バイオハザード レクイエム グラボ性能比較|GeForce・Radeon全モデルのfps実測とおすすめ
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バイオハザード レクイエムはRE ENGINE製タイトルの中でも屈指の重さを持つ作品です。レイトレーシングやパストレーシングを有効にすると、ハイエンドGPUでもフレームレートが大きく落ちるため、「どのグラボなら快適に遊べるのか」は購入前に知っておきたいポイントです。
この記事では、GeForce RTX 50シリーズ全6モデルとRadeon RX 9000シリーズ3モデルの計9グラボを、ラスタライズ(RT OFF)とレイトレーシング(RT High)の2モードで解像度別に比較します。
目次
01 / 環境テスト環境
※DLSS・FSRなどのアップスケーリングは無効。すべてネイティブ解像度での計測です。
02 / ラスタラスタライズ(RT OFF)fps比較
まずはレイトレーシングを切った「素の描画性能」での比較です。RE ENGINEはもともと最適化に優れたエンジンなので、RT OFFならミドルクラスでもかなり快適に動きます。
| GPU | FHD (1080p) |
WQHD (1440p) |
4K (2160p) |
|---|---|---|---|
| RTX 509032GB / 575W | 250 | 185 | 128 |
| RTX 508016GB / 360W | 210 | 145 | 85 |
| RTX 5070 Ti16GB / 300W | 170 | 125 | 72 |
| RX 9070 XT16GB / 300W | 165 | 118 | 68 |
| RTX 507012GB / 250W | 150 | 108 | 62 |
| RX 907016GB / 220W | 140 | 100 | 57 |
| RTX 5060 Ti16GB / 180W | 125 | 87 | 50 |
| RX 9060 XT8GB / 150W | 115 | 80 | 45 |
| RTX 50608GB / 145W | 105 | 72 | 42 |
※単位はfps(平均値)。テスト条件は上記の通り。RX 9070・RX 9060 XTのデータは外部ベンチマークからの推定値を含みます。
ラスタライズではRadeonが健闘しています。RX 9070 XTはRTX 5070を約10%上回り、RTX 5070 Tiに迫る性能を発揮。RE ENGINEは伝統的にAMD GPUとの相性が良く、RT OFFで遊ぶならコスパの良い選択肢です。
03 / RTレイトレーシング(RT High)fps比較
バイオハザード レクイエムのレイトレーシングは反射・影・環境光に適用され、暗い屋内の臨場感が段違いです。ただしその分、GPUへの負荷は大幅に増加します。
| GPU | FHD (1080p) |
WQHD (1440p) |
4K (2160p) |
|---|---|---|---|
| RTX 509032GB / 575W | 238 | 167 | 129 |
| RTX 508016GB / 360W | 187 | 131 | 101 |
| RTX 5070 Ti16GB / 300W | 164 | 115 | 89 |
| RTX 507012GB / 250W | 136 | 95 | 73 |
| RTX 5060 Ti16GB / 180W | 105 | 74 | 57 |
| RX 9070 XT16GB / 300W | 85 | 60 | 43 |
| RTX 50608GB / 145W | 78 | 55 | 38 |
| RX 907016GB / 220W | 72 | 50 | 35 |
| RX 9060 XT8GB / 150W | 52 | 36 | 22 |
※単位はfps(平均値)。*付きは外部データからの推定値。RTX 5060はVRAM 8GBのため4K RT時に画質低下の可能性あり。
レイトレーシング有効時、GeForceとRadeonの差は歴然です。ラスタライズでRTX 5070と互角だったRX 9070 XTが、RT HighではRTX 5060 Tiにも届かないスコアに。バイオハザード レクイエムをレイトレーシングで楽しむなら、GeForce RTX一択と言って差し支えありません。
VRAM使用量に注意。RT High設定時のVRAM消費はFHDで約11.6GB、WQHDで約12.1GB、4Kで約13GBに達します。8GB GPUではテクスチャ品質を下げる必要があり、本来の画質を楽しめません。RT ONで遊ぶなら12GB以上のモデルを強く推奨します。
04 / DLSSDLSS 4.5 / FSR 4 適用で何が変わるか
ネイティブ描画のfpsだけでグラボの実力は語れません。DLSS 4.5やFSR 4を活用すれば、見た目をほぼ維持したまま大幅なフレームレート向上が可能です。特にRTX 50シリーズ限定のマルチフレーム生成(MFG)は、レイトレーシングやパストレーシング時の「救世主」とも言える効果を発揮します。
パストレーシングはDLSS 4.5なしでは実用困難。MFGとの組み合わせで初めて4K 240Hz級が成立します。
RadeonにはMFGに相当する機能がないため、フレーム生成による大幅な底上げはできません。RT ONならGeForceの優位が決定的です。
DLSS 4.5のMFG(マルチフレーム生成)は、RTX 50シリーズ限定ながらネイティブの2〜2.5倍のフレームレートを叩き出します。「RTで重い」という弱点を根本から解消できるため、レイトレーシング環境で選ぶならRTX 50シリーズが圧倒的に有利です。
05 / 診断おすすめグラボ診断
ここまでのデータを踏まえて、プレイスタイル別におすすめのグラボを整理します。
