エルデンリング GPU別ベンチマーク【2026年版】|60fpsキャップの壁・RT追加後の実態・DLCエリアの負荷差——15GPU実測データ解説
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60fpsキャップの壁とRT追加後の実態
エルデンリングのPC版には公式の60fpsキャップが存在します。どれほど高性能なGPUを搭載していても、デフォルトでは60fpsが上限です。「RTX 4090を積んだのに60fpsしか出ない」という声をネット上で見かけますが、これはGPUの問題ではなくゲーム側の仕様です。
この記事では非公式アンロックツールを使い、GPU本来のパフォーマンスを引き出した状態で15GPUを計測しています。加えて2024年6月のパッチ1.12で追加されたレイトレーシングの影響と、DLC「Shadow of the Erdtree」エリアで本編よりどれだけ重くなるかを検証しました。
アップスケーリング(DLSS / FSR / XeSS)は公式未対応で、全てコミュニティMod(ERSS-FG)依存という異例の状況です。FromSoftwareエンジンの特殊性を踏まえて、このゲーム固有の注意点を含めて解説します。
fpsアンロックについて:エルデンリングの60fpsキャップ解除にはEasy Anti-Cheatの無効化が必要です。そのためオンラインマルチプレイは利用できません。オフラインプレイ専用の設定です。セーブデータ自体には影響しませんが、自己責任での使用となります。
ベースラインとなるRT OFF・Maximum設定のデータです。1440pを基準に降順で並べています。
*印は参照データに基づく参考値。エンジン上限は約180fps。RTX 5090/5080の1080p〜1440pはエンジン上限に達するためGPU間の差が出にくい。Arc B580とRTX 4060の4Kは実用的でないため省略。
60fpsキャップとの関係:上のテーブルは全てアンロック後の数値です。キャップ解除をしない場合、RTX 4060もRTX 4090も「60fps」で横並びになります。これがエルデンリングのベンチマーク最大の落とし穴——GPU選びでは「60fps上限で十分か、それ以上を狙うか」の判断が最初に来ます。
2024年6月のパッチ1.12でDLCと同時にレイトレーシング(環境光ベース)が追加されました。設定はLow / Medium / High / Maximumの4段階。Low〜Highは負荷がほぼ変わらず、Maximumのみ追加の負荷が乗るという構造です。
ラスタライズではNVIDIAとAMDの差は5%程度でしたが、レイトレーシングを有効にするとNVIDIAが圧倒的に有利になります。RX 7900 XTX(128fps)はRTを有効にした瞬間に43fpsまで落ち、RTX 4080 Super(68fps)に大差をつけられます。これはサイバーパンク 2077のパストレーシングと同様の構図です。
RTの画質向上は環境光が主体で、劇的な見た目の変化というよりは「光の回り込みが自然になる」程度です。パフォーマンスの犠牲を考えると、1440p以下ではRT Mediumが現実的な選択肢になります。
Shadow of the Erdtreeのエリア(Land of Shadow)は本編の大半のエリアより描画負荷が高く、同じ設定で20〜30%のfps低下が見られます。
特に植生やオブジェクト密度が高いエリア、滝や雨のエフェクトが重なるシーンで顕著に落ちます。DLC後半の高密度エリアではコンソールのPerformanceモードでも30〜40fpsに落ちる報告があり、PC版でも同等の負荷がかかります。
「本編は快適だがDLCに入ると重い」という声が多いのはこのためです。GPU選びではDLCエリアを前提にした余裕のあるスペックを想定すべきです。
FromSoftwareは公式にDLSS・FSR・XeSSのいずれにも対応していません。アップスケーリングとフレーム生成は全てコミュニティMod「ERSS-FG」(huutaiii氏作成)経由です。fpsアンロックと同様にEasy Anti-Cheatの無効化が必須で、オンラインマルチプレイは不可です。
ERSS-FGを導入するとRTX 40系でDLSS FGが使えるため、RTX 4070で1440p 60fps → 120fps以上に引き上げることが可能です。RTX 30系以前はFSR 3.1 FGを利用できますが、DLSS FGほどの画質維持は期待できません。
