サイバーパンク2077 PC版が重い時のおすすめグラフィック設定|GPU別fps・パストレ・DLSS 4.5・FSR 4【2026年】
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レイトレーシングの段階で、fpsは倍以上変わる
『サイバーパンク2077』PC版の重さを決める最大の要素は、レイトレーシングをどの段階で使うかです。RTなしのUltraなら、WQHDでRTX 4070級が60fpsを超えます。レイトレーシングを全部ONにするとfpsは半分ほどに、パストレーシング(RT: Overdrive)では4分の1程度まで落ちます。
RT以外の項目では、スクリーンスペース反射だけが突出して重く、Mediumに下げると20%伸びます。アンビエントオクルージョンや影の項目は、下げても2%前後しか変わりません。アップスケーラーはDLSS 4・FSR 4・XeSS 2に対応しており、RTX 50シリーズならNVIDIAアプリ経由でDLSS 4.5のダイナミック・マルチフレーム生成も使えます。
以下では、公式の6段階の動作環境、海外検証メディアの実測fps、RTとパストレーシングの重さ、設定項目ごとの効き目、VRAM容量の目安を順に解説します。DLSS 4.5・FSR 4の使い方と、話題のDLSS 5の現状もまとめました。
目次
01 / スペック公式の必要スペックと推奨スペック
開発元のCD PROJEKT REDは、Update 2.0とDLC「仮初めの自由(Phantom Liberty)」に合わせて、通常描画とレイトレーシングのそれぞれ3段階、計6段階の要件を公開しています。すべてSSDへのインストールが必須です。
| 項目 | 最低 | 推奨 | Ultra |
|---|---|---|---|
| 想定画質 | Low・1080p 30fps | High・1080p 60fps | Ultra・4K 60fps |
| GPU | GTX 1060 6GB RX 580 8GB Arc A380 | RTX 2060 SUPER RX 5700 XT Arc A770 | RTX 3080 RX 7900 XTX |
| VRAM | 6GB | 8GB | 12GB |
| CPU | Core i7-6700 Ryzen 5 1600 | Core i7-12700 Ryzen 7 7800X3D | Core i9-12900 Ryzen 9 7900X |
| メモリ | 12GB | 16GB | 20GB |
| ストレージ | 70GB SSD | 70GB SSD | 70GB NVMe |
レイトレーシングを使う場合の要件は次のとおりです。
| 項目 | RT最低 | RT推奨 | RT Overdrive |
|---|---|---|---|
| 想定画質 | RT Low・1080p 30fps | RT Ultra・1080p 60fps | RT Overdrive・4K 60fps |
| GPU | RTX 2060 RX 6800 XT Arc A750 | RTX 3080 Ti RX 7900 XTX | RTX 4080 |
| VRAM | 8GB | 12GB | 16GB |
| CPU | Core i7-9700 Ryzen 5 5600 | Core i9-12900 Ryzen 9 7900X | Core i9-12900 Ryzen 9 7900X |
| メモリ | 16GB | 20GB | 24GB |
出典:CD PROJEKT RED サポート(動作環境)、Steamストアページ。OSはすべてWindows 10 64bitです。
4K・60fpsのRT Overdrive要件(RTX 4080)は、DLSSフレーム生成をONにした状態での計測と注記されています。CD PROJEKT REDは、パストレーシングを使えるGPUとして「RTX 40シリーズの4070 Ti以上」と「RTX 3090(1080p・30fps)」を挙げています。
出典:CD PROJEKT RED サポート(パストレーシング)
02 / fps実測GPU別フレームレート(Ultra・RTなし)
海外の検証メディアが、Phantom Libertyのエリア(ドッグタウン)で、Ultraプリセット・アップスケーリングなし・RTなしで計測した平均fpsです。テスト機のCPUはCore i9-13900Kです。
| GPU | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 166.7 | 129.4 | 69.3 |
| RTX 4080 | 150.2 | 103.3 | 52.7 |
| RX 7900 XTX | 137.5 | 98.0 | 53.6 |
| RTX 4070 Ti | 126.3 | 83.8 | 41.8 |
| RTX 3080 | 105.8 | 70.9 | 36.8 |
| RX 7800 XT | 105.2 | 73.5 | 36.9 |
| RTX 4070 | 99.2 | 66.4 | 32.6 |
| RX 7700 XT | 91.6 | 62.2 | 30.7 |
