グラボなしでゲームは動く?内蔵GPU対応タイトルとfps実測まとめ【2026年版】

(更新: 2026.4.17)
グラボなしでゲームは動く?内蔵GPU対応タイトルとfps実測まとめ【2026年版】

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「ゲーム=グラボ必須」の時代は終わりつつあります。2026年現在、CPUに統合された内蔵GPU(iGPU)の性能は劇的に向上し、最新のRadeon 890MやIntel Arc Graphicsは旧世代の定番グラボGTX 1650を超える実力を手にしました。本記事では、最新ベンチマークを元に「グラボなしでどこまで遊べるか」と「グラボが必要になる境界線」を明確にします。

内蔵GPUとは、CPUに統合されたグラフィックス処理機能です。IntelのIris XeやArc Graphics、AMDのRadeon Graphicsなどがあり、別途グラボを搭載しなくても映像出力や3D描画を処理できます。特に2026年の最新世代は、軽〜中量級のゲームなら実用的なパフォーマンスに達しています。

目次

内蔵GPUベンチマーク|エントリーグラボ超えの実力

内蔵GPU・エントリーグラボ性能比較
(3DMark Time Spy スコア目安)

RTX 3050 (6GB) [専用グラボ/現行最低ライン] 4,950
★ Radeon 890M (Ryzen AI 9 HX 370等) 4,800
Intel Arc Graphics (Core Ultra 200V / 140V) 4,250
GTX 1650 [旧世代の定番グラボ] 3,800
Radeon 780M (ROG Ally / Ryzen 7 8840U等) 2,950
Intel Iris Xe (第12-14世代 Core i7等) 1,850
Intel UHD Graphics (第10世代以前 / Celeron等) 650

※2026年時点の平均的な計測値。LPDDR5Xメモリ使用時を想定。
スコアは製品の消費電力設定(TDP)により大きく変動します。

GTX 1650を超え、エントリーグラボは不要に

長年エントリーの定番だったGTX 1650を、Radeon 890MとIntel Arc Graphicsが明確に上回りました。「安いグラボを積む」よりも「最新CPUの内蔵GPUで遊ぶ」方がコストも消費電力も抑えられます。ただし、ミドルレンジのRTX 5060などとは依然3倍近い性能差があるため、高画質レイトレーシングやWQHD以上の解像度、144Hz以上の高リフレッシュレートを求めるなら専用グラボが必要です。

メモリ速度が性能の鍵

内蔵GPUはメインメモリをビデオメモリとして共有します。LPDDR5X-8533などの高速メモリ搭載モデルでは、DDR4世代と比較してグラフィックス性能が2倍近く向上するケースもあります。メモリの「容量」だけでなく「速さ」も重要です。

内蔵GPUで遊べるゲームの目安

「内蔵GPUでゲームができる」と言っても、PCの世代で「できること」は大きく変わります。自分のPCがどのレベルに当てはまるか確認してみてください。

CPUの世代 旧世代PC
第10世代以前 / Celeron等
標準的なノートPC
Iris Xe / 第11〜14世代
最新の高性能PC
Ryzen 7000↑ / Core Ultra
プレイ可能な
ゲームの目安
2Dゲーム・
ブラウザゲームが限界
VALORANT・LoL・
マイクラ(低設定)
原神・スト6・
Apex(中設定)
3Dゲーム 最低設定でもカクつく 軽量タイトルなら可 中量級まで実用圏内
重量級タイトル 起動不可 厳しい 低設定でなんとか動作
「プレイ可能」と「快適」は別物です

