GTX 1070・GTX 1070 Tiは2026年でも現役か|アサシン クリード シャドウズ公式最小GPUに現役で名指し

GTX 1070・GTX 1070 Tiは2026年でも現役か|アサシン クリード シャドウズ公式最小GPUに現役で名指し

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GTX 1070 / GTX 1070 Ti 現役検証 / 2026年8月5日
GTX 1070・GTX 1070 Tiは2026年でも現役か
アサシン クリード シャドウズの公式最小GPUに、今もそのまま名指しされている実態
GTX 1070は2016年6月、GTX 1070 Tiは2017年11月に発売された、NVIDIA Pascal世代の上位モデルです。姉妹記事で扱ったGTX 1080 Tiは他のGPUの引き合いに出される側でしたが、GTX 1070は2025年3月発売のアサシン クリード シャドウズにおいて、Ubisoft公式の最小動作環境GPUそのものとして今も名指しされています。VRAM8GBという容量も同タイトルの最小要件とぴったり一致しており、GTX 1080 Ti(VRAM11GB)にあった余裕はありません。この立ち位置を整理しました。
ACシャドウズ公式最小GPUに名指しVRAM8GBはぴったりで余裕なしレイトレ必須タイトルは起動不可

GTX 1070は2016年6月10日、GTX 1070 Tiは2017年11月2日(発表10月26日)に発売された、NVIDIA Pascal世代の上位モデルです。発売から8〜9年が経過した今も中古市場で人気があり、姉妹記事のGTX 1080 Ti(VRAM11GB)より一段下のポジションとして扱われています。

結論を先に言うと、GTX 1070は2025年3月発売のアサシン クリード シャドウズにおいて、Ubisoft公式の最小動作環境GPUとして今も名指しされています。姉妹記事のGTX 1080 TiがこのタイトルでGTX 1070を「上回る側」として言及されていたのとは対照的に、GTX 1070はまさにその基準そのものです。ただしVRAM8GBは同タイトルの最小要件(8GB)とぴったり一致しており、GTX 1080 Tiが持っていたVRAMの余裕はありません。

この記事では、アサシン クリード シャドウズでの公式ポジション、GTX 1070とGTX 1070 Tiの違い、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルとの明暗、そして中古購入時の判断基準まで解説します。

目次

スペックGTX 1070とGTX 1070 Tiの基本スペック

項目GTX 1070GTX 1070 Ti
発売2016年6月10日2017年11月2日(発表10月26日)
ダイGP104GP104(GTX1080に近い高歩留まり品)
CUDAコア1,920基2,432基
VRAM8GB GDDR5・256bit8GB GDDR5(8Gbps)・256bit
クロックベース/ブースト1506MHz / 1683MHz1607MHz / 1683MHz
TDP150W180W
発売時MSRPパートナー版$379〜/Founders Edition $449Founders Edition・パートナー版とも$449均一
NVENC世代第6世代(AV1エンコード・デコードともに非対応)第6世代(AV1エンコード・デコードともに非対応)

※MSRPは発売当時の海外希望小売価格です。GTX 1070 Tiは、Founders Editionへプレミアム価格を上乗せせず、パートナーカードと同じ$449に統一して発売されたモデルです。GTX 1070 TiはCUDAコア数がGTX 1070より約27%多く、GTX 1080によく似た設計のダイを採用しています。GTX 1080 Ti(CUDAコア3,584基・VRAM11GB)と比べると、演算資源・VRAM容量ともに一段絞られた構成です。

アップスケーラーDLSSは全バージョン非対応、FSRで代替

GTX 1070・GTX 1070 Ti(Pascal世代)は、RT・Tensorコアが初めて搭載されたTuring世代(RTX 20シリーズ)より前の世代です。

