APU構成ガイド|グラボ不要でゲーミングPCを組む手順と予算別3構成、メモリ高騰後の総額を実測【2026年9月】

(更新: 2026.9.19)
APU構成ガイド|グラボ不要でゲーミングPCを組む手順と予算別3構成、メモリ高騰後の総額を実測【2026年9月】

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APU構成ガイド / Ryzen 8000G でグラボなしPCを組む — 2026年9月19日 実測価格
グラボ不要で省スペースゲーミングPCを組む
パーツ選びの考え方と、予算別3構成の総額を実測価格で出します
Radeon 780M / 760Mを積むRyzen 8000GシリーズでグラボなしゲーミングPCを組むためのガイドです。CPU・マザーボード・メモリ・ケース・クーラー・電源まで、APU構成を本当に活かすパーツ選定の考え方と、予算別3構成の総額を2026年9月19日時点の実測価格で提示します。DDR5の高騰でメモリがCPUより高くなった現状と、後継のRyzen 9000Gを待つべきかどうかまで扱います。
AM5 / Zen 4 APUMini-ITX対応総額 159,000円からメモリが7万円台から

「グラボなしでゲーミングPCは組めるのか」——答えはYesですが、条件が3つあります。AMDのRyzen 8000G(APU)を使えばグラフィックボード代ゼロで軽量から中量級のゲームが動くPCを組めますが、メモリ選びを間違えれば性能が2割落ち、マザーボードを間違えればEXPOプロファイルが使えず、ケースを間違えれば省スペースというメリットまで消えます。

そしてもうひとつ、2026年特有の事情があります。DDR5-6000の32GBキットが通販7万円台からと、CPU本体より高くなりました。グラフィックボード代を浮かせるためにAPUを選んでも、メモリ代でその分が相殺されかねません。総額を正確に把握しないまま組むと期待が外れます。

8700Gと8600Gを軸に、パーツ選定の考え方、予算別3構成の総額、ゲーム動作の実態を実測価格で整理します。CPU単体の細かい比較は8700G vs 8600G 比較記事を参照してください。ここでは組み方の全体像に焦点を当てます。

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先に結論、いちばん安い構成でも総額159,000円からです

8600Gを軸にした最安構成で159,000円、このガイドの推奨であるバランス構成で180,000円、8700Gを使うiGPU最強構成で249,000円が2026年9月19日時点の目安です。そのうちメモリだけで72,000〜73,000円を占めます。eスポーツ中心で省スペースを優先するなら十分に合理的ですが、重量級を144fpsで遊びたいなら単体GPUを積む構成のほうが確実です。

目次

全体像APU構成のメリットと限界を正直に整理

APU構成(グラボなしビルド)は万能ではありません。Ryzen 8000G世代のRDNA 3 iGPU(Radeon 780M / 760M)はゲーム用途として実用域に入りましたが、できることと限界を正確に把握しておかないと組んでから後悔します。

項目APU構成
グラボなし
通常構成
グラボあり
初期コストグラボ代ゼロ
6〜15万円ぶん軽い
GPU代が追加
eスポーツ系
VALORANT等
100〜200fpsさらに高fps
中量級
Apex / フォートナイト
低〜中設定で60〜90fps高設定で快適
重量級
サイバーパンク 2077
低設定+FSRで30〜45fps高設定で快適
消費電力合計65〜100W合計250〜400W
本体サイズ最小8L級
Mini-ITX対応
大型GPUで20L以上が標準
動作音
負荷時
静音
GPU冷却ファンなし
GPUファン音が支配的
将来のGPU増設AM5プラットフォームで対応可—

APU構成が刺さる3パターン

eスポーツ系の専用機にするVALORANT、League of Legends、Counter-Strike 2といった軽量タイトルが中心なら、グラフィックボード代をまるごと節約できます。8600GでもフルHDで100fps以上を安定して出せるため、浮いた予算をメモリやモニターへ回せます。
省スペースと静音を最優先するMini-ITXケースとロープロファイルクーラーの組み合わせで、本体サイズ8〜15L級まで小型化できます。GPUの冷却ファンが存在しないぶん動作音も静かで、リビングや書斎に常設する用途に向きます。
段階的に強化する出発点にするAMDはComputex 2026でAM5を2029年まで継続すると公式表明済みです。APUで組んで後から単体GPUを追加すれば、CPU・マザーボード・メモリはそのまま流用できます。まず動く1台を作り、予算ができてからGPUを足す進め方が取れます。

モデル8700G・8600G・8500Gのどれを軸にするか

2026年現在、デスクトップAPUでグラボなしゲーミングが成立するのは実質3モデルです。CPU単体の詳細比較は別記事に譲り、ここでは構成の軸として何を選ぶかを整理します。