ゲームが起動しても、動きが遅れたり画面がカクつく場合はGPUの限界です。特にノートPCでは熱がこもりやすく、長時間プレイで急に重くなるサーマルスロットリングも起きやすいため、冷却環境の確認も忘れずに。

fpsを伸ばす4つの設定テクニック

最新の内蔵GPUでも、重量級タイトルを動かすにはハードの仕組みを理解した最適化が欠かせません。以下の4つを実践するだけで動作が大幅に改善します。

内蔵GPU 最適化設定

  • 超解像技術(FSR / XeSS)を「パフォーマンス」に設定:内部的には低解像度で描き、AIがフルHD相当に補完します。これだけでfpsが1.5〜2倍に跳ね上がります
  • BIOSでVRAM割り当てを増やす:BIOS(UEFI)設定の「UMA Frame Buffer Size」からVRAMを4GBや8GBに固定。Windows任せより安定します
  • Windowsで「高パフォーマンス」に固定:「設定 > システム > ディスプレイ > グラフィックス」からゲームを高パフォーマンスに指定。GPUスケジューリングのオンも効果的です
  • 「影」と「反射」を最低に下げる:内蔵GPUにとって最も負荷の高い処理です。影品質を最低、スクリーンスペース反射を無効にするだけで目に見えて軽くなります
ノートPCはACアダプター接続を忘れずに

バッテリー駆動では電力制限がかかり、内蔵GPUの性能が大幅に落ちます。ゲームプレイ時は必ず電源に接続した状態で使いましょう。

おすすめCPU・APU 3選+AMD vs Intel比較

グラボなしで快適にゲームをするなら、CPU選びがすべてです。2026年現在、AMDの「Radeon 800M/900Mシリーズ」とIntelの「Arc Graphics(Xe2)」がハイレベルな競争を繰り広げており、どちらを選んでも旧世代とは次元の違う性能が手に入ります。

AAMD Radeon Graphics

「ゲーミングAPUの先駆者」

最新のRadeon 890Mは、GTX 1650を凌駕する性能でiGPUの常識を塗り替えました。ポータブルゲーミングPC市場を独占する圧倒的なゲーム最適化が強みです。

  • ポータブルゲーミングPCでの採用実績No.1
  • FSR 3.1(AI補完)による大幅なfps向上
  • 原神やApexをフルHDで快適に動かす地力

IIntel Arc Graphics

「クリエイティブとの高次元な両立」

Core Ultraシリーズに統合されたIntel Arc Graphicsは、描画性能に加えてAI処理と動画編集に強みを持ちます。Xe2アーキテクチャでAMDに比肩するゲーム性能を手にしました。

  • AI超解像技術「XeSS」による高精細な描写
  • 動画エンコード(AV1等)性能が極めて優秀
  • 薄型ノートPCでもパワフルな3D描画を実現

具体的なモデル選びで迷ったら、以下の3つから選べば間違いありません。

比較項目 Ryzen AI 9 HX 370
最強ゲーミングAPU
Ryzen 7 8700G
デスクトップ定番
Core Ultra 7 258V
Intel代表
内蔵GPU Radeon 890M Radeon 780M Intel Arc 140V
価格帯 搭載ノートPC
15〜20万円
CPU単体
約3.5万円
搭載ノートPC
15〜18万円
主な用途 最新3Dゲーム・UMPC eスポーツ・自作PC 仕事+軽めのゲーム
得意なゲーム 鳴潮・FF14・Apex
フルHD・中設定
VALORANT・原神
Minecraft
スト6・インディー
ゲーム全般
おすすめの人 妥協なくゲームしたい 予算重視で将来
グラボ追加予定
薄型ノートで仕事も
遊びもこなしたい
デスクトップならRyzen 7 8700Gがコスパ最強

自作PCやBTOデスクトップでグラボ代を浮かせたいなら、Ryzen 7 8700GのRadeon 780Mで主要eスポーツタイトルに参戦できます。AM5プラットフォームなので、将来グラボを追加する段階的なアップグレードも可能です。Zen 4世代(2024年発売)のため最新ではありませんが、デスクトップ向けAPUとしては現時点で唯一の実質的な選択肢です。

購入前チェックリスト

内蔵GPUでのゲーミングを前提にPCを買う場合、通常のPC選びとは違う「落とし穴」があります。ここを間違えると性能が半分以下になることもあるため、必ず確認してください。

メモリは「デュアルチャネル」か

メモリ1枚(シングルチャネル)だとデータの通り道が半減し、GPU性能が激減します。仕様書に「8GB×2枚」「16GB(8GBx2)」のように2枚構成が明記されているものを選んでください。

