RTX 2060・RTX 2060 SUPERは2026年でも現役か|VRAM 6/8GBの実態とDLSS世代の壁【2026年版】

(更新: 2026.7.23)
RTX 2060・RTX 2060 SUPERは2026年でも現役か|VRAM 6/8GBの実態とDLSS世代の壁【2026年版】

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RTX 2060 / RTX 2060 SUPER 現役検証 / 2026年7月20日
RTX 2060・RTX 2060 SUPERは2026年でも現役か
VRAM 6/8GBの実態 ・ DLSS世代の壁を正確に整理 ・ 中古購入時の注意点
2019年発売のRTX 2060・RTX 2060 SUPERは、NVIDIA Turing世代を代表するミドルクラスGPUとして今も多くの環境で現役です。しかし2025〜2026年に発売された重量級タイトルでは、VRAM 6GB(無印)/8GB(SUPER)が「境界線」を超えて明確に不足する場面が実例として確認されています。無印とSUPERの違い、DLSSの対応状況、実測フレームレート、そして中古購入時にRTX 30シリーズ以降とは異なる注意点まで整理しました。
無印・SUPERの違いを正確に整理DLSS対応状況を正確に整理LHR非搭載ゆえの中古注意点

RTX 2060は2019年1月、上位版のRTX 2060 SUPERは同年7月に発売されたNVIDIA Turing世代のGPUです。発売から6年以上が経過した今も中古市場で根強い人気があり、手元の1枚を現役で使い続けている人は少なくありません。

結論を先に言うと、1080pの軽量〜中量級タイトルであれば今も実用範囲内です。ただし2025年以降に発売された重量級タイトルでは、無印の6GB・SUPERの8GBともにVRAM不足がすでに実例として確認されており、無視できない弱点になっています。

この記事では、無印とSUPERの違いを正確に整理したうえで、DLSSの対応状況、バイオハザード レクイエムやインディ・ジョーンズ/大いなる円環といった具体的なタイトルでの実測データを検証します。あわせて、RTX 30シリーズ以降とは異なる、Turing世代ならではの中古購入時の注意点も紹介します。

目次

スペックRTX 2060とRTX 2060 SUPERの基本スペック

項目RTX 2060RTX 2060 SUPER
発売2019年1月15日2019年7月9日
VRAM6GB GDDR68GB GDDR6
バス幅192-bit256-bit
CUDAコア1,920基2,176基
TDP160W175W
発売時MSRP$349$399

※MSRPは発売当時の海外希望小売価格です。当時の日本国内実売価格や現在の中古相場とは異なります。なお、後年になって発売された「RTX 2060 12GB」(CUDAコア2,176基・TDP185W)という亜種も存在しますが、この記事で扱う無印RTX 2060(6GB)・RTX 2060 SUPER(8GB)とは別モデルなので混同しないよう注意してください。

両モデルはNVIDIA Turing世代のGPUで、RT・Tensorコアを搭載したハードウェアレイトレーシング対応の最初の世代にあたります。CUDAコア数・VRAM容量・バス幅のいずれもSUPERの方が上位で、演算性能はおよそ1割強、SUPERが上回ります。

DLSS対応フレーム生成は非対応、超解像は使えるが性能ペナルティに注意

DLSSの対応状況は世代によって細かく異なり、誤解されやすいポイントです。RTX 2060・RTX 2060 SUPERも例外ではないため、正確に整理します。

フレーム生成(1枚)は非対応DLSSのフレーム生成はRTX 40シリーズ以降限定の機能で、RTX 2060・RTX 2060 SUPERが属するRTX 20シリーズ(Turing)では利用できません。マルチフレーム生成(MFG)はRTX 50シリーズ専用の機能で、こちらも対象外です。
DLSS 4.5の新超解像モデルは使えるが、性能ペナルティはより大きいDLSS 4.5の新しいTransformerベース超解像モデルはRTX 20〜50の全世代に提供されています。ただしRTX 2060・RTX 2060 SUPERはFP8演算に対応していないため、重量級のモデル(M/L)では処理負荷が大きくなります。海外の実測では、Turing世代のRTX 2070 SUPERで重量級モデルに切り替えた際にForza Horizon 5が約12.2%、Cyberpunk 2077が約7.4%のフレームレート低下が確認されており、同じAmpere非対応組でもRTX 30シリーズより性能ペナルティが大きい傾向にあります。軽量なモデル(K・DLSS 4.0相当)に留めておく方が快適です。
代替手段はゲーム側のFSR 3フレーム生成フレーム生成が完全に閉ざされているわけではありません。AMDのFSR 3フレーム生成はGPUメーカーを問わず動作する設計で、公式サポート対象にRTX 20シリーズ以降が含まれています。ゲーム側がFSR 3系のフレーム生成に対応していれば、RTX 2060・RTX 2060 SUPERでもフレーム生成の恩恵を受けられます。

