ゲーミングPCの電気代はいくら|RTX 5090〜RTX 5070まで消費電力別に電気代を試算・節約術も解説【2026年版】
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RTX 5070 Ti構成なら1時間あたり約9円が目安
電気料金の値上がりが続く中、高性能なGPUやCPUを積んだゲーミングPCの電気代を気にする人が増えています。「一般的なPCの2倍かかる」と言われても、自分の構成だと具体的にいくらになるのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。
GPU・CPUの消費電力(TGP/TDP)から実際の電気代を計算する方法と、RTX 5090からRTX 5070クラスまで主要モデル別の目安を、1時間あたりの金額で具体的に示します。
性能は落としたくないけれど電気代は減らしたい、という人のために、フレームレートへの影響を抑えながら消費電力を下げる設定変更と、見直す価値がある料金プランのチェックポイントもあわせて解説します。
目次
原因なぜゲーミングPCは電気代が高くなりやすいのか
| GPU | 消費電力(TGP) | 1時間あたりの電気代目安 |
|---|---|---|
| RTX 5090 | 575W | 約17.8円 |
| RTX 5080 | 360W | 約11.2円 |
| RTX 5070 Ti | 300W | 約9.3円 |
| RX 9070 XT | 304W | 約9.4円 |
| RTX 5070 | 250W | 約7.8円 |
| RX 9070 | 220W | 約6.8円 |
| RTX 5060 Ti(16GB) | 180W | 約5.6円 |
※消費電力はNVIDIA・AMD各社が公開する公式スペック(TGP/TBP)を基にした数値です(2026年7月確認)。電気代は全国家庭電気製品公正取引協議会が目安として示す1kWhあたり31円で試算した参考値で、実際の単価は電力会社・契約プラン・地域によって変動します。ゲームの負荷状況によって実消費電力も上下するため、あくまで目安としてご覧ください。
GPUに加えてCPUも高負荷時には電気代が上乗せされます。Ryzen 7 9800X3D(120W)なら約3.7円/時間、Ryzen 9 9950X3D(170W)なら約5.3円/時間が目安です。例えばRyzen 7 9800X3D+RTX 5070 Tiの構成では、マザーボードやメモリ、ファンなどを含めたシステム全体の消費電力は合計でおよそ520Wになります。この構成でプレイ時間別に電気代を試算すると、次のようになります。
| 1日のプレイ時間 | 1か月の電気代目安 | 備考 |
|---|---|---|
| 2時間 | 約967円 | 平日中心のライトユーザー |
| 3時間 | 約1,451円 | 一般的なプレイ時間の目安 |
| 5時間 | 約2,418円 | 休日にまとめて遊ぶタイプ |
| 8時間 | 約3,869円 | 長時間配信・作業兼用 |
※Ryzen 7 9800X3D(TDP 120W)+RTX 5070 Ti(TGP 300W)+周辺機器類(約100W)の合計520Wを基準に、1kWhあたり31円・月30日換算で試算しています。モニターの消費電力は含みません。
ゲーミングノートPCの場合はどうでしょうか。ノート向けGPUはBoost時でもデスクトップ版より消費電力が大きく抑えられており、RTX 5090 Laptopで95〜175W、RTX 5070 Ti Laptopで60〜115W、RTX 5070 Laptopで50〜100W程度です。デスクトップ版の同名モデルと比べて概ね半分以下に収まるため、1時間あたりの電気代もRTX 5070 Ti Laptopなら約1.9〜3.6円と、デスクトップ版の300W構成に比べてかなり抑えられます。電源容量まで含めた構成の目安はGPU別 推奨電源容量 完全早見表でも解説しています。
手順今日からできる節約ステップ
- まずは実際の消費電力を測ります。ワットチェッカー(電力量計)をコンセントとPCの間に挟むと、公称のTGP/TDPではなく実際にゲーム中どれだけ電力を使っているかが分かります。公称値はあくまで上限に近い目安のため、実測すると数字はもう少し低く出ることも珍しくありません。
- GPU・CPUの電力制限を見直します。NVIDIAコントロールパネルやAMD Software、Ryzen Masterなどの管理ソフトからパワーリミットを80〜90%程度に下げると、フレームレートの低下を数%程度に抑えながら消費電力を1〜2割減らせるケースがあります。ハイエンドGPUほど上限付近では消費電力の伸びに対して性能の伸びが小さくなる傾向があるため、効果が出やすい調整です。
- 電力会社の契約プランを見直します。多くの地域では電気料金の基本料金が契約アンペア数(または契約kVA)に応じて決まるため、実際の使用状況に対して契約容量が大きすぎないか確認します。夜間や休日にまとめてゲームをする人は深夜割引のあるプランが合っている場合がありますし、電力自由化以降に増えた新電力各社は使用量やライフスタイルに応じた多様な料金プランを用意しているため、比較してみる価値があります。
- スマートプラグやOSの電源設定でつけっぱなしを防ぎます。スケジュール機能付きのスマートプラグや、Windows・macOSの電源プランを使うと、離席中や作業を伴わない時間帯にモニターやPC本体を自動でスリープ・オフにできます。消し忘れが多い人ほど効果が出やすい対策です。
予防定期的な見直しで電気代を抑え続けるコツ
電気代は一度見直して終わりではなく、定期的にチェックする習慣をつけることで下がった状態を維持できます。電力会社の料金プランは年に数回、新プランやキャンペーンが登場するため、半年から1年に一度は他社と比較する時間を取ると良いでしょう。またワットチェッカーでの定期的な計測を習慣にしておくと、GPUを買い替えた際やパーツを増設した際に消費電力がどう変化したかをすぐに把握できます。GPUドライバやマザーボードのBIOS(UEFI)のアップデートで省電力機能が改善されることもあるため、性能面だけでなく電力効率の観点でも最新版に保っておくとよいでしょう。夏場はエアコンの稼働と重なるため、ゲーミングPCの電気代がより意識されやすい季節でもあります。前述の通りハイエンドGPU1枚の消費電力はエアコン1台分に匹敵するため、真夏に長時間プレイする日は家庭内の電力使用量が二重に増えている状態です。契約アンペア数に対してブレーカー容量に余裕があるか、あわせて確認しておくと安心です。
おすすめゲーマーに合う電力会社の選び方
「手順」で触れた契約プランの見直しについて、実際にどんな選択肢があるか2社を例に紹介します。どちらも大手資本の新電力で、料金プランのタイプが異なるため、自分の使い方に近い方を検討する参考にしてください。
※料金プラン・単価は2026年7月時点の情報です。エリアや契約状況によって条件が異なるため、契約前に必ず公式サイトで最新の料金と契約条件を確認してください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|電気代は消費電力の可視化と料金プラン見直しで下げられる
ゲーミングPCの電気代は、GPU・CPUのグレードと稼働時間からおおよその見当がつきます。まずはワットチェッカーで実際の消費電力を確認し、電力制限の調整や契約プランの見直しといったできることから手をつけてみてください。積み重ねれば、月々の電気代を無理なく抑えられます。
ハイエンド構成でも、実消費電力の把握と設定・プランの見直しで電気代は着実に抑えられます。

