4Kゲームにおすすめのグラボ6選|4K 60fpsに必要なGPUを実測fpsと1fpsあたりの価格で比較【2026年9月版】

(更新: 2026.9.25)
4Kゲームにおすすめのグラボ6選|4K 60fpsに必要なGPUを実測fpsと1fpsあたりの価格で比較【2026年9月版】

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4K GPU GUIDE / 2026-09
4KにおすすめのGPU 6モデル比較
ネイティブ4Kの実fpsと「1fpsあたりの価格」で選ぶ
4K Ultraで11タイトルを平均した実測値と、2026年9月25日時点の国内実勢価格を並べて比較しました。平均60fpsを超えるのはRX 9070 XT・RTX 5070 Ti以上で、レイトレーシング込みのネイティブ4Kで60fpsを超えるのはRTX 5090だけです。
コスパはRX 9070 XTが突出レイトレ重視ならRTX 5070 Ti以上12GBのRTX 5070は4Kで失速

4Kでゲームを遊ぶためのグラボ選びは、「ネイティブ4Kで平均60fpsを出せるか」と「レイトレーシングをどこまで使うか」の2点でほぼ決まります。4KはフルHDの4倍の画素を描くため、GPUの差がそのままfpsの差になります。

海外の実測では、レイトレーシングなしの4K Ultraで平均60fpsを超えたのはRTX 5090・RTX 5080・RX 7900 XTX・RTX 5070 Ti・RX 9070 XTの5モデルでした。一方、レイトレーシングを有効にすると、ネイティブ4Kで60fpsを超えるのはRTX 5090だけになります。

以下では、6モデルの4K実測値に国内の実勢価格を重ね、1fpsあたりいくらかかるかまで計算しました。予算と、レイトレーシングやDLSSをどこまで使いたいかに合わせて選べるよう整理しています。

目次

結論4K向けGPUは予算とレイトレの使い方で3択

予算を抑えて4Kに届かせるならRX 9070 XTラスタ性能はRTX 5070 Tiの4%差に迫りながら、最安価格は約12万円と9万円安く、4K 1fpsあたりの価格は6モデルで最も安いです。レイトレーシングは18%差がつきます。
レイトレーシングとDLSSを使うならRTX 5070 Ti以上RTX 5070 Tiはネイティブ4Kで平均68.6fps、レイトレ込みで36.7fps。DLSSのアップスケーリングとフレーム生成を併用する前提なら、4Kの現実的な下限です。余裕がほしければ12.8%速いRTX 5080。
レイトレ最高設定をネイティブ4Kで回すならRTX 5090レイトレ込みの4K平均で60fpsを超える唯一のモデルです。ただし価格はRTX 5080の約3.7倍で、性能差43%に対して費用対効果は大きく落ちます。

実測ネイティブ4Kの平均fps

海外メディアのGPU階層表(2026年6月24日更新)から、4K Ultraの実測値を抜き出しました。11タイトルの幾何平均で、アップスケーリングやフレーム生成は使っていません。テスト機はRyzen 7 9800X3DとDDR5-6000 CL30です。

GPU(VRAM)4K ラスタ平均4K レイトレ平均
RTX 5090(32GB)110.8fps64.1fps
RTX 5080(16GB)77.4fps42.1fps
RX 7900 XTX(24GB)70.6fps27.3fps
RTX 5070 Ti(16GB)68.6fps36.7fps
RX 9070 XT(16GB)65.8fps30.1fps
RTX 5070(12GB)54.3fps22.7fps

ラスタ性能だけを見ると、RX 7900 XTXとRX 9070 XTはRTX 5070 Tiとほぼ横並びです。差が開くのはレイトレーシングで、RX 9070 XTはRTX 5070 Tiより18%、RX 7900 XTXは26%低くなります。レイトレを使うかどうかが、GeForceとRadeonの分かれ目です。

RTX 5070の12GBは4Kのレイトレで足りなくなる

RTX 5070はラスタでRTX 5090の49%の性能を出しているのに、レイトレでは35%まで落ちます。4Kのレイトレーシングは描画に使うデータが増え、12GBのVRAMでは収まりきらなくなるためです。同じ表のRTX 5060 Tiでは、VRAM以外がほぼ同じ8GB版と16GB版が4Kレイトレで7.2fpsと20.6fpsと3倍近く離れており、4KではVRAM容量が直接fpsに響くことが分かります。VRAMの影響はVRAM 12GBはもう足りないかの検証でも扱っています。