※DLSS超解像自体(従来のDLSS 2/3世代の機能)は問題なく利用できます。フレーム生成が使えない分、素の性能で60fps以上を確保できるかどうかがより重要になります。

実測性能2025〜2026年発売タイトルでの実力

2025〜2026年に発売された注目タイトルで、RTX 2060・RTX 2060 SUPERがどの程度のフレームレートを出せるか整理します。

バイオハザード レクイエム1080p・ラスタライズ設定

RTX 2060 SUPERが公式推奨GPUに指定されており、1080p・60fps想定の水準は満たす設計。ただしレイトレーシングを有効にするとVRAM消費が約11.6GBに達し、6GB/8GBクラスではRTオンは非現実的です。

インディ・ジョーンズ/大いなる円環1080p・Low設定

レイトレーシングが無効化不可の必須機能で、公式最小要件がRTX 2060 SUPER(60fps目標)。無印RTX 2060はこの最小要件にすら届いておらず、実測では平均25fps程度にとどまるとする報告があります。

モンスターハンターワイルズ1080p Performance DLSS・中設定

RTX 2060 SUPERで平均46.42fpsという実測報告があります。フレーム生成非対応のため、FSR 3等の代替手段なしでは重量級シーンでの粘りは限定的です。

Forza Horizon 61080p Extreme(RTなし)/1080p High

RTX 2060(無印)はExtremeで平均39fps。High設定に落とせば60fpsを超えます。

黒神話:悟空1080p

RTX 2060 SUPERで平均約40fps。同条件のDX11モードはDX12よりやや高速という傾向が確認されています。

※各数値は複数の実測データをもとにした参考値です。測定環境・ドライバ・パッチ状況によって変動するため目安としてご覧ください。

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2025〜2026年の重量級タイトルは「最低ラインがRTX 2060 SUPER」に上がってきている

インディ・ジョーンズ/大いなる円環やメタルギアソリッド デルタなど、2025年以降の話題タイトルでは公式の最小要件にRTX 2060 SUPERを指定する例が増えています。SUPERであれば要件上はぎりぎり満たせますが、演算性能・VRAMともに一段下の無印RTX 2060は、こうしたタイトルで最小要件にすら届かないケースが出てきている点に注意が必要です。

VRAM6GB/8GBはどこまで足りるか、実例で検証

無印6GBは1080p軽量タイトルなら十分、重量級は早々に不足1080p解像度で、eスポーツ系や軽量なインディータイトル中心の使い方であれば、VRAM 6GBが即座に破綻するわけではありません。ただし前述のインディ・ジョーンズ/大いなる円環のように、公式最小要件をすでに満たせないタイトルが実例として出てきているのが無印RTX 2060の現在地です。
SUPER8GBはやや猶予があるが、大型タイトルの最高設定では同様に不足の兆候RTX 2060 SUPERはインディ・ジョーンズ/大いなる円環の公式最小要件を満たすなど、無印より一段の猶予があります。ただしバイオハザード レクイエムのレイトレーシング有効時(VRAM消費約11.6GB)のように、大型タイトルの上位設定では8GBでも足りない場面が出てきています。標準〜中設定の範囲であれば実用的なフレームレートを確保できる場面が多いというのが実態です。
1440p以上・レイトレーシング常用・テクスチャMODはほぼ非現実的1440p解像度への引き上げや、レイトレーシングの常用、高解像度テクスチャMODの導入は、無印・SUPERいずれもVRAM容量の面で現実的な選択肢ではなくなっています。最高設定を追求したい用途では、RTX 2060世代なりの限界と割り切る必要があります。

