モンハンワイルズが本当に軽くなった?パッチ配信3週間後の実態——FPS最大20%改善の中身
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2026年に入ってからの2回のパッチでFPS最大20%超の改善。「重すぎる」と酷評されたPC版が、ようやくまともに遊べる状態になりつつあります
- 2026年1月と2月に配信された2回の大型パッチでCPU・GPU両面の最適化が実施
- テクスチャストリーミングの改善やVRAM使用量の削減でFPSが最大20%以上向上
- Steamの直近レビューは「やや好評」に回復。発売時の酷評から確実に改善傾向
2025年2月に発売されたモンスターハンターワイルズPC版は、発売直後から「重すぎる」「最適化がひどい」と酷評され、DSO Gamingの「2025年最も最適化が悪かったPCゲーム」3位にランクインするほどの状態でした。RTX 3080ですら1080p・ウルトラ設定で60fpsを維持できないという有様で、購入を見送ったハンターも多かったはずです。
しかし2026年に入って状況が変わりました。カプコンは1月と2月に立て続けに2回のPC専用パフォーマンスパッチを配信し、FPS最大20%超の改善とVRAM使用量の大幅削減を実現。Steamの直近30日のレビューも「賛否両論」から「やや好評」に回復しつつあります。
この記事では、配信されたパッチの中身(TU4・v1.040・v1.041)・実際のFPS改善データ・新グラフィック設定の詳細・残っている課題までを公式情報と海外メディアのレビューを基に整理します。「発売直後に離脱したけど今ならどうか」を判断する材料として網羅した1本です。
SECTION 01何が変わったのか
モンスターハンターワイルズのPC版は、2025年2月の発売直後から「重すぎる」と批判を浴び続けてきました。RTX 3080ですら1080p・ウルトラ設定で60fpsを維持できず、DSO Gamingの「2025年最も最適化が悪かったPCゲーム」で3位にランクインするほどでした。
しかし2026年に入り、カプコンは立て続けに2回のPC専用パフォーマンスパッチを配信。最新のv1.041.00.00が2月18日にリリースされてから約3ヶ月が経過し、プレイヤーの評価も明確に変わってきています。
パッチ配信の流れ
SECTION 02具体的なFPS改善データ
カプコンがTU4配信前に公開した公式比較動画では、以下の改善が確認されています。これはTU4単体の数値であり、2026年1月・2月のパッチでさらに上乗せされています。
| テスト環境 | シーン | 改善幅 |
|---|---|---|
| i5-10400 + RTX 2060 Super 1080p Medium / DLSS Performance | ボス戦① | +20% |
| ボス戦② | +12% | |
| ボス戦③ | +16% | |
| Ryzen 5 5600X + RX 6600 1080p Medium / FSR Performance | ボス戦① | +23% |
| ボス戦② | +15% | |
| ボス戦③ | +19% |
PC Gamerは最新パッチ後のレビューで「今回のパフォーマンス改善パッチは、本当にパフォーマンスが改善されたようだ」と報じており、体感でも効果が出ていることが裏付けられています。
SECTION 03新しいグラフィック設定の詳細
単にFPSが上がっただけではありません。プレイヤーが自分の環境に合わせて細かく調整できるオプションが大幅に増えました。
| 追加された設定 | パッチ | 効果 |
|---|---|---|
| CPU設定タブ | v1.040.03 | CPU負荷に関する設定をまとめた新カテゴリ。環境生物の表示数、ロビー表示人数、小型モンスターの品質などを個別に調整可能 |
| ボリューメトリックフォグ 5段階化 | v1.040.03 | 従来の2段階(高/低)から5段階(最高/高/中/低/最低)に拡張。重い設定を下げるだけで大きなFPS改善が得られる |
| 内部LODシステム | v1.041.00 | 3Dモデルの品質を状況に応じて自動調整し、GPU負荷を動的に軽減 |
| エフェクトキャッシュ | v1.041.00 | 同一エフェクトの再生成を省略し、CPU負荷を削減 |
SECTION 04Steamレビューの変化
数字にも変化が表れています。
