デス・ストランディング2 PC版の推奨スペック|必要GPU・アップスケーラー5種対応・ウルトラワイドまで全解説
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小島秀夫監督の最新作『デス・ストランディング2 オン・ザ・ビーチ』のPC版が2026年3月19日に発売され、現在は4月2日配信のパッチ1.2で安定性も向上しています。「自分のPCで快適に動くのか?」「どのGPUを選べば良いのか?」と気になっている方は多いはずです。
移植を担当するのは、Marvel’s Spider-ManやHorizon Zero DawnのPC版で実績のあるNixxes Software。PC版ではDLSS 4.5・FSR 4・XeSS 2に加え、Guerrilla Games独自の「Pico」アップスケーラーも使えるという、計5種類の選択肢が揃った異例の充実ぶりです。レイトレーシング非対応のおかげで要求スペックも比較的穏やかで、ミドル帯GPUでも十分戦えます。
本記事では、公式が提示する4段階の動作環境を2026年のGPUに置き換えた目安・5種アップスケーラーの違い・ウルトラワイド対応・パッチ1.2の効果まで、購入前に押さえておきたい情報を一気通貫でまとめました。
目次
01 / 推奨スペック公式推奨スペック ・ 4段階の要件を読み解く
デス・ストランディング2のPC版は、公式が4段階の動作環境(Low / Medium / High / Very High)を公開しています。加えてSteam DeckやROG Allyなどのハンドヘルド向けに「Portable」プリセットも用意されています。
DEATH STRANDING 2 — PC REQUIREMENTS
解像度別 推奨GPU早見表
| 項目 | Low最低 | Medium標準 | High推奨 | Very High最高 |
|---|---|---|---|---|
| 想定環境 | 1080p / 30fps | 1080p / 60fps | 1440p / 60fps | 4K / 60fps |
| GPU(NVIDIA) | GTX 1660 | RTX 3060 12GB | RTX 3070 | RTX 4080 |
| GPU(AMD) | RX 5500 XT 8GB | RX 6600 | RX 6800 | RX 9070 XT |
| CPU(Intel) | Core i3-10100 | Core i5-11400 | Core i7-11700 | Core i7-11700 |
| CPU(AMD) | Ryzen 3 3100 | Ryzen 5 5600 | Ryzen 7 5700X | Ryzen 7 5700X |
| メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB |
全プリセットでメモリ16GB・SSD 150GBが必須。HDDは非対応で、メモリ8GBでは動作しません。特にストレージは150GBとかなり大きいため、空き容量の確認をお忘れなく。NVMe SSDを推奨します。
本記事で頻出する専門用語
デス・ストランディング2のPC版で重要になる用語を、カテゴリ別(エンジン / アップスケール / 表示)でまとめました。読み進める前にざっと押さえておくと理解が速くなります。
Guerrilla Games製のゲームエンジン。Horizonシリーズやデスストでも使用。RT非対応の代わりにスクリーンスペースの反射・GIで美しい映像を出すのが特徴です。
PlayStation Studios傘下のPC移植専門スタジオ。Spider-Man・Horizonの安定移植で実績あり。本作も最適化品質に期待できます。
Guerrilla独自のアップスケーラー(Progressive Image Compositor)。GPUメーカー非依存でIntel ArcやGTXでも動作。水面・反射の描写が強い。
DLSS 4=MFG 4倍生成、DLSS 4.5=ダイナミックMFG最大6倍。RTX 50シリーズ専用機能。NVIDIAアプリで4.5へ更新可能です。
AMD公式のAIアップスケール+フレーム生成。RX 9000シリーズで最大効果。RX 7000以前は機能制限ありの旧世代版動作。
Intel Arc向けのAIアップスケール。Arc B580 / B570で最高効率。NVIDIA・AMD GPUでも動作するクロスベンダー対応。
ウルトラワイドモニターの比率。21:9はゲームプレイ+カットシーン両対応、32:9はゲームプレイのみ対応(カットシーンは21:9表示)。
AIで中間フレームを補間してFPSを倍増。FG x2(RTX 40+)x4・x6(RTX 50のみ)。ベースFPS 40以上で効果大。
02 / GPU目安2026年のGPUに置き換えると?
