デススト2 PC版のおすすめ設定と推奨スペック|重いときに効く項目・GPU別fps・VRAM・PICOとDLSSの選び方
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最も重いのはレイトレーシング反射。影はほぼ軽い
『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』(デススト2)PC版で最初に見直すべきなのは、反射(Reflections)の設定です。レイトレーシング(RT)を使う2段階は重く、RT Very Highではfpsが40〜50%落ちます。RTを使わないHighにしておけば、ほかの項目を高めにしても快適に遊べます。
影品質や影の解像度は、上げてもfpsがほとんど変わりません。重さに効くのは反射のほか、雲品質、ボリュメトリックライティング、地形品質、半透明品質(砂嵐の近くで重くなる)です。PC版は2026年3月19日に発売され、移植はNixxes Softwareが担当しました。
以下では、公式の動作環境、海外検証メディアの実測fps、設定項目ごとの効き目、VRAM容量の目安を順に解説します。独自のアップスケーラー「PICO」とDLSS・FSR・XeSSの使い分け、発売後のパッチで改善された点もまとめました。
目次
01 / スペック公式の必要スペックと推奨スペック
Nixxesは、プリセットと解像度ごとに4段階の要件を公開しています。推奨はHighプリセットで、WQHD・平均60fpsが目安です。
| 項目 | 最低 | Medium | 推奨(High) | Very High |
|---|---|---|---|---|
| 目安 | 1080p・30fps Low | 1080p・60fps Medium | 1440p・60fps High | 4K・60fps Very High |
| GPU | GTX 1660 RX 5500 XT 8GB | RTX 3060 12GB RX 6600 | RTX 3070 RX 6800 | RTX 4080 RX 9070 XT |
| CPU | Core i3-10100 Ryzen 3 3100 | Core i5-11400 Ryzen 5 5600 | Core i7-11700 Ryzen 7 5700X | Core i7-11700 Ryzen 7 5700X |
| メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB | SSD 150GB |
出典:PlayStation Blog(PCスペック)、Steam(FAQ)
OSはWindows 10/11(バージョン1909以降)です。CPUはAVX2とF16Cの命令セットに対応している必要があり、2013年以降のほとんどのCPUが対象です。ストレージはSSDが必須で、発売時のインストール容量は約115GBでした。音声言語を追加すると増えるため、150GBの空きが推奨されています。
レイトレーシングは、反射とアンビエントオクルージョン(AO)に使えるPC版だけの追加設定です。公式は「Very Highの先を求めるハイエンド向けの設定で、最低・推奨スペックの対象外」と説明しています。
02 / fps実測GPU別フレームレート(Very High・RTなし)
海外の検証メディアが、Very Highプリセットで計測した平均fpsです。アップスケーラーはどのGPUも品質モード(描画解像度67%)で、GeForceはDLSS 4、RX 9000シリーズはFSR 4.1、RX 7000/6000シリーズはFSR 3.1、ArcはXeSSを使っています。テスト機のCPUはRyzen 7 9800X3Dです。
| GPU | WQHD | UWQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 143.5 | 140.5 | 134.5 |
| RTX 5080 | 125.8 | 110.0 | 96.4 |
| RTX 4090 | 124.8 | 115.2 | 105.5 |
| RTX 5070 Ti | 110.4 | 99.0 | 84.6 |
| RX 7900 XTX | 109.7 | 97.0 | 86.4 |
| RX 9070 XT | 106.9 | 94.4 | 79.0 |
| RTX 4080 SUPER | 104.1 | 93.6 | 82.3 |
| RTX 5070 | 95.5 | 82.9 | 68.7 |
| RX 9070 | 94.9 | 83.5 | 70.2 |
| RTX 4070 | 73.9 | 61.5 | 54.2 |
| RX 7800 XT | 70.1 | 64.1 | 54.5 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 69.0 | 58.3 | 計測なし |
| RX 9060 XT 16GB | 61.3 | 52.5 | 計測なし |
| RTX 5060 | 60.1 | 計測なし | 計測なし |