全体のスコアは発売直後のネガティブレビューに引きずられていますが、直近のレビューは確実に改善しています。「パッチ後に初めてまともに遊べた」「やっと推奨スペックどおりの動作になった」といった声が増えています。
SECTION 05まだ残っている課題
大幅に改善されたとはいえ、完璧にはなっていません。
- 4K+ウルトラ設定はまだ重い:アップスケーリングなしで4K/60fpsを安定維持するにはRTX 5090クラスが必要
- 設定による差が小さい問題:ウルトラとミディアムのFPS差が依然として10%前後にとどまるシーンがある
- VRAM消費は依然として多め:高解像度テクスチャパック使用時は12GB以上のVRAMを推奨
とはいえ、発売当初の「何をやっても重い」状態からは明確に脱却しています。設定を適切に調整すれば、ミドルクラスのGPUでも快適に遊べる水準にはなりました。
SECTION 06参考|パッチ後でも快適に遊ぶための環境
v1.041までのパッチでCPU負荷も大幅に軽減されましたが、モンハンワイルズは依然として「CPU依存度が高めのアクションゲーム」です。1440p以上で安定60fpsを狙うなら、RTX 5070クラスのGPUと3D V-Cache搭載のCPUがコスパ良く快適環境を作る組み合わせ。これからモンハンワイルズを始めるなら、この2機種を軸に組むのが現実解です。
SECTION 07よくある質問
1080p Medium + DLSS Quality であれば60fps前後で遊べる水準になりました。発売直後はDLSSを使っても安定しなかったのが、パッチ後は実用範囲。ただし1080p ウルトラや1440pは依然として厳しいので、最低限の快適さで遊びたいなら設定を中〜高に下げる前提で考えてください。
本文でも触れた通り、RTX 5090クラスのGPU + DLSS Qualityがほぼ必須です。RTX 5080でも4K ウルトラはアップスケーリング前提で、ネイティブ4Kは現実的ではありません。1440p で妥協するか、DLSS Performance まで下げる前提なら RTX 5070 Ti でも4K対応可能です。
環境生物の表示数を「中」、ロビー表示人数を「少」、小型モンスターの品質を「中」に設定するだけでCPU負荷が大幅に軽減されます。Ryzen 5 5600X や i5-10400 のような中堅CPUを使っている場合は特に効果的。Ryzen 7 9800X3DなどX3D系の高性能CPUを使っている場合は最高設定でも問題ありません。
影響ありません。すべてのパッチはグラフィック・パフォーマンス調整に限定されており、ゲームプレイ・進行状況・装備・キャラクターデータには変更なし。Steamクライアントが自動で適用してくれるため、特別な操作も不要です。
多くのMODはパッチ適用後に動作確認や更新が必要です。特にREFrameworkに依存するMODはゲームバージョン更新ごとに対応版が出るのを待つ必要があります。NexusModsの各MODページで最新パッチへの対応状況を確認してから導入してください。
パッチ後も基本路線は同じで、1440p以上ではDLSS Quality / FSR Qualityを入れるのが推奨。ただしv1.041のLOD最適化でアップスケーリングなしでも以前より軽くなったため、1080pかつ高性能GPU(RTX 5070以上)であればDLSS Off でも60fps維持しやすくなっています。画質重視なら無効化も選択肢に入ってきました。
パッチで快適に遊べる環境が整った今が始めどきとして十分良いタイミングです。次期DLC「Wilds Plus」の正確な配信時期は未発表で、本編をクリアしてから挑むのが定石。Steamのレビューも回復傾向にあり、コミュニティが活発なうちに参加した方が情報共有や協力プレイの恩恵を得られます。
2025年に「最適化が悪いPCゲーム」として酷評されたモンハンワイルズが、2026年1月・2月の2回のパッチで本当に軽くなりました。FPS最大20%超の改善、VRAM使用量削減、CPU設定タブの新設、ボリューメトリックフォグ5段階化、内部LODシステム、エフェクトキャッシュ——どれも効果が体感できるレベルの改善です。
発売直後に離脱したハンターは今こそ復帰タイミング。これからPCを組むならRTX 5070 + Ryzen 7 9800X3Dを軸にすれば、1440p ウルトラで快適にプレイできます。残課題(4K問題・ウルトラとミディアムの差・VRAM消費)はあるものの、設定を適切に調整すればミドルクラスでも十分遊べる水準。「パッチで本当に変わった」が今回ばかりは事実です。







