GPU別の推奨電源容量早見表【2026年版】RTX 5090は1000Wが基準|12VHPWR互換性と容量計算・買い替えの注意点
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GPUに合う電源容量は、購入するカードのメーカー指定システム要件が出発点です。TGPだけを2倍にした数字や、すべての構成を50%負荷にする計算だけでは決まりません。
RTX 5090 FEは公式ガイドで最小1000W。1200〜1300Wは、高消費電力CPUや電力制限の変更、増設を考える場合の比較候補であり、全構成の必須下限ではありません。各メーカー製カードは販売メーカーの指定を優先します。
既存12VHPWRケーブルと12V-2×6のGPU側接続には互換性があります。ただし、PSU側への適合とケーブルの電力定格は別途確認が必要です。RX 9000も端子は製品ごとに異なり、シリーズ名だけでは判断できません。
目次
結論早見表|GPU別 推奨容量を一発判定
公式値はメーカーが示すシステム全体の電源要件、追加余裕の候補は構成に応じて比較する容量です。後者は安全性を保証する下限ではありません。CPUの電力設定、増設機器、実機試験の騒音も選択条件になります。
| GPU | GPU仕様電力 | 公式推奨 | 追加余裕の候補 |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 575W | 1000W | 1200〜1300W |
| RTX 5080 | 360W | 850W | 1000W |
| RTX 5070 Ti | 300W | 750W | 850W |
| RTX 5060 Ti / RX 9070 XT | 180W / 304W | 600W / 750W | 650W / 850W |
容量を満たしていても、必要な端子数やケーブル定格が不足する組み合わせは使えません。旧電源は規格名や購入年だけで可否を決めず、カードメーカーと電源メーカーの対応案内を確認してください。
GPU 13機種の電源容量早見表|仕様値・公式要件・追加余裕
GPUの仕様上の電力と、PC全体に求められる電源容量は異なります。TGP・TBPはゲーム中の平均実測値ではありません。公式要件は基準設計または明記した製品の値で、RX 9070 XTはSAPPHIRE PULSEの仕様を参照しています。同じGPUでもOC製品では変わります。
| GPU | 区分 | GPU仕様電力 | 公式推奨PSU | 追加余裕の候補 |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5090 | S級 | TGP 575W | 1000W | 1200〜1300W |
| RTX 5080 | A級 | TGP 360W | 850W | 1000W |
| RTX 5070 Ti | A級 | TGP 300W | 750W | 850W |
| RTX 5070 | B級 | TGP 250W | 650W | 750W |
| RTX 5060 Ti | C級 | TGP 180W | 600W | 650W |
| RTX 5060 | C級 | TGP 145W | 550W | 600W |
| RTX 5050 | C級 | TGP 130W | 550W | 550W |
| RX 9070 XT | A級 | TBP 304W | 750W | 850W |
| RX 9070 | B級 | TBP 220W | 650W | 800W |
| RX 9060 XT | C級 | TBP 160W | 450W | 600W |
| RX 7900 XTX | A級 | TBP 355W | 800W | 900W |
| Arc B580 | C級 | TBP 190W | 600W | 650W |
| Arc B570 | C級 | TBP 150W | 製品別に確認 | 600W |
追加余裕の候補は、CPUの高い電力上限・多数の周辺機器・今後の増設がある場合に比較する容量です。公式要件を満たす標準構成に、一律で上乗せを求めるものではありません。NVIDIA英語仕様表のRTX 5090の1000WはRyzen 9 9950X搭載PCを前提としています。
出典:5090 / 5080 / 5070系 / 5060系 / 5050 / RX 9070 / RX 9060 XT 16GB / RX 7900 XTX
平均電力・持続最大・短時間ピークの違い
平均電力は、指定したゲームやベンチマークの測定区間を平均した値です。持続する高負荷と、短時間の過渡負荷は別に扱います。GPU単体の測定値をPC全体の電力として使うこともできません。
実測レビューを比較するときは、測定対象(GPU全体・チップのみ・コンセント入力)、ゲームと設定、平均を取った時間、ピークのサンプリング間隔を揃えてください。秒単位の表示からミリ秒以下のピークは読み取れません。