| Arc B580 | 56.7 | 計測なし | 計測なし |
| RTX 3060 Ti | 52.2 | 計測なし | 計測なし |
| RX 6700 XT | 48.5 | 計測なし | 計測なし |
| RTX 4060 | 43.9 | 計測なし | 計測なし |
| RX 7600 | 37.0 | 計測なし | 計測なし |
出典:ComputerBase(2026年3月)
WQHDで60fpsを超えるのは、RTX 5060 Ti 16GB(69.0fps)・RTX 5060・RX 9060 XT 16GB以上です。4Kでも、RTX 5070(68.7fps)とRX 9070(70.2fps)が60fpsを超えました。計測シーンは植生の多い森で、ゲーム全体の中では重い場面です。多くの場面ではこれより高いfpsが出ます。
RX 7900 XTXやRX 7800 XTは、画質で劣るFSR 3.1を使ったぶん、fpsが高めに出ています。同じ条件で比べられるのは、GeForceとRX 9000シリーズです。
03 / RTレイトレーシングを有効にしたときのfps
同じ検証で、レイトレーシングを最大にしたときの平均fpsです。WQHDで60fpsを超えるのはRTX 5070(63.0fps)とRX 9070 XT(66.1fps)以上で、4Kで60fpsを超えたのはRTX 5090とRTX 4090だけでした。
| GPU | WQHD | UWQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 119.3 | 104.2 | 86.6 |
| RTX 4090 | 95.2 | 81.9 | 65.5 |
| RTX 5080 | 87.4 | 73.3 | 57.0 |
| RTX 5070 Ti | 76.4 | 64.3 | 49.2 |
| RTX 4080 SUPER | 75.4 | 63.3 | 49.2 |
| RX 9070 XT | 66.1 | 55.2 | 41.2 |
| RTX 5070 | 63.0 | 52.1 | 38.7 |
| RX 7900 XTX | 60.8 | 51.5 | 38.2 |
| RX 9070 | 57.7 | 48.1 | 34.9 |
| RTX 4070 | 48.5 | 40.4 | 30.2 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 45.4 | 37.6 | 計測なし |
| RX 7800 XT | 39.4 | 32.6 | 23.7 |
| RTX 5060 | 38.7 | 計測なし | 計測なし |
| RX 9060 XT 16GB | 36.9 | 30.3 | 計測なし |
| Arc B580 | 36.1 | 計測なし | 計測なし |
| RTX 3060 Ti | 31.8 | 計測なし | 計測なし |
| RTX 4060 | 28.3 | 計測なし | 計測なし |
| RX 6700 XT | 23.5 | 計測なし | 計測なし |
| RX 7600 | 17.0 | 計測なし | 計測なし |
4KでのRTによる落ち幅は、RTX 4080 SUPERが40%、RTX 5070 Tiが42%、RX 9070 XTが48%、RX 7900 XTXが56%でした。RTを使うなら、同じ価格帯ではGeForceが有利です。
04 / 効き目設定を変えるとfpsはどれだけ変わるか
設定ごとの効き目を計測した検証の結果です。RTX 4090で、4K・Very High・DLSS品質モードを基準にしています。
| 設定 | fpsへの影響 |
|---|---|
| 反射 RT Very High | −40〜50%。最も重い |
| 反射 RT High | −25% |
| 反射 Very High(RTなし) | −7〜10% |
| 雲品質 Very High | Highより−5〜8%。見た目はほぼ同じ |
| 地形品質 | −1〜2% |
| スクリーンスペースシャドウ | −1% |
| 影品質・影の解像度 | ほぼ差なし |
| AO(レイトレーシング) | わずか |
| LOD(Level of Detail) | 普段は小さいが、開けた場所やスコープ使用時に落ち込む |
プリセットごとの差も見ておきます。RTX 4080のフルHDでは、Portableが153.6fps、Mediumが140.6fps、Highが131.5fps、Very Highが107.5fpsでした。HighからVery Highに上げたときの落ち幅が18%と最も大きく、High止めにする価値があります。
05 / 効く順fpsに効く設定を効果の大きい順に5つ
おすすめ: High(余裕があればRT High)
おすすめ: Default
おすすめ: High(重ければMedium)
おすすめ: High
おすすめ: Medium
これらを反映した最適化設定では、最高設定(RTなし)と比べて平均fpsが23%、最高設定(RTあり)と比べると84%伸びたという検証があります。