| RTX 4060 Ti 16GB | 80.1 | 50.3 | 24.0 |
| RX 7600 | 63.3 | 41.5 | 19.3 |
| RTX 4060 | 61.9 | 38.6 | 18.3 |
| RTX 3060 12GB | 54.6 | 35.1 | 17.2 |
| RX 5700 XT | 44.2 | 29.5 | 14.7 |
出典:TechPowerUp(2023年9月、Update 2.0)
RTなしなら、フルHD 60fpsはRTX 4060・RX 7600級、WQHD 60fpsはRTX 4070・RX 7700 XT級から届きます。アップスケーリングなしで4K 60fpsを超えたのはRTX 4090だけでした。公式推奨のRX 5700 XTは、Ultraでは60fpsに届きません。推奨はプリセットHighでの目安です。
現行GPUは表のどこに入るか
RTX 50シリーズとRX 9000シリーズは、上の計測の後に発売されました。海外のGPU性能ランキング(11タイトルのWQHD平均)で、上の表のどのGPUと同格かを示します。
| GPU | 同格の計測済みGPU | 本作での位置 |
|---|---|---|
| RTX 5080 | RTX 4080の約1.1倍 | RTなしならWQHDで100fps超 |
| RTX 5070 Ti | RTX 4080と同格 | RTなしのWQHDで100fps前後 |
| RX 9070 XT | RTX 4080と同格 | RTなしは5070 Tiと互角、RTでは15%差 |
| RTX 5070 | RTX 4070の約1.2倍 | RTなしのWQHDで60fpsを余裕で超える |
| RTX 5060 Ti 16GB | RTX 4060 Ti 16GBの約1.2倍 | フルHDはUltraで余裕、WQHDはDLSS併用 |
| RX 9060 XT 16GB | RTX 4060 Ti 16GBの約1.1倍 | フルHDのUltraで60fps超 |
出典:Tom’s Hardware GPU Benchmarks Hierarchy、TechSpot(RTX 5070 Ti vs RX 9070 XT)
03 / RTレイトレーシングとパストレーシングはどれだけ重いか
同じ検証の、WQHD・アップスケーリングなしでの比較です。「RT」はUltraにRT反射・RT太陽光の影・RTローカルの影を加え、RTライティングをMediumにした設定です。「パストレ」はパストレーシングを有効にした設定です。
| GPU(WQHD) | RTなし | RT | パストレ |
|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 129.4fps | 67.1fps | 39.7fps |
| RTX 4080 | 103.3fps | 55.2fps | 30.0fps |
| RTX 4070 Ti | 83.8fps | 44.6fps | 23.9fps |
| RTX 4070 | 66.4fps | 34.7fps | 17.9fps |
| RX 7900 XTX | 98.0fps | 33.1fps | 8.8fps |
| RTX 4060 Ti 16GB | 50.3fps | 26.1fps | 13.3fps |
| RX 7800 XT | 73.5fps | 22.1fps | 5.3fps |
| RTX 4060 | 38.6fps | 19.1fps | 8.8fps |
GeForceでは、RTでおよそ半分、パストレーシングで3分の1から4分の1になります。RX 7000シリーズは落ち方が大きく、RTX 4080より速いRX 7900 XTXも、RTでは33fps、パストレーシングでは8.8fpsまで下がります。パストレーシングはRadeonでも有効にはできますが、実用的なfpsは出ません。
RX 9000シリーズでは差が縮まりました。2026年の再検証では、RX 9070 XTはRTなしのUltraでRTX 5070 Tiとほぼ互角で、RTを有効にするとWQHDでRTX 5070 Tiが15%先行します。
4Kのパストレーシングは、RTX 4090でもアップスケーリングなしでは20fpsでした。DLSS品質モードで47fps、DLSSフレーム生成を足して73fpsになります。フレーム生成だけでは38fpsにとどまり、操作の遅れが大きいため、アップスケーラーとの併用が欠かせません。NVIDIAは、RTX 5090がDLSS 4のマルチフレーム生成を使うと4K・フルRTで290fpsに達すると公表しています。
出典:TechPowerUp(総評)、NVIDIA GeForce News(DLSS 4)
04 / 効き目設定を変えるとfpsはどれだけ変わるか
設定ごとの効き目を1つずつ計測した検証の結果です。RTX 4070・WQHDで、ドッグタウンの重いエリアを計測し、Ultraプリセットからの変化を見ています。
| 設定の変更 | fpsの変化 |
|---|---|
| プリセット Ultra→High/Medium/Low | +14%/+約40%/+77% |