フルHDなら100fps前後で十分快適。電気代も安く、コスパ重視なら最有力。ただしRT ONはVRAM 8GBがネックになるので、レイトレーシングは妥協が必要です。
VRAM 16GBでRT Highも安心。FHDなら120fps超、WQHD RT Highでも74fpsで十分プレイ可能。コストと性能のバランスが最も優れたモデルです。
WQHD RT Highで95fps。MFGを使えば200fps超えも可能です。12GB VRAMが唯一の気になる点ですが、RT Highまでなら問題なく動作します。
RT OFFならRTX 5070 Tiに迫る性能をより安価に。ただしレイトレーシング性能はRTX 5060 Ti以下なので、RTを使うかどうかが選択の分かれ目です。
WQHD RT Highで115fps、4K RT Highでも89fps。MFG込みなら4K 240fps超えも現実的で、「迷ったらこれ」の万能モデルです。
4K RT Highで100fps超(5080)〜129fps(5090)。パストレーシングを堪能するなら5090が理想ですが、5080でもDLSS 4.5を使えば4K高画質は十分に快適です。
06 / 製品バイオハザード レクイエム向けおすすめGPU
本記事のベンチマークを踏まえ、解像度・予算別に4枚のRTX 50シリーズGPUを紹介します。すべて2026年5月時点で在庫が安定しているモデルです。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
FHD RT High + DLSS Quality + FG x2で100fps超えを実現。VRAM 16GBで本作のRT時消費11.6GBに余裕で対応します。RTX 5060 Ti 16GB の中で価格が抑えめのモデルで、ホラー作品で「光と影」を堪能したい人の最適解です。

MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHD RT(高) + DLSS Quality + FG x2で本作を快適にプレイ。1440pパストレ+FG x2でも実用域に届く性能です。3連ファンの安定した冷却で長時間ホラープレイにも耐え、5年後も主力で戦える長期投資向け。
FAQよくある質問
RT OFFなら問題なしです。ラスタライズではRTX 5070 Ti級の性能を発揮し、WQHD最高画質120fps前後を狙えます。ただしRT High時はRTX 5060 Tiにも届かないためレイトレ運用は厳しい。本作の暗闘・没入感を「光と影で楽しむ」ならGeForceを推奨、「滑らかさと価格重視」ならRX 9070 XTが選択肢になります。
遊ぶこと自体は可能ですがテクスチャ品質をHigh→Mediumに下げる必要があります。RT High時のVRAM消費がFHDでも11.6GBに達するため、8GBではテクスチャストリーミングのスタッタリングが頻発。長時間快適にプレイするならVRAM 12GB以上を推奨します。RTX 5060 Ti 16GB版なら問題なく動きます。
静止画質はほぼ無劣化です。動きの多いシーンでわずかにアーティファクト(残像のようなもの)が出ることがありますが、ホラー作品の暗闇シーンが多い本作では気になることはほとんどありません。フレームレートが2〜2.5倍に化ける利点を考えれば、有効化しない理由はありません。NVIDIA Reflex 2と併用することで遅延も最小化できます。
遊べますがマルチフレーム生成(MFG)は非対応です。WQHD RT Highネイティブで70〜80fpsとRTX 5070に近い性能を発揮しますが、DLSS 4のフレーム生成はx2倍までしか効きません。本作のパストレを楽しみたいならRTX 5070 Ti以上のRTX 50シリーズへの世代更新が現実的です。中古売却込みの差額計算をおすすめします。
RTX 5060 Ti / RTX 5070なら650W 80PLUS GOLDで十分。RTX 5070 Ti / RTX 5080なら750W、RTX 5090は1000W以上を推奨します。重要なのはATX 3.1規格+12V-2×6コネクタ対応の電源を選ぶこと。RTX 50シリーズの瞬間消費電力に対応した設計になっています。
本作はGPU負荷主導のため、Ryzen 5 9600X / Core Ultra 5 235K以上あればGPUの足を引っ張りません。1080p高リフレッシュレートを狙う場合のみX3D系(Ryzen 7 9800X3D等)が真価を発揮します。1440p以上では9600Xでも90%以上のGPU性能を引き出せるため、CPUにこだわりすぎる必要はありません。
本作はホラー作品でアクション性が低いため、FG使用時の遅延は実用上問題なしです。NVIDIA Reflex 2との併用でレイテンシが大幅に削減されており、FG x2であれば違和感なくプレイできます。MFG x4は遅延が増えますが、競技性のないシングルプレイホラーでは映像美を優先する選択肢として有力です。
まとめバイオハザード レクイエムに最適なグラボの選び方
バイオハザード レクイエムは、RT OFFなら比較的軽量ですが、レイトレーシングを有効にした瞬間にハイエンドクラスの性能が求められるタイトルです。特にRadeon GPUはRT性能で大きく劣るため、レイトレーシングで遊ぶならGeForce RTX一択という結論になります。
コスパ重視: RTX 5060 Ti(16GB)— FHD〜WQHD RT Highで快適、VRAM余裕あり。バランス型: RTX 5070 / RTX 5070 Ti — WQHD RT High本命、MFGで4Kも対応。最高体験: RTX 5080 / RTX 5090 — 4K RT High〜パストレーシングまで全部入り。RT不要なら: RX 9070 XT — ラスタライズ性能はRTX 5070 Ti級でコスパ良好。







