『Castlevania: Belmont’s Curse』鞭アクションが大幅進化|ジャンヌ・ダルクもボスとして登場【2026年10月発売】
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
ジャンヌ・ダルクも登場するシリーズ完全新作
出典:コナミ公式サイト(Castlevania: Belmont’s Curse)、コナミ公式ポータルサイト(シリーズ40周年メッセージ)、The Guardian(試遊レポート)、GamesRadar+(開発経緯インタビュー)、PlayStation Blog(公式ハンズオンレポート)、Kotaku(試遊レポート)、Destructoid(試遊レポート)、コナミ公式サイト(日本語版・対応言語情報)にもとづきます。発売日以降の情報は続報で変わる可能性があります。
『悪魔城ドラキュラ』シリーズの完全新作と聞いても、今度の作品がどんな操作性で、これまでのシリーズと何が違うのかはすぐには分かりません。とくに『Dead Cells』の開発元が関わると聞くと、ローグライクになったのではと身構える人もいるはずです。
結論から言うと、『Castlevania: Belmont’s Curse』はローグライク・ローグライトではなく、シリーズ伝統の2D探索型アクションを土台にした作品です。そのうえで、鞭を移動手段としても使う新アクションや、敵を倒して魔法能力「アルカナ」を得る成長システムなど、現代的な要素が数多く追加されています。
本記事では、コナミ公式サイトの発表内容と、国内外メディアが伝えた試遊レポート・開発者インタビューをもとに、鞭を使った移動アクションの詳細、タイトルの「呪い」が意味するローズの動機、探索型アクションとしての作り、歴史上の人物ジャンヌ・ダルクのボス起用、そして本作が生まれた開発の経緯まで整理します。
目次
要点まず押さえておきたい基本情報
コナミデジタルエンタテインメントは、2D探索型アクション『Castlevania: Belmont’s Curse』を2026年10月15日に発売します。開発は『Dead Cells』で知られるEvil Empireが担当し、同じく『Dead Cells』のMotion Twinが顧問として協力。コナミがパブリッシングを担当します。舞台は1499年のパリで、トレバー・ベルモンドの跡を継ぐ娘ローズが主人公です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | Castlevania: Belmont’s Curse |
| ジャンル | 2D探索型アクション(コナミ表記:2D Action-Exploration) |
| 開発 | Evil Empire(Motion Twinが顧問として協力) |
| 販売 | コナミデジタルエンタテインメント |
| 対応機種 | PS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PC(Steam等) |
| 対応言語 | 日本語音声・日本語字幕を含む11言語表示(コナミ公式サイトで確認) |
| 発売日 | 2026年10月15日 |
| 舞台 | 1499年のパリ(『Castlevania III: Dracula’s Curse』から23年後) |
| 主人公 | ローズ・ベルモンド(トレバー・ベルモンドの娘) |


スクリーンショット:Steamストア公式ページ
舞台1499年のパリに悪魔城が出現、ローズが調査に向かう
物語は、中世のパリに異形の怪物たちが出現するところから始まります。炎に包まれた街の中央には巨大な城がそびえ立ち、城から流れ出した怪物が市街地や地下水路を支配しています。トレバー・ベルモンドは娘のローズとともにパリへ向かい、怪物発生の原因を調査することになります。
主人公となるローズは、トレバーの跡を継ぐ人物として、ベルモンド家に伝わる聖なる鞭「ヴァンパイアキラー」を手にしています。コナミは本作について「ローズ・ベルモンドの成長を描く2D探索型アクション」と説明しており、歴戦のヴァンパイアハンターではなく、物語を通じて成長していく若いベルモンドを主人公に据えている点も特徴です。
タイトルの「呪い(Curse)」が指すものについても、開発者インタビューで説明されています。
Evil Empireのクリエイティブディレクター、Emmanuel Nouaille氏によると、ローズの母親であるサイファに宿った呪いが、娘のローズにも受け継がれてしまうという設定です。母の仇を討つという明確な動機と、自らに受け継がれた過酷な運命に立ち向かう主人公として、ローズ・ベルモンドは作られたと説明されています。
なお、コナミのプロデューサー谷口勲氏によると、主人公の姓を「ベルモンド」にした狙いは、鞭のアクションを本作の中核に据えたかったためだといいます。
舞台となる1499年のパリには、現実に実在するカタコンベ(地下墓地)やノートルダム大聖堂も登場します。ジャンヌ・ダルクのように歴史上実在した人物の伝説も、こうした実在の場所と組み合わせる形で物語に取り込まれているようです。
鞭アクション鞭は武器だけでなく高速移動の手段にもなる
シリーズの象徴である聖なる鞭「ヴァンパイアキラー」は、本作では「アルカナウィップ(Arcana Whip)」というアクション名のもと、大幅に機能が拡張されています。ローズは通常攻撃として鞭を振るだけでなく、天井や設置物に鞭を引っかけて空中を移動できます。
さらに、敵に向かって高速で接近したり、攻撃後の反動を