瞬間値が電源の定格出力を上回ったという数字だけでは、保護回路の動作や端子温度、長期寿命は判定できません。電源の過渡負荷試験と、カードメーカーが指定する構成条件をあわせて判断します。
RTX 5090 FEに850Wを使う構成は、公式ガイドの最小1000Wを下回ります。安定動作していても要件を満たしたことにはなりません。一方、動いているという事実から「保護回路が緩い」「損傷が蓄積している」と個体の状態を推定することもできません。
出典:RTX 5090 FE公式ガイド(英語版2・7・8ページ)
電源容量の計算方法|仕様値と見積もりを分ける
購入するカードのシステム要件を確認したうえで、CPUの設定上限とその他の機器を点検します。CPUのTDPは熱設計の指標であり、そのままゲーム中の電力を表す値ではありません。CPUのパッケージ電力上限やGPUの電力制限は、製品仕様と実際の設定に合わせます。
- カードの正確な型番から、メーカー指定のPSU容量と補助電源端子を確認する。
- CPUの電力上限、GPUのOC・Power Limit、SSD・ファン・ポンプなどの追加負荷を確認する。
- 電源の12V出力、端子数、対応ケーブル、使用入力電圧での定格を確認する。
- 必要な容量を満たす候補の中で、実機試験の効率・騒音、保証、寸法、価格を比較する。
例えばCPUを120W、GPU仕様値を300W、その他を100Wと仮定すると、合計は520Wです。これは異なる条件の数値を足した構成見積もりであり、ゲーム中の平均消費電力でも、同時最大負荷の実測でもありません。
合計に1.5を掛ける、GPUだけを2倍にする、OCなら20%追加する、といった固定倍率は規格の必須式ではありません。計算機を使う場合も前提を確認し、カードの公式要件より低い結果をそのまま採用しないでください。
12VHPWRと12V-2×6の互換性|GPU側とPSU側を分ける
既存12VHPWRケーブルは12V-2×6のGPU側コネクターで使用できます。改訂では挿入検知などが改善されましたが、旧名称だけを理由に一律使用不可にはなりません。使用するカードとケーブルの定格・メーカー指定条件は別途満たす必要があります。
GPU側で互換でも、別のPSUのモジュラーケーブルを流用できるとは限りません。PSU側のピン配列はブランド間だけでなく、同じブランドのモデル間でも異なる場合があります。外観や挿せる形状だけで判断せず、その電源の付属品、またはメーカーが型番への適合を認めるケーブルを使ってください。
- カード本体とPSUのラベルで型番を特定する。同名シリーズでも世代・容量を確認する。
- PSUメーカーの適合表や説明書で、ケーブル型番・種類と接続ポートを照合する。
- カードが要求する電力定格と本数を満たすか確認する。16ピンという形だけで600W対応と判断しない。
- 電源を切り電源コードを外してから接続し、プラグを奥まで均等に挿す。接続面の隙間やケース側板による押し付けがないか確認し、曲げ方は製品説明書に従う。
RTX 5090 FEの接続条件
公式ガイドは最小1000Wとし、給電方法として600W以上対応の16ピンPCIe Gen 5ケーブル1本、または付属変換アダプターを示しています。付属アダプターでは、PSUから独立した専用PCIe 8ピンケーブルを少なくとも4本接続します。分岐端子4個を独立ケーブル4本と数えないでください。変換アダプターを使う場合はFE付属品を使います。
1000Wという容量や新しいコネクターだけで、すべての構成の安全性が決まるわけではありません。各メーカー製カードはその製品の取扱説明書を優先し、CPUやOC設定に応じて追加余裕を検討します。
ATX 3.0/3.1は電源側の設計規格です。規格名だけから、付属ケーブル、GPU端子、個別の過渡負荷性能を決めつけず、製品の仕様と試験報告を確認してください。接続部の詳しい扱いは12VHPWR・12V-2×6の接続対策も参照できます。
出典:MSIの互換性説明 / CORSAIRのコネクター解説 / PSU別ケーブル適合表 / ASUSモジュラー配線ガイド / NVIDIA FE公式ガイド
NVIDIA RTX 50シリーズ別 推奨容量|5090から5050まで
NVIDIAの基準設計の仕様値を掲載しています。RTX 5090 FEは1000W、5080は850W、5070 Tiは750Wが出発点です。カードメーカーのOC製品で要件が異なる場合は製品仕様を優先します。
- TGP:575W
- 公式:1000W
- 余裕候補:1200〜1300W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:360W
- 公式:850W
- 余裕候補:1000W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:300W
- 公式:750W
