エルデンリング PC版が重い?|カクつき解消&FPS改善のおすすめ設定ガイド
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『エルデンリング』PC版で「重い」「カクつく」と感じていませんか? 実はこのゲーム、グラフィック設定を全部Lowにしても16%しかFPSが変わりません。本当の原因は2つ。レイトレーシングが気づかずONになっているケースと、DX12のシェーダーコンパイルによるスタッターです。
エルデンリングは2026年現在もDLSS / FSR / XeSSに公式対応していないため、他タイトルのようにアップスケーリングで解像度を引き上げられません。それでもRT OFFだけで30%以上のFPS改善が得られ、シェーダーキャッシュを「無制限」に設定するだけでスタッターが激減します。
この記事では公式必要スペックの確認からGPU別おすすめ・RT設定の見直し・スタッター対策まで、2026年現在の情報を基に60fps安定維持を実現する最適設定を解説します。
目次
01 / スペック公式の必要スペックを確認する
FromSoftwareが公開しているエルデンリング PC版の必要スペックは以下のとおりです。VRAM 4GBが最低要件と非常に軽量で、現行のミドルレンジGPUであればフルHD 60fps Maximumまで余裕で動作します。
| 項目 | 最低スペック | 推奨スペック | 高画質目安(WQHD/4K) |
|---|---|---|---|
| GPU | GTX 1060 3GB RX 580 4GB | GTX 1070 8GB RX Vega 56 8GB | RTX 4070以上 RX 7800 XT |
| CPU | Core i5-8400 Ryzen 3 3300X | Core i7-8700K Ryzen 5 3600X | Core i7-13700K Ryzen 7 7700X |
| メモリ | 12GB | 16GB | 16GB |
| ストレージ | SSD 60GB | SSD 60GB | NVMe SSD推奨 |
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10/11 64bit | Windows 11 64bit |
エルデンリングは60fps固定で設計されているため、ゲーム内では60fps以上は出せません(MOD導入時を除く)。VRAM消費も4K Maximum + RT ONで8GB未満と非常に軽く、VRAMがボトルネックになることはほぼありません。GPU性能 ≒ ネイティブ解像度の描画上限がそのままフレームレートを決めるため、解像度に対して適切なGPUを選ぶのが基本戦略です。
02 / GPU早見表解像度別おすすめGPUの目安
エルデンリングは60fps cap・アップスケーリング非対応・VRAM消費控えめという特殊な仕様のため、他タイトルと比べてGPU選びの基準が大きく違います。解像度に対して必要なネイティブ描画性能を持つGPUを選ぶのが正解です。
ELDEN RING — RECOMMENDED SPECS
解像度・fps帯別 おすすめGPU早見表
エルデンリングはDLSS / FSR / XeSSに公式対応していません。GPU性能がそのまま描画性能の上限です。アップスケーリングで解像度を底上げできない分、ターゲット解像度に対して「無理しないGPU選び」が重要になります。MOD・Lossless Scalingを使えば後付けで対応可能ですが、いずれもオンライン制約や品質トレードオフがあります(詳しくはTips #2・#6)。
03 / 改善幅設定の最適化だけでFPSはここまで変わる
エルデンリングはDLSS / FSR / XeSSに公式対応していないため、他タイトルほど劇的な改善は見込めません。それでもRT OFF+設定調整だけでここまで変わります。
ELDEN RING — OPTIMIZATION GAINS
設定最適化による FPS改善の参考値
エルデンリングの最適化は「FPSを2倍にする」ゲームではありません。目標は「60fpsを安定させてカクつきを消す」こと。RTをOFFにするだけで30%以上改善し、シェーダーキャッシュの最適化でスタッターが激減します。この2つを正しく設定するだけで、体感は劇的に変わります。
04 / 改善点FPSとカクつきを改善する5つのポイント
エルデンリングは個別設定の効果が小さいため、「設定を下げる」だけでは解決しません。ゲーム内設定+システム設定の両面から、効果の大きい順に解説します。
