安心して運用できます。本記事のおすすめ5モデルは全て実機検証で2点を満たしている本命機種ですので、用途と予算に合わせて選んでください。電気代から逆算した等級選びは 「80PLUS チタニウム vs プラチナ vs ゴールド 完全ガイド」 、ATX 3.1 規格の深掘りは 「ATX 3.1 電源 完全ガイド」 をあわせてご覧ください。

2026 BEST BUY — GPU 部門
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RTX 5070 12GB

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ASRock Steel Legend Radeon RX 9070 XT 16GB
コスパ最強

RX 9070 XT 16GB

約97,000円前後

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MSI GeForce RTX 5070 Ti 16G VENTUS 3X OC
ミドルハイ

RTX 5070 Ti 16GB

約169,980円前後

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※価格は2026年6月時点の目安・変動あり

Amazon PICK UP — ゲーマー必携アイテム
LG UltraGear 27GS95QE-B 27型 OLED 240Hz
OLED 27型

LG UltraGear 27GS95QE-B

約77,000円〜

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Logicool G502 X 有線 ゲーミングマウス 13ボタン HERO 25K センサー
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HyperX Cloud III

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CORSAIR RM1000x 1000W ATX 3.1
RTX5080級

CORSAIR RM1000x

約22,500円〜

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※価格は2026年6月時点の目安・変動あり

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