- 余裕候補:850W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:250W
- 公式:650W
- 余裕候補:750W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:180W
- 公式:600W
- 余裕候補:650W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:145W
- 公式:550W
- 余裕候補:600W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:130W
- 公式:550W
- 余裕候補:550W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
AMD RX 9000・7900シリーズ別 推奨容量
RX 9000の端子は製品別に確認します。SAPPHIRE PULSE RX 9070 XTは304W・最小750W・8ピン×2、ASUS PRIME-RX9070XT-O16Gは推奨750W・8ピン×3です。同じGPUでも必要なケーブル本数が変わります。RX 9000全機種を12V-2×6接続と考えないでください。
- TBP:304W
- 公式:750W
- 余裕候補:850W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TBP:220W
- 公式:650W
- 余裕候補:800W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TBP:160W
- 公式:450W
- 余裕候補:600W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TBP:355W
- 公式:800W
- 余裕候補:900W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
出典:SAPPHIRE PULSE RX 9070 XT / ASUS PRIME RX 9070 XT
Intel Arc Bシリーズ・エントリー枠の容量
Arc B580のIntel基準カードはTBP 190W、最小600W、補助電源8ピン×1です。B570はTBP 150Wですが、カードメーカーの製品別要件を確認して選んでください。
- TBP:190W
- 公式:600W
- 余裕候補:650W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TBP:150W
- 公式:製品別に確認
- 余裕候補:600W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
- TGP:—
- 公式:—
- 余裕候補:500W
製品型番ごとの電源要件と補助電源端子を優先してください。追加余裕はCPUの設定・増設機器に応じて比較する容量です。
出典:Intel B580 / Intel B570
構成別の電力計算例|実測平均には置き換えない
次の数値はCPU電力を仮定し、GPU仕様値とその他の見積もりを足した計算例です。CPUの実測や、ゲーム中の平均・持続最大・短時間ピークを示すものではありません。
- RTX 5090の例:CPU 200Wと仮定+GPU仕様575W+その他100W=875W。FEの公式最小要件1000Wを確認し、CPUの高負荷が長く続く設定や増設があるなら1200〜1300Wも比較候補になります。
- RTX 5080の例:CPU 200Wと仮定+GPU仕様360W+その他100W=660W。公式850Wを基準とし、CPU・OC・周辺機器に応じて1000Wが比較候補です。
- RTX 5070 Tiの例:CPU 120Wと仮定+GPU仕様300W+その他100W=520W。公式750Wを基準に、追加負荷があれば850Wが比較候補です。
- RTX 5060 Tiの例:CPU 100Wと仮定+GPU仕様180W+その他80W=360W。公式600Wとカードの端子構成を確認し、650Wなどの候補を選びます。
上の合計から、例えば「520W÷850Wだからゲーム中は約61%負荷」とは断定できません。実際の負荷率は同じ条件で測った電源の出力電力から求めます。コンセントの入力電力には電源の損失も含まれます。
80 PLUSの効率条件と容量選び|50%負荷は必須ではない
80 PLUSは指定された入力電圧と負荷点での効率を評価する認証です。115V Internal Non-RedundantのGold条件は、20%負荷で87%、50%で90%、100%で87%。これは認証条件であり、すべての電源が50%で必ず最大効率になるという保証ではありません。
