モンハンワイルズの推奨スペックでは足りない!?|解像度別におすすめなグラボとCPUを紹介

(更新: 2026.4.3)
モンハンワイルズの推奨スペックでは足りない!?|解像度別におすすめなグラボとCPUを紹介

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『モンスターハンターワイルズ』のPC版は、カプコンのRE ENGINEが生み出す圧巻のグラフィックと引き換えに、歴代モンハンの中でもトップクラスに重いタイトルに仕上がっています。公式の推奨スペックだけを信じてPCを買うと「思ったより全然カクつく……」と後悔する可能性が高いです。この記事では、フルHD・WQHD・4Kの解像度別に「本当に快適に狩れるグラボとCPU」をベンチマークデータをもとに紹介します。

目次

公式の推奨スペックと「現実」のギャップ

まず、カプコンが公表している公式推奨スペックを確認しましょう。

項目

公式推奨スペック

快適プレイに必要なスペック
GPU

RTX 2060 SUPER / RX 6600

RTX 5060 Ti 以上 16GB VRAM
CPU

Core i5-10400 / Ryzen 5 3600

Ryzen 5 9600X 以上
メモリ

16GB

32GB 推奨
ストレージ

75GB SSD

NVMe SSD 1TB
想定環境

フルHD / 中設定 / 60fps

フルHD / ウルトラ / 100fps 快適

公式推奨の「RTX 2060 SUPER」は、あくまでフルHD・中画質・60fps・アップスケーリング併用が前提です。ウルトラ設定やWQHD以上の解像度で遊ぼうとすると、この構成ではまともにフレームレートが出ません。さらにモンハンワイルズはVRAM消費が非常に大きく、8GB以下のグラボでは高解像度で深刻な性能低下が起きます。

解像度別|快適に狩れるおすすめグラボ

モンハンワイルズで「快適」と言えるラインは、ウルトラ設定で平均60fps以上が目安です。できれば100fps以上あると、動きの激しいモンスターとの戦闘でもヌルヌル動きます。解像度別のおすすめGPUを先にまとめておきます。

MONSTER HUNTER WILDS — RECOMMENDED

解像度別 おすすめスペック早見表

フルHD / 1080p
RTX 5060 Ti
16GB VRAM 約100fps
WQHD / 1440p
RTX 5070
12GB VRAM 約115fps
4K / 2160p
RTX 5070 Ti
16GB VRAM 約107fps
CPU
Ryzen 7 9800X3D
ゲーミング最強 3D V-Cache
MEMORY
32GB DDR5
16GBでは不足する場面あり
STORAGE
NVMe SSD 1TB
インストール容量 約75GB

次に、主要GPUのモンハンワイルズにおけるフレームレートを解像度別に比較します。ウルトラ設定・DLSS / FSR使用時の平均fps参考値です。

GPU(VRAM)

フルHD

WQHD

4K

相対性能
RTX 5080(16GB)

175 fps

150 fps

115 fps

100%

RTX 5070 Ti(16GB)

160 fps

143 fps

107 fps

91%

RTX 5070(12GB)

135 fps

115 fps

82 fps

77%

RX 9070 XT(16GB)

110 fps

100 fps

65 fps

63%

RTX 5060 Ti(16GB)

100 fps

88 fps

62 fps

57%

RTX 4060(8GB)

76 fps

36 fps

16 fps

43%

注目すべきはRTX 4060の急落ぶりです。フルHD(76fps)ではギリギリ遊べますが、WQHDに上げた瞬間に36fpsまで崩壊します。これは8GBのVRAMが完全に不足しているためです。モンハンワイルズではVRAM容量がフレームレートを左右する最大の要因になります。

フルHD(1080p)で遊ぶ場合

フルHDならRTX 5060 Ti(16GB)が最有力です。ウルトラ設定でも平均100fps前後が出るため、戦闘中にカクつくことはまずありません。価格も約8万円台と手頃で、16GBのVRAMを積んでいるので今後のアップデートで高解像度テクスチャが追加されても安心です。

予算を抑えたいなら、AMD Radeon RX 9070 XT(16GB)も選択肢に入ります。NVIDIA製に比べるとDLSS 4.5が使えない分フレームレートはやや控えめですが、16GB VRAMでフルHD 110fps前後と十分な性能を持っています。

WQHD(1440p)で遊ぶ場合

WQHDモニターで快適に遊ぶならRTX 5070(12GB)以上がおすすめです。DLSS使用時に115fps前後が出るため、高画質と滑らかさを両立できます。12GBのVRAMはWQHDであれば問題ありませんが、テクスチャ品質を「高」に下げておくとより安定します。

予算に余裕があるならRTX 5070 Ti(16GB)を選べば、WQHD 143fpsで完全にストレスフリーです。4Kへの将来的なステップアップも視野に入ります。

4K(2160p)で遊ぶ場合

4Kウルトラは現行GPU全体を見ても負荷が非常に高いです。RTX 5070 Ti(16GB)以上が現実的なラインで、DLSS併用で107fps前後が出ます。RTX 5080なら115fpsまで伸びますが、価格差を考えるとRTX 5070 Tiのコスパが光ります。

