10万・15万・20万円のゲーミングPCおすすめ|予算別ベスト構成と買うべきBTO完成品【2026年6月】
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最終更新: 2026年6月16日
ゲーミングPCが欲しいけれど、「結局いくら出せばいいの?」「10万円や15万円で本当に買えるの?」と迷っていませんか。
2026年6月はDDR5メモリとSSDが高止まりし、グラフィックボードまで再び値上がりに転じています。予算によって遊べるゲームの幅は大きく変わります。この記事では10万・15万・20万円を中心に、26万・40万円まで価格帯別のおすすめ構成を、2026年6月の実勢価格をもとに紹介します。
各構成では「その予算で具体的にどのゲームがどのくらいのfpsで動くか」まで踏み込みます。予算内でフレームレートを最大化するためのパーツ優先順位もあわせて解説します。
目次
ゲーミングPCの予算目安はいくら?【2026年6月の相場】
結論から言うと、2026年6月時点でグラフィックボードを積んだ本格的なゲーミングPCを組むなら、約15万円からが現実的なラインです。10万円ではグラフィックボードを省いたAPU(CPUに高性能なグラフィック機能を統合したチップ)構成が精一杯で、遊べるゲームは軽量タイトルに限られます。
予算帯別のおすすめを一言でまとめると、次のとおりです。
- 10万円:グラボなしのAPU構成。Valorant・LoLなど軽量ゲーム向け
- 15万円:RTX 5060でフルHDの大半を中〜高設定で快適に
- 20万円台:RTX 5060 Ti 16GBでVRAMに余裕(GPU高騰で約24万円・RTX 5070も割安)
- 26万円:RTX 5070でWQHD高画質が快適
- 40万円:RTX 5080で4K最高設定と配信まで対応
以前は10万円でもグラフィックボード付きで組めましたが、DDR5メモリとSSDの高騰でエントリーラインが大きく上がりました。1月にピークを付けたメモリは春に一度軟化したものの、現在は高止まりのまま再び上昇の兆しがあり、GeForce RTX 5060 Ti 16GBのようなミドルクラスのグラフィックボードも在庫減で値上がりしています。「待てば安くなる」と楽観しづらい相場です。
以下が2026年6月時点での予算別ポジションです。「10万円で何が買えるのか」「15万・20万円ならどこまで遊べるのか」を一覧にしました。
少しでも予算を抑えたい方へ:中古パーツの活用も選択肢のひとつです。ただしリスクもあるため、中古ゲーミングPCの選び方と注意点を必ず確認してください。
「パーツが高い今は待つべき?」という方はPCは今が買い時?待つべき?も参考になります。
10万円のゲーミングPC構成 — グラボなしAPUで軽量ゲームを楽しむ
「とにかく安くPCゲームを始めたい」という方に向けた、グラフィックボードを使わないAPU構成です。AMD Ryzen 7 8700Gには高性能な内蔵GPU(Radeon 780M)が載っており、軽量ゲームならグラフィックボードなしで遊べます。2026年6月時点ではメモリとSSDの高騰の影響で約10〜11万円かかりますが、新品パーツで組める最安ラインです。
お金の行き先 — 約10.5万円の内訳
グラフィックボードを省いた構成なのに合計約10.5万円。その原因はこの内訳を見れば一目瞭然です。予算の約3割がDDR5メモリに消えています。メモリとSSDの価格が正常化すれば7万円台で組めるポテンシャルがある構成だけに、相場次第でコスパが大きく変わります。
ただし遊べるゲームには限界があります。フルHD・低設定での参考fpsは次のとおりです。
| ゲームタイトル | フルHD(低設定) | 快適度 |
|---|---|---|
| Valorant | 100fps+ | 快適 |
| LoL / マイクラ | 60fps+ | 快適 |
| Apex Legends | 45fps前後 | ギリギリ |
| モンハンワイルズ | 20fps以下 | プレイ不可 |
| 原神 | 40fps前後 | 設定次第 |
ValorantやLoLのような軽量ゲームなら十分ですが、Apex以上の重さのゲームでは厳しくなります。将来グラフィックボードを追加すれば、後述の15万円構成と同等の性能まで引き上げることもできます。「まずは安く始めて、後から強化したい」という方に向いた構成です。
APU構成の詳しい解説はAPU構成ガイド2026をどうぞ。内蔵GPUでどこまで遊べるかはグラボなしでもゲームできる?で検証しています。
15万円のゲーミングPC構成 — フルHDが快適に遊べるエントリーモデル