v1.09パッチで追加されたレイトレーシング(RT影 + RT AO)は、エルデンリングで唯一FPSに大きく影響する設定です。解像度が高いほど影響が大きく、フルHDで約30%、4Kでは最大40%近くFPSが低下します。RTの視覚的な改善は影のソフトネスとAOの精度向上ですが、通常プレイではほぼ気づかないレベルです。なお、v1.09でRTが自動有効化されるケースがあります(詳しくはTips #1)。
おすすめ: OFF(RTX 4080未満は確実にOFF)霧や光の筋(ゴッドレイ)の描画品質を制御する設定で、RT以外の個別設定では最もFPS改善効果が大きい項目です。MaximumからLowに下げると4〜5%の改善が見込めます。Lowでも霧の雰囲気は十分残り、戦闘中の視認性にはほぼ影響しません。
おすすめ: Low単体ではそれぞれ3〜4%程度の改善ですが、合わせて設定することで5〜7%のFPS向上が期待できます。反射品質は水面や金属表面のSSR(スクリーンスペース反射)の精度、SSAOはオブジェクト間の接触影を制御します。どちらもMediumで十分な品質を保てます。
おすすめ: Mediumエルデンリング最大の問題である「カクつき」の正体はシェーダーコンパイルスタッターです。DX12では初めて使うエフェクトごとにシェーダーをGPU向けにコンパイルする必要があり、その処理で最大250ms(0.25秒)のフリーズが発生します。NVIDIAコントロールパネル →「3D設定の管理」→「シェーダーキャッシュサイズ」を「無制限」に変更してください。これでコンパイル済みのシェーダーが保持され、2回目以降のプレイでカクつきが大幅に減ります。合わせて %LOCALAPPDATA%\NVIDIA\DXCache 内の古いキャッシュを一度削除すると、再構築されてより効果的です。
FPSへの影響はほぼゼロですが、OFFにすると画面がクリアになり、敵の動きを格段に追いやすくなります。エルデンリングは敵のモーションを見切って回避・パリィするゲームなので、視認性の向上はプレイの快適さに直結します。被写界深度はカットシーンの演出に使われますが、戦闘中はOFFの方が有利です。
おすすめ: OFF05 / 全項目全グラフィック設定 おすすめ値一覧
すべてのグラフィック設定をカテゴリ別にまとめました。エルデンリングは個別設定のFPS影響が非常に小さい点に注意してください。
| 設定名 | おすすめ値 | FPS影響・補足 |
|---|---|---|
| レイトレーシング | ||
| レイトレーシング品質 | OFF | FPS +30〜40% 唯一の大幅改善ポイント |
| 描画品質 | ||
| テクスチャ品質 | Maximum | FPS +1〜2% VRAM依存。6GB以上なら問題なし |
| 影品質 | High〜Maximum | FPS +1〜2% 下げるとちらつきリスク |
| ライティング品質 | High | FPS +2〜3% 下げても差が分かりにくい |
| シェーダー品質 | High | FPS +2〜3% 微小な改善 |
| グローバルイルミネーション品質 | High | 影響極小 1% lows にのみ影響 |
| 環境 | ||
| ボリュメトリック品質 | Low | FPS +4〜5% 個別設定で最大の効果 |
| 反射品質 | Medium | FPS +3〜4% SSR精度の変化 |
| SSAO | Medium | FPS +2〜3% 接触影の精度 |
| 草の品質 | High | FPS +3% 描画距離が変わる |
| エフェクト品質 | High | FPS +3% 魔法・パーティクル |
| 水面品質 | High | 影響極小 水辺以外では無関係 |
| ポストプロセス | ||
| アンチエイリアス品質 | High(TAA) | FPS +1〜2% LowはFXAAでジャギーが目立つ |
| モーションブラー | OFF(Low) | 影響極小 OFFで視認性向上 |
| 被写界深度 | OFF(Low) | 影響極小 OFFで戦闘時の視界がクリアに |
| その他 | ||
| V-Sync | ON | フレームペーシング OFFだとティアリング+スタッター悪化 |
| 自動描画品質設定 | OFF | 制御性 ONだと意図しない設定変更が起きる |
表を見ると一目瞭然ですが、RTを除くとすべての設定が1〜5%の改善にとどまります。エルデンリングの重さは個別設定ではなく、エンジンの最適化とシェーダーコンパイルに起因しています。「全部Lowにしたのに軽くならない」のは当然で、重要なのはRTをOFFにすることとスタッター対策です。
06 / GPU別GPU別おすすめ設定プリセット
エルデンリングはVRAM消費が少なく(4K Maximum + RT ONでも8GB未満)、VRAMがボトルネックになることはほぼありません。ここではGPU性能帯ごとのおすすめ設定を紹介します。