| スクリーンスペース反射 Ultra→Medium | +20% |
| ボリュメトリックフォグ Ultra→Medium | +7%(Highでは+1%) |
| ボリュメトリッククラウド | 雲の見える軽い場面で最大+8% |
| コンタクトシャドウ OFF | +3〜4% |
| ローカルシャドウ品質 High→Medium | 約+2% |
| アンビエントオクルージョン High→Low | +2% |
| 色精度 High→Medium | +1% |
| ミラー品質 High→Medium | 鏡の前で最大+21% |
| RT Low/RTライティング Medium・Ultra・Psycho | −16%/−36%・−41%・−48% |
| パストレーシング | Ultra比で−75% |
出典:TechSpot(Cyberpunk 2.0 最適化ガイド)
アンビエントオクルージョンや影の項目は、下げても1〜4%しか変わりません。軽くしたいときは、まずレイトレーシングの段階を見直し、次にスクリーンスペース反射をMediumにしてください。同じ検証で、見た目を保ちつつ重い項目だけを下げた設定はUltra比で42%、さらに下げた設定では63%伸びています。
05 / 効く順fpsに効く設定を効果の大きい順に5つ
効果の大きい順に並べています。上から順に試してください。
おすすめ: RTX 4070級まではOFFかRT Low
おすすめ: DLSS/FSR 4/XeSSの品質モード
おすすめ: Medium
おすすめ: Medium
おすすめ: CPUが遅い場合はLow
06 / 全項目グラフィック設定のおすすめ値一覧
主な項目のおすすめ値と効き目をまとめました。項目名は英語表示のものです。
| 設定名 | おすすめ値 | 効き目・補足 |
|---|---|---|
| レイトレーシング | ||
| Ray Tracing(各項目) | GPU次第(OFF/RT Low) | 最大−48% RTライティングが最も重い |
| Path Tracing | RTX 4070 Ti以上のみ | −75% アップスケーラー必須 |
| 重い項目 | ||
| Screen Space Reflections Quality | Medium | +20% RT以外で最も重い |
| Volumetric Fog Resolution | Medium | +7% Highでは1%しか変わらない |
| Volumetric Cloud Quality | Medium | 最大+8% 雲が見える場面のみ |
| Mirror Quality | Medium | 鏡の前で+21% 鏡以外では無関係 |
| 軽い項目 | ||
| Contact Shadows | ON | 3〜4% OFFは見た目の差が出る |
| Local Shadow Quality | High | 約2% 屋内や夜の影 |
| Cascaded Shadows Range/Resolution | High | 1〜2% 太陽光の影 |
| Ambient Occlusion | High | 2% Lowまで下げても2% |
| Color Precision | Medium | 1% 見た目の差はほぼない |
| Level of Detail | High | ほぼ差なし 遠景の描き込み |
| Texture Quality | High | VRAM依存 VRAMが足りれば差なし |
| Crowd Density | High(CPUが遅ければLow) | CPU負荷 GPU律速ならほぼ差なし |
| Motion Blur/Film Grain/Chromatic Aberration | 好みで | ほぼ差なし いずれもOFFにできる |
出典:TechSpot、TechPowerUp(設定画面の解説)
07 / VRAMVRAM容量の目安
RTX 4090でアップスケーリングなしのまま計測したVRAM使用量です。RTなしならUltraでも4Kで9GB程度ですが、パストレーシングとフレーム生成を重ねると4Kで18GBを超えます。
| 設定 | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| Ultra | 7.5GB | 7.9GB | 9.1GB |
| RT Ultra | 9.8GB | 10.8GB | 13.7GB |
| パストレーシング | 10.2GB | 11.5GB | 15.0GB |
| パストレ+フレーム生成 | 計測なし | 計測なし | 18.3GB |
出典:TechPowerUp(VRAM使用量)。アップスケーラーを使うと描画解像度が下がるため、使用量はこれより減ります。
08 / DLSS・FSRアップスケーラーとフレーム生成の現状
PC版の最新パッチは2025年9月のUpdate 2.31で、それ以降にPC向けのアップデートは配信されていません。アップスケーラー関連の主な追加は次のとおりです。