グラフィックボードを積んで新品で組める、最もコスパの良い本格ゲーミング構成です。DDR5メモリとSSDの高騰により2026年6月時点では約15万円かかりますが、フルHD解像度ならほとんどのゲームを中〜高設定で快適にプレイできます。「15万円でちゃんと遊べるPCが欲しい」という方の本命です。
お金の行き先 — 約15万円の内訳
GPUが最大の出費項目とはいえ、CPUとメモリで合計4割を超えています。DDR5が高騰する前のメモリ代は予算の5〜8%程度だったので、今でもメモリは数年前の2〜3倍の水準です。SSDも1年前の3倍近くに値上がりしたままで、エントリー構成でも15万円前後かかります。メモリとSSDが落ち着けば、同じ構成をもう一段安く組めるようになります。
この構成で遊べるゲームの目安です。フルHD解像度・中〜高設定での参考fpsになります。※fps値は各種ベンチマークサイトの実測データをもとにした参考値です。実際の数値はドライバや設定により変動します。
| ゲームタイトル | フルHD(中設定) | フルHD(高設定) |
|---|---|---|
| Valorant | 300fps+ | 250fps+ |
| Apex Legends | 180fps+ | 144fps+ |
| モンハンワイルズ | 80fps前後 | 60fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 70fps前後DLSS使用 | 60fps前後DLSS使用 |
Valorant・Apexなどの対戦FPSでは144fps以上を安定して維持できるため、144Hzゲーミングモニターの性能をフルに活かせます。敵の動きがなめらかに見え、エイムの追従も明らかに良くなるレベルです。一方、モンハンワイルズのような重量級タイトルでは「遊べるけれど、映像美を堪能するには設定を落とす場面がある」という感覚で、画質よりフレームレートを優先する設定が基本になります。
この構成はAM5プラットフォームを採用しているため、マザーボードを変えずにCPUやグラフィックボードをアップグレードできます。「今はエントリーで始めて、将来WQHD構成にしたい」という方に最適です。
- 半年〜1年後:GPUをRTX 5060 Ti 16GBやRTX 5070に換装 → WQHD対応に
- メモリ価格が落ち着いたら:16GB→32GBに増設(差額2〜3万円)
- 必要に応じて:SSDを1TBに追加(約26,000円)で容量不足を解消
一括で20万円以上を出すのが難しい方は、この段階強化が現実的な選択肢になります。
RTX 5060の詳しいベンチマークはRTX 5060レビューで解説しています。Ryzen 5 9600の特徴はRyzen 5 9600レビューをどうぞ。
20万円台のゲーミングPC構成 — VRAM 16GBで重量級も安心の本命
15万円構成からグラフィックボードをワンランク上げ、VRAM(グラフィックボード用メモリ)を16GBに増やした構成です。GeForce RTX 5060 Ti 16GBは、フルHDなら最高設定、WQHDでも設定次第で快適に遊べる性能を持ちます。VRAMが16GBあるため、テクスチャ容量の大きい最新の重量級タイトルでも息切れしにくいのが最大の強みです。ただしGPU高騰で5060 Ti 16GBは2026年6月時点で約12.8万円まで上がり、構成全体では約24万円が目安になります。
お金の行き先 — 約20万円の内訳
予算の約52%をグラフィックボードに振り分けた、ゲーミングPCとして健全な配分です。15万円構成との差額の約8.6万円はほぼグラフィックボード代で、その分の性能とVRAM 16GBが手に入ります。CPUは15万円構成と同じRyzen 5 9600で十分バランスが取れます。
| ゲームタイトル | フルHD(高設定) | WQHD(高設定) |
|---|---|---|
| Valorant | 360fps+ | 280fps+ |
| Apex Legends | 200fps+ | 144fps+ |
| モンハンワイルズ | 90fps前後 | 65fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 90fps前後DLSS使用 | 65fps前後DLSS使用 |
15万円構成との一番の違いは、重量級タイトルでの余裕とVRAM 16GBの安心感です。RTX 5060の8GBでは、最新タイトルを高設定にするとVRAMが不足してカクつくことがありますが、16GBあればその心配がほぼありません。フルHDで高fpsを安定させたい方、将来WQHDモニターに移行したい方には、この20万円台構成が長い目で見て無駄になりにくい選択肢です。