出典:PC Optimized Settings、Wccftech
06 / 全項目グラフィック設定のおすすめ値一覧
主な項目のおすすめ値と効き目をまとめました。プリセットはPortable/Low/Medium/High/Very Highの5つで、設定の変更は再起動なしで反映されます。項目名は英語表示のものです。
| 設定名 | おすすめ値 | 効き目・補足 |
|---|---|---|
| 重い項目 | ||
| Reflections | High | RTで−25〜50% RT High/RT Very Highが突出して重い |
| Translucency Quality | Default | 場面依存 砂嵐などが近いと大きく落ちる |
| Cloud Quality | High〜Medium | −5〜8% Very HighはHighと見た目がほぼ同じ |
| Level of Detail | High | 場面依存 最高設定は開けた場所で落ち込む |
| Volumetric Lighting Quality | Medium | 小 霧・砂ぼこり・煙の光 |
| 軽い項目 | ||
| Terrain Quality | Medium〜High | 1〜2% 遠景の地形。見た目の差も小さい |
| Shadow Quality/Shadow Resolution | High | ほぼ差なし 上げても重くならない |
| Screen Space Shadows | ON | 1% 草木や岩の細かい影 |
| Ambient Occlusion | High(余裕があればRT) | 小 RT版も負荷は小さい |
| Depth of Field | High | ほぼ差なし MediumとHighの差もない |
| Motion Blur Strength | 好みで | ほぼ差なし 見やすさで選ぶ |
| VRAMで決める項目 | ||
| Texture Quality | 8GBはMedium、10GBはHigh、12GB以上はVery High | VRAM依存 RTを有効にするとさらに消費が増える |
| Texture Filtering | 16x | 小 設定が効かない不具合がある。ドライバー側で16xを強制すると確実 |
出典:Wccftech、PC Optimized Settings
07 / VRAMVRAM容量別のおすすめ設定
最高設定で快適に遊ぶのに必要なVRAMの目安は、次のとおりです。8GBで足りるのはWQHD・RTなしまでです。
| 解像度 | 8GB | 12GB | 16GB以上 |
|---|---|---|---|
| WQHD | RTなしなら可 | 可 | 可 |
| UWQHD | 不足 | 可 | 可 |
| 4K | 不足 | 可 | 可 |
出典:PC Games Hardware、Wccftech(テクスチャ品質)
手持ちのGPUのVRAM容量がわからないときは、グラボ型番別VRAM容量一覧で確認できます。
08 / アップスケーラーDLSS・FSR・XeSS・PICOの選び方
本作はDLSS 4、FSR 4、XeSS 2に加えて、Guerrilla製のアップスケーラー「PICO(Progressive Image Compositor)」を使えます。DLSSのマルチフレーム生成は最大4倍です。PICOはPS5版で使われているのと同じ技術で、どのGPUでも動きます。どの方式でもフレーム生成を使え、メーカーの違う方式を組み合わせることもできます。
| GPU | アップスケーラー | 補足 |
|---|---|---|
| GeForce RTX | DLSS | NVIDIAアプリのオーバーライドでDLSS 4.5の超解像に切り替えられる |
| Radeon RX 9000 | FSR 4 | ドライバー26.3.1以降はFSR Upscaling 4.1に置き換えられる |
| Intel Arc | XeSSかPICO | Ver.1.8でXeSSのマルチフレーム生成に対応 |
| GTX、RX 7000以前 | PICO | FSR 3.1よりはるかに画質が良い |
画質はDLSS 4.5が最も良く、FSR 4.1はFSR 4よりくっきりしています。PICOはDLSS 4やFSR 4には及ばないものの、FSR 3.1よりはるかに良い画質です。方式ごとのfpsの差はほとんどなく、DLSS 4.5だけがわずかに遅くなります。
ゲームプレイはフレームレートの上限がありませんが、ムービーは60fpsで固定です。DLSSのフレーム生成を使うと、ムービー中やムービーからゲームプレイへの切り替わりで一瞬カクつくことがあります。FSRのフレーム生成では、この症状は確認されていません。
出典:PlayStation Blog(PC版の機能)、NVIDIA、AMD(Adrenalin 26.3.1)、ComputerBase(画質比較)
アップスケーラーの違いはDLSS/FSR/XeSS 完全ガイドで解説しています。
09 / Tipsプレイ前に知っておきたい5つのTips