実用面CPU相性・配信用途・軽量タイトルでの評価

VRAM容量やベンチマークの数値だけでなく、実際に使う上で見落とされがちなポイントも押さえておきます。

CPUの組み合わせ次第で性能を活かしきれないことがあるRTX 2060・RTX 2060 SUPERの性能を無駄なく引き出すには、Ryzen 5 5600X/Core i5-10600K以上(6コア12スレッド級)が目安です。これより下位の4コアCPUだと、タイトルによってはCPU側がボトルネックになり、GPUの性能を使い切れない場面が出てきます。
配信・エンコード用途はAV1非対応に注意RTX 2060・RTX 2060 SUPERが搭載するTuring世代のNVENCは、H.264・HEVC(H.265)のハードウェアエンコードには対応していますが、AV1のハードウェアエンコードは非対応です。AV1エンコードはRTX 40シリーズ(Ada Lovelace)以降で追加された機能のため、この点は世代なりの制約です。なお、動画のAV1デコード(視聴)についても、AV1デコードはRTX 30シリーズ(Ampere)以降で追加された機能のため、RTX 2060・RTX 2060 SUPERでは視聴側も非対応である点に注意してください。
eスポーツ・軽量タイトルなら依然として余裕があるここまで扱った重量級タイトルではVRAM不足が目立ちますが、Apex LegendsやFortnite、VALORANTのような軽量なeスポーツタイトルでは話が別です。無印・SUPERいずれも高フレームレートを確保しやすく、日常的に遊ぶタイトルが軽量なeスポーツ系中心なら、買い替えを急ぐ必要は薄いといえます。

中古価格現行GPUとの価格比較とマイニング品への注意

中古市場でのRTX 2060・RTX 2060 SUPERの実勢価格を、現行の新品エントリークラスGPUと比較します。

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中古相場の目安(2026年7月20日時点)

RTX 2060(無印)の中古実勢は、保証付きの実店舗基準(じゃんぱら等)で約1.6万円〜1.9万円程度、RTX 2060 SUPERは約2万円〜2.4万円程度です。フリマアプリ等の最安値だけを見るとさらに安い出品も見られますが、状態のばらつきが大きいため、保証付きの実店舗価格を目安にするのが安全です。

一方、現行の新品エントリークラス(RTX 5060 8GB等)は約5.2万円〜という水準です。中古との差額は3万円台に開いており、新品保証・現行世代のDLSS/FSR対応を重視するなら新品という選択肢も十分検討に値します。価格は変動するため、購入・売却を検討する際は最新の相場を都度確認してください。

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RTX 20シリーズはLHR非搭載|RTX 30シリーズとは酷使リスクの見分け方が異なる

マイニング制限機能「LHR(Lite Hash Rate)」はRTX 30シリーズ以降で導入された機能で、RTX 20シリーズには一切実装されていません。つまり2020〜2021年の暗号資産マイニングブーム期、RTX 2060・RTX 2060 SUPERはハッシュレート制限なしでフル稼働できる状態にあり、当時は品薄になるほど需要が集中したモデルでもあります。

RTX 3060シリーズのように「LHR表記の有無」で酷使リスクをある程度絞り込める仕組みが、RTX 20シリーズには使えません。中古で購入する際は、動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことがより重要になります。

※ドライバサポートの面では、RTX 20シリーズ(Turing)は現時点で通常のGame Readyドライバ提供が続いており、サポート終了の予定は報じられていません。Windows 10上でのサポートについても、RTX 20〜50シリーズ共通で2026年10月まで継続する見込みです(Maxwell/Pascal/Volta世代は2025年10月に通常サポートを終了済みで、Turing以降とは扱いが異なります)。

判断基準買い替えるべきか、使い続けるべきか

継続して問題ないケース1080p解像度で、eスポーツ・軽量タイトル中心の使い方であれば、RTX 2060・RTX 2060 SUPERのまま継続して問題ありません。日常的に遊ぶタイトルが重量級でなければ、無理に買い替えを急ぐ必要は薄いといえます。
買い替えを検討したいケース2025年以降の重量級タイトルを遊びたい、レイトレーシングを使いたい、1440p以上を常用したい——こうした用途では、VRAM 6GB/8GBがすでに実例でボトルネックになっているため、現行世代への買い替えを検討する価値があります。とくに無印RTX 2060は、一部タイトルの公式最小要件にすら届いていない点も判断材料になります。