DLSSとハードウェアレイトレーシングは技術的に利用不可Tensorコアが存在しないPascal世代のため、DLSS 1〜4.5まで全バージョンが利用できません。同様にRTコアも非搭載のため、ハードウェアレイトレーシングも一切利用できません。
AMDのFSRは利用できるが、FSR 4系は対象外AMDのFSR(超解像・フレーム生成とも)はGPUメーカーを問わず動作するシェーダーベースの技術のため、FSR 1〜3はGTX 1070・GTX 1070 Tiでも利用できます。FSR 4/4.1はAMD RDNA 4(RX 9000シリーズ)専用ハードウェアに最適化された機能のため、NVIDIA製GPUは対象外です。
NVIDIA Image Scaling(NIS)も選択肢NISはドライバレベルで動作する空間アップスケーラーで、Tensorコアを必要としません。GTX 1070・GTX 1070 Tiでも利用可能で、DLSSほどの画質向上は見込めないものの、fps底上げの手段として使えます。

※ハードウェアレイトレーシング非対応のため、レイトレーシングを無効化できない・必須要件にしているタイトルは、そもそも起動できません(次章で実例を紹介します)。

実測性能2025〜2026年発売タイトルでの公式ポジション

2025〜2026年に発売された注目タイトルの公式動作要件で、GTX 1070・GTX 1070 Tiがどう扱われているか整理します。姉妹記事のGTX 1080 Tiとの違いが最もはっきり出るのがこの項目です。

アサシン クリード シャドウズ公式最小GPUに名指し

Ubisoft公式の最小動作環境で、GTX 1070 8GB/RX 5700 8GBが名指しで明記されています(1080p・Low・30fps想定)。姉妹記事のGTX 1080 Tiがこのタイトルで「GTX 1070を上回る側」として言及されていたのに対し、GTX 1070はまさにその基準そのものです。GTX 1070 Tiは表には別枠で記載されていませんが、GTX 1070を上回る演算性能のため同条件を満たします。推奨要件はRTX 3060 Ti 8GB/RX 6700 XT 12GBで、こちらには届きません。

Forza Horizon 6最低要件を上回る

公式最低GPUはGTX 1650で、GTX 1070・GTX 1070 Tiはこれを大きく上回ります。レイトレーシングは最上位の「Extreme RT」ティアのみ必須のため、通常のラスタライズ設定であれば動作します。GTX 1080 Ti(1080p Ultra平均70fps)よりは下がりますが、標準的な設定でのプレイは可能とみられます。

DOOM: The Dark Ages起動不可

全ティアでハードウェアレイトレーシングが必須のため、起動そのものがブロックされます。公式最低GPUはRTX 2060 SUPER/RX 6600で、RTコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiは演算性能に関係なくこの条件を満たせません。

インディ・ジョーンズ/大いなる円環起動不可の可能性大

ハードウェアレイトレーシングが必須でソフトウェアフォールバックが用意されておらず、RTコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiでは実質プレイ不可です。公式最低ラインはRTX 2060 SUPERです。

※各要件は公式サポートページ等の情報にもとづく参考値です。パッチや設定条件によって変動するため目安としてご覧ください。PassMark G3D MarkはGTX 1070=13,514、GTX 1070 Ti=14,671、参考としてGTX 1080 Ti=18,591(videocardbenchmark.net確認値)。

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アサシン クリード シャドウズでは「基準そのもの」という立ち位置

GTX 1080 Tiは、アサシン クリード シャドウズの最小動作環境(GTX 1070)を演算性能で上回る側として扱われていました。一方GTX 1070自身は、そのタイトルの公式最小GPUとして今も名指しされている当事者です。VRAM8GBという容量も同タイトルの最小要件(8GB)とぴったり一致しており、GTX 1080 Tiの11GBにあったような余裕はありません。設定を欲張らなければ動作しますが、マージンの薄さは意識しておく必要があります。

VRAM8GBはぴったりで余裕がない

アサシン クリード シャドウズの最小要件とVRAM容量が完全に一致同タイトルの最小動作環境が求めるVRAMは8GBで、GTX 1070・GTX 1070 Tiの8GBとぴったり一致します。GTX 1080 Ti(11GB)のような余裕はなく、テクスチャ設定を上げるとVRAM不足が先に起きる可能性があります。
Forza Horizon 6等のラスタライズタイトルは演算性能が先に頭打ちになりやすいVRAM8GBという容量自体は最低要件を満たしますが、GTX 1070・GTX 1070 Tiの演算性能(PassMark13,514/14,671)はGTX 1080 Ti(18,591)より大幅に低いため、高設定では先に演算性能がボトルネックになります。
レイトレ必須タイトルはVRAM容量に関係なく起動できないDOOM: The Dark Agesのように全ティアでハードウェアレイトレーシングを必須とするタイトルでは、VRAM容量がいくらあっても関係なく起動できません。GTX 1070・GTX 1070 Tiの弱点はVRAM容量だけでなく、演算性能とアーキテクチャ世代の両方にある点を押さえておく必要があります。

