GTX 1070・GTX 1070 Tiは2026年でも現役か|アサシン クリード シャドウズ公式最小GPUに現役で名指し
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アサシン クリード シャドウズの公式最小GPUに、今もそのまま名指しされている実態
GTX 1070は2016年6月10日、GTX 1070 Tiは2017年11月2日(発表10月26日)に発売された、NVIDIA Pascal世代の上位モデルです。発売から8〜9年が経過した今も中古市場で人気があり、姉妹記事のGTX 1080 Ti(VRAM11GB)より一段下のポジションとして扱われています。
結論を先に言うと、GTX 1070は2025年3月発売のアサシン クリード シャドウズにおいて、Ubisoft公式の最小動作環境GPUとして今も名指しされています。姉妹記事のGTX 1080 TiがこのタイトルでGTX 1070を「上回る側」として言及されていたのとは対照的に、GTX 1070はまさにその基準そのものです。ただしVRAM8GBは同タイトルの最小要件(8GB)とぴったり一致しており、GTX 1080 Tiが持っていたVRAMの余裕はありません。
この記事では、アサシン クリード シャドウズでの公式ポジション、GTX 1070とGTX 1070 Tiの違い、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルとの明暗、そして中古購入時の判断基準まで解説します。
目次
スペックGTX 1070とGTX 1070 Tiの基本スペック
| 項目 | GTX 1070 | GTX 1070 Ti |
|---|---|---|
| 発売 | 2016年6月10日 | 2017年11月2日(発表10月26日) |
| ダイ | GP104 | GP104(GTX1080に近い高歩留まり品) |
| CUDAコア | 1,920基 | 2,432基 |
| VRAM | 8GB GDDR5・256bit | 8GB GDDR5(8Gbps)・256bit |
| クロックベース/ブースト | 1506MHz / 1683MHz | 1607MHz / 1683MHz |
| TDP | 150W | 180W |
| 発売時MSRP | パートナー版$379〜/Founders Edition $449 | Founders Edition・パートナー版とも$449均一 |
| NVENC世代 | 第6世代(AV1エンコード・デコードともに非対応) | 第6世代(AV1エンコード・デコードともに非対応) |
※MSRPは発売当時の海外希望小売価格です。GTX 1070 Tiは、Founders Editionへプレミアム価格を上乗せせず、パートナーカードと同じ$449に統一して発売されたモデルです。GTX 1070 TiはCUDAコア数がGTX 1070より約27%多く、GTX 1080によく似た設計のダイを採用しています。GTX 1080 Ti(CUDAコア3,584基・VRAM11GB)と比べると、演算資源・VRAM容量ともに一段絞られた構成です。
アップスケーラーDLSSは全バージョン非対応、FSRで代替
GTX 1070・GTX 1070 Ti(Pascal世代)は、RT・Tensorコアが初めて搭載されたTuring世代(RTX 20シリーズ)より前の世代です。
※ハードウェアレイトレーシング非対応のため、レイトレーシングを無効化できない・必須要件にしているタイトルは、そもそも起動できません(次章で実例を紹介します)。
実測性能2025〜2026年発売タイトルでの公式ポジション
2025〜2026年に発売された注目タイトルの公式動作要件で、GTX 1070・GTX 1070 Tiがどう扱われているか整理します。姉妹記事のGTX 1080 Tiとの違いが最もはっきり出るのがこの項目です。
Ubisoft公式の最小動作環境で、GTX 1070 8GB/RX 5700 8GBが名指しで明記されています(1080p・Low・30fps想定)。姉妹記事のGTX 1080 Tiがこのタイトルで「GTX 1070を上回る側」として言及されていたのに対し、GTX 1070はまさにその基準そのものです。GTX 1070 Tiは表には別枠で記載されていませんが、GTX 1070を上回る演算性能のため同条件を満たします。推奨要件はRTX 3060 Ti 8GB/RX 6700 XT 12GBで、こちらには届きません。
公式最低GPUはGTX 1650で、GTX 1070・GTX 1070 Tiはこれを大きく上回ります。レイトレーシングは最上位の「Extreme RT」ティアのみ必須のため、通常のラスタライズ設定であれば動作します。GTX 1080 Ti(1080p Ultra平均70fps)よりは下がりますが、標準的な設定でのプレイは可能とみられます。