50%負荷点の条件は同じ115V区分でBronze 85%、Gold 90%、Platinum 92%、Titanium 94%です。日本の100Vでの実測効率は、対象製品の試験結果を確認してください。異なる入力電圧や負荷条件のグラフをそのまま重ねて比較しないことも大切です。
容量は構成要件を満たすものを選びます。実機の効率曲線と騒音も購入前の確認項目です。50%を保つためだけに容量を倍にする必要はありません。認証ランクから部品品質、保護回路の動作、寿命の年数は保証できません。
電気代を比べる計算は「出力÷効率=入力」です。出力500W、効率90%なら入力約556W、92%なら約543Wで、差は約12W。ただしこれは効率を仮定した計算で、特定製品の実測比較ではありません。購入価格差を回収できる期間は使用時間と料金単価で変わります。
Cybeneticsには効率と騒音の評価があります。試験報告を見る際は型番、115V/230Vなどの入力条件、ファンモードを確認します。認証名だけで静音性や長期寿命を決めず、使う負荷域のデータを比較してください。
入力側の上限|日本の100Vコンセントから引ける電力には天井がある
ここまでは電源が出せる電力の話でした。もうひとつ、容量を上げていくと必ずぶつかるのが、壁から引ける電力の上限です。ここを知らないまま大容量へ寄せると、電源ではなく家の側が先に限界を迎えます。
電源に書かれている「850W」「1300W」は出力の数値です。壁のコンセントから引く電力はこれより大きく、出力 ÷ 効率で決まります。効率90%の1300W電源をフル出力で動かすと、入力は約1,444Wになります。
100V・15Aという表示なら電圧×電流は1500VAですが、使える条件はコンセント、電源コード、電源タップ、回路の定格で確認します。力率や効率も関係するため、「すべての電源で1400W台まで」と一律には扱えません。
大容量電源でも常に定格出力分を消費するわけではありません。入力電力はPCが実際に必要とする出力と効率で変わります。容量を上げたことだけで、壁側の消費電力が比例して増えるわけではありません。
しかも、その回路にぶら下がっているのはPCだけではありません。モニター、スピーカー、照明、同じ部屋のエアコンが同じ系統なら、その分だけPCに使える枠は減ります。回路の考え方と契約アンペアについては、ゲーミングPCは賃貸のブレーカーで落ちるかで詳しく整理しています。
3,000W級のATX電源は、そもそも日本の100Vが対象外です
この天井をはっきり示す例が、2026年に登場した3,000W級のATX電源です。どちらも12V-2×6を4系統備え、複数GPUやAIワークステーションを想定した製品ですが、入力電圧の仕様が日本の一般家庭を外れています。
Thermaltake AX 3200Wは230-240V(16A Max)、SilverStone HELA 3000Rzは220〜264Vrmsと指定されています。100Vはどちらも範囲外です。200Vも両製品の公称範囲外です。100V用や200V用という分類だけで選ばず、製品の指定範囲と設置場所の電源条件を照合してください。
3,200Wを16Aで引くという仕様自体が、200V以上を前提にしていることを示しています。同じ電力を100Vから取ろうとすれば32A以上が必要で、一般的な家庭用の回路では成立しません。これらが「ゲーミングPC向けの上位モデル」ではなく、業務用に近い位置づけである理由もここにあります。
電源の出力容量だけで、家庭で使用できる上限は決まりません。100Vでの対応出力・最大入力電流、付属コード、同じ回路の機器を確認してください。容量や入力電圧の条件を満たせない場合は、使用前にメーカーや電気工事の専門業者へ相談します。
電源購入前の比較条件|容量とケーブルを同時に確認
750W・850W・1000Wといった容量を比べる際は、同じGPUでもカードメーカー指定の端子数まで確認します。8ピン×3のカードでは、総容量を満たしていても必要な接続方法を用意できるかが別の条件になります。
- 100V使用時の連続出力と12V出力が構成に足りるか。
- 必要なケーブル本数と定格を付属品で満たせるか。追加ケーブルはPSU型番への適合があるか。
- ケースに収まる寸法か。端子を押さずに配線できるか。
- 使う負荷域での効率・騒音、国内の保証条件、購入価格を比較できるか。
RTX 5090 FE向けに選ぶなら1000Wが公式の出発点です。750W/850W製品はその最小要件を満たさないため、下の容量例を5090 FE向けとして選ばないでください。
RTX 5090 FE向けの1000Wと1250Wを比較
CORSAIR RM1000x 2024(CP-9020271-JP)は、100〜240V入力、連続出力1000W、入力12〜6A、奥行160×幅150×高さ86mm、国内公式の保証10年。600W対応12V-2×6ケーブルが付属します。FEの最小容量を基準に選ぶ場合の候補です。旧世代の同名RM1000xとは区別してください。