公式スペック表は前世代のGPU名で書かれていますが、2026年春時点で新品購入するなら以下が目安になります。アップスケーラーを併用すれば1〜2ランク下のGPUでも快適に動作する可能性があります。
4K + DLSS Quality + MFG x4で平均120fps超。Very High設定をフル活用しつつ、ウルトラワイド3440×1440でも160fps前後で動作します。
4K + アップスケーラー + FG x2で90fps前後。1440pネイティブなら100fps超え。VRAM 16GBで長時間プレイでも安定します。
WQHD High + アップスケーラー + FG x2で75fps前後。VRAM 16GBモデルがおすすめで、設定の余裕も生まれます。
1080p Medium + アップスケーラーで60fps安定。前世代のRTX 3060 / RX 6600以上を持っていれば買い替え不要で楽しめます。
公式スペックはアップスケーリングなしの数値と考えられます。DLSS 4.5やFSR 4を有効にすれば、上記より1〜2ランク下のGPUでも快適に動作する可能性があります。発売後のベンチマークでも、アップスケーラー併用時のFPSは公式想定を大きく上回る結果が報告されています。
03 / 世代比較前作デスストからどれだけ要求が上がったか
前作『デス・ストランディング』PC版(2020年)と比較すると、Decima Engineの進化に伴い要求スペックは明確に引き上げられています。とはいえ、世代交代を考えれば妥当な範囲です。
| 項目 | 2020デスストランディング | 2026デスストランディング2 |
|---|---|---|
| 最低GPU | GTX 1050 | GTX 1660 約2倍 |
| 1080p/60fps GPU | GTX 1060 / RX 580 | RTX 3060 / RX 6600 約2倍 |
| メモリ | 8GB | 16GB 2倍 |
| ストレージ | HDD 80GB | SSD 150GB SSD必須 |
| アップスケーリング | DLSS 2.0(後日) | DLSS 4.5 / FSR 4 / XeSS 2 / Pico 5種 |
| フレーム生成 | なし | DLSS / FSR / XeSS 全対応 対応 |
| レイトレーシング | なし | なし(仕様) |
| 移植担当 | Kojima Productions | Nixxes Software 実績豊富 |
GPU要求はおよそ2倍、メモリも倍増していますが、Decima Engineの世代交代を考えれば妥当な範囲です。特に注目すべきは移植をNixxes Softwareが担当している点。NixxesはMarvel’s Spider-ManやHorizon Zero DawnのPC版で安定した移植品質を証明しており、最適化面での安心感があります。
04 / アップスケーラー5種のアップスケーラー ・ PC版だけの贅沢な選択肢
デス・ストランディング2のPC版は、アップスケーリング技術の対応が異例の充実ぶりです。NVIDIA・AMD・Intelの3社に加え、Guerrilla Games独自の「Pico」にも対応。PC版では計5種類のアップスケーラーが選べます。
| 技術 | アップスケーリング | フレーム生成 |
|---|---|---|
| NVIDIA DLSS 4.5 | Super Resolution | MFG(RTX 50)/ FG(RTX 40) |
| NVIDIA DLSS 4.5 SR | NVIDIA Appオーバーライドで適用可 | — |
| AMD FSR 4 | 対応 | 対応 |
| INTEL XeSS 2 | 対応 | 対応 |
| GUERRILLA Pico | 対応(GPU非依存) | 他社FGと併用可 |
Pico ・ Guerrilla Games独自のアップスケーラーがPC初登場
「Pico(Progressive Image Compositor)」は、Decima Engineに組み込まれたGuerrilla Games独自のアップスケーリング技術です。PS5版でも使われていたものがPC版に初めて移植されました。
GPUメーカーを問わず動作
DLSS(NVIDIA専用)やFSR(AMD最適化)と異なり、PicoはどのGPUでも利用可能。Intel ArcやGTX世代でも使えます。