エルデンリングはDLSS / FSR / XeSS に公式対応していません。GPU性能=描画性能の上限であり、アップスケーリングで解像度を引き上げることができない分、GPU選びが重要です。MODでDLSS/FSRを非公式に導入する方法はTips #2で解説していますが、オンラインプレイが不可になる点にご注意ください。
07 / Tipsプレイ前に知っておきたい6つのTips
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v1.09でレイトレーシングが自動有効化されている可能性がある。2023年3月のv1.09パッチでRTが追加された際、一部の環境でRTが自動的にONになりました。「パッチ後に急に重くなった」という場合、設定画面で「レイトレーシング品質」が「OFF」になっているか確認してください。ONになっていたらOFFにするだけでフレームレートが大幅に回復します。
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MODでDLSS/FSRを導入できるが、オンラインプレイは不可。PureDark氏が公開している「EldenRingUpscaler」(Nexus Mods・無料のDLAA版+Patreon限定のフレーム生成版)を使うと、DLSS 4 / DLAA / FSR 3 + フレーム生成を非公式に有効化できます。効果は大きいですが、導入にはEasy Anti-Cheat(EAC)の無効化が必要で、オンラインプレイ(協力・侵入・メッセージ)が一切できなくなります。オフラインプレイ専用と割り切れる方向けです。
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60fps上限はMODで解除できるが、物理演算に影響する可能性がある。エルデンリングは60fps固定で設計されており、ゲーム内に上限変更オプションはありません。「EldenRingFpsUnlockAndMore」等のMODで120fps以上に解除できますが、FromSoftwareのエンジンは物理演算がフレームレートに依存するケースがあり、落下ダメージやジャンプ距離に影響する可能性があります。EAC無効化も必要です。
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DLC「Shadow of the Erdtree」は基本マップよりGPU負荷が高い。特に城砦エンシスや一部の新オープンフィールドは植生・霧・反射が密集しており、本編と同じ設定でも明らかに重く感じます。DLCエリアでカクつきを感じたら、ボリュメトリック品質をLowにするだけでも体感が改善します。続編「ELDEN RING NIGHTREIGN」も同じエンジン系譜のため、本記事の知見はそのまま活用できます。
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CPU側のスタッターはE-coreスケジューリングや電源プランが原因のことが多い。エルデンリングはアーマードコア6・SEKIRO・ダクソ3と同じFromSoftware系エンジンの系譜にあり、CPUのスレッド設計に敏感です。第12世代以降のIntel CPU(Core i5-12400以降)ではP-core/E-core間のスケジューリング相性問題で1% lows(フレームタイム最悪値)が大きく落ち込む事例が報告されています。BIOSでE-coreを一時無効化すると改善するケースがありますが、他のアプリ性能への影響もあるため検証用に試すレベルが安全。Ryzenユーザーはこの問題は基本的に発生しません。なお、Windows電源プランを「最高のパフォーマンス」にすると平均FPSが2〜3fps改善する報告もあります。
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Lossless Scalingならオンラインプレイを維持したままフレーム生成を追加できる。Steamで1,000〜1,500円前後で販売されているLossless Scalingは、ゲームの描画フレームを横取りしてアップスケーリング・フレーム生成を後付けで適用するツールです。EAC無効化が不要なため、オンラインプレイをしながら使えるのが最大のメリット。ボーダレスウィンドウで起動し、Lossless Scaling側で「LSFG 3.0」を有効にすれば60fps→120fps相当の体感が得られます。MFG互換のフレーム生成MODが使えないFromSoftwareタイトルとの相性は良好です。
08 / 製品エルデンリングに合うおすすめGPU