Ryzen 7 8700G|通販最安 44,980円・iGPU最強Radeon 780M(12 CU)と8コア16スレッドの組み合わせで、グラボなし構成で重量級まで視野に入れる場合の選択肢です。サイバーパンク 2077やモンスターハンターワイルズも、FSRとAFMFの併用で30〜45fps程度なら動きます。配信や動画編集の余裕も確保できます。
Ryzen 5 8600G|通販最安 27,980円・このガイドの推奨軸Radeon 760M(8 CU)と6コア12スレッドで、VALORANT・Apex・FF14・原神といった中量級までをカバーします。8700Gとのゲーム性能差は約27%ですが、価格差1.7万円を周辺投資に回すほうが賢明なケースが多数です。
Ryzen 5 8500G|通販最安 22,980円・ゲーム目的なら推奨外Radeon 740M(4 CU)は8600Gの半分のCU数で、ゲーミング目的では推奨できません。マインクラフトやLoLといった軽量タイトルなら動きますが、Apex以降は厳しくなります。事務PC、自宅サーバー、あとから単体GPUを足す前提のサブ機向けです。
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CPU単体の細かい比較は別記事にまとめています

メモリ依存性、AFMFの活用、配信負荷といった観点での8700Gと8600Gの比較は8700G vs 8600G 徹底比較で詳しく整理しています。ここでは構成全体を優先します。

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後継のRyzen 9000GはAMDがまだ発表していません

Zen 5コアとRDNA 3.5を組み合わせたAM5向けAPU「Ryzen 9000G(Gorgon Point)」の存在は、AGESAへの対応追加とマザーボードメーカーの示唆から確度が高いと見られています。ただし2026年9月時点でAMDは正式発表しておらず、発売日も価格も不明です。いますぐ1台必要なら8700Gか8600Gで組み、急がないならAMDの発表を待つという切り分けになります。AM5は2029年までの継続が公式表明されているため、いま組んだ土台が無駄になることはありません。

※Ryzen 9000GのAM5対応とAGESAへの追加は海外メディアの報道、AM5の2029年までの継続はAMDの技術ドキュメント更新を確認した報道によります。Ryzen 9000Gはリーク段階の情報です。

パーツAPU構成を活かすパーツ選びの正解

APU構成はパーツ選びがそのままiGPU性能に直結します。特にメモリは速度を1ランク間違えるだけで性能が15〜20%変わるほど影響が大きく、単体GPUを積むPCよりもパーツ選定の重要度が高いプラットフォームです。

マザーボード|B650帯が本命(17,000〜25,000円)APUのiGPU性能はメモリクロックで決まるため、EXPO(DDR5-6000以上)対応のマザーボードは必須です。安価なA620(11,000〜15,000円)でもEXPO対応モデルなら使えます。X670やX670Eは過剰投資です。Wi-Fi 6EとPCIe 5.0 M.2スロットを備えたB650Mが、将来性とコスパのバランスで最良です。
メモリ|DDR5-6000 EXPO 32GBが必須(73,000〜85,000円)AMD公式がRyzen 8000Gのスイートスポットと呼ぶDDR5-6000帯が最適解で、DDR5-5200比でiGPU性能が7〜13%向上します。2026年はAI需要で1年前の2〜3倍に高騰しており、価格差が小さければDDR5-6000を、予算を絞るならDDR5-5600(72,000〜78,000円)の下限品を選ぶ判断になります。安価なDDR5-4800は避けてください。EXPOの有効化でつまずいた場合はDDR5のトラブル診断チャートから症状別に追えます。
ストレージ|Gen4 NVMeの1TB(29,000〜48,000円)8700Gと8600GはPCIe 4.0までの対応です。Gen5 SSDは速度差を体感できないうえに高価なので、Gen4の1TBが現実的な着地になります。2TBなら58,000〜100,000円です。NANDフラッシュも1年前の3〜6倍まで上がっており、容量を欲張ると一気に予算が膨らみます。500GBはゲーム1〜2本で埋まるため避けてください。
PCケース|グラボがないぶん選択肢が広いAPU構成の最大のメリットがここです。グラフィックボードの全長を気にしなくていいため、Mini-ITXケース(18,000〜25,000円)に収めれば本体8〜15L級まで小型化できます。ロープロファイル対応のGPUを後から足す道もあり、補助電源不要のロープロGPUならスリムな構成のまま強化できます。後で単体GPUを足す可能性があるなら、300mm前後のカードが入るMicro-ATXケース(6,000〜15,000円)が安全です。
CPUクーラー|付属品で動くが、静音化なら社外品TDP 65WのRyzen 8000Gは付属のWraith Stealthでも動作しますが、長時間のゲームではサーマルスロットリングが起きやすいのが弱点です。デュアルタワーの社外空冷(5,500〜8,000円)へ換装すると温度と騒音の両方が落ち着きます。簡易水冷は過剰投資なので不要です。
電源|APU単体なら450Wで足りるAPU構成の消費電力は最大100W程度なので450W電源でも動作します。ただし将来のGPU増設を考えるなら650W以上(12,000〜15,000円)が安全です。Mini-ITXケースに収めるならSFX規格になりますが、こちらは20,000〜25,000円と割高になります。80PLUS Bronze以上を最低基準にしてください。

