RTX 2070 SUPER・RTX 2080は2026年でも現役か|モンハンワイルズ公式推奨だった実績
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モンスターハンターワイルズの公式推奨GPUだった実績 ・ RTX 2060 SUPERとの実用性の差
RTX 2080は2018年9月、RTX 2070 SUPERは2019年7月に発売されたNVIDIA Turing世代の上位モデルです。発売から6年以上が経過した今も中古市場で人気があり、同世代のRTX 2060 SUPERより一段上のポジションとして扱われています。
結論を先に言うと、演算性能・RT性能の余裕が、2025〜2026年のタイトルで具体的な形で効いてきています。モンスターハンターワイルズは2024年9月の発表当初、公式推奨GPUにRTX 2070 SUPERを指定していました(発売直前にRTX 2060 SUPERへ引き下げ)。同じTuring世代でも、この性能差が公式の評価にそのまま表れた実例です。
この記事では、RTX 2060 SUPERとの違いを整理したうえで、モンスターハンターワイルズやアサシン クリード シャドウズといった2025〜2026年発売タイトルでの公式要件、実用的なレイトレーシングの範囲、そして中古購入時の判断基準まで解説します。
目次
スペックRTX 2070 SUPERとRTX 2080の基本スペック
| 項目 | RTX 2070 SUPER | RTX 2080 |
|---|---|---|
| 発売 | 2019年7月9日 | 2018年9月20日 |
| VRAM | 8GB GDDR6 | 8GB GDDR6 |
| バス幅 | 256-bit | 256-bit |
| CUDAコア | 2,560基 | 2,944基 |
| RTコア | 40基 | 46基 |
| TDP | 215W | 215W |
| 発売時MSRP | $499 | $699(Founders Editionは$799) |
※MSRPは発売当時の海外希望小売価格です。当時の日本国内実売価格や現在の中古相場とは異なります。VRAM容量は8GBでRTX 2060 SUPERと同じですが、CUDAコア・RTコア数はRTX 2070 SUPERで約18%、RTX 2080で約35%上回ります。なお無印RTX 2070(2018年発売、CUDAコア2,304基)も存在しますが、RTX 2070 SUPERとほぼ同じ$499で発売され、後継のSUPER版に実質置き換わったモデルのため、この記事ではSUPER版を主軸に扱います。
RT性能RTX 2060 SUPERより一段実用的なレイトレーシング
RTX 2070 SUPER・RTX 2080は、RTX 2060 SUPERと同じTuring世代・同じ8GB VRAMですが、RTコア数・演算性能では明確に上回ります。この差が、レイトレーシングの実用性に直結しています。
実測性能2025〜2026年発売タイトルでの公式ポジション
2025〜2026年に発売された注目タイトルの公式動作要件で、RTX 2070 SUPER・RTX 2080がどう扱われているか整理します。
2024年9月の初回発表時点、公式推奨環境のGPUはRTX 2070 SUPER/RTX 4060/RX 6700 XTでした(1080p・中設定・60fps、アップスケーリング・フレーム生成の使用が前提)。2025年2月の発売直前にRTX 2060 SUPER/RX 6600へ引き下げられましたが、RTX 2070 SUPERが一度は公式推奨の基準そのものだった実績は、性能の余裕を示す好例です。実測ベンチマークでは、一段下のRTX 2060 SUPERで1080p高設定・アップスケーリング品質モード時に平均32fps、中設定で平均39fpsという報告があり、RTX 2070 SUPER・RTX 2080はRTコア数・CUDAコアの優位から、これを上回る余裕があるとみられます。
Ubisoft公式のGPU階層で、レイトレーシングの最低ラインは無印RTX 2070(8GB)です。RTX 2070 SUPER・RTX 2080はこれを上回るため、レイトレーシングを有効にした最低設定は問題なく動作します。ただしその上の「RT RECOMMENDED」はRTX 4070 SUPER級のため、レイトレ多用や高設定はまだ届きません。
公式最低GPUはRTX 2060 SUPER/RX 6600、公式推奨はRTX 3080以上です。RTX 2070 SUPER・RTX 2080は最低要件を上回りますが、推奨要件(RTX 3080級)にはまだ届かない中間の性能帯です。
公式最低GPUはGTX 1650/RX 6500 XTで、RTX 2070 SUPER・RTX 2080はこれを大きく上回ります。上位の「Recommended(RTX 3060 Ti級)」にはまだ届きませんが、1080p〜1440pの標準的な設定なら快適です。
※各要件は公式サポートページ等の情報にもとづく参考値です。パッチや設定条件によって変動するため目安としてご覧ください。なお2025〜2026年発売タイトルの主要ベンチマークサイトは、VRAM8GB級の旧世代GPUを検証対象から外す傾向が強まっており、RTX 2070 SUPER・RTX 2080単体の実測データそのものが年々入手しづらくなっています。本記事が公式動作要件を軸にしているのはこのためで、あくまで参考値は同世代・近い性能帯のGPUの実測から類推している点をご理解ください。
姉妹記事で扱ったRTX 2060 SUPERは、DOOM: The Dark AgesやIndiana Jonesで「ギリギリの最低ライン」という位置づけでした。一方RTX 2070 SUPER・RTX 2080は、これらのタイトルの最低要件を余裕を持って上回り、モンスターハンターワイルズでは発表当初の公式推奨GPUそのものだったという実績もあります。同じTuring世代でも、演算性能の差が公式評価にそのまま反映される好例です。
実用面CPU相性・配信用途・軽量タイトルでの評価
中古価格現行GPUとの価格比較とマイニング品への注意