RTX 5060 Tiの世代別の買い替え価値はRTX 5060 Ti と RTX 5070 の比較で解説しています。VRAM容量の考え方はRTX 50シリーズの選び方もどうぞ。
26万円のゲーミングPC構成 — WQHDで高画質、妥協ゼロの万能マシン
20万円台構成からGPU・CPU・メモリのすべてをワンランク上げた構成です。WQHD(2560×1440)で高画質プレイが快適になります。メモリ・SSD高騰の影響で約26万円とそれなりの金額ですが、性能対コストのバランスが最も良い価格帯です。
お金の行き先 — 約26万円の内訳
GPUが約40%と、ゲーミングPCの理想的な配分(GPUに40〜50%)に収まっています。メモリが32GBになると、ゲーム中にDiscord、ブラウザ(20タブ以上)、配信ソフトを同時に開いても動作がカクつきません。16GBではこれが厳しく、タブを閉じたりアプリを切り替えたりする手間が発生します。
| ゲームタイトル | フルHD(高設定) | WQHD(高設定) |
|---|---|---|
| Valorant | 400fps+ | 300fps+ |
| Apex Legends | 240fps+ | 170fps+ |
| モンハンワイルズ | 100fps+ | 70fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 100fps+DLSS使用 | 70fps前後DLSS使用 |
WQHDはフルHDの約1.8倍のピクセル数があり、画面の精細さが明らかに違います。文字のギザギザが消え、遠くの敵や背景のディテールがくっきり見える。特にオープンワールド系(モンハンワイルズ、原神など)では「同じゲームなのに別世界」と感じるほどの差があります。
RTX 5070の性能についてはRTX 5070レビューで詳しく解説しています。メモリ容量の判断基準はメモリは何GBが正解?16GB vs 32GBをどうぞ。
40万円のゲーミングPC構成 — 4K対応・配信もこなすハイエンド
4K(3840×2160)で高画質プレイしたい方、ゲームと配信を同時にこなしたい方向けの構成です。RTX 5080は4K向けGPUの「現実的な最強」であり、RTX 5090(60万円〜)のような品薄・超高額モデルに手を出さなくても十分な性能を発揮します。高負荷なVR(仮想現実)ゲームも余裕でこなせる性能で、対応タイトルを最高画質で楽しめます。
お金の行き先 — 約40万円の内訳
メモリとSSDで約9.9万円、GPUの22万円と合わせるとこの3パーツで約32万円です。ハイエンド構成ではGPUが過半(54%)を占める本来の配分になります。RTX 5080はRTX 5090(60万円〜)の3分の1強の価格で4Kを現実的にプレイできるため、グラフィックボードのコスパ自体は優秀です。
| ゲームタイトル | フルHD(高設定) | WQHD(高設定) | 4K(高設定) |
|---|---|---|---|
| Valorant | 500fps+ | 400fps+ | 250fps+ |
| Apex Legends | 300fps+ | 220fps+ | 144fps+ |
| モンハンワイルズ | 140fps+ | 100fps+ | 60fps前後 |
| 原神 | 60fps(上限) | 60fps(上限) | 60fps(上限) |
| Cyberpunk 2077 | 120fps+DLSS使用 | 90fps+DLSS使用 | 60fps+DLSS使用 |
4Kの体感は、一度味わうと戻れないレベルです。27インチ以上のモニターでは、フルHDとの画質差が肉眼で明確にわかります。草木の一本一本、水面の反射、遠景の建物——すべてがシャープに描画されるため、没入感がまるで違います。さらにRTX 5080のNVENCエンコーダーは、ゲームプレイへの性能影響がほぼゼロで配信できるため、「ゲームしながら配信」をやりたい方にとって大きなメリットになります。
RTX 5080の詳しい性能データはRTX 5080レビューで確認できます。さらに上のRTX 5090が気になる方はRTX 5090レビューもどうぞ。ただし現在は品薄で、価格が60万円前後まで上昇している点に注意してください。
予算を無駄にしない3つの鉄則
限られた予算で最大限の性能を引き出すために、パーツ選びで押さえておくべきポイントをまとめます。
完成品BTOで買うならこの4台
「自作は難しそう」「組み立てより実際に動く完成品が欲しい」という方に向けて、各価格帯に対応するBTO(注文を受けてから組み立てる受注生産)ゲーミングPCをピックアップしました。完成品は自作より割高で、エントリーでも約26万円からが目安ですが、組み立て不要で国内サポートが付く安心感があります。


