バイオハザード レクイエム PC版が重い?全設定のおすすめ値|下げ得3項目とパストレーシングのGPU下限【2026年9月】
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落としても画面が変わらない設定と、下げてはいけない設定
数値の出典は次のとおりです。設定ごとの推奨値と最適化による改善幅はWccftech「Resident Evil Requiem PC Performance Analysis & Tuning Guide」、パストレーシング時のfpsとDLSSの対応範囲はNVIDIA公式「Resident Evil Requiem Available Now, Featuring Path Tracing, DLSS 4」、DLSS 5の提供状況はNVIDIA公式「DLSS 5: Neural Rendering Brings Lifelike Lighting to NBA 2K27」、アップデート内容はSteam公式ニュース(BIOHAZARD REQUIEM)にもとづきます。VRAM消費量は解像度別に必要なGPUをまとめた記事と揃えています。価格・在庫は変動するため、購入前にリンク先で確認してください。
『バイオハザード レクイエム』のPC版で「思ったよりFPSが伸びない」「VRAMが足りない気がする」と感じている方は多いはずです。デフォルトの「高」プリセットには見た目にほぼ影響しないのにFPSを食っている設定がいくつか潜んでおり、ここを見直すだけで体感が大きく変わります。
RE ENGINEの最適化は優秀で、ミドルクラスのGPUでも十分に戦えます。デスクトップとノートで最適化設定を測った検証では、平均FPSが18〜23%、カクつきの指標である1%ローが最大66%改善しています。GPUを買い替える前に、まず設定を見直す価値があります。
以下では、下げても画面が変わらない設定・全項目のおすすめ値・パストレーシングのGPU別下限・アップスケーリングのベンダー別の選び方を順にまとめます。DLSS 5は2026年9月21日時点で本作には来ていませんので、上限はDLSS 4.5のマルチフレーム生成になります。
目次
01 / 改善幅設定の最適化だけでFPSはここまで変わる
「GPUを買い替えなくても、設定を見直すだけでこんなに変わるのか」という話から始めます。デフォルトの高プリセットから最適化設定へ切り替えた検証では、次の改善が出ています。デスクトップはCore i7-14700K+RTX 4090の1440p、ノートはCore i7-12700H+RTX 4060(140W)の1080pという条件での計測です。
特に注目したいのが1%ロー(全フレームの下位1%にあたるフレームレート)の改善幅です。平均FPSがいくら高くても、瞬間的にガクッと落ちればプレイ体験は台無しになります。ホラーゲームは暗転や急なカメラワークが多いため、1%ローの安定は没入感に直結します。
ここから先は「すでにPCを持っている人向け」の設定チューニングです。GPU自体の買い替えを検討している場合は、バイオハザード レクイエム 解像度別おすすめGPUとゲーミングPCの記事をご覧ください。
先に押さえておきたい専門用語
グラフィック設定とパストレーシング周りの用語を先にまとめます。読み進める前にざっと押さえておくと理解が速くなります。
| 用語 | 分類 | 意味 |
|---|---|---|
| 1%ロー | 指標 | 全フレームの下位1%(最も遅い1%)の平均FPS。瞬間的なカクつきの指標で、平均FPSが高くてもこれが低いとプレイ感が悪化。ホラーでは没入感に直結します。 |
| ボリュメトリックフォグ | 描画技術 | 霧やゴッドレイ(光の筋)の3D描画。霧の濃さや光の筋の精度を決める。Normalが画質と負荷の釣り合う地点で、上げても見た目の差は小さい。 |
| SSR | 描画技術 | Screen-Space Reflections。水面・光沢床の反射処理。切ると画面が平坦になるため、負荷に困っていなければONのまま残す設定。 |
| SSS | 描画技術 | Sub-Surface Scattering。皮膚を光が透過する表現(耳が赤く透ける等)。暗闘中心のホラーでは効果が見えにくく、Lowでも違和感少。 |
| Path Tracing | 描画技術 | シーン全体の光の経路をリアルタイム計算する究極のレイトレ。従来RTより負荷10倍超でRTX 50+DLSS+FG前提。AMD非対応。 |
| Ray Reconstruction | アップスケール/生成技術 | レイトレ画像のAIノイズ除去。RTX 20以降で利用可。本作のパストレ時は強制ON、RT時もONで画質UP。 |
| DLSS 4 / 4.5 | アップスケール/生成技術 | DLSS 4=MFG 4倍生成、DLSS 4.5=ダイナミックMFG最大6倍。RTX 50シリーズはNVIDIAアプリで4.5へ更新できる。DLSS 5は本作に未実装で、現時点の上限は4.5。 |
| フレーム生成(FG) | アップスケール/生成技術 | AIで中間フレームを補間して表示fpsを増やす。FG x2(RTX 40+)x4・x6(RTX 50のみ)。ベースが安定して60fps以上のときに使う。下回ると遅延と表示の乱れが目立つ。 |
02 / 下げ得見た目ほぼそのまま、FPSだけ上がる「下げ得」設定5選
設定は20項目以上ありますが、闇雲に下げる必要はありません。落としても画面がほとんど変わらない設定から順に触るのが効率的です。以下の5つは、どのGPUでも最初に見直す価値があります。