水面や光沢のある表面に強い
海外のブラインドテストでは、水面の反射描写でDLSSよりクリアな結果が報告されています。デスストの世界観(海や雨)との相性は抜群です。
他社フレーム生成と併用可能
PicoでアップスケーリングしつつDLSSやFSRのフレーム生成だけ使う、というハイブリッド構成が可能です。
PS5 Pro版ではソニーのPSSRではなくPicoが採用されており、Guerrilla自身がPicoの画質に高い自信を持っていることがうかがえます。DLSS 4.5やFSR 4と比較して実際にどちらが優れるかは、使用GPUとシーンによって異なるため、いくつか試して自分の好みを探してみるのがおすすめです。
05 / PC独自機能PC版ならではの機能 ・ ウルトラワイド・オーディオ・DualSense
デス・ストランディング2のPC版は、スペック以外にもPC環境を活かした独自機能が充実しています。
ウルトラワイド対応(21:9 / 32:9)
21:9はゲームプレイとカットシーン両対応。32:9はゲームプレイのみ対応で、カットシーンは21:9表示。広大なフィールド移動との相性は最高です。
立体音響(Atmos / DTS / Sonic)
Dolby Atmos・DTS:X・Windows Sonicの3D音響に対応。BTの気配を方向で感じる恐怖体験がヘッドフォンで堪能できます。
DualSense完全対応(要有線)
有線接続が必要ですが、荷物の重量バランスや戦闘時の反動を触覚で感じ取れます。PS5版と同等のフィードバック体験が可能です。
フレームレート上限なし
PS5版の60fps上限を超え、144Hzや240Hzのモニターでもスムーズに動作する設計。アクション操作の応答性も大きく向上します。
06 / RT非対応レイトレーシング非対応 ・ その理由と実際の画質
2026年の大型タイトルとしては珍しく、デス・ストランディング2はレイトレーシングに対応していません。これはPC版だけでなくPS5版も同様で、Decima Engineの設計思想によるものです。
Decima Engineはハードウェアレイトレーシング非対応です。Guerrilla Games製のDecima Engineは、反射や環境光を高度なスクリーンスペース技術で処理しています。RTを使わないぶんGPU負荷が抑えられ、ベースPS5でも1440p/60fpsを安定して実現できています。
RT非対応と聞くと画質が劣ると思うかもしれませんが、前作のPC版も同じくRT非対応ながら「2020年で最も美しいPC版の1つ」と評価されました。Decima Engine独自のライティングは、RTなしでも説得力のある映像を作り出します。むしろRTがない分、ミドルクラスGPUでも高設定を維持しやすいという実用上のメリットがあります。
07 / パッチ情報パッチ1.2のPC版パフォーマンス改善(2026年4月2日)
2026年4月2日に配信されたパッチ1.2では、PC版に特化した最適化が実施されました。旧世代プラットフォームでの体感が大きく向上しています。
PCIeバス転送量の削減
GPU-CPU間のデータ転送処理が最適化され、PCIe帯域に余裕が少ない環境(Gen3接続・ライザー使用時)でのfps低下が軽減されました。Ryzen 5000以前で効果大。
Steam Deck OLEDの最適化
公式のPortableプリセットがSteam Deck OLEDに合わせて再調整。フレームレートの安定性と解像度スケーリングが改善されています。
HDRスクリーンショット修正
HDR有効時にスクリーンショットの色が正確に記録されない色褪せ問題が修正されました。SNS共有時の見栄えも改善。
シェーダーキャッシュ最適化
起動時のシェーダーコンパイル処理が改善され、初回起動時のフリーズ・スタッターが軽減。アップデート後はキャッシュクリア推奨です。
パッチ1.2は自動更新で配信済みです。PCIe 4.0環境(Intel 12世代以前・Ryzen 5000番台以前)でプレイしている場合、アップデート後にシェーダーキャッシュをクリアしてから起動すると効果が出やすい場合があります。
08 / 製品デスストランディング2におすすめのGPU
本記事の解像度別目安に合わせたGPUを4枚整理しました。すべて2026年5月時点で在庫が安定している主要モデルです。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