MSI MPG A1250GS PCIE5は、100〜240V入力、定格1250W、入力15A、奥行150×幅150×高さ86mm、国内公式資料の保証10年。600W対応16ピン端子を2系統備え、12V-2×6ケーブルが付属します。CPUの高い電力設定や増設を見込む場合に比較する候補で、5090 FEの全構成に1250Wを求めるものではありません。末尾にIIが付く別製品と混同しないでください。
両製品の入力範囲は100Vを含みますが、定格出力時には大きな入力電流を扱います。コンセント・電源コード・同じ回路の機器の条件も必要です。どちらも容量とケーブルだけで無条件の安全を保証するものではなく、購入するカードの説明書とPSU付属品の接続条件に従います。
出典:RM1000x国内仕様 / RM1000xケーブル定格FAQ / MSI国内仕様PDF / MSI国内製品ページ
RM1000xの国内公式ストアで販売条件を確認 / MPG A1250GS PCIE5の国内公式購入先を確認
電源の購入候補|750Wと850Wの違い
RM750eとRM850eの2025年モデルは、ATX 3.1/PCIe 5.1に対応し、600W対応12V-2×6ケーブルが付属します。国内公式仕様の効率認証はCybenetics Goldで、保証は7年です。容量と端子数をカードの要件に合わせて選んでください。
出典:RM750e国内公式仕様 / RM850e国内公式仕様
なお、すでに組んだPCで動作が不安定になっていて電源を疑っている場合は、容量計算より先に症状の切り分けが必要です。手順はWHEA-Loggerは電源不足が原因かにまとめています。
電源選びで避けたい判断|容量・配線・寿命
- 旧規格という理由だけで交換する:現行カードへの対応は型番、容量、ケーブル、メーカー案内で確認します。
- GPU側の互換性をPSU側へ広げる:別PSUのモジュラーケーブルは外観で流用を判断せず、適合表で確認します。
- 分岐端子を独立ケーブルと数える:付属アダプターの指定本数・接続方法に従います。
- OCは一律20%追加で足りると考える:変更後の電力制限とメーカー要件を確認します。
- Goldなら寿命が長いと断定する:効率認証と寿命・保証条件は別の判断材料です。
- 落ちないから劣化していないと判断する:安定動作だけでは保護回路や端子・内部部品の状態は分かりません。
- 年数や音だけで寿命を決める:使用環境・保証・症状を確認し、異常な発熱や変色などがあれば使用を中止してメーカーへ相談します。電源本体は分解しないでください。
- SFXだから安全性が低いと決める:フォームファクターだけで寿命を比較せず、個別の定格・試験・冷却条件を確認します。
将来の増設に備える容量の余裕
近いうちに交換するGPUが決まっているなら、その製品の要件と現在の構成の両方を満たす容量を選ぶと買い直しを減らせます。まだ仕様が確定していない次世代GPUへの対応は、今の電源容量だけでは保証できません。
長期保証は故障時の対応条件であり、保証期間いっぱい使える寿命の保証とは異なります。使用年数、温度環境、症状、ケーブルの状態、次に使うパーツの要件を確認し、保証内容は国内販売元の条件を読んでください。
電源容量とケーブルのよくある質問
公式ガイドの最小1000Wを下回るため、購入候補は1000W以上から選びます。各メーカー製カードは製品別の指定が優先です。850Wで起動したという事実だけでは適合や長期寿命を判断できません。
12V-2×6のGPU側コネクターとの互換性があります。ただしPSUの正確な型番への適合、カードが求める電力定格、接続条件を満たすことが必要です。別PSU付属のケーブルを外観だけで流用しないでください。
製品ごとに異なります。SAPPHIRE PULSEは8ピン×2、ASUS PRIME-RX9070XT-O16Gは8ピン×3です。カードの型番で必要本数を確認します。
50%に合わせることだけを目的に過大容量を買う必要はありません。公式の構成要件を満たしたうえで、対象電源の入力電圧と実際に使う負荷域での効率・騒音を比較してください。
一律の割合では決まりません。カードとCPUの変更後の電力制限、周辺機器、メーカーの指定容量を確認してください。
認証ランクや保証年数だけから交換年数は決められません。使用状況とメーカー案内を確認し、異常がある場合は使用を止めて相談します。安定動作から残存寿命を推定しないでください。
まとめ|GPU別 推奨容量と電源選びの結論
RTX 5090 FEは公式最小1000Wが出発点です。1200〜1300Wは、CPUやOC、増設条件に応じた追加余裕の候補であり、すべての構成の必須下限ではありません。
容量の計算例を実測平均や瞬間ピークとして扱わず、GPU単体とPC全体、出力とコンセント入力も分けて判断してください。
12VHPWRと12V-2×6のGPU側互換性、PSU側の型番適合、ケーブル定格、挿入条件を順に確認します。効率認証や動作の安定だけで品質・寿命を保証することはできません。