全ティアでハードウェアレイトレーシングが必須のため、起動そのものがブロックされます。公式最低GPUはRTX 2060 SUPER/RX 6600で、RTコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiは演算性能に関係なくこの条件を満たせません。
ハードウェアレイトレーシングが必須でソフトウェアフォールバックが用意されておらず、RTコアを持たないGTX 1070・GTX 1070 Tiでは実質プレイ不可です。公式最低ラインはRTX 2060 SUPERです。
※各要件は公式サポートページ等の情報にもとづく参考値です。パッチや設定条件によって変動するため目安としてご覧ください。PassMark G3D MarkはGTX 1070=13,514、GTX 1070 Ti=14,671、参考としてGTX 1080 Ti=18,591(videocardbenchmark.net確認値)。
GTX 1080 Tiは、アサシン クリード シャドウズの最小動作環境(GTX 1070)を演算性能で上回る側として扱われていました。一方GTX 1070自身は、そのタイトルの公式最小GPUとして今も名指しされている当事者です。VRAM8GBという容量も同タイトルの最小要件(8GB)とぴったり一致しており、GTX 1080 Tiの11GBにあったような余裕はありません。設定を欲張らなければ動作しますが、マージンの薄さは意識しておく必要があります。
VRAM8GBはぴったりで余裕がない
実用面CPU相性・配信用途での評価
中古価格現行GPUとの価格比較とマイニング品への注意
中古市場でのGTX 1070・GTX 1070 Tiの実勢価格を、現行の新品エントリークラスGPUと比較します。
保証付きの実店舗基準(じゃんぱら等)で、GTX 1070・GTX 1070 Tiともに約1.1万円〜1.4万円程度という水準です。発売時はGTX 1070 Tiの方が高価でしたが、2026年時点の中古市場では価格差がほとんど消滅しており、モデルによってはGTX 1070 Tiの方が安い逆転も見られます。世代が古くコンディションのばらつきの方が価格に効いていると考えられます。
一方、現行の新品エントリークラス(RTX 5060 8GB等)は約6.2万円〜という水準です。中古との差額は5万円前後に開いており、DLSS対応・レイトレーシング対応・新品保証を重視するなら新品という選択肢も十分検討に値します。価格は変動するため、購入・売却を検討する際は最新の相場を都度確認してください。
2017年後半、AMD Radeon RX570/580の品薄を受けてGTX 1060/1070/1080へのマイニング代替需要が急増した経緯があり、購入制限付き販売も珍しくありませんでした。GTX 1070・GTX 1070 Tiともに実際に酷使された個体が市場に含まれている可能性があります。マイニング制限機能「LHR」はRTX 30シリーズ以降の機能で、GTX 1070・GTX 1070 Tiには一切実装されていません。中古で購入する際は、動作確認済み・保証付きの販売店を選ぶことが重要です。
※ドライバサポートの面では、GTX 1070・GTX 1070 Ti(Pascal)は2025年10月にNVIDIAが通常サポートを終了したMaxwell/Pascal/Volta世代に含まれます。今後は緊急のセキュリティ修正を除き、新規のGame Readyドライバ更新が提供されない見込みです。
判断基準買い替えるべきか、使い続けるべきか
消費電力の面では、GTX 1070(150W)・GTX 1070 Ti(180W)は現行のミドルクラス(RTX 5060=145W前後、RX 9060 XT=160W前後)と近い水準です。買い替えれば消費電力の削減幅はそれほど大きくありませんが、演算性能・機能面の向上は大きなメリットになります。
乗り換え先買い替え先のGPU候補
GTX 1070・GTX 1070 Ti(VRAM8GB)からの買い替えでは、16GBモデルを選べばVRAM容量が確実に増えるため、失敗しにくいのが利点です。まず、どれくらいの性能差があるのかを視覚的に確認しておきましょう。
| GPU | 相対性能(PassMark G3D Mark、RTX 5070=100%換算) |
|---|---|
| GTX 1070現在 | 47.1% |
| GTX 1070 Ti現在 | 51.2% |
| RX 9050 | 51.9% |
| RTX 5050 | 58.9% |
| RX 9060 XT 16GB | 70.0% |
| RTX 5060 | 72.1% |