価格1fpsあたりいくらかかるか

2026年9月25日時点の国内通販の実勢価格(新品)から、各モデルの最安・2番目・中央値を拾い、最安値を4Kの平均fpsで割りました。

GPU実勢価格(最安/2番目/中央値)4K 1fpsあたり(ラスタ/レイトレ)
RX 9070 XT119,800円/129,800円/155,890円約1,821円/約3,980円
RTX 5070138,000円/139,800円/167,072円約2,541円/約6,079円
RTX 5070 Ti209,800円/211,650円/230,800円約3,058円/約5,717円
RTX 5080267,700円/269,800円/305,800円約3,459円/約6,359円
RTX 5090979,990円/989,900円/989,900円約8,845円/約15,288円
RX 7900 XTX新品の流通が細く比較対象外—

RX 9070 XTはラスタでもレイトレでも1fpsあたりの価格が最も安く、レイトレでもRTX 5070 Tiより約3割安く済みます。RTX 5090は最安でも98万円近く、中央値との差も小さいため、店を選んでも大きくは下がりません。GPU価格は短期間で動くので、購入前に最新の値動きをGPU価格の推移で確認してください。

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RX 7900 XTXは性能では候補でも、新品で買うには向きません

前世代のフラグシップで、24GBのVRAMとRTX 5070 Tiを上回るラスタ性能を持ちます。ただし国内では新品の流通が細く、販売店によって価格が大きく開いています。レイトレーシングもRX 9070 XTより低いため、新品で選ぶならRX 9070 XTかRTX 5070 Tiのほうが無難です。

超解像DLSSとFSRで4Kの「60fps」は変わる

ここまでの数値はすべてネイティブ4Kです。実際の4Kゲーミングでは、低い解像度で描いて4Kに引き上げるアップスケーリングを併用するのが一般的で、GeForceはDLSS、Radeon RX 9000はFSR 4を使えます。ネイティブで40fps前後のGPUでも、アップスケーリングを使えば60fps前後まで届くタイトルが増えます。

RTX 50シリーズは、さらにAIで中間フレームを作るマルチフレーム生成に対応しています。表示上のfpsは大きく伸びますが、操作の反応は元のfpsに近いままなので、対戦FPSのように入力遅延が効くゲームには向きません。一人用のRPGやアクションで、ネイティブ40〜60fpsを土台に使うのが効果的です。仕組みと画質の違いはDLSS・FSR・XeSSの解説にまとめています。

モデル別6モデルの向き不向き

RTX 5090(32GB)ネイティブ4Kでラスタ110.8fps、レイトレ64.1fps。パストレーシングのような最重量設定まで狙える唯一のモデルです。価格は約98万円からで、映像制作やAI用途も兼ねる人向けです。RTX 5090のレビュー
RTX 5080(16GB)ラスタ77.4fps、レイトレ42.1fps。RTX 5070 Tiより12.8%速く、価格は約28%高くなります。DLSSを併用してレイトレ込みの4Kを安定させたい人向けです。RTX 5080のレビュー
RTX 5070 Ti(16GB)ラスタ68.6fps、レイトレ36.7fps。16GBのVRAMとDLSSを備え、4Kでレイトレも使いたい場合の現実的な下限です。RTX 5070 Tiのレビュー
RX 9070 XT(16GB)ラスタ65.8fpsでRTX 5070 Tiに4%差。レイトレは30.1fpsと差がつきますが、価格は約12万円からです。レイトレをあまり使わない4Kなら最も費用対効果が高いモデルです。2機種の詳しい比較はRTX 5070 Ti vs RX 9070 XTを参照してください。
RX 7900 XTX(24GB)ラスタ70.6fpsと24GBのVRAMは魅力ですが、レイトレは27.3fpsで、新品の流通も細くなっています。中古や手持ちで使うなら4Kでも十分戦えます。RX 7900 XTXのレビュー
RTX 5070(12GB)ラスタ54.3fps、レイトレ22.7fps。VRAM 12GBがレイトレ4Kで足りなくなり、失速が目立ちます。4Kは画質を下げてDLSSを併用する前提で、本領はWQHDです。RTX 5070のレビュー