構成例予算別3パターンの総額

パーツの考え方を踏まえ、3つの予算帯で具体的な構成を並べます。価格は2026年9月19日時点で実際に確認した通販価格をもとにした目安で、OSのライセンス代は含みません。

パーツ最安構成
eスポーツ特化
バランス構成
推奨
iGPU最強構成
重量級も視野
CPURyzen 5 8600G
28,000円
Ryzen 5 8600G
28,000円
Ryzen 7 8700G
45,000円
マザーボードA620 / B650M
14,000円
B650M(Wi-Fi付き)
17,000円
B650M / B650 ATX
22,000円
メモリDDR5-5600 32GB
72,000円
DDR5-6000 32GB
73,000円
DDR5-6000 32GB
73,000円
SSDGen4 1TB
29,000円
Gen4 1TB
30,000円
Gen4 2TB
58,000円
ケースMicro-ATX 標準
6,000円
Micro-ATX ミドルタワー
13,000円
Mini-ITX
18,000円
電源ATX 550W
10,000円
ATX 650W
12,000円
SFX 750W
25,000円
CPUクーラー付属品を使用
0円
社外空冷
7,000円
ロープロ空冷
8,000円
合計
OS別
159,000円180,000円249,000円

価格は2026年9月19日時点で各商品ページを確認した通販価格をもとにした目安です。最安構成はVALORANT・LoL・Counter-Strike 2・マインクラフト・FF14が中心の人向け、バランス構成は中量級まで一通りこなしつつ将来の単体GPU増設にも対応する構成、iGPU最強構成はMini-ITXの省スペースとAPU性能の上限を両立させる構成です。

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総額の4割前後をメモリが占めます

最安構成159,000円のうち72,000円、バランス構成180,000円のうち73,000円がメモリ代です。DDR5は1年前の2〜3倍、NVMe SSDは3〜6倍まで高騰しており(AI需要、Micronの消費者向けSSD撤退、Samsungの値上げが主因)、構成全体の合計は1年前の同等構成より5〜8万円高くなっています。半年で数万円動く水準なので、購入前に必ず最新の通販価格を確認してください。

完成品自作より安くなる構成すらあります

ここまで自作の総額を積み上げてきましたが、メモリが高騰したいま、自作の価格優位はほとんど残っていません。APU構成の完成品はパソコンショップアークが8700Gと8600Gの両方で販売しており、いずれもWindows 11 Home(DSP版)と1年保証が付いた価格です。自作3構成と並べます。

選択肢CPUメモリ総額OS
自作|最安構成8600GDDR5-5600 32GB159,000円別途必要
自作|バランス構成8600GDDR5-6000 32GB180,000円別途必要
arkhive GC-A5M
Micro-ATX
8600GDDR5-6000 32GB189,800円込み
arkhive GC-A5S
DeskMeet 8L
8600GDDR5-6000 32GB199,800円込み
arkhive BC-A7M
ミニタワー
8700G16GB206,800円込み
arkhive GC-A7S
DeskMini 1.92L
8700GSO-DIMM DDR5-5600 32GB239,800円込み
自作|iGPU最強構成8700GDDR5-6000 32GB249,000円別途必要

※完成品の価格と構成は2026年9月19日時点で各商品ページを確認したものです。いずれもWindows 11 Home(DSP版)とBTOパソコン通常保証1年間が付きます。受注生産のため納期は購入前にご確認ください。メーカーの製品画像にはモニターが写っているものがありますが、モニター・マウス・キーボードはいずれも別売です。

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iGPU最強構成は、自作より完成品のほうが安く付きます

8700GとMini-ITXで組む自作は249,000円(OS別)でしたが、同じ8700Gを1.92リットルに収めたGC-A7Sは239,800円でWindows込みです。本体価格で9,200円安いうえにOSライセンス代も浮きます。SFX電源が20,000円台、2TBのSSDが58,000円という現在の相場では、小型構成を自作で安くするのは難しくなりました。