実用面CPU相性・配信用途での評価

Ryzen 5 3600/Core i5-10400クラス以上で釣り合うGTX 1070・GTX 1070 TiのPassMarkスコアはGTX 1080 Tiの7〜8割程度のため、Ryzen 5 3600/Core i5-10400クラス以上が目安になります。GTX 1080 Ti(Ryzen5 5600/Core i5-12400クラス)よりワンランク下のCPUでも釣り合いが取れる性能帯です。
配信・エンコード用途はAV1非対応に注意GTX 1070・GTX 1070 Tiが搭載する第6世代NVENCは、H.264・HEVC(H.265)のハードウェアエンコードには対応していますが、AV1のハードウェアエンコード・デコードともに非対応です。AV1エンコードはRTX 40シリーズ以降、AV1デコードはRTX 30シリーズ以降で追加された機能です。

中古価格現行GPUとの価格比較とマイニング品への注意

中古市場でのGTX 1070・GTX 1070 Tiの実勢価格を、現行の新品エントリークラスGPUと比較します。

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中古相場の目安(2026年8月時点)

保証付きの実店舗基準(じゃんぱら等)で、GTX 1070・GTX 1070 Tiともに約1.1万円〜1.4万円程度という水準です。発売時はGTX 1070 Tiの方が高価でしたが、2026年時点の中古市場では価格差がほとんど消滅しており、モデルによってはGTX 1070 Tiの方が安い逆転も見られます。世代が古くコンディションのばらつきの方が価格に効いていると考えられます。

一方、現行の新品エントリークラス(RTX 5060 8GB等)は約6.2万円〜という水準です。中古との差額は5万円前後に開いており、DLSS対応・レイトレーシング対応・新品保証を重視するなら新品という選択肢も十分検討に値します。価格は変動するため、購入・売却を検討する際は最新の相場を都度確認してください。

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2017年のマイニングブームで需要が集中した世代

2017年後半、AMD Radeon RX570/580の品薄を受けてGTX 1060/1070/1080へのマイニング代替需要が急増した経緯があり、購入制限付き販売も珍しくありませんでした。GTX 1070・GTX 1070 Tiともに実際に酷使された個体が市場に含まれている可能性があります。マイニング制限機能「LHR」はRTX 30シリーズ以降の機能で、GTX 1070・GTX 1070 Tiには一切実装されていません。中古で購入する際は、動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことが重要です。

※ドライバサポートの面では、GTX 1070・GTX 1070 Ti(Pascal)は2025年10月にNVIDIAが通常サポートを終了したMaxwell/Pascal/Volta世代に含まれます。今後は緊急のセキュリティ修正を除き、新規のGame Readyドライバ更新が提供されない見込みです。

判断基準買い替えるべきか、使い続けるべきか

継続して問題ないケースアサシン クリード シャドウズのように公式最小要件そのままの設定で遊ぶ、あるいはForza Horizon 6のようなレイトレーシングが必須でないタイトルを中心に遊ぶのであれば、GTX 1070・GTX 1070 Tiのまま継続して問題ありません。
買い替えを検討したいケースアサシン クリード シャドウズを推奨設定以上で遊びたい、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルを遊びたい、DLSSの恩恵を受けたい——こうした用途では、演算性能・VRAM容量・ハードウェアの構造的な壁にすでに直面しているため、現行世代への買い替えを検討する価値があります。またドライバサポートが2025年10月に終了している点も踏まえておいてください。