WQHD High + DLSS Quality + FG x2で75fps前後を狙えるコスパ最重視モデル。VRAM 16GBで150GB級の本作テクスチャでも余裕。Picoとの相性もよく、フルHDなら100fps超えも可能です。

MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHD High設定をネイティブで快適に動かせる本命構成。WQHD + DLSS Quality + FG x2で90fps超に到達。3連ファンの安定冷却で長時間プレイにも耐え、ウルトラワイド3440×1440での運用も視野に入ります。
デス・ストランディング2のPC版は、Nixxes Softwareの安定移植・5種のアップスケーラー対応・ウルトラワイド対応と、PC版としての完成度が非常に高い構成です。レイトレーシング非対応のおかげで要求スペックは比較的穏やかで、RTX 3060 / RX 6600クラスでも1080p/60fpsが狙えます。GPU選びに迷ったら「1440p/60fpsを狙うならRTX 5060 Ti以上、4K/60fpsならRTX 5070 Ti以上」がざっくりとした目安。2026年4月2日配信のパッチ1.2でPCIe帯域の最適化も行われており、旧世代プラットフォームでも快適さが増しています。アップスケーラーの選択肢が豊富なので、自分のGPUに合った技術を探す楽しみもこの作品ならではの体験です。
FAQよくある質問
遊べますが1080p Medium以下が現実的です。本作はテクスチャ容量が大きく、High設定では1080pでもVRAM消費が9〜10GBに達します。RTX 4060 8GB / RX 7600 8GB等の8GBモデルでプレイする場合は、テクスチャ品質をMediumに下げるかPicoアップスケーラーでネイティブ解像度を落として運用してください。
シーンによって優劣が変わります。Picoは水面・反射・ガラスなどの光沢表現でDLSSよりクリアな結果が報告される一方、テクスチャの細部や草むらなどはDLSS 4.5の方が安定しているケースもあります。最大の強みはGPUメーカーを選ばず動作する点で、GTXやIntel Arcユーザーには事実上の選択肢になります。
前作のPC版も同じくRT非対応でしたが、「2020年で最も美しいPC版の1つ」と評価されました。Decima Engineはスクリーンスペース反射と高度なグローバルイルミネーションで、RTなしでも説得力のある映像を作り出します。むしろRTがない分、ミドルクラスGPUでも高設定を維持しやすいのが本作の利点です。
遊べます。公式にPortableプリセットが用意されており、Steam Deck OLEDでは40〜45fps前後、ROG Ally X(Z1 Extreme)では720p中設定で50〜60fpsが目安です。2026年4月2日配信のパッチ1.2でハンドヘルド向けの最適化が強化され、安定性が向上しています。
GPUごとに対応する技術が違います。NVIDIA:DLSS FG(RTX 40以降)/ MFG(RTX 50専用、最大4倍)。AMD:FSR 3 FG(RX 6000以降)/ FSR 4 FG(RX 9000で最大効果)。Intel:XeSS 2 FG(Arc B580 / B570推奨)。GTX世代やArc Aシリーズでは生成系は使えませんが、Picoによるアップスケーリングは可能です。
有線接続が必須です。Bluetooth接続ではDualSenseの認識自体は可能ですが、ハプティクス(触覚フィードバック)とアダプティブトリガーが動作しません。USBケーブルで接続するか、Sony純正のDualSense PCアダプターを使ってください。荷物の重量や戦闘の反動を全身で感じる体験は、本作の没入感に直結する重要な要素です。
3点あります。(1) シェーダーキャッシュのクリア(NVIDIA:コントロールパネルから/AMD:Adrenalin → Game設定)、(2) Game Ready Driverの最新化、(3) Steamの整合性チェック。特にPCIe 4.0環境(Intel 12世代以前・Ryzen 5000番台以前)では、シェーダーキャッシュのクリアでフレームレートが体感できるレベルで改善することが報告されています。