GPU単体を買い替えるなら
既存PCを活かしてグラフィックボードだけアップグレードする場合のおすすめモデルです。各予算帯の構成に対応する4モデルをピックアップしました。


よくある質問
2026年6月時点の新品パーツなら、グラフィックボードを積むなら約15万円がエントリーラインです。RTX 5060 + Ryzen 5 9600 + 16GB DDR5 + 500GB SSDの構成で、フルHD 144fpsが目安。グラフィックボードを省いたAPU構成なら約10.5万円から組めますが、遊べるゲームは軽量タイトルに限られます。
10万円はAPU構成(グラボなし)でValorant・LoLなどの軽量ゲーム向け。15万円はRTX 5060でフルHDの大半のゲームが中〜高設定で快適に動きます。20万円はRTX 5060 Ti 16GBになり、VRAM 16GBで重量級タイトルやWQHD入口まで対応できます。予算が5万円増えるごとに、遊べる解像度と画質のグレードが一段上がるイメージです。
一般的に自作の方がパーツ単価で2〜5万円ほど安く済みますが、組み立ての手間・パーツ相性トラブル・初期不良時の対応を考えるとBTOの方が総合的にお得な場合もあります。特に初心者なら完成品BTOがおすすめ。全国の実店舗でサポートを受けられるGALLERIAやG-Tuneは2〜3年保証付きで万が一も安心です。
現状はAI向け需要の影響で2026年内の大幅下落は期待しにくい状況です。1月のピークからは一度軟化したものの、夏以降は契約価格の引き上げが小売へ転嫁され、再上昇のリスクもあります。今PCが必要なら待たずに買う方が合理的。どうしても予算を抑えたい場合は、APU構成や型落ちモデルで10万円台前半に収める手もあります。
PC本体とは別に最低3〜5万円を見ておきましょう。144Hzゲーミングモニター(2〜4万円)、ゲーミングマウス(5,000〜15,000円)、キーボード(3,000〜15,000円)が最低ラインです。PC本体に予算を使い切ってモニターを安物で済ませると、せっかくのグラフィックボード性能を引き出せません。
一般的に3〜5年が目安です。ただしデスクトップならグラフィックボードだけ交換して延命できるため、実質5〜7年は使えるケースも多いです。今回紹介した構成はAM5プラットフォーム採用でCPUアップグレードにも対応。マザーボードを変えずに長く使える設計です。
まとめ — 予算別おすすめ構成の早見表
| 項目 | 約10万円 | 約15万円 | 約24万円 | 約27万円 | 約41万円 |
|---|---|---|---|---|---|
| GPU | 内蔵 780M | RTX 5060 | RTX 5060 Ti 16GB | RTX 5070 | RTX 5080 |
| CPU | Ryzen 7 8700G | Ryzen 5 9600 | Ryzen 5 9600 | Ryzen 7 9700X | Ryzen 7 9700X |
| メモリ | 16GB | 16GB | 16GB | 32GB | 32GB |
| SSD | 500GB | 500GB | 1TB | 1TB | 2TB |
| 対応解像度 | フルHD低設定 | フルHD | フルHD高〜WQHD | WQHD | 4K |
| 向いてるジャンル | 軽量ゲームのみ | 全ジャンル | 全ジャンル | 全ジャンル | 全ジャンル + 配信 |
コスパ重視ならこの選択
予算を抑えて最大の性能を引き出す- 軽量ゲームをとにかく安く始めたいなら約10万円のAPU構成
- フルHDで全ゲームを快適に遊ぶなら約15万円構成
- 重量級タイトルやWQHDも視野に入れるなら約20万円台構成(VRAM 16GB)
画質・体験を妥協しないなら
最高のゲーム体験を最優先- WQHDで高リフレッシュレートなら約26万円構成
- 4K + 配信の「全部乗せ」やVRなら約40万円構成
- 価格が動きやすい相場なので、必要なら待たず買うのが無難
2026年のゲーミングPCは、DDR5メモリとSSDの高騰でグラフィックボード付きのエントリーラインが約15万円まで上がっています。10万円はAPU構成で軽量ゲーム向け、15万円でフルHD全ゲーム快適、20万円でVRAM 16GBの安心感が手に入る、というのが今の相場です。大切なのは「使う解像度に合った構成を選ぶこと」。メモリ・グラフィックボードとも再上昇の局面なので、今すぐ必要なら相場の底を待ちすぎず、予算に合った1台を選ぶのが現実的です。