おすすめ: Normal
おすすめ: Low
おすすめ: Low
おすすめ: すべてOff
おすすめ: Off
スクリーンスペース反射とヘアストランドは下げないでください。この2つは「重そうだから真っ先に切る」対象にされがちですが、スクリーンスペース反射は切ると水たまりや光沢床の反射が失われて画面が一気に平坦になります。負荷に見合う画質差があるため、よほど足りていない場合を除いてONのままにしてください。ヘアストランドもGPU負荷は軽くない一方で髪の見え方が大きく変わります。三人称視点とカットシーン以外では効かない設定なので、一人称中心で遊ぶなら切っても損が小さく、三人称で遊ぶなら残す価値があります。
03 / 全項目全グラフィック設定 おすすめ値一覧
ここまでの5項目を含め、すべてのグラフィック設定のおすすめ値を一覧にまとめました。「とりあえずこの通りに設定すればOK」という早見表として使ってください。
| 設定名 | おすすめ値 | 補足 |
|---|---|---|
| 描画品質 | ||
| テクスチャ品質 | 6〜8GB: Low / 10GB: Normal / 12GB以上: High | VRAM依存 レイトレーシングを足すとさらに消費が増えるため、同じ容量でももう一段下げる余地を見ておく |
| テクスチャフィルタリング | ANISO x16 | 影響小 最大でも負荷はほとんど変わらない |
| メッシュ品質 | Low | 下げ得 はっきり軽くなるのに画質低下は目立たない |
| シャドウ品質 | High | 中 画質と負荷が釣り合う設定 |
| アンビエントオクルージョン | High | 影響小 最高と最低で負荷差がほぼないので下げる意味がない |
| コンタクトシャドウ | On | 影響小 物体の接地感が出る。切っても軽くならない |
| VFXクオリティ | Standard | 影響小 爆発・血しぶき等のエフェクト品質 |
| ライティング・反射 | ||
| ボリュメトリックフォグ解像度 | Normal | 下げ得 霧の見え方を保ったまま負荷を落とせる |
| スクリーンスペース反射 | On | 中 切ると反射が消えて画面が平坦になる。負荷に見合う画質差がある |
| サブサーフェススキャッタリング | Low | 下げ得 暗所中心の本作では差が出にくい |
| パーティクルライティング | On | 影響小 懐中電灯が粒子を照らす表現。負荷は軽い |
| キャラクター | ||
| ヘアストランド | On(三人称で遊ぶなら) | 中 GPU負荷は軽くないが髪の見え方が大きく変わる。三人称視点とカットシーンでしか効かないため、一人称中心なら切ってよい |
| レイトレーシング | ||
| レイトレーシング | Normal: RTX 4060 Ti 16GB / RX 7700 XT以上 High: RTX 5070 / RX 9070以上 パストレーシング: RTX 4080 / RTX 5070 Ti以上 |
非常に大 推奨スペックぎりぎりのGPUならOffが無難 |
| DLSS Ray Reconstruction | On(RT有効時) | ― ノイズ除去の品質が上がる。パストレーシング時は強制On |
| アップスケーリング | ||
| アップスケーリング技術 | GeForce RTX: DLSS Radeon RDNA 4: FSR 4(Adrenalinで切替) RDNA 3以前・Arc・その他: FSR 3.1.5 |
― Intel Arcでも本作はXeSSを選べません。実装されているのはFSR 3.1.5です |
| アップスケーリングモード | Quality → Balanced | 中 余裕があればQuality。厳しければBalanced |
| フレーム生成 | ベースFPSが安定して60以上なら On | 中 下回る状態で使うと遅延と表示の乱れが目立つ |
| NVIDIA Reflex | On + Boost | ― フレーム生成使用時は必ずOnに |
| ポストプロセス | ||
| アンチエイリアシング | TAA | 影響小 DLSS/FSRを使うと上書きされる |
| 被写界深度 | On / Off お好みで | 影響小 主にカットシーンのボケ表現 |
| モーションブラー | Off | 影響小 視認性が下がるためOff推奨 |
| レンズフレア | Off | 影響小 負荷に見合う効果が薄い |
| レンズダート | Off | 影響小 画面の汚れエフェクト |
| レンズディストーション | Off | 影響小 画面端の歪み。酔いやすい人はOff |
04 / パストレパストレーシングを楽しむための設定ガイド
バイオハザード レクイエムのパストレーシングは、暗闘の恐怖を別次元に引き上げます。懐中電灯の光が壁に反射して廊下の奥をぼんやり照らす、ガラス越しに見える景色が歪む——こうしたリアルな光の振る舞いはパストレーシングでしか体験できません。ただし、有効にするにはいくつかの条件があります。
パストレーシングを有効にすると、DLSS Ray Reconstructionが強制的にONになり、アップスケーリングもPerformanceモードが推奨されます。ネイティブ解像度でのパストレーシングは、RTX 5090ですら4Kで24〜27fpsまで落ちるほど重いため、DLSSとフレーム生成の併用が前提です。
GPU別パストレーシング設定の目安
4K / DLSS Performance / MFG x4