| RTX 5060 Ti 16GB | 78.9% |
| RX 9070 XT | 93.9% |
| RTX 5070 | 100% |
※PassMarkの合成ベンチマーク「G3D Mark」スコアをもとに、この表内で最も高いRTX 5070を100%として換算した相対値です。GTX 1070・GTX 1070 Tiの演算性能は現行のRX 9060 XT 16GBの6〜7割程度にとどまり、姉妹記事のGTX 1080 Ti(現行機に肉薄)とは対照的な水準です。特に新型のRX 9050はGTX 1070 Tiとほぼ同水準の演算性能しかなく、新品に買い替える意味では性能面のメリットが薄い点に注意してください。他の現役シリーズ記事で使用している実ゲーム集計ベースの指数とは算出方法が異なるため、単純な横並び比較はできませんが、この表内での序列・倍率関係は参考にできます。
| 候補GPU | 実売の目安 | どんな乗り換えか |
|---|---|---|
| RX 9050 8GB | 約5.5万円〜 | 演算性能はGTX 1070 Tiとほぼ同水準にとどまるため、性能アップ目的では非推奨。FSR4対応・省電力(TBP92W)のみが恩恵 |
| RTX 5050 8GB | 約5.0万円〜 | GTX 1070 Tiより演算性能が上がりDLSS対応も得られるが、上位モデルほどの伸びしろはない入門級 |
| RTX 5060 8GB(無印) | 約6.2万円〜 | VRAM容量は同じ帯だが、DLSSフレーム生成対応とAV1エンコード対応が主な恩恵 |
| RX 9060 XT 16GB | 約6.6万円〜 | VRAMを8GBから16GBへ拡大しつつ、演算性能も大きく引き上げられるコストパフォーマンス重視の候補 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 約11万円〜 | VRAM容量に余裕を持たせつつDLSS対応も底上げしたい人向け |
| RTX 5070 12GB | 約11.7万円〜 | より高いRT・DLSS性能を求めるなら比較検討の価値がある |
| RX 9070 XT 16GB | 約10.8万円〜 | AMD環境でRT性能・素の性能を大きく引き上げたい人向けの本命 |
※実売の目安は2026年8月頭時点の価格比較サイト掲載価格をもとにした参考値です。メモリ価格の高騰でGPU価格は上昇局面にあり、変動が大きい点にご注意ください。最新は各リンク先で確認してください。
結論から言うと、予算重視ならRX 9060 XT 16GBをおすすめします。VRAMを8GBから16GBへ拡大しつつ、演算性能もGTX 1070・GTX 1070 Tiから大きく引き上げられ、体感の伸びが最も大きい組み合わせです(DLSSからFSR4への乗り換えになる点だけ注意してください)。
NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に、より高い性能を求めるならRTX 5070まで視野に入れると納得感のある買い物になりやすいです。
この中から、用途別に4枚挙げておきます。


FAQよくある質問
まとめ公式最小GPUという実績と、余裕のないVRAMという壁
GTX 1070は、発売から9年が経過した今も、アサシン クリード シャドウズという2025年発売タイトルの公式最小GPUとして名指しされているGPUです。姉妹記事のGTX 1080 Tiがこのタイトルで「上回る側」として扱われていたのとは対照的に、GTX 1070自身がまさにその基準にあたるという、シリーズの中でも珍しいポジションにあります。GTX 1070 Tiも演算性能で上回るため同様に動作します。
一方で、VRAM8GBは同タイトルの最小要件とぴったり一致しており余裕がなく、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルは構造的に起動できません。快適な設定やレイトレーシング体験を求めるなら、買い替えを検討する価値があります。買い替え先を選ぶ際は、予算重視ならRX 9060 XT 16GB、NVIDIA環境・DLSS対応を維持したいならRTX 5060 Ti 16GBを軸に検討してください。
GTX 1070は、アサシン クリード シャドウズの公式最小GPUとして今も名指しされているという、シリーズの中でも異色の現役実績を持つGPUです。GTX 1070 Tiも同条件を演算性能で上回りますが、VRAM8GBは最小要件とぴったり一致しており余裕はなく、DOOM: The Dark Agesのようなレイトレ必須タイトルは起動そのものができません。中古購入時はマイニング酷使リスクに注意し、買い替え先を選ぶ際はVRAM容量が確実に増える現行世代の中から予算に合う1枚を検討してください。