エルデンリングは60fps上限・VRAM消費控えめ・アップスケーリング非対応という独特な仕様のため、GPU選びは「ターゲット解像度のネイティブ描画力」が直接効きます。フルHD 60fpsならRTX 5060 Ti、WQHDならRTX 5070、4Kやレイトレーシングまで楽しみたいならRTX 5070 Ti以上が目安です。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
フルHD Maximum + RT ONでも60fps cap張り付きを狙える、エルデンリング向けに完璧なバランスのモデル。VRAM 16GBで将来の重量級タイトルも余裕。9万円台でDLC「Shadow of the Erdtree」の負荷の重いエリアまで快適にプレイできます。

MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHD Maximum + RT OFFで60fps cap張り付きを実現する本命構成。RT ONでも50fps前後で実用域、Lossless Scalingを併用すれば体感100fps超に持ち上がります。3連ファンの安定した冷却で、長時間の探索プレイでも安定動作。
09 / FAQよくある質問
公式の推奨GPUはGTX 1070 8GB / RX Vega 56 8GBと非常に軽量です。2026年現在の現役モデルで考えると、フルHD 60fps固定ならRTX 4060以上、WQHDならRTX 5060 Ti、4KならRTX 5070 Ti以上が実用的な目安。レイトレーシングまで楽しみたい場合はRTX 4080 / 5070 Ti以上を選ぶのが安心です。
2026年現在も公式非対応です。FromSoftwareは2022年の発売以降、レイトレーシング(v1.09)以外のグラフィック面の大型アップデートを行っていません。MOD(PureDark氏のERSSなど)でDLSS / FSR / XeSSを後付けできますが、Easy Anti-Cheatの無効化が必要でオンラインプレイ不可になります。オンライン維持で似た効果を得たいならLossless Scalingがおすすめです。
ゲーム内設定では60fps固定です。「EldenRingFpsUnlockAndMore」MODで120fps以上に解除できますが、物理演算がフレームレート依存のため、落下ダメージやジャンプ距離が変わる副作用があります。安全に高fps体験したい場合はLossless ScalingのLSFG 3.0でフレーム補間する方法が現実的です。これなら見た目は120fps相当、ゲームロジックは60fpsで動作します。
レイトレーシング品質です。OFFにするだけでフルHDで30%、4Kで最大40%のFPS改善が得られます。次点はボリュメトリック品質Low(+4〜5%)と反射+SSAO Medium(合計+5〜7%)。グラフィック設定を全部Lowにしても合計16%しか変わらないため、RTのON/OFFが圧倒的に支配的です。
多くはDX12のシェーダーコンパイルスタッターが原因です。NVIDIAコントロールパネル →「3D設定の管理」→「シェーダーキャッシュサイズ」を無制限に設定してください。また、第12世代以降のIntel CPUではP-core/E-coreのスケジューリング問題でスタッターが起きる報告があります。BIOSでE-coreを一時的に無効化して改善するか試す価値があります。
プレイ可能です。エルデンリングは4K Maximum + RT ONでもVRAM消費は8GB未満と非常に軽量で、6GB GPU(GTX 1660 Ti等)でもフルHD Maximumが動作します。RT OFFなら6GBで4K Mediumも視野に入ります。VRAM 8GB以上のGPUを選んでおけば、エルデンリングで困ることはまずありません。
はい、明らかに重くなります。特に「城砦エンシス」周辺や新規オープンフィールドでは、本編と同じ設定でも10〜15%のフレームレート低下が発生します。DLCエリアでカクつくようになった場合は、ボリュメトリック品質をLow、反射・SSAOをMediumに調整するだけで体感が改善します。RT OFFを徹底するのが大前提です。
エルデンリングの最適化は「設定を全部下げる」ではなく、「RTをOFFにしてカクつきを消す」が正解です。レイトレーシングOFFだけで30%以上のFPS改善が得られ、シェーダーキャッシュを無制限に設定することでカクつきも大きく改善します。個別の描画設定は全部下げても16%しか変わらないので、Maximum前後のまま調整すれば十分です。
DLSS / FSR / XeSS には公式非対応のため、GPU性能がそのままフレームレートの上限になります。60fps安定を目指すなら、フルHDでRTX 4060以上、WQHDでRTX 5060 Ti以上、4KでRTX 5070 Ti以上が目安。シェーダーキャッシュの最適化を忘れずに行ってください。