消費電力の面では、GTX 1070(150W)・GTX 1070 Ti(180W)は現行のミドルクラス(RTX 5060=145W前後、RX 9060 XT=160W前後)と近い水準です。買い替えれば消費電力の削減幅はそれほど大きくありませんが、演算性能・機能面の向上は大きなメリットになります。

乗り換え先買い替え先のGPU候補

GTX 1070・GTX 1070 Ti(VRAM8GB)からの買い替えでは、16GBモデルを選べばVRAM容量が確実に増えるため、失敗しにくいのが利点です。まず、どれくらいの性能差があるのかを視覚的に確認しておきましょう。

GPU相対性能(PassMark G3D Mark、RTX 5070=100%換算)
GTX 1070現在
47.1%
GTX 1070 Ti現在
51.2%
RX 9050
51.9%
RTX 5050
58.9%
RX 9060 XT 16GB
70.0%
RTX 5060
72.1%
RTX 5060 Ti 16GB
78.9%
RX 9070 XT
93.9%
RTX 5070
100%

※PassMarkの合成ベンチマーク「G3D Mark」スコアをもとに、この表内で最も高いRTX 5070を100%として換算した相対値です。GTX 1070・GTX 1070 Tiの演算性能は現行のRX 9060 XT 16GBの6〜7割程度にとどまり、姉妹記事のGTX 1080 Ti(現行機に肉薄)とは対照的な水準です。特に新型のRX 9050はGTX 1070 Tiとほぼ同水準の演算性能しかなく、新品に買い替える意味では性能面のメリットが薄い点に注意してください。他の現役シリーズ記事で使用している実ゲーム集計ベースの指数とは算出方法が異なるため、単純な横並び比較はできませんが、この表内での序列・倍率関係は参考にできます。

候補GPU実売の目安どんな乗り換えか
RX 9050 8GB約5.5万円〜演算性能はGTX 1070 Tiとほぼ同水準にとどまるため、性能アップ目的では非推奨。FSR4対応・省電力(TBP92W)のみが恩恵
RTX 5050 8GB約5.0万円〜GTX 1070 Tiより演算性能が上がりDLSS対応も得られるが、上位モデルほどの伸びしろはない入門級
RTX 5060 8GB(無印)約6.2万円〜VRAM容量は同じ帯だが、DLSSフレーム生成対応とAV1エンコード対応が主な恩恵
RX 9060 XT 16GB約6.6万円〜VRAMを8GBから16GBへ拡大しつつ、演算性能も大きく引き上げられるコストパフォーマンス重視の候補
RTX 5060 Ti 16GB約11万円〜VRAM容量に余裕を持たせつつDLSS対応も底上げしたい人向け
RTX 5070 12GB約11.7万円〜より高いRT・DLSS性能を求めるなら比較検討の価値がある
RX 9070 XT 16GB約10.8万円〜AMD環境でRT性能・素の性能を大きく引き上げたい人向けの本命

※実売の目安は2026年8月頭時点の価格比較サイト掲載価格をもとにした参考値です。メモリ価格の高騰でGPU価格は上昇局面にあり、変動が大きい点にご注意ください。最新は各リンク先で確認してください。

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迷ったらどれを選ぶべきか

結論から言うと、予算重視ならRX 9060 XT 16GBをおすすめします。VRAMを8GBから16GBへ拡大しつつ、演算性能もGTX 1070・GTX 1070 Tiから大きく引き上げられ、体感の伸びが最も大きい組み合わせです(DLSSからFSR4への乗り換えになる点だけ注意してください)。

NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に、より高い性能を求めるならRTX 5070まで視野に入れると納得感のある買い物になりやすいです。