- GPUのPCIe接続を確認する:本作はCPUとGPUの間のPCIe転送が多く、PCIe 4.0から5.0に切り替えると、RTX 5070で99fpsから109fpsに伸びた計測があります。Ver.1.2(2026年4月)で転送量が減らされましたが、GPUが本来の世代・レーン数で動いているかは確認しておいてください。
- スコープのカクつきは修正済み:スナイパーライフルのスコープをのぞいたときのfpsの低下は、Ver.1.3で修正されました。それでも重いときは、LODとテクスチャ品質を下げると改善します。
- シェーダーはプレイ中にもコンパイルされる:初回起動時に一部をコンパイルし、残りはプレイ中に空いているCPUコアで処理されます。シェーダーのキャッシュを消した直後は、読み込み画面でCPU使用率が跳ね上がります。
- ウルトラワイドは21:9と32:9に対応:ムービーは21:9で表示され、ゲームプレイは32:9まで画面いっぱいに広がります。16:9のモニターでも、表示設定でワイドな縦横比を選べます。
- DualSenseの全機能は有線接続で使える:ハプティックフィードバックとアダプティブトリガーをすべて使うには、USBでの有線接続が必要です。
出典:Steam(Ver.1.2)、Steam(Ver.1.3)、Wccftech(PCIe・シェーダー)
設定を見直しても改善しないときは、PCゲームが重いときの原因の切り分けで温度やVRAMの状態を確認してください。ドライバーの入れ直しはGPUドライバーのクリーンインストール手順で解説しています。
10 / 携帯機Steam Deckと携帯ゲーミングPCで遊ぶなら
本作には携帯機向けの「Portable」プリセットがあり、Ver.1.3でSteam Deckの認証(Verified)を取得しました。発売直後のSteam Deckは30fpsを下回ることが多かったものの、Ver.1.2の最適化で冒頭のエリアは平均31〜33fpsまで改善しました。Ver.1.5でもSteam Deck向けの最適化が入っています。
出典:Steam(Ver.1.5)、Steam Deck HQ
11 / 製品デススト2に合うおすすめGPU
RTなしならミドルクラスで十分で、WQHDはRTX 5060 Ti 16GB、4KはRTX 5070以上が目安です。RTを使うなら、落ち幅の小さいGeForceが有利です。2026年9月時点では国内の実勢が大きく上がっているので、購入前にリンク先の現在価格を確認してください。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
12 / 完成品PCごと買うならGPUに予算を回す
公式の推奨CPUはRyzen 7 5700X/Core i7-11700なので、完成品PCはCPUよりGPUを重視して選んでください。以下は2026年9月24日に各ショップの商品ページで在庫と構成を確認した4台です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
13 / FAQよくある質問
公式の推奨(Highプリセット・WQHD・60fps)は、RTX 3070/RX 6800、Core i7-11700/Ryzen 7 5700X、メモリ16GB、SSD 150GBです。CPUはAVX2とF16Cへの対応が必須です。
反射(Reflections)です。RT Very Highではfpsが40〜50%、RT Highでも25%落ちるので、Highにするのが効果的です。影品質や影の解像度は、上げてもほとんど重くなりません。
Guerrillaが開発したアップスケーラーで、PS5版でも使われています。どのGPUでも動き、FSR 3.1よりはるかに画質が良いので、DLSSやFSR 4を使えないGPUではPICOを選んでください。
遊べます。テクスチャはMediumにして、RTは使わないでください。最高設定で8GBが足りるのは、WQHD・RTなしまでです。
RTを使わなければ大きな差はなく、RX 9070 XTはRTX 5070 Tiに近い性能です。RTを使うと、4Kでの落ち幅がRTX 5070 Tiの42%に対してRX 9070 XTは48%で、GeForceが有利になります。
遊べます。Ver.1.3でSteam Deckの認証を取得しており、携帯機向けのPortableプリセットもあります。Ver.1.2の後のSteam Deckは、冒頭のエリアで平均31〜33fpsでした。
できません。PS5版とPC版の間でセーブデータを移すことはできないと、公式に案内されています。
デススト2を軽くするなら、反射をHighにしてRTを切るのが近道です。RTを使わなければ、WQHDはRTX 5060 Ti 16GB、4KはRTX 5070以上で60fpsを超えます。雲品質はHigh、半透明品質はDefault、LODはHighにし、影はそのまま高めで構いません。
アップスケーラーはGeForceならDLSS、RX 9000ならFSR 4、それ以外のGPUはPICOが基本です。RTを使うならGeForceが有利で、WQHDならRTX 5070 Ti、4KならRTX 5080以上が目安です。