導入にはやや手間がかかるため、設定方法の詳細はエルデンリング 設定ガイドで解説しています。
エルデンリングはVRAM消費が軽めなタイトルです。8GBのGPUでも4K Maximum + RT ONまで問題なく動作します。サイバーパンク 2077(4Kパストレで14GB超)や黒神話:悟空(4K最高設定で10.5GB超)と比べると、VRAMがGPU選びのボトルネックになることはほぼありません。
FromSoftwareのエンジンはDark Souls 2の時代から一貫して60fps基準で設計されており、回避・ガード・攻撃判定のタイミングがフレームレートに紐づいている可能性が指摘されています。実際、非公式アンロックで120fps以上にすると一部の物理挙動(梯子の登り速度等)に微妙な変化が生じることが報告されています。
2024年のDLC・2025年のElden Ring Nightreign(別作品)もいずれも60fpsキャップのままリリースされており、FromSoftwareが公式にフレームレート上限を引き上げる見込みは低いと考えられます。
つまりGPU選びの基準は2パターン:(1) 60fpsキャップのまま安定動作を求めるなら、必要GPUスペックは大幅に下がる(RTX 4060で1080p 60fps安定可能)。(2) fpsアンロック+120fps以上を狙うなら、上位GPUの性能が直接活きてくる。どちらのプレイスタイルかで最適GPUが根本的に変わります。
60fpsキャップを外さないなら、1080p〜1440p MaximumでRTX 4060でも安定60fps。DLCエリアの余裕を見るならRX 7800 XTが安心です。VRAMも問題なし。
アンロック後に1440p 120fps以上を目指すならこのクラス。ラスタライズではAMDもNVIDIAもほぼ互角。RTを使うならNVIDIA側がおすすめです。
4K Maximum + RT ONで60fps以上にはRTX 4080 Super以上が必要。4K RTで100fps超を目指すならRTX 5090クラスが必要ですが、コスパを考えるとRTX 4090の中古も選択肢です。
目次
実測データで選ぶおすすめGPU
エルデンリングは60fpsキャップ前提なら多くのGPUで安定しますが、DLC『影の地』やRT有効化を見据えるなら余裕のある構成が安心です。1440pで快適ならRX 9070 XT、RT込みで安定を取るならNVIDIAのRTX 5070 Ti以上が軸。VRAMは16GB以上を選んでください。


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完成品で揃えるなら(BTO 2選)
PCごと組むならRyzen 7 9800X3D構成がCPU非依存の余裕を確保できます。ラスタ重視のフルAMDか、RT対応のNVIDIA構成かを予算で選べます。
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- 60fpsキャップが最大の壁:公式には60fps上限のまま。アンロックにはEAC無効化が必要で、オンラインプレイ不可になるトレードオフがある
- アンロック後はRTX 5090で4K 139fps:上位GPU間の差が初めて見える。RTX 4090も133fpsで健闘するが、1080p〜1440pではエンジン上限(約180fps)に達して差が消える
- ラスタライズはNVIDIA/AMDほぼ互角:RX 7900 XTXはRTX 4080 Superと約5%差。RX 9070 XTもRTX 5070 Tiに肉薄する
- RTはNVIDIA圧勝:RX 7900 XTXが4K RTで43fpsに沈む一方、RTX 4080 Superは68fpsを維持。パストレーシング対応タイトルと同じ構図
- DLCエリアは本編比20〜30%重い:特に植生密度が高いエリア・エフェクトが重なるシーンで顕著。GPU選びはDLCの負荷を前提にする
- DLSS / FSR / XeSSは全てMod依存:公式未対応。ERSS-FGの導入でDLSS FGやFSR 3.1 FGが使えるが、オンラインとの両立は不可
- VRAMは軽い:4K Maximum + RT ONでも8GB以内。VRAM容量はGPU選びの制約にならない








