【2026年版】ゲーミングPCの予算はいくら?価格帯別おすすめ構成
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最終更新: 2026年4月23日
ゲーミングPCが欲しいけれど、「結局いくら出せばいいの?」と迷っていませんか。2026年はDDR5メモリとSSDの高騰が深刻で、以前より予算のハードルが大きく上がっています。この記事では、2026年4月時点の実勢価格をもとに、エントリー・ミドル・ハイエンドの3つの構成でコスパ最大のパーツ選びを紹介します。
目次
ゲーミングPCの予算目安はいくら?【2026年の相場】
結論から言うと、2026年4月現在、新品パーツでまともなゲーミングPCを組むには最低18万円前後が必要です。数年前は10万円でも組めましたが、DDR5メモリとSSDが高騰したことでエントリーラインが大幅に上がりました。
「5万円で組める」「15万円で組める」という情報は、パーツ価格が安かった時期のものか中古パーツ前提のものが多く、2026年4月時点では現実的ではありません。
以下が2026年4月時点での予算別ポジションです。
| 予算帯 | GPU | CPU | 解像度 | 一言 |
|---|---|---|---|---|
| 約18万円 | RTX 5060 | Ryzen 5 9600 | フルHD | ほぼ全ゲームが快適に動く |
| 約31万円 | RTX 5070 | Ryzen 7 9700X | WQHD | 高画質で妥協なし |
| 約44万円 | RTX 5080 | Ryzen 7 9700X | 4K | 最高設定+配信もOK |
少しでも予算を抑えたい方へ:中古パーツの活用も選択肢のひとつです。ただしリスクもあるため、中古ゲーミングPCの選び方と注意点を必ず確認してください。
「パーツが高い今は待つべき?」という方はPCは今が買い時?待つべき?も参考になります。
15万円のゲーミングPC構成 — フルHDが快適に遊べるエントリーモデル
新品パーツで組める最もコスパの良い構成です。DDR5メモリとSSDの高騰により、2026年4月時点では約18万円かかりますが、フルHD解像度ならほとんどのゲームを中〜高設定で快適にプレイできます。
お金の行き先 — 約18万円の内訳
メモリだけで予算の28%を占めています。DDR5が高騰する前は5〜8%程度だったので、メモリ代だけで3万円以上割高になっている計算です。SSDも1年前の3倍近くに値上がりしており、エントリー構成でも15万円に収めるのが困難になりました。メモリとSSDの価格が落ち着けば、同じ構成を15万円以下で組めるようになるはずです。
この構成で遊べるゲームの目安です。フルHD解像度・中〜高設定での参考fpsになります。※fps値は各種ベンチマークサイトの実測データをもとにした参考値です。実際の数値はドライバや設定により変動します。
| ゲームタイトル | フルHD(中設定) | フルHD(高設定) |
|---|---|---|
| Valorant | 300fps+ | 250fps+ |
| Apex Legends | 180fps+ | 144fps+ |
| モンハンワイルズ | 80fps前後 | 60fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 70fps前後DLSS使用 | 60fps前後DLSS使用 |
数字だけ見ても実感が湧きにくいので、体感レベルでの違いを補足します。
Valorant・Apexなどの対戦FPSでは、144fps以上を安定して維持できるため、144Hzゲーミングモニターの性能をフルに活かせます。敵の動きがなめらかに見え、エイムの追従も明らかに良くなるレベルです。
一方、モンハンワイルズやCyberpunkのような重量級タイトルでは「遊べるけど、映像美を堪能するには設定を落とす場面がある」という感覚。画質よりフレームレートを優先する設定が基本になります。
WQHDや4Kモニターへのアップグレードを考えているなら、GPU性能が足りなくなるので最初からWQHD構成(約31万円)を選んだ方がトータルコストは下がります。
この構成はAM5プラットフォームを採用しているため、マザーボードを変えずにCPUやGPUをアップグレードできます。「今はエントリーで始めて、将来WQHD構成にしたい」という方には最適です。
- 半年〜1年後:GPUをRTX 5070に換装(+5万円程度)→ WQHD対応に
- メモリ価格が落ち着いたら:16GB→32GBに増設(差額1〜2万円)
- 必要に応じて:SSDを1TBに追加(約28,000円)で容量不足を解消
最終的にGPU + メモリ + SSDの3点を段階的に換えれば、追加10〜12万円でWQHD構成と同等の性能に到達します。一括で31万円を出すのが難しい方はこの方法を検討してください。
RTX 5060の詳しいベンチマークはRTX 5060レビューで解説しています。Ryzen 5 9600の特徴はRyzen 5 9600レビューをどうぞ。
25万円のゲーミングPC構成 — WQHDで高画質、妥協ゼロの万能マシン
