GPU・CPU消費電力一覧|RTX 5090/5080/5070のTGPとCPUのTDP、推奨電源容量を比較【2026年10月】
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RTX 5070のTGPは250W
RTX 50シリーズなどのGPUのTGPとCPUのTDPは、搭載部品を比べるための公称値です。GPU7機種とCPU7機種の公称電力を一覧にし、GPU表にはメーカーの推奨電源容量も示しています。PC全体の電気代は壁側の測定値で別に求めます。
GPU・CPUのTGPやTDPはメーカーの公称値です。PC全体の使用電力量は、壁側で測った値と利用時間で確認します。
節電設定は、同じゲーム・画質・目標fpsで変更前後の壁側電力と実際のfpsを比べて選びます。
目次
原因GPUとCPUの公称電力は測定範囲が違う
最上位クラスのGPUは高負荷時に500Wを超えることがあり、これは家庭用エアコン(冷房)1台分の消費電力に匹敵します。ゲーミングPCの電気代が気になる場合、まず疑うべきはGPUです。
| GPU | 消費電力(TGP/TBP) | 公式の推奨電源容量 | 公称Wの参考換算(1h) |
|---|---|---|---|
| RTX 5090 | 575W | 1000W | 約25.7円 |
| RTX 5080 | 360W | 850W | 約16.1円 |
| RTX 5070 Ti | 300W | 750W | 約13.4円 |
| RX 9070 XT | 304W | 750W | 約13.6円 |
| RTX 5070 | 250W | 650W | 約11.2円 |
| RX 9070 | 220W | 650W | 約9.8円 |
| RTX 5060 Ti(16GB) | 180W | 600W | 約8.0円 |
※TGP/TBPと推奨電源容量はメーカー公称値です。円額は公称Wが1時間続くと仮定し、従量電灯Bの第3段階40.49円と再エネ賦課金4.18円を足した44.67円/kWhで機械的に換算した参考値。燃料費調整や支援を反映せず、GPU単体の実測やPC全体の請求額ではありません。対象月の条件を含む計算はゲーミングPCの追加電気代の計算法を参照してください。
CPUのTDPもゲーム中に常時使うWではありません。下表の円額は公称Wを1時間続けた仮定であり、CPUの実際の追加費用ではありません。
| CPU | コア構成 | 公称電力 | 公称Wの参考換算(1h) |
|---|---|---|---|
| Ryzen 9 9950X3D | 16コア/32スレッド | TDP 170W | 約7.6円 |
| Ryzen 9 9900X3D | 12コア/24スレッド | TDP 120W | 約5.4円 |
| Ryzen 7 9800X3D | 8コア/16スレッド | TDP 120W | 約5.4円 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 24コア(P8+E16) | ベース電力 125W | 約5.6円 |
| Core Ultra 5 250K Plus | 18コア(P6+E12) | ベース電力 125W | 約5.6円 |
| Ryzen 7 9700X | 8コア/16スレッド | TDP 65W | 約2.9円 |
| Ryzen 5 9600X | 6コア/12スレッド | TDP 65W | 約2.9円 |
※AMDはTDP、Intelはベース電力(PBP)で表記しています。Intelは負荷が続くと最大ターボ電力まで上がり、Core Ultra 7 270K Plusは250W、Core Ultra 5 250K Plusは159Wが上限です。ゲーム中は常時この値まで張り付くわけではありません。
GPUのTGPとCPUのTDPを足しても、ゲーム中のPC全体の壁側平均Wにはなりません。公称値の表は部品や電源容量を選ぶ目安に使い、月額は壁側の実測値と契約条件による計算法で確認してください。
ノート向けGPUも公称範囲が機種ごとに異なります。NVIDIAのRTX 50シリーズ仕様では、RTX 5090 Laptop GPUが95〜150W、RTX 5070 Ti Laptop GPUが60〜115W、RTX 5070 Laptop GPUが50〜100Wです。これはGPUサブシステムの電力で、ノートPC全体の壁側Wではありません。月額はノートPC全体の実測kWhで計算してください。出典:NVIDIAのノート向けRTX 50シリーズ仕様。
ZOTAC NIPPONがRyzen 7 9800X3D搭載の同一テストベンチで測ったRTX 5080 SOLID OCは、電力上限を100%から85%へ変更すると、3DMark Steel Nomad中のGPU側平均電力が355Wから304W、スコアが8,608から8,223に変わりました。ゲーム中のPC全体の壁側電力や請求額の差ではありません。出典:ZOTAC NIPPONの測定条件と結果
月額の計算例:壁側でPC全体が仮に平均400W、毎日3時間・30日なら36kWh。東京電力EP従量電灯B・関東エリア・2026年10月分で追加分が第3段階に収まる場合、36×35.37=1,273.32円(端数処理前)です。400Wは実測値ではありません。料金段階をまたぐ場合を含む計算法も確認してください。
手順公称値から壁側の測定値へ進む手順
- まずはPC全体の使用量を測る。ワットチェッカーをコンセントとPCの間に入れ、普段のゲームで壁側の平均Wまたは積算kWhを確認します。公称TGP・TDP、推奨電源容量とは測定対象が異なります。
- GPUの電力制限を見直す。対応GPUではNVIDIA Appの「システム→パフォーマンス」から電力最大(%)を変更できます。表示項目や設定範囲はカードとアプリの版で異なります。変更前後は同じゲーム・解像度・画質・目標fpsで壁側の平均Wと実際のfpsを比べてください。削減率と性能への影響は構成や負荷によって変わります。
- 電力会社の契約プランを見直します。多くの地域では電気料金の基本料金が契約アンペア数(または契約kVA)に応じて決まるため、実際の使用状況に対して契約容量が大きすぎないか確認します。夜間や休日にまとめてゲームをする人は深夜割引のあるプランが合っている場合がありますし、電力自由化以降に増えた新電力各社は使用量やライフスタイルに応じた多様な料金プランを用意しているため、比較してみる価値があります。
- スマートプラグやOSの電源設定でつけっぱなしを防ぎます。PC本体はOSの電源設定から安全にスリープまたはシャットダウンします。スマートプラグは通電を切っても問題のない周辺機器に使い、動作中のPC本体への給電を突然遮断しないでください。
予防構成や設定を変えた後は壁側kWhを測り直す
GPUを買い替えたり設定を変えたりしたら、同じゲーム・画質・fps目標で壁側のkWhを測り直します。夏場は冷房の使用量も家庭の請求額に重なりますが、PC分と冷房分は測定範囲を分けて考えてください。料金プランは、同じ家庭全体の使用量と対象月を基準に、固定費・従量費・調整額を比較してください。
料金月額は契約条件とPC全体の実測値で決める
GPU・CPUの公称Wを足しても実際の請求額にはなりません。契約プランの基本料金、料金段階、対象月の調整額と、壁側で測ったPC全体のkWhを使う計算はゲーミングPCの追加電気代の計算法で確認してください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|電気代は消費電力の可視化と料金プラン見直しで下げられる
ゲーミングPCの電気代は、PC全体の壁側使用量と契約先の料金条件で求めます。まずはワットチェッカーで実際の消費電力を確認し、電力制限の調整や契約プランの見直しといったできることから手をつけてみてください。積み重ねれば、月々の電気代を無理なく抑えられます。
壁側kWhを測り、同じ条件で設定の変更前後を比べると、節電効果と月額を確認できます。