それでも自作を選ぶ理由が残る3点

メモリ速度を自分で決められる1.92リットルのGC-A7Sは筐体の制約からノート用のSO-DIMMを使うため、メモリがDDR5-5600でスイートスポットのDDR5-6000に一段届きません。APUの性能はメモリ帯域に直結するので、ここを妥協したくないなら自作か、DDR5-6000が載るGC-A5MやGC-A5Sを選ぶことになります。
あとから部分的に入れ替えられる自分で組んでいれば、どのパーツがどの型番かを把握した状態で運用できます。メモリだけ増設する、SSDだけ足す、電源だけ容量を上げるといった部分更新がしやすいのは自作の利点です。完成品でも増設はできますが、中身の把握からやり直しになります。
手持ちのパーツを流用できるケース、電源、SSDのいずれかをすでに持っているなら、その分だけ総額が下がります。特に電源とケースを流用できると2万円前後は変わるため、前の構成から乗り換える場合は自作のほうが安くなります。ゼロから全部買うのであれば、価格差はほぼ消えます。

※完成品側のモデル単位の詳しい比較は8700G vs 8600G 比較記事でも扱っています。

ARK arkhive Gaming Custom GC-A5M Ryzen 5 8600G搭載 ミニタワーPC
完成品|自作バランス構成と同等ARK arkhive Gaming Custom GC-A5M(Ryzen 5 8600G・Micro-ATX)メモリがKingston FURY BeastのDDR5-6000 32GB(EXPO対応)で、このガイドが推すスイートスポットにそのまま合っています。マザーボードはASRock A620AM-HVSのMicro-ATX、SSDは1TB Gen4、電源は650W 80PLUS BRONZEです。バランス構成の自作180,000円(OS別)に対し189,800円でWindows込み、電源に余裕があるので後から単体GPUを足す道も残ります。189,800円税込・2026-09-19時点・変動ありアークで見る
ARK arkhive Gaming Custom GC-A7S Ryzen 7 8700G搭載 超小型デスクトップPC
完成品|自作より9,200円安い小型機ARK arkhive Gaming Custom GC-A7S(Ryzen 7 8700G・DeskMini X600・1.92L)ASRock DESKMINI X600をベースにした1.92リットルの超小型機で、電源は120WのACアダプター、CPUクーラーはNoctua NH-L9a-AM5です。同じ8700GのMini-ITX自作が249,000円(OS別)なのに対し239,800円でWindows込みと、小型構成では自作より安く付きます。メモリはノート用SO-DIMMのDDR5-5600なので、その一段ぶんは割り切りになります。239,800円税込・送料無料/2026-09-26時点・変動ありアークで見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

ゲーム性能タイトル別のfps目安

DDR5-6000のメモリを載せた1080p環境での目安を整理します。複数の海外レビューサイトが公開している計測値の中央値で、重量級はFSRやAFMFの併用が前提です。

タイトル8700G
Radeon 780M
8600G
Radeon 760M
判定
VALORANT
中設定
170〜200 fps
140〜170 fps
快適
League of Legends
高設定
150〜180 fps
130〜160 fps
快適
Counter-Strike 2
低設定
90〜110 fps
70〜85 fps
快適
Minecraft
Java版 Fancy
110〜140 fps
90〜115 fps
快適
Apex Legends
低設定
75〜90 fps
60〜70 fps
設定調整
フォートナイト
パフォーマンス
80〜100 fps
60〜80 fps
設定調整
FINAL FANTASY XIV
黄金のレガシー・高品質
80〜100 fps
65〜85 fps
設定調整
原神
中〜高設定
60 fps(上限)
50〜60 fps
快適
サイバーパンク 2077
低設定+FSR
40〜45 fps
30〜35 fps
FSR前提
モンスターハンター ワイルズ
最低設定+FSR
35〜45 fps
28〜34 fps
FSR前提
龍が如く8
低設定
40〜50 fps
30〜40 fps
FSR前提

複数の海外レビューサイトが公開している計測値の中央値です。CPU・メモリ速度・解像度設定で実測値は前後します。FSRやAFMF(Hyper-RX)を併用すれば表示フレームレートはさらに底上げできます。

製品構成の核となる4点

このガイドで推奨した構成の中核パーツを整理します。CPU 2モデルとDDR5メモリ、空冷クーラーは構成全体の体感を決める重要パーツです。マザーボードや電源は8700G vs 8600G 比較記事でも扱っています。