エントリー構成からGPU・CPU・メモリのすべてをワンランク上げた構成です。WQHD(2560×1440)で高画質プレイが快適になります。メモリ・SSD高騰の影響で約31万円と高額ですが、性能対コストのバランスが最も良い価格帯です。
お金の行き先 — 約31万円の内訳
メモリが合計の32%を占めており、GPU比率が34%まで圧迫されています。本来ゲーミングPCではGPUに40〜50%を割くのが理想ですが、DDR5の高騰がバランスを崩しています。メモリ価格が正常化すれば、同じ構成を25万円以下で組めるようになります。
| ゲームタイトル | フルHD(高設定) | WQHD(高設定) |
|---|---|---|
| Valorant | 400fps+ | 300fps+ |
| Apex Legends | 240fps+ | 170fps+ |
| モンハンワイルズ | 100fps+ | 70fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 100fps+DLSS使用 | 70fps前後DLSS使用 |
fps表の数字以上に、体感の差が大きいのがこの価格帯です。
WQHDはフルHDの約1.8倍のピクセル数があり、画面の精細さが明らかに違います。文字のギザギザが消え、遠くの敵や背景のディテールがくっきり見える。特にオープンワールド系(モンハンワイルズ、原神など)では「同じゲームなのに別世界」と感じるほどの差があります。
メモリが32GBになることの恩恵も日常的に実感できます。ゲーム中にDiscord、ブラウザ(20タブ以上)、OBSを同時に開いても動作がまったくカクつきません。16GBだとこれが厳しく、タブを閉じたりアプリを切り替えたりする手間が発生します。
RTX 5070の性能についてはRTX 5070レビューで詳しく解説しています。メモリ容量の判断基準はメモリは何GBが正解?16GB vs 32GBをどうぞ。
35万円のゲーミングPC構成 — 4K対応・配信もこなすハイエンド
4K(3840×2160)で高画質プレイしたい方、ゲームと配信を同時にこなしたい方向けの構成です。RTX 5080は4K向けGPUの「現実的な最強」であり、RTX 5090(60万円〜)のような品薄・超高額モデルに手を出さなくても十分な性能を発揮します。
お金の行き先 — 約44万円の内訳
メモリとSSDだけで約15.5万円、全体の35%を占めています。GPUの20万円と合わせると、この3パーツだけで35.5万円です。2024年なら同じ構成を30万円台前半で組めていたことを考えると、メモリ・SSD高騰の影響がハイエンド構成でも深刻です。RTX 5080はRTX 5090(60万円〜)の3分の1の価格で4Kを現実的にプレイできるため、GPUのコスパ自体は優秀です。
| ゲームタイトル | フルHD(高設定) | WQHD(高設定) | 4K(高設定) |
|---|---|---|---|
| Valorant | 500fps+ | 400fps+ | 250fps+ |
| Apex Legends | 300fps+ | 220fps+ | 144fps+ |
| モンハンワイルズ | 140fps+ | 100fps+ | 60fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 120fps+DLSS使用 | 90fps+DLSS使用 | 60fps+DLSS使用 |
4Kの体感は、一度味わうと戻れないレベルです。27インチ以上のモニターでは、フルHDとの画質差が肉眼で明確にわかります。草木の一本一本、水面の反射、遠景の建物——すべてがシャープに描画されるため、没入感がまるで違います。
さらにRTX 5080のNVENCエンコーダーは、ゲームプレイへのパフォーマンス影響がほぼゼロで配信が可能です。「ゲームしながら配信」をやりたい方にとって、CPUエンコードではなくGPUエンコードを使えるのは大きなメリットです。
ストレージも2TBあるため、モンハンワイルズ(約50GB)、Cyberpunk 2077(約70GB)といった大型タイトルを5〜6本同時にインストールしても余裕があります。
RTX 5080の詳しい性能データはRTX 5080レビューで確認できます。さらに上のRTX 5090が気になる方はRTX 5090レビューもどうぞ。ただし現在は品薄で、価格が60万円前後まで上昇している点に注意してください。
グラボなしで10万円以下!APUで組む超格安ゲーミングPC
「とにかく安くPCゲームを始めたい」という方には、グラフィックボードを使わないAPU構成という選択肢もあります。AMD Ryzen 7 8700Gには高性能な内蔵GPU(Radeon 780M)が搭載されており、軽量ゲームならグラボなしで遊べます。
お金の行き先 — APU構成の内訳
GPUを省いた構成なのに合計約12.5万円。その原因がこの内訳を見れば一目瞭然です。予算の4割がDDR5メモリに消えています。メモリとSSDの価格が正常化すれば7万円台で組めるポテンシャルがある構成だけに、タイミング次第でコスパが大きく変わります。
ただし遊べるゲームには限界があります。
| ゲームタイトル | フルHD(低設定) | 快適度 |
|---|---|---|
| Valorant | 100fps+ | 快適 |