- DLSS 4(Update 2.21・2025年1月):RTX 50シリーズ向けのマルチフレーム生成を追加。超解像・DLAA・Ray ReconstructionでTransformerモデルを選べるようになりました。
- FSR 4・XeSS 2(Update 2.3・2025年7月):FSR 4、FSR 3.1のフレーム生成、XeSS 2とXeSSフレーム生成に対応しました。FSR 4は、AMDのドライバー25.8.1以降を入れるとゲーム内で選べるようになります。
- DLSS 4.5(NVIDIAアプリ経由):ゲーム本体に組み込まれているのはDLSS 4までです。2026年3月31日から、NVIDIAアプリのベータ版で、RTX 50シリーズ向けにダイナミック・マルチフレーム生成と6倍モードを適用できるようになりました。
出典:Cyberpunk 2077 パッチノート(Steam)、NVIDIA GeForce News(DLSS 4.5)、AMD FSR対応ゲーム一覧
出典:NVIDIA DLSS Programming Guide、NVIDIA GeForce News(ダイナミックMFG)、AMD Software 26.6.2 リリースノート
アップスケーラーの画質や仕組みの違いはDLSS/FSR/XeSS 完全ガイドで解説しています。
09 / 製品サイバーパンク2077に合うおすすめGPU
本作はレイトレーシングとパストレーシングでGeForceが大きく有利です。RTなしで遊ぶならRTX 5060 Ti 16GB、WQHDでRTを使うならRTX 5070、4KやパストレーシングならRTX 5070 Ti以上が目安です。2026年9月時点では国内の実勢が大きく上がっており、RTX 5060 Ti 16GBでも10万円を超えます。購入前にリンク先の現在価格を確認してください。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
10 / 完成品PCごと買うならCPUも妥協しない
本作はCPUの負荷も高く、公式の推奨CPUはCore i7-12700/Ryzen 7 7800X3Dです。CPU性能で頭打ちになる条件では、Ryzen 7 9800X3DがRyzen 7 9700Xより35%速いという結果も出ています。以下は2026年9月24日に各ショップの商品ページで在庫と構成を確認した4台です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
11 / FAQよくある質問
公式の推奨はRTX 2060 SUPER/RX 5700 XT/Arc A770、Core i7-12700/Ryzen 7 7800X3D、メモリ16GB、SSD 70GBで、プリセットHighのフルHD 60fpsが目安です。4K・Ultra・60fpsはRTX 3080/RX 7900 XTX、4K・パストレーシング・60fpsはRTX 4080(フレーム生成込み)です。
有効にはできますが、実用的なfpsは出ません。WQHDの実測では、RX 7900 XTXが8.8fps、RTX 4080が30fpsでした。CD PROJEKT REDは、パストレーシングを使えるGPUとしてRTX 40シリーズの4070 Ti以上とRTX 3090を挙げています。
公式には対応していません。動作しているのは有志のMODによる非公式な実装です。ゲーム本体に組み込まれているのはDLSS 4までで、RTX 50シリーズならNVIDIAアプリ経由でDLSS 4.5のダイナミック・マルチフレーム生成を適用できます。
2025年7月のUpdate 2.3で対応し、AMDのドライバー25.8.1以降を入れるとRX 9000シリーズで使えます。RX 7000シリーズは、2026年6月のドライバー26.6.2以降でアップスケーリングだけが使えます。
レイトレーシングの段階です。パストレーシングはUltra比で75%、RTライティングはMediumでも36%fpsが落ちます。RT以外ではスクリーンスペース反射が最も重く、UltraからMediumで20%伸びます。アンビエントオクルージョンや影は下げても1〜4%です。
遊べます。公式の推奨もVRAM 8GBです。RTなしならUltraでもフルHDで7.5GB程度です。RTを使うとフルHDでも10GB近くまで増えるため、8GBではRT Low程度にとどめ、アップスケーラーを併用してください。
DLSS 4のTransformerモデルではKが推奨で、Jより新しいプリセットです。DLSS 4.5で追加されたLは画質がさらに安定する分だけ処理が重く、MはJ・Kに近い速さです。迷ったらNVIDIAアプリで「推奨」を選んでください。
サイバーパンク2077のfpsは、レイトレーシングの段階で大きく決まります。RTなしならミドルクラスGPUでも快適で、パストレーシングはRTX 4070 Ti以上とアップスケーラーが前提です。RT以外では、スクリーンスペース反射をMediumにするのが最も効きます。
アップスケーラーはDLSS 4・FSR 4・XeSS 2に対応しています。RTX 50シリーズならNVIDIAアプリでDLSS 4.5のダイナミック・マルチフレーム生成も使えますが、DLSS 5は公式には未対応です。
