1440p / DLSS Quality / FG x2
1440p / DLSS Performance / FG x2
RT 高 / DLSS Quality / FG x2
発売直後のパストレーシングの不具合はすでに直っています。カプコンは2026年3月6日のタイトルアップデートで「パストレーシングの挙動に関する不具合」を修正したと告知しており、3月27日には特定のGPUドライバで起きていた見た目の不具合も直りました。当時ドライバをダウングレードして回避していた場合は、最新のGame Ready Driverへ戻してください。
05 / Tips設定以外で知っておきたい5つのこと
設定以外にも、快適にプレイするために知っておくと得する情報をまとめました。
- 三人称カメラの方が負荷が高い。本作はカメラモードを切り替えられますが、三人称視点は一人称よりも描画範囲が広いため、FPSが若干低くなります。フレームレートが厳しい環境では、一人称モードの方が有利です。
- コントローラーはDualSenseもフル機能で使える。発売当初はPC版でアダプティブトリガーと振動が効きませんでしたが、2026年5月8日のアップデートでアダプティブトリガー・コントローラー振動・モーションセンサーに対応しました。有効化の手順は公式のディスカッションで案内されています。
- フィルムグレインは設定メニューから消せない。画面全体にうっすらとかかるノイズ(フィルムグレイン)は、グラフィック設定にOFF項目がありません。気になる場合は設定ファイル(config.ini)の直接編集が必要です。
- シェーダーコンパイルのカクつきはゼロ。最近のPC版タイトルで問題になりがちなシェーダーコンパイル由来のカクつきですが、本作では起動時にしっかりプリコンパイルされるため、プレイ中のシェーダースタッターは発生しません。RE ENGINEの成熟度を感じるポイントです。
- SSD必須。HDDは非対応。ストレージはSSDが必須条件です。NVMe SSDが推奨されており、HDDではロードが極端に遅くなるだけでなく、テクスチャストリーミングにも影響が出ます。容量は50GB以上を確保しましょう。
06 / 更新履歴アップデートで何が変わったか
発売から4本のタイトルアップデートが配信されています。直近は2026年6月25日で、そこから3か月近く新しい配信はありません。発売直後に「重い」「落ちる」で離脱した人は、いま入れ直すと状況が変わっています。
DLSS 5はまだ本作では使えません。DLSS 5は2026年9月3日にNBA 2K27で提供が始まりましたが、対象はGeForce RTX 50シリーズのみで、RTX 40シリーズは秋以降の対応予定とされています。バイオハザード レクイエムはNVIDIA公式の製品ページでもDLSS 4までの対応で、DLSS 5を選ぶ項目はありません。いま設定を詰めるなら、上限はDLSS 4.5のマルチフレーム生成になります。
07 / 製品パストレーシングを狙うなら、どのGPUから
設定を詰めてもパストレーシングが回らない場合は、GPU側が要件に届いていません。描画モード別の下限にあたる4クラスを挙げます。いずれも2026年9月21日にAmazonの在庫を確認したモデルです。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
08 / BTO本体ごと入れ替えるなら、どのクラスから
グラフィックボードだけを載せ替える場合、電源容量とケースの奥行きが先に足りなくなることがあります。組み上がった状態で買うなら、上のGPU区分をそのまま本体のクラスに置き換えてください。4台とも2026年9月21日に価格と在庫を確認しています。
本作に公式の推奨PC認定はありません。バイオハザードは『ヴィレッジ』などで各社が推奨PCを出してきましたが、レクイエムでは認定モデルが用意されていません。発売時にあったのはRTX 50シリーズ購入でゲームが付くバンドル企画で、こちらは2026年4月6日で終了しています。以下はメーカーの認定ではなく、ここまでに示した描画モード別の下限に合わせて選んだ構成です。




※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
ストレージはSSDが必須要件で、本体だけで50GB以上を使います。1TBモデルなら他のタイトルと併用しても当面困りません。メモリは公式要件が16GBですが、配信や録画を同時に回すなら32GBを選んでおくと詰まりにくくなります。GPU単体で組み替える場合の選び方は解像度別に必要なGPUをまとめた記事、GPUごとのfpsの出方はグラボ性能比較で扱っています。
バイオハザード レクイエムはRE ENGINEの最適化が効いており、設定を詰めればミドルクラスのGPUでも十分に遊べます。最初に触るのはボリュメトリックフォグ解像度をNormal、メッシュ品質とサブサーフェススキャッタリングをLowの3つで、この組み合わせなら画面の印象を保ったまま負荷を落とせます。逆にスクリーンスペース反射は切ると画面が平坦になるので残してください。
パストレーシングはVRAMとGPU性能を大きく要求し、有効にしてよい下限はRTX 4080/RTX 5070 Tiです。DLSSとフレーム生成の併用が前提になるため、ベースのフレームレートが安定して60を超えているかを先に確認してください。DLSS 5は2026年9月21日時点で本作に来ておらず、上限はDLSS 4.5のマルチフレーム生成です。