候補4K向けに選びやすいモデル

4Kを目的に新品で買うなら、次の4モデルが候補です。RTX 5070は4K用途では優先度が下がり、RX 7900 XTXは新品の流通が細いため外しています。

PowerColor Hellhound Radeon RX 9070 XT 16GB(RX9070XT 16G-L/OC・国内正規代理店品)
費用を抑えて4Kに届かせるならPowerColor Hellhound Radeon RX 9070 XT 16GB(RX9070XT 16G-L/OC・国内正規代理店品)4K 1fpsあたりの価格が最も安いRX 9070 XT。レイトレーシングをあまり使わず、ラスタ性能で4K 60fpsを狙う人向けですAmazonで価格を見る
MSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GB
レイトレとDLSSも使うならMSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GB4Kでレイトレーシングも使いたい場合の現実的な下限になるRTX 5070 Ti。16GBのVRAMとDLSSのアップスケーリングで、重いタイトルにも対応しやすくなりますAmazonで価格を見る
ASUS PRIME GeForce RTX 5080 EVO 16GB GDDR7 OC Edition
4Kでもう一段の余裕がほしいならASUS PRIME GeForce RTX 5080 EVO 16GB GDDR7 OC Edition(PRIME-RTX5080-O16G-EVO)RTX 5070 Tiより約13%速いRTX 5080。レイトレ込みの4KをDLSSで安定させたい人向けですAmazonで価格を見る
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ネイティブ4Kのレイトレまで狙うならASUS ROG Astral GeForce RTX 5090 32GB GDDR7 OC版(3.8スロット・4ファン・3年保証)レイトレ込みのネイティブ4Kで平均60fpsを超える唯一のGPU、RTX 5090。32GBのVRAMは映像制作やAI用途にも使えますAmazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

FAQよくある質問

4Kで60fpsを出すには、どのグラボが必要ですか?
レイトレーシングなしの4K Ultraで11タイトルを平均した実測では、RX 9070 XT(65.8fps)とRTX 5070 Ti(68.6fps)以上が60fpsを超えています。レイトレーシングを有効にしたネイティブ4Kで60fpsを超えるのはRTX 5090(64.1fps)だけで、それ以外のGPUではDLSSやFSRのアップスケーリングを併用する前提になります。
RTX 5070の12GBでは4Kは厳しいですか?
レイトレーシングを使う4Kでは厳しくなります。RTX 5070はラスタでRTX 5090の49%の性能を出しますが、レイトレでは35%まで落ち、4Kレイトレの平均は22.7fpsでした。画質設定を下げてDLSSを併用すれば遊べるタイトルもありますが、4Kを主目的にするならVRAM 16GBのRTX 5070 TiかRX 9070 XTが無難です。
4KならGeForceとRadeonのどちらがいいですか?
レイトレーシングを使うかどうかで決まります。ラスタ性能ではRX 9070 XTがRTX 5070 Tiに4%差まで迫り、価格は約9万円安いため、レイトレをあまり使わないならRadeonの費用対効果が高くなります。レイトレを多用する場合はRX 9070 XTが18%低くなり、DLSSのマルチフレーム生成もGeForceだけの機能なので、GeForceが有利です。
4K運用に必要な電源容量はどのくらいですか?
メーカーの推奨値は、RTX 5090が1000W、RTX 5080が850W、RTX 5070 TiとRX 9070 XTが750W、RTX 5070が650Wです。CPUやストレージ構成によって必要な容量は変わるため、推奨値に余裕を持たせて選ぶと安心です。
フレーム生成を使えば安いGPUでも4Kで遊べますか?
表示上のfpsは大きく伸びますが、操作の反応は元のfpsに近いままです。元のfpsが低すぎると遅延が目立つため、アップスケーリングを併用してもネイティブに近い土台が40〜60fps程度ある状態で使うのが効果的です。対戦FPSのように入力遅延が効くゲームには向きません。
RTX 50 SUPERを待ったほうがいいですか?
VRAMを18〜24GBに増やしたRTX 50 SUPERは、3GB GDDR7の価格高騰で発売が保留されていると報じられており、時期は決まっていません。発売されても現行モデルより安くなる見込みは薄いため、今4K環境が必要なら現行モデルから選ぶのが現実的です。状況はRTX 50 SUPERの最新状況で追っています。
総評

4Kゲーミングのグラボは、レイトレーシングを使うかどうかで選び方が変わります。レイトレをあまり使わないなら、ネイティブ4Kで平均65.8fpsを約12万円から出せるRX 9070 XTが、1fpsあたりの価格で最も有利です。レイトレとDLSSを使うならRTX 5070 Tiが現実的な下限で、余裕がほしければRTX 5080を選びます。

ネイティブ4Kのレイトレで60fpsを超えられるのはRTX 5090だけですが、価格はRTX 5080の約3.7倍です。VRAM 12GBのRTX 5070は4Kのレイトレで失速するため、4Kが主目的なら16GB以上のモデルを選んでください。

出典:Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」(2026年6月24日更新) / NVIDIA「GeForce RTX 5090」仕様 / NVIDIA「GeForce RTX 5080」仕様 / NVIDIA「GeForce RTX 5070 Family」仕様 / AMD「Radeon RX 9070 XT」仕様

fpsはすべて上記の階層表の4K Ultra(11タイトルの幾何平均、アップスケーリングなし)です。価格は2026年9月25日時点の国内通販の新品価格で、日々変動します。

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