この中から、用途別に4枚挙げておきます。

ASRock Radeon RX 9060 XT 16GB
価格重視ならまずこれASRock Radeon RX 9060 XT 16GB GDDR6VRAMを8GBから16GBへ拡大しつつ演算性能も大きく引き上げられる、コストパフォーマンスに優れた乗り換え先。GTX 1070・GTX 1070 Tiからの体感の伸びが最も大きい価格帯です(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約66,500円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
NVIDIA環境でDLSSも底上げしたいならMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSVRAM16GB・DLSSフレーム生成対応・素の性能向上をすべて満たせるミドルクラス。Pascal世代で使えなかったDLSSやレイトレーシングがここで使えるようになります(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約110,900円~Amazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
もう一段上を狙うならMSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OCアサシン クリード シャドウズの推奨設定以上や、より高い設定を見据えるならこちらが順当なアップグレード先。レイトレーシングを常用する使い方にも対応しやすくなります(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約117,000円~Amazonで価格を見る
ASRock RX 9070 XT スチールレジェンド 16GB GDDR6
AMD環境でRT性能を底上げASRock RX 9070 XT スチールレジェンド 16GB GDDR6AMD環境でRT性能・素の性能ともに大きく引き上げたい人向けの本命。GTX 1070・GTX 1070 Ti世代から一気に世代を跳躍できます(※価格は変動します。最新はリンク先で確認)価格目安:約107,800円~Amazonで価格を見る

FAQよくある質問

アサシン クリード シャドウズはGTX 1070で本当に動きますか?
公式にサポートされています。Ubisoft公式の最小動作環境で、GTX 1070 8GB/RX 5700 8GBが名指しで明記されています(1080p・Low・30fps想定)。ただし最小設定での動作であり、快適さを求めるなら推奨要件(RTX 3060 Ti級)以上への買い替えを検討してください。
GTX 1070とGTX 1070 Ti、どちらが優れていますか?
GTX 1070 Tiの方が上位モデルです。CUDAコア数がGTX 1070の1,920基に対しGTX 1070 Tiは2,432基と多く、演算性能で約8.6%上回ります。ただしアサシン クリード シャドウズの公式最小要件表にはGTX 1070のみが名指しされており、GTX 1070 Tiは別枠での記載はありません(性能的には当然クリアします)。
DLSSは使えますか?
使えません。DLSSは超解像・フレーム生成ともTensorコアを必須とする技術で、Tensorコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiでは全バージョンが利用できません。代わりにAMDのFSR(1〜3)が利用できます。
DOOM: The Dark AgesがGTX 1070で起動しないのはなぜですか?
レイトレーシング非対応のGPUだからです。DOOM: The Dark Agesは全ティアでハードウェアレイトレーシング対応GPUを必須要件にしており、RTコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiではそもそもゲームを起動できません。VRAM容量やCPU性能をいくら強化しても解決しない、ハードウェア構造上の制約です。
中古のGTX 1070・GTX 1070 Tiを買うとき、マイニング品には注意が必要ですか?
注意が必要です。2017年後半、AMD Radeon RX570/580の品薄を受けてGTX 1060/1070/1080へのマイニング代替需要が急増した経緯があります。マイニング制限機能「LHR」はRTX 30シリーズ以降の機能で、GTX 1070・GTX 1070 Tiには一切搭載されていません。動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことが重要です。

まとめ公式最小GPUという実績と、余裕のないVRAMという壁

GTX 1070は、発売から9年が経過した今も、アサシン クリード シャドウズという2025年発売タイトルの公式最小GPUとして名指しされているGPUです。姉妹記事のGTX 1080 Tiがこのタイトルで「上回る側」として扱われていたのとは対照的に、GTX 1070自身がまさにその基準にあたるという、シリーズの中でも珍しいポジションにあります。GTX 1070 Tiも演算性能で上回るため同様に動作します。

一方で、VRAM8GBは同タイトルの最小要件とぴったり一致しており余裕がなく、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルは構造的に起動できません。快適な設定やレイトレーシング体験を求めるなら、買い替えを検討する価値があります。買い替え先を選ぶ際は、予算重視ならRX 9060 XT 16GB、NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に検討してください。

総評

GTX 1070は、アサシン クリード シャドウズの公式最小GPUとして今も名指しされているという、シリーズの中でも異色の現役実績を持つGPUです。GTX 1070 Tiも同条件を演算性能で上回りますが、VRAM8GBは最小要件とぴったり一致しており余裕はなく、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルは起動そのものができません。中古購入時はマイニング酷使リスクに注意し、買い替え先を選ぶ際はVRAM容量が確実に増える現行世代の中から予算に合う1枚を検討してください。

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