RTX 5070(12GB)でも4K 82fpsと遊べなくはありませんが、今後のパッチでVRAM消費が増える可能性を考えると、4Kで長く遊びたいなら16GB VRAM搭載モデルを選んでおきたいところです。

VRAM 8GBの「落とし穴」

モンハンワイルズ最大の落とし穴がVRAM消費量です。ウルトラ設定時のVRAM使用量はフルHDでも約11GB、4Kでは14GB超に達します。

🟢
16GB VRAM 全解像度で余裕あり。RTX 5060 Ti / 5070 Ti / 5080 / RX 9070 XTが該当します。将来のアプデにも安心です。
🟡
12GB VRAM フルHD〜WQHDは問題なし。4Kではテクスチャ設定を下げる必要が出てくる場合があります。RTX 5070が該当します。
🔴
8GB VRAM フルHDでもギリギリ。WQHD以上ではVRAM不足でフレームレートが崩壊します。RTX 4060 / RTX 5060が該当。モンハンワイルズには非推奨です。

RTX 4060 Ti には8GB版と16GB版の2種類が存在します。8GB版は4Kウルトラで14fpsまで沈むのに対し、16GB版は43fpsまで出ます。同じGPUでもVRAM容量だけで3倍の差がつきます。モンハンワイルズにおいてVRAMがいかに重要かを示す象徴的なデータです。詳しくはVRAM検証記事も参考にしてみてください。

CPUはどこまで影響する?

モンハンワイルズはGPU負荷が高いゲームですが、CPUの影響もゼロではありません。フルHD・ウルトラ設定(RTX 4090使用時)でのCPU別フレームレートを見てみましょう。

CPU

平均fps

1% Low

相対性能
Ryzen 7 9800X3D

176 fps

113 fps

100%

Core Ultra 7 265K

160 fps

96 fps

91%

Ryzen 5 9600X

148 fps

85 fps

84%

Core i5-13400

125 fps

74 fps

71%

Ryzen 5 4500

73 fps

45 fps

41%

ゲーミング最強はRyzen 7 9800X3Dで、3D V-Cacheの恩恵がモンハンワイルズでもしっかり効いています。ただし、2位のCore Ultra 7 265Kとの差は約10%です。GPUの差に比べれば小さいため、CPUに予算を全振りするよりもGPUのグレードを1段上げる方がフレームレートへの貢献は大きいです。

コスパ重視ならRyzen 5 9600Xで十分です。148fpsあればGPU側がボトルネックになるケースがほとんどなので、浮いた予算をグラボに回すのが賢い選択です。

メモリ・SSD・その他のスペック

GPU・CPU以外で押さえておくべきポイントを手短にまとめます。

🧠
メモリ:32GB DDR5を推奨 16GBでもプレイ自体は可能ですが、Discordやブラウザを裏で開くと使用率が90%を超えることがあります。安定性を考えると32GBが安心です。DDR5-5600以上がおすすめです。
💾
SSD:NVMe必須、容量は1TB以上 インストール容量は約75GB。アプデやDLCで増える可能性を考慮すると、他のゲームと合わせて1TBは欲しいところです。HDDだとロード時間が大幅に延びるため非推奨です。

DLSS・FSR設定でフレームレートを稼ぐ

モンハンワイルズはDLSS 4.5(NVIDIA)FSR 4(AMD)の両方に対応しています。アップスケーリングとフレーム生成を使うことで、画質をほとんど落とさずにフレームレートを大幅に引き上げられます。

🟢
DLSS 4.5(NVIDIA RTX 50シリーズ) Multi Frame Generation対応。RTX 50シリーズなら最大で40〜50%のフレームレート向上が期待できます。「画質」モードで十分な効果があります。
🔴
FSR 4(AMD Radeon / 旧NVIDIA) フレーム生成に対応しており、AMD製GPUでもフレームレートを改善できます。DLSS非対応のGPUでも恩恵を受けられるのが利点です。

「フレームレートが足りない」と感じたら、グラボを買い替える前にまずDLSS / FSRの設定を見直しましょう。アップスケーリングを「クオリティ」、フレーム生成を「ON」に設定するだけで、体感のなめらかさが劇的に改善されることが多いです。具体的なおすすめ設定はモンハンワイルズ設定ガイドで詳しく解説しています。

まとめ:解像度別おすすめスペック

Conclusion 2026

推奨スペックを鵜呑みにせず
「遊びたい解像度」から逆算しよう

モンハンワイルズの公式推奨スペックは「中設定・60fps」が前提で、ウルトラ設定で快適に狩りたいならそれ以上のGPUが必要になります。とりわけVRAM 8GBのグラボではWQHD以上で深刻な性能低下が起きるため、12GB以上——できれば16GB VRAMのモデルを選ぶのが鉄則です。

フルHDなら「RTX 5060 Ti」、WQHDなら「RTX 5070」、4Kなら「RTX 5070 Ti」がそれぞれの解像度で最もコスパの良い選択肢です。CPUはRyzen 5 9600Xクラスで十分なので、浮いた予算はグラボに回しましょう。

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自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。