なお、消費電力の面では、RTX 2060(160W)・RTX 2060 SUPER(175W)は現行のミドルクラス(RTX 5060 Ti=180W前後、RX 9060 XT=160W前後)とほぼ同水準です。RTX 30/40世代からの買い替えでよく語られる「同じ電力で性能が伸びる」というメリットは、RTX 20シリーズからの買い替えでは相対的に小さく、性能・VRAM容量・DLSS/FSR世代対応が主な買い替え動機になる点は押さえておいてください。

乗り換え先買い替え先のGPU候補|8GBのSUPERから8GBモデルへの乗り換えは要注意

RTX 2060 SUPER(8GB)から乗り換える場合に注意したいのは、無印RTX 5060やRTX 5060 Ti 8GBを選ぶとVRAM容量が据え置きになるという点です。世代が3つ進む分の演算性能向上は確実に得られますが、VRAM律速の場面での体感向上は限定的にとどまる可能性があります。

費用対効果を確保するには、VRAM 16GBのモデルを軸に検討するのが失敗しない選び方です。

候補GPU実売の目安どんな乗り換えか
RTX 5060 8GB(無印)約5.2万円〜世代3つ分の性能向上はある。無印RTX 2060(6GB)からならVRAMも増えるが、SUPER(8GB)からは容量据え置き
RTX 5060 Ti 8GB約6.2万円〜性能アップの実質的な下限ライン。ただしVRAMは8GBのため、SUPERからの乗り換えでは不足の弱点が残る
RX 9060 XT 16GB約6.65万円〜8GBモデルとの価格差が小さく、VRAM不安を解消できるコストパフォーマンス最優先の候補
RTX 5060 Ti 16GB約11.07万円〜VRAM容量の不安を解消しつつ性能も向上。ただしメモリ価格高騰の影響で、後述のRTX 5070と価格が接近してきている
RTX 5070 12GB約11.7万円〜RTX 5060 Ti 16GBとほぼ同価格帯まで来ており、予算があるならフレーム生成対応も含めてこちらも比較検討する価値がある
RTX 5070 Ti 16GB約18万円〜予算に余裕があるならこちら。VRAM16GB・演算性能とも余裕があり、1440p常用や4K入門まで見据えられる

※実売の目安は2026年7月20日時点の価格比較サイト掲載価格をもとにした参考値です。メモリ価格の高騰でGPU価格は上昇局面にあり、変動が大きい点にご注意ください。最新は各リンク先で確認してください。

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迷ったらどれを選ぶべきか

結論から言うと、予算を最優先するならRX 9060 XT 16GBをおすすめします。VRAM 16GBモデルの中でも価格差が最も開いており、8GBモデルとほぼ同じ費用感でVRAM不安を解消できるコストパフォーマンスの高さが際立っています(DLSSからFSR 4への乗り換えになる点だけ注意してください)。

NVIDIA環境・DLSS 4.5のフレーム生成にこだわりたい場合は、RTX 5060 Ti 16GBとRTX 5070の価格差が縮まってきているため、予算に余裕があれば一段上のRTX 5070まで視野に入れる方が納得感のある買い物になりやすいです。

この中から、用途別に4枚挙げておきます。

ASRock Radeon RX 9060 XT 16GB
価格重視ならまずこれASRock Radeon RX 9060 XT 16GB GDDR6VRAM 16GBモデルの中で価格差が最も開いた、最もコストパフォーマンスに優れた乗り換え先。DLSSからFSR 4への切り替えにはなりますが、予算を抑えつつVRAM不安を解消したい人向けです(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約66,500円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
NVIDIA環境でVRAMも底上げしたいならMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSVRAM 16GB・フレーム生成対応・素の性能向上をすべて満たせるミドルクラス。GeForce環境を維持したい人はこちらを選んでください(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約110,700円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
価格が接近した今なら一段上も検討価値ありMSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OCRTX 5060 Ti 16GBとの価格差が縮まった今、予算に余裕があるならこちらが順当なアップグレード先。1440p常用や、より高い設定を見据えるなら選んで損はありません(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約117,000円~Amazonで価格を見る
MSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GB
4K・レイトレ多用まで見据えるならMSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GBVRAM16GBに加えて演算性能にも余裕があり、4K常用やレイトレーシング多用を見据えるならこちらが本命。RTX 2060世代では厳しかった重量級のレイトレーシングにも対応しやすくなります(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約180,000円~Amazonで価格を見る