中古市場でのRTX 2070 SUPER・RTX 2080の実勢価格を、現行の新品エントリークラスGPUと比較します。
RTX 2070 SUPERの中古最安値は約1.9万円〜、RTX 2080は約2.1万円〜という水準です。姉妹記事のRTX 2060 SUPER(約1.6万円台)から緩やかに価格が積み上がる序列になっています。
一方、現行の新品エントリークラス(RTX 5060 8GB等)は約5.3万円〜という水準です。中古との差額は3万円台に開いており、新品保証・現行世代のDLSS/FSR対応を重視するなら新品という選択肢も十分検討に値します。価格は変動するため、購入・売却を検討する際は最新の相場を都度確認してください。
マイニング制限機能「LHR(Lite Hash Rate)」はRTX 30シリーズ以降の機能で、RTX 20シリーズには一切実装されていません。RTX 2070 SUPER・RTX 2080も2020〜2021年のマイニングブーム期にハッシュレート制限なしでフル稼働できた世代のため、「LHR表記の有無」で酷使リスクを絞り込む目安が使えません。中古で購入する際は、動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことが重要です。
※ドライバサポートの面では、RTX 20シリーズ(Turing)は現時点で通常のGame Readyドライバ提供が続いており、サポート終了の予定は報じられていません。Windows 10上でのサポートも、RTX 20〜50シリーズ共通で2026年10月まで継続する見込みです。
判断基準買い替えるべきか、使い続けるべきか
消費電力の面では、RTX 2070 SUPER・RTX 2080はいずれもTDP215Wと、現行のミドルクラス(RTX 5060 Ti=180W前後、RX 9060 XT=160W前後)よりやや高めです。買い替えれば性能向上に加えて、消費電力を下げられる点も見逃せないメリットです。
乗り換え先買い替え先のGPU候補
RTX 2070 SUPER・RTX 2080(いずれもVRAM8GB)からの買い替えでは、16GBモデルを選べばVRAM容量が確実に増えるため、失敗しにくいのが利点です。まず、どれくらいの性能差があるのかを視覚的に確認しておきましょう。
| GPU | 相対性能(PassMark G3D Mark、RTX 5070=100%換算) |
|---|---|
| RTX 2070 SUPER現在 | 63.2% |
| RTX 2080現在 | 64.7% |
| RX 9060 XT 16GB | 70.0% |
| RTX 5060 Ti 16GB | 78.9% |
| RX 9070 XT | 93.9% |
| RTX 5070 | 100% |
※PassMarkの合成ベンチマーク「G3D Mark」スコアをもとに、この表内で最も高いRTX 5070を100%として換算した相対値です。他の現役シリーズ記事で使用している実ゲーム集計ベースの指数とは算出方法が異なるため、単純な横並び比較はできませんが、この表内での序列・倍率関係は参考にできます。
| 候補GPU | 実売の目安 | どんな乗り換えか |
|---|---|---|
| RTX 5060 8GB(無印) | 約5.3万円〜 | VRAM容量は同じ8GBだが、DLSSフレーム生成対応とRT性能の向上が主な恩恵 |
| RX 9060 XT 16GB | 約5.2万円〜 | 8GBモデルとの価格差が小さく、VRAM16GBまで一気に確保できるコストパフォーマンス最優先の候補 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 約8.5万円〜 | VRAM容量に余裕を持たせつつDLSS対応も底上げしたい人向け |
| RTX 5070 12GB | 約9.9万円〜 | より高いRT・DLSS性能を求めるなら比較検討の価値がある |
| RX 9070 XT 16GB | 約9.3万円〜 | AMD環境でRT性能・素の性能を大きく引き上げたい人向けの本命 |
※実売の目安は2026年7月22日時点の価格比較サイト掲載価格をもとにした参考値です。メモリ価格の高騰でGPU価格は上昇局面にあり、変動が大きい点にご注意ください。最新は各リンク先で確認してください。
結論から言うと、予算重視ならRX 9060 XT 16GBをおすすめします。8GBモデルとほぼ同じ価格帯でVRAM 16GBまで確保でき、コストパフォーマンスが際立っています(DLSSからFSR 4への乗り換えになる点だけ注意してください)。
NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に、予算があればRTX 5070まで視野に入れると納得感のある買い物になりやすいです。
この中から、用途別に4枚挙げておきます。


FAQよくある質問
まとめTuring世代の中でも一段実用的なポジション
RTX 2070 SUPER・RTX 2080は、発売から6年以上が経過した今も、Turing世代の中では一段上の実用性を持つGPUです。モンスターハンターワイルズが発表当初の公式推奨GPUに指定していた実績が示す通り、演算性能・RT性能の余裕はRTX 2060 SUPERより明確です。
一方で、DLSSフレーム生成には非対応で、レイトレーシングを多用する高設定にはまだ届きません。快適なレイトレーシング体験やDLSSフレーム生成の恩恵を求めるなら、買い替えを検討する価値があります。買い替え先を選ぶ際は、予算重視ならRX 9060 XT 16GB、NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に検討してください。
RTX 2070 SUPER・RTX 2080は、モンスターハンターワイルズの公式推奨GPUだった実績が示す通り、Turing世代の中でも一段実用的なポジションにあるGPUです。レイトレーシングの最低設定・DLSS超解像は今も現役ですが、DLSSフレーム生成やレイトレーシングの高設定にはまだ届きません。中古購入時はLHR非搭載ゆえの酷使リスクに注意し、買い替え先を選ぶ際はVRAM容量が確実に増える現行世代の中から予算に合う1枚を検討してください。





