4Kゲームにおすすめのグラボ6選|4K 60fpsに必要なGPUを実測fpsと1fpsあたりの価格で比較【2026年9月版】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
ネイティブ4Kの実fpsと「1fpsあたりの価格」で選ぶ
4Kでゲームを遊ぶためのグラボ選びは、「ネイティブ4Kで平均60fpsを出せるか」と「レイトレーシングをどこまで使うか」の2点でほぼ決まります。4KはフルHDの4倍の画素を描くため、GPUの差がそのままfpsの差になります。
海外の実測では、レイトレーシングなしの4K Ultraで平均60fpsを超えたのはRTX 5090・RTX 5080・RX 7900 XTX・RTX 5070 Ti・RX 9070 XTの5モデルでした。一方、レイトレーシングを有効にすると、ネイティブ4Kで60fpsを超えるのはRTX 5090だけになります。
以下では、6モデルの4K実測値に国内の実勢価格を重ね、1fpsあたりいくらかかるかまで計算しました。予算と、レイトレーシングやDLSSをどこまで使いたいかに合わせて選べるよう整理しています。
目次
結論4K向けGPUは予算とレイトレの使い方で3択
実測ネイティブ4Kの平均fps
海外メディアのGPU階層表(2026年6月24日更新)から、4K Ultraの実測値を抜き出しました。11タイトルの幾何平均で、アップスケーリングやフレーム生成は使っていません。テスト機はRyzen 7 9800X3DとDDR5-6000 CL30です。
| GPU(VRAM) | 4K ラスタ平均 | 4K レイトレ平均 |
|---|---|---|
| RTX 5090(32GB) | 110.8fps | 64.1fps |
| RTX 5080(16GB) | 77.4fps | 42.1fps |
| RX 7900 XTX(24GB) | 70.6fps | 27.3fps |
| RTX 5070 Ti(16GB) | 68.6fps | 36.7fps |
| RX 9070 XT(16GB) | 65.8fps | 30.1fps |
| RTX 5070(12GB) | 54.3fps | 22.7fps |
ラスタ性能だけを見ると、RX 7900 XTXとRX 9070 XTはRTX 5070 Tiとほぼ横並びです。差が開くのはレイトレーシングで、RX 9070 XTはRTX 5070 Tiより18%、RX 7900 XTXは26%低くなります。レイトレを使うかどうかが、GeForceとRadeonの分かれ目です。
RTX 5070の12GBは4Kのレイトレで足りなくなる
RTX 5070はラスタでRTX 5090の49%の性能を出しているのに、レイトレでは35%まで落ちます。4Kのレイトレーシングは描画に使うデータが増え、12GBのVRAMでは収まりきらなくなるためです。同じ表のRTX 5060 Tiでは、VRAM以外がほぼ同じ8GB版と16GB版が4Kレイトレで7.2fpsと20.6fpsと3倍近く離れており、4KではVRAM容量が直接fpsに響くことが分かります。VRAMの影響はVRAM 12GBはもう足りないかの検証でも扱っています。
価格1fpsあたりいくらかかるか
2026年9月25日時点の国内通販の実勢価格(新品)から、各モデルの最安・2番目・中央値を拾い、最安値を4Kの平均fpsで割りました。
| GPU | 実勢価格(最安/2番目/中央値) | 4K 1fpsあたり(ラスタ/レイトレ) |
|---|---|---|
| RX 9070 XT | 119,800円/129,800円/155,890円 | 約1,821円/約3,980円 |
| RTX 5070 | 138,000円/139,800円/167,072円 | 約2,541円/約6,079円 |
| RTX 5070 Ti | 209,800円/211,650円/230,800円 | 約3,058円/約5,717円 |
| RTX 5080 | 267,700円/269,800円/305,800円 | 約3,459円/約6,359円 |
| RTX 5090 | 979,990円/989,900円/989,900円 | 約8,845円/約15,288円 |
| RX 7900 XTX | 新品の流通が細く比較対象外 | — |
RX 9070 XTはラスタでもレイトレでも1fpsあたりの価格が最も安く、レイトレでもRTX 5070 Tiより約3割安く済みます。RTX 5090は最安でも98万円近く、中央値との差も小さいため、店を選んでも大きくは下がりません。GPU価格は短期間で動くので、購入前に最新の値動きをGPU価格の推移で確認してください。
前世代のフラグシップで、24GBのVRAMとRTX 5070 Tiを上回るラスタ性能を持ちます。ただし国内では新品の流通が細く、販売店によって価格が大きく開いています。レイトレーシングもRX 9070 XTより低いため、新品で選ぶならRX 9070 XTかRTX 5070 Tiのほうが無難です。
超解像DLSSとFSRで4Kの「60fps」は変わる
ここまでの数値はすべてネイティブ4Kです。実際の4Kゲーミングでは、低い解像度で描いて4Kに引き上げるアップスケーリングを併用するのが一般的で、GeForceはDLSS、Radeon RX 9000はFSR 4を使えます。ネイティブで40fps前後のGPUでも、アップスケーリングを使えば60fps前後まで届くタイトルが増えます。
RTX 50シリーズは、さらにAIで中間フレームを作るマルチフレーム生成に対応しています。表示上のfpsは大きく伸びますが、操作の反応は元のfpsに近いままなので、対戦FPSのように入力遅延が効くゲームには向きません。一人用のRPGやアクションで、ネイティブ40〜60fpsを土台に使うのが効果的です。仕組みと画質の違いはDLSS・FSR・XeSSの解説にまとめています。
モデル別6モデルの向き不向き
候補4K向けに選びやすいモデル
4Kを目的に新品で買うなら、次の4モデルが候補です。RTX 5070は4K用途では優先度が下がり、RX 7900 XTXは新品の流通が細いため外しています。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
FAQよくある質問
4Kゲーミングのグラボは、レイトレーシングを使うかどうかで選び方が変わります。レイトレをあまり使わないなら、ネイティブ4Kで平均65.8fpsを約12万円から出せるRX 9070 XTが、1fpsあたりの価格で最も有利です。レイトレとDLSSを使うならRTX 5070 Tiが現実的な下限で、余裕がほしければRTX 5080を選びます。
ネイティブ4Kのレイトレで60fpsを超えられるのはRTX 5090だけですが、価格はRTX 5080の約3.7倍です。VRAM 12GBのRTX 5070は4Kのレイトレで失速するため、4Kが主目的なら16GB以上のモデルを選んでください。
出典:Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」(2026年6月24日更新) / NVIDIA「GeForce RTX 5090」仕様 / NVIDIA「GeForce RTX 5080」仕様 / NVIDIA「GeForce RTX 5070 Family」仕様 / AMD「Radeon RX 9070 XT」仕様
fpsはすべて上記の階層表の4K Ultra(11タイトルの幾何平均、アップスケーリングなし)です。価格は2026年9月25日時点の国内通販の新品価格で、日々変動します。