| LoL / マイクラ | 60fps+ | 快適 |
| Apex Legends | 45fps前後 | ギリギリ |
| モンハンワイルズ | 20fps以下 | プレイ不可 |
| 原神 | 40fps前後 | 設定次第 |
ValorantやLoLのような軽量ゲームなら十分ですが、Apex以上の重さのゲームでは厳しいです。将来的にグラフィックボードを追加すれば、15万円構成と同等の性能に引き上げることもできます。
APU構成の詳しい解説はAPU構成ガイド2026をどうぞ。内蔵GPUでどこまで遊べるかはグラボなしでもゲームできる?で検証しています。
予算を無駄にしない3つの鉄則
限られた予算で最大限の性能を引き出すために、パーツ選びで押さえておくべきポイントをまとめます。
完成品BTOで買うならこの4台
「自作は難しそう」「組み立てより実際に動く完成品が欲しい」という方に向けて、各価格帯に対応するBTOゲーミングPCをピックアップしました。全モデルRTX 50世代搭載でコスパとバランスに優れた構成です。


GPU単体を買い替えるなら
既存PCを活かしてGPUだけアップグレードする場合のおすすめモデルです。各予算帯の構成と対応する4モデルをピックアップしました。


よくある質問
2026年4月時点の新品パーツなら約18万円がエントリーラインです。RTX 5060 + Ryzen 5 9600 + 16GB DDR5 + 500GB SSDの構成で、フルHD 144fpsが目安。DDR5メモリとNVMe SSDが高騰しているため、以前より2〜3万円ほど底上げされています。APU構成ならグラボなしで約12.5万円から組めます。
一般的に自作の方がパーツ単価で2〜5万円ほど安く済みますが、組み立ての手間・パーツ相性トラブル・初期不良時の対応を考えるとBTOの方が総合的にお得。特に初心者なら完成品BTOがおすすめ。全国の実店舗でサポートを受けられるGALLERIAやG-Tuneは2〜3年保証付きで万が一も安心です。
現状はAI向け需要の影響で2026年内の大幅下落は期待しにくい状況です。2027年以降の製造ライン増設で徐々に落ち着く可能性はありますが、予測の域を出ません。今PCが必要なら待たずに買う方が合理的。どうしても予算を抑えたい場合はDDR4対応のRyzen 5000番台 + RTX 4060Ti中古などで10万円台前半に収める手もあります。
PC本体とは別に最低3〜5万円を見ておきましょう。144Hzゲーミングモニター(2〜4万円)、ゲーミングマウス(5,000〜15,000円)、キーボード(3,000〜15,000円)が最低ラインです。PC本体に予算を使い切ってモニターを安物で済ませると、せっかくのGPU性能を引き出せません。
2026年4月時点ではほぼ不可能です。DDR5メモリとSSDの高騰で、パーツを安くすると最低限のAPU構成でも約12.5万円かかります。5万円や10万円で「組めた」という情報は、2024年以前のパーツ価格や中古パーツ前提のケースが大半。現実的には中古BTOや型落ちモデルを探すのが近道です。
一般的に3〜5年が目安です。ただしデスクトップならGPUだけ交換して延命できるため、実質5〜7年は使えるケースも多いです。今回紹介した構成はAM5プラットフォーム採用でCPUアップグレードにも対応。マザーボードを変えずに長く使える設計です。
まとめ — 予算別おすすめ構成の早見表
| 項目 | 約18万円 | 約31万円 | 約44万円 | APU(約12.5万円) |
|---|---|---|---|---|
| GPU | RTX 5060 | RTX 5070 | RTX 5080 | 内蔵 780M |
| CPU | Ryzen 5 9600 | Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 8700G |
| メモリ | 16GB | 32GB | 32GB | 16GB |
| SSD | 500GB | 1TB | 2TB | 500GB |
| 対応解像度 | フルHD | WQHD | 4K | フルHD(低設定) |
| 向いてるジャンル | 全ジャンル | 全ジャンル | 全ジャンル + 配信 | 軽量ゲームのみ |
コスパ重視ならこの選択
予算を抑えて最大の性能を引き出す- フルHDモニターで遊ぶなら約18万円構成
- WQHDモニターを持っている or 買う予定なら約31万円構成
- とりあえずPCゲームを始めたいならAPU構成
画質・体験を妥協しないなら
最高のゲーム体験を最優先- WQHDで高リフレッシュレートなら約31万円構成
- 4K + 配信の「全部乗せ」なら約44万円構成
- メモリ・SSD価格が下がるまで待てるなら構成はそのままで安くなる
2026年のゲーミングPCは、DDR5メモリとSSDの高騰でエントリーラインが約18万円まで上がっています。しかし、RTX 50世代のGPUはコスパが優秀で、約18万円でフルHD全ゲーム快適という性能が手に入ります。大切なのは「使う解像度に合った構成を選ぶこと」。メモリ・SSD価格が落ち着けば同じ構成がさらに安く組めるので、予算と相談しながらタイミングを見極めてください。









