グラボなしでゲームは動く?内蔵GPU対応タイトルとfps実測まとめ【2026年版】
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「ゲーム=グラボ必須」の時代は終わりつつあります。2026年現在、CPUに統合された内蔵GPU(iGPU)の性能は劇的に向上し、最新のRadeon 890MやIntel Arc Graphicsは旧世代の定番グラボGTX 1650を超える実力を手にしました。本記事では、最新ベンチマークを元に「グラボなしでどこまで遊べるか」と「グラボが必要になる境界線」を明確にします。
内蔵GPUとは、CPUに統合されたグラフィックス処理機能です。IntelのIris XeやArc Graphics、AMDのRadeon Graphicsなどがあり、別途グラボを搭載しなくても映像出力や3D描画を処理できます。特に2026年の最新世代は、軽〜中量級のゲームなら実用的なパフォーマンスに達しています。
目次
内蔵GPUベンチマーク|エントリーグラボ超えの実力
内蔵GPU・エントリーグラボ性能比較
(3DMark Time Spy スコア目安)
※2026年時点の平均的な計測値。LPDDR5Xメモリ使用時を想定。
スコアは製品の消費電力設定(TDP)により大きく変動します。
長年エントリーの定番だったGTX 1650を、Radeon 890MとIntel Arc Graphicsが明確に上回りました。「安いグラボを積む」よりも「最新CPUの内蔵GPUで遊ぶ」方がコストも消費電力も抑えられます。ただし、ミドルレンジのRTX 5060などとは依然3倍近い性能差があるため、高画質レイトレーシングやWQHD以上の解像度、144Hz以上の高リフレッシュレートを求めるなら専用グラボが必要です。
内蔵GPUはメインメモリをビデオメモリとして共有します。LPDDR5X-8533などの高速メモリ搭載モデルでは、DDR4世代と比較してグラフィックス性能が2倍近く向上するケースもあります。メモリの「容量」だけでなく「速さ」も重要です。
内蔵GPUで遊べるゲームの目安
「内蔵GPUでゲームができる」と言っても、PCの世代で「できること」は大きく変わります。自分のPCがどのレベルに当てはまるか確認してみてください。
| CPUの世代 | 旧世代PC 第10世代以前 / Celeron等 |
標準的なノートPC Iris Xe / 第11〜14世代 |
最新の高性能PC Ryzen 7000↑ / Core Ultra |
|---|---|---|---|
| プレイ可能な ゲームの目安 |
2Dゲーム・ ブラウザゲームが限界 |
VALORANT・LoL・ マイクラ(低設定) |
原神・スト6・ Apex(中設定) |
| 3Dゲーム | 最低設定でもカクつく | 軽量タイトルなら可 | 中量級まで実用圏内 |
| 重量級タイトル | 起動不可 | 厳しい | 低設定でなんとか動作 |
ゲームが起動しても、動きが遅れたり画面がカクつく場合はGPUの限界です。特にノートPCでは熱がこもりやすく、長時間プレイで急に重くなるサーマルスロットリングも起きやすいため、冷却環境の確認も忘れずに。
fpsを伸ばす4つの設定テクニック
最新の内蔵GPUでも、重量級タイトルを動かすにはハードの仕組みを理解した最適化が欠かせません。以下の4つを実践するだけで動作が大幅に改善します。
内蔵GPU 最適化設定
- 超解像技術(FSR / XeSS)を「パフォーマンス」に設定:内部的には低解像度で描き、AIがフルHD相当に補完します。これだけでfpsが1.5〜2倍に跳ね上がります
- BIOSでVRAM割り当てを増やす:BIOS(UEFI)設定の「UMA Frame Buffer Size」からVRAMを4GBや8GBに固定。Windows任せより安定します
- Windowsで「高パフォーマンス」に固定:「設定 > システム > ディスプレイ > グラフィックス」からゲームを高パフォーマンスに指定。GPUスケジューリングのオンも効果的です
- 「影」と「反射」を最低に下げる:内蔵GPUにとって最も負荷の高い処理です。影品質を最低、スクリーンスペース反射を無効にするだけで目に見えて軽くなります
バッテリー駆動では電力制限がかかり、内蔵GPUの性能が大幅に落ちます。ゲームプレイ時は必ず電源に接続した状態で使いましょう。
おすすめCPU・APU 3選+AMD vs Intel比較
グラボなしで快適にゲームをするなら、CPU選びがすべてです。2026年現在、AMDの「Radeon 800M/900Mシリーズ」とIntelの「Arc Graphics(Xe2)」がハイレベルな競争を繰り広げており、どちらを選んでも旧世代とは次元の違う性能が手に入ります。
AAMD Radeon Graphics
「ゲーミングAPUの先駆者」
最新のRadeon 890Mは、GTX 1650を凌駕する性能でiGPUの常識を塗り替えました。ポータブルゲーミングPC市場を独占する圧倒的なゲーム最適化が強みです。
- ポータブルゲーミングPCでの採用実績No.1
- FSR 3.1(AI補完)による大幅なfps向上
- 原神やApexをフルHDで快適に動かす地力
IIntel Arc Graphics
「クリエイティブとの高次元な両立」
Core Ultraシリーズに統合されたIntel Arc Graphicsは、描画性能に加えてAI処理と動画編集に強みを持ちます。Xe2アーキテクチャでAMDに比肩するゲーム性能を手にしました。
- AI超解像技術「XeSS」による高精細な描写
- 動画エンコード(AV1等)性能が極めて優秀
- 薄型ノートPCでもパワフルな3D描画を実現
具体的なモデル選びで迷ったら、以下の3つから選べば間違いありません。