※在庫と価格は2026年9月19日時点で各商品ページを確認したものです。パーツの在庫は短期間で動くため、購入前に現在の掲載内容をご確認ください。

AMD Ryzen 7 8700G BOX Wraith Stealth Cooler 付属
iGPU最強構成の中核AMD Ryzen 7 8700G BOX(8コア/16スレッド・Radeon 780M・65W・Amazon.co.jp限定 保証4年)8コア16スレッドにRadeon 780M(12 CU)を組み合わせた、AM5で最も強い内蔵GPUです。サイバーパンク 2077やモンスターハンターワイルズもFSRとAFMFの併用で30〜45fps程度なら動きます。配信や動画編集にも8コアの余裕で対応でき、このガイドのiGPU最強構成の中核になります。Wraith Stealthクーラー同梱、保証4年です。Amazonで価格を見る
AMD Ryzen 5 8600G BOX With Wraith Stealth Cooler(6コア/12スレッド・Radeon 760M・AM5)
バランス構成の推奨軸AMD Ryzen 5 8600G BOX With Wraith Stealth Cooler(6コア/12スレッド・Radeon 760M・AM5)6コア12スレッドにRadeon 760M(8 CU)で、VALORANTやApex、FF14、原神までの中量級を十分こなします。8700Gとのゲーム性能差は約27%ですが、価格差1.7万円をメモリやケース、クーラーへ回したほうがトータルの満足度は高くなります。あとから単体GPUを足す前提でも合理的な選択です。Amazonで価格を見る
Patriot Viper Venom DDR5 32GB
総額の4割を占める最重要パーツPatriot Viper Venom DDR5 32GB(16GB×2)XMP/EXPO両対応DDR5-6000のEXPO対応32GBキットです。APUはメモリ帯域がそのままiGPU性能の天井になるため、ここを妥協すると8700Gでも本来性能の8割程度しか出ません。2026年はAI需要でDDR5全般が1年前の2〜3倍に高騰していますが、APU構成では削れないパーツです。Amazonで価格を見る
Thermalright Peerless Assassin 120 SE ARGB
静音化したいならThermalright Peerless Assassin 120 SE ARGB(デュアルタワー空冷)デュアルタワーの空冷クーラーです。TDP 65WのAPUなら付属のWraith Stealthでも動きますが、長時間のゲームではサーマルスロットリングが起きやすいのが弱点です。社外空冷へ換装すると温度と騒音の両方が落ち着きます。簡易水冷は過剰投資なので不要です。Mini-ITXの狭いケースでは高さを先に確認してください。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

判定APU構成が向いている人・避けるべき人

✓
APU構成が向いている人
  • VALORANT・LoL・マインクラフトがメイン。8600Gでも100fps以上を安定して出せる
  • 省スペースと静音を最優先したい。Mini-ITXで8〜18L級に収まる
  • 段階的に強化したい。AM5は2029年まで継続するので、あとからGPUを足せる
  • 普段使い兼ライトゲーム機が欲しい。Office・Web・動画再生を1台で完結させたい
  • グラフィックボードの在庫や価格の変動に振り回されたくない
  • 消費電力を100W前後に抑えたい。電気代と発熱の両方が効いてくる
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避けたほうがいい人
  • Apexやフォートナイトを144fps以上で遊びたい。APUでは60〜90fpsが現実的な上限
  • サイバーパンク 2077やモンスターハンターワイルズを快適に遊びたい。FSR併用でも30〜45fpsが限界
  • 動画編集・3DCG・本格的な配信をやりたい。共有VRAMには明確な限界がある
  • 総額を15万円以下に抑えたい。メモリ高騰で最安構成でも159,000円かかる
  • 組み立てに時間をかけたくない。完成品がほぼ同額で買える状況にある
  • いますぐ組む必要がない。後継のRyzen 9000Gの発表を待つ選択肢もある
総評

APU構成はグラボなしでもゲームができるという強みを持つ一方で、万能ではありません。eスポーツ系を低コストかつ省スペースで楽しみたい、段階的に強化していきたいという人には合理的な選択肢です。CPUはこのガイド推奨の8600G、性能を一段上に振りたいなら8700G。メモリはDDR5-6000のEXPO対応32GBが必須で、ここを妥協すると本体ランクの差以上にiGPU性能を落とします。ただし2026年9月時点では総額の見立てが変わりました。最安構成でも159,000円、そのうち72,000円がメモリ代です。グラフィックボード代を浮かせるという当初の狙いは、メモリ代でかなり相殺されます。さらに完成品PCがWindows込み189,800円から出ており、自作との差はほぼ消えました。それでも省スペースや静音、消費電力を優先する理由があるなら、APU構成は今でも成立します。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。