FAQよくある質問

RTX 2060とRTX 2060 SUPER、どちらが優れていますか?
RTX 2060 SUPERの方が上位モデルです。VRAM容量が6GBから8GB、CUDAコア数が1,920基から2,176基に増え、演算性能もおよそ1割強上回ります。2025年以降の一部タイトルでは、SUPERが公式の最小要件に指定される一方、無印RTX 2060はその要件を満たせないケースも出てきています。
RTX 2060はDLSSフレーム生成に対応していますか?
対応していません。DLSSフレーム生成(1枚生成)はRTX 40シリーズ以降限定の機能で、RTX 20シリーズのRTX 2060・RTX 2060 SUPERでは利用できません。マルチフレーム生成(MFG)はRTX 50シリーズ専用で、こちらも対象外です。
最新のDLSS 4.5はRTX 2060でも使えますか?
新しい超解像モデル自体はRTX 20〜50の全世代に提供されています。ただしRTX 2060・RTX 2060 SUPERはFP8演算に対応していないため、重量級のモデルでは処理負荷が増えます。海外の実測ではRTX 2070 SUPERで最大約12%のフレームレート低下が確認されており、軽量なモデルの使用が推奨されます。
VRAM 6GB・8GBはもう厳しいのでしょうか?
用途によっては明確に不足しています。インディ・ジョーンズ/大いなる円環のように、公式最小要件がRTX 2060 SUPER(8GB)で、無印RTX 2060(6GB)では要件を満たせないタイトルが実例として出てきています。eスポーツ・軽量タイトル中心の使い方であれば、まだ実用範囲内です。
買い替えるならRTX 5060やRTX 5060 Ti 8GBで十分ですか?
無印RTX 2060(6GB)からの買い替えなら性能・VRAMともに向上しますが、RTX 2060 SUPER(8GB)からの買い替えではVRAM容量が据え置きになる点に注意してください。VRAM不安を根本的に解消したいなら、RX 9060 XT 16GBやRTX 5060 Ti 16GBなどVRAM 16GBのモデルを選ぶことをおすすめします。
中古のRTX 2060を買うとき、マイニング品には注意が必要ですか?
RTX 30シリーズ以上に注意が必要です。マイニング制限機能「LHR」はRTX 30シリーズ以降の機能で、RTX 20シリーズには一切搭載されていません。そのため2020〜2021年のマイニングブーム期、RTX 2060・RTX 2060 SUPERはハッシュレート制限なしでフル稼働できており、「LHR表記の有無」で酷使リスクを絞り込むという目安が使えません。動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことが重要です。
「RTX 2060 12GB」という製品を見かけましたが、この記事のRTX 2060と同じですか?
別モデルです。RTX 2060 12GBは後年発売された亜種で、CUDAコア数はSUPERと同じ2,176基、TDPは185Wです。この記事で扱っている無印RTX 2060(VRAM6GB・TDP160W)やRTX 2060 SUPER(VRAM8GB・TDP175W)とはスペックが異なるため、中古購入時は型番表記をよく確認してください。

まとめ軽量タイトルなら現役、重量級はVRAM不足の実例あり

RTX 2060・RTX 2060 SUPERは、発売から6年以上が経過した今も、1080pのeスポーツ・軽量タイトルでは実用的なGPUです。DLSSフレーム生成が使えないという弱点はありますが、日常的に軽量なタイトルを遊ぶ分には大きな支障はありません。

一方で、VRAM 6GB(無印)/8GB(SUPER)の不足は、インディ・ジョーンズ/大いなる円環などすでに複数のタイトルで実例として確認されています。買い替えを検討する際は、SUPER(8GB)から無印RTX 5060/RTX 5060 Ti 8GBへの乗り換えではVRAM容量が据え置きになる点に注意し、VRAM 16GBのモデルを軸に検討することが失敗しないポイントです。

総評

1080pのeスポーツ・軽量タイトル中心であれば、RTX 2060・RTX 2060 SUPERはまだ現役で戦えます。ただし2025〜2026年の重量級タイトルではVRAM不足がすでに実例として確認されており、レイトレーシングや大型タイトルの最新作を楽しみたいなら買い替えを検討する時期に来ています。中古購入時はLHR非搭載ゆえの酷使リスクに注意し、買い替え先を選ぶ際はVRAM 16GBのモデルを軸に検討してください。

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