| 比較項目 | Ryzen AI 9 HX 370 最強ゲーミングAPU |
Ryzen 7 8700G デスクトップ定番 |
Core Ultra 7 258V Intel代表 |
|---|---|---|---|
| 内蔵GPU | Radeon 890M | Radeon 780M | Intel Arc 140V |
| 価格帯 | 搭載ノートPC 15〜20万円 |
CPU単体 約3.5万円 |
搭載ノートPC 15〜18万円 |
| 主な用途 | 最新3Dゲーム・UMPC | eスポーツ・自作PC | 仕事+軽めのゲーム |
| 得意なゲーム | 鳴潮・FF14・Apex フルHD・中設定 |
VALORANT・原神 Minecraft |
スト6・インディー ゲーム全般 |
| おすすめの人 | 妥協なくゲームしたい | 予算重視で将来 グラボ追加予定 |
薄型ノートで仕事も 遊びもこなしたい |
自作PCやBTOデスクトップでグラボ代を浮かせたいなら、Ryzen 7 8700GのRadeon 780Mで主要eスポーツタイトルに参戦できます。AM5プラットフォームなので、将来グラボを追加する段階的なアップグレードも可能です。Zen 4世代(2024年発売)のため最新ではありませんが、デスクトップ向けAPUとしては現時点で唯一の実質的な選択肢です。
購入前チェックリスト
内蔵GPUでのゲーミングを前提にPCを買う場合、通常のPC選びとは違う「落とし穴」があります。ここを間違えると性能が半分以下になることもあるため、必ず確認してください。
メモリ1枚(シングルチャネル)だとデータの通り道が半減し、GPU性能が激減します。仕様書に「8GB×2枚」「16GB(8GBx2)」のように2枚構成が明記されているものを選んでください。
内蔵GPUはメインメモリの速度がfpsに直結します。LPDDR5X-7500以上またはDDR5-5600以上が推奨。旧世代のDDR4メモリでは最新CPUの性能を引き出せません。
内蔵GPUがシステムメモリから数GBを占有するため、8GBではWindows側が圧迫されます。16GBが最低ラインです。
薄型ノートPCではCPUの電力を絞っている場合があります。レビューでサーマルスロットリングの報告がないか確認しましょう。
スペック表の「メモリ 16GB」だけを見て安心すると、実は1枚挿し(シングルチャネル)で内蔵GPUの性能が半減するケースが非常に多いです。必ず「×2」の表記を確認してください。
まとめ
2026年、内蔵GPUは「賢い選択肢」になった
最新のRadeon 890MやIntel Arc Graphicsは、旧世代の定番グラボGTX 1650を超える性能に達しています。軽〜中量級のゲームならフルHD・中設定で快適にプレイでき、グラボなしPCはコストと消費電力の両面でメリットがあります。
ただし、重量級タイトルの高画質プレイやWQHD以上の解像度、144Hz以上の高リフレッシュレートを求めるなら、専用グラボは依然として必要です。自分がどんなゲームをどの設定で遊びたいかを明確にして、最適な構成を選びましょう。
- VALORANT・LoL・原神など軽〜中量級タイトルが中心
- フルHD解像度・中設定で60fps出れば満足
- サブPCや省スペースPCで手軽にゲームしたい
- 予算を抑えたい初心者や学生
- 重量級タイトルを高画質でプレイしたい
- WQHD・4K解像度やレイトレーシングを使いたい
- 144Hz以上の高リフレッシュレートが必要
- 配信・録画を高品質で行いたい
グラボを追加するなら:この2枚が最有力
グラボを1枚追加するだけで、内蔵GPUとは次元の違うゲーム体験ができます。フルHDを快適に動かすなら、まず下記の2択から選ぶのが最短ルートです。

MSI GeForce RTX 5060 Ti GAMING OC 16G
フルHD〜WQHD対応のNVIDIA製ミドルレンジ。DLSS 4.5の超解像・フレーム生成で実効フレームレートを大幅に底上げでき、内蔵GPUから乗り換えると体感差が非常に大きいモデルです。16GB VRAMでテクスチャも妥協なし。

PowerColor Reaper AMD Radeon RX 9060 XT 16GB
RTX 5060 Tiより約3万円安いAMD製の対抗モデル。16GB VRAMを確保しつつFSR 4によるアップスケーリングを組み合わせれば、多くのフルHDゲームを快適に動かせます。コストを抑えたいならまずこちらを検討してください。
ゲーミングPCを丸ごと選ぶならこの3台
内蔵GPUだけでは動作が重くなるゲームも、専用グラフィックボード搭載のゲーミングPCなら快適に動かせます。グラボなしだと厳しいと感じたら、丸ごと1台買い替えるのが最も確実な選択肢です。数百台の中から性能・価格・保証のバランスで厳選した3台を紹介します。
ASUS TUF Gaming TM500
コンパクトなサイズでフルHDゲームをサクサク動かしたい人向け
- RTX 5060 + Ryzen AI 7 260 搭載
- メモリ 16GB / SSD 1TB / Windows 11
- 省スペース設計(約5.9kg)
G-Tune DG(マウスコンピューター)
性能・価格・保証のバランスが最も良い。迷ったらこれ
- RX 9060 XT 16GB + Ryzen 7 5700X 搭載
- メモリ 32GB / SSD 1TB / 水冷CPU
- 3年間メーカー保証付き
ASUS ROG G700
WQHD最高設定でも余裕。本格的にゲームをやり込みたい人向け
- RTX 5070 + Core Ultra 7 265KF 搭載
- メモリ 32GB / SSD 1TB / 液冷CPU
- 将来の重量級タイトルまで対応できる余裕スペック