メモリ規格はDDR5 / LPDDR5X以上か

内蔵GPUはメインメモリの速度がfpsに直結します。LPDDR5X-7500以上またはDDR5-5600以上が推奨。旧世代のDDR4メモリでは最新CPUの性能を引き出せません。

メモリ容量は16GB以上あるか

内蔵GPUがシステムメモリから数GBを占有するため、8GBではWindows側が圧迫されます。16GBが最低ラインです。

TDP制限がかかっていないか

薄型ノートPCではCPUの電力を絞っている場合があります。レビューでサーマルスロットリングの報告がないか確認しましょう。

最も多い失敗:メモリ1枚挿しのPCを買ってしまう

スペック表の「メモリ 16GB」だけを見て安心すると、実は1枚挿し(シングルチャネル)で内蔵GPUの性能が半減するケースが非常に多いです。必ず「×2」の表記を確認してください。

まとめ

CONCLUSION

2026年、内蔵GPUは「賢い選択肢」になった

最新のRadeon 890MやIntel Arc Graphicsは、旧世代の定番グラボGTX 1650を超える性能に達しています。軽〜中量級のゲームならフルHD・中設定で快適にプレイでき、グラボなしPCはコストと消費電力の両面でメリットがあります。

ただし、重量級タイトルの高画質プレイやWQHD以上の解像度、144Hz以上の高リフレッシュレートを求めるなら、専用グラボは依然として必要です。自分がどんなゲームをどの設定で遊びたいかを明確にして、最適な構成を選びましょう。

内蔵GPUで十分な人
  • VALORANT・LoL・原神など軽〜中量級タイトルが中心
  • フルHD解像度・中設定で60fps出れば満足
  • サブPCや省スペースPCで手軽にゲームしたい
  • 予算を抑えたい初心者や学生

グラボを追加するなら:この2枚が最有力

グラボを1枚追加するだけで、内蔵GPUとは次元の違うゲーム体験ができます。フルHDを快適に動かすなら、まず下記の2択から選ぶのが最短ルートです。

GeForce おすすめ
MSI GeForce RTX 5060 Ti GAMING OC 16G

MSI GeForce RTX 5060 Ti GAMING OC 16G

RTX 5060 TiVRAM 16GBDLSS 4.5対応

フルHD〜WQHD対応のNVIDIA製ミドルレンジ。DLSS 4.5の超解像・フレーム生成で実効フレームレートを大幅に底上げでき、内蔵GPUから乗り換えると体感差が非常に大きいモデルです。16GB VRAMでテクスチャも妥協なし。

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AMD コスパ枠
PowerColor Reaper AMD Radeon RX 9060 XT 16GB

PowerColor Reaper AMD Radeon RX 9060 XT 16GB

RX 9060 XTVRAM 16GBFSR 4対応

RTX 5060 Tiより約3万円安いAMD製の対抗モデル。16GB VRAMを確保しつつFSR 4によるアップスケーリングを組み合わせれば、多くのフルHDゲームを快適に動かせます。コストを抑えたいならまずこちらを検討してください。

¥66,800前後Amazonで見る

ゲーミングPCを丸ごと選ぶならこの3台

内蔵GPUだけでは動作が重くなるゲームも、専用グラフィックボード搭載のゲーミングPCなら快適に動かせます。グラボなしだと厳しいと感じたら、丸ごと1台買い替えるのが最も確実な選択肢です。数百台の中から性能・価格・保証のバランスで厳選した3台を紹介します。

エントリー

ASUS TUF Gaming TM500

コンパクトなサイズでフルHDゲームをサクサク動かしたい人向け

  • RTX 5060 + Ryzen AI 7 260 搭載
  • メモリ 16GB / SSD 1TB / Windows 11
  • 省スペース設計(約5.9kg)
ハイエンド

ASUS ROG G700

WQHD最高設定でも余裕。本格的にゲームをやり込みたい人向け

  • RTX 5070 + Core Ultra 7 265KF 搭載
  • メモリ 32GB / SSD 1TB / 液冷CPU
  • 将来の重量級タイトルまで対応できる余裕スペック
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ハイエンド

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ゲーミングスタイル管理人

自作PC愛好家・ゲーム歴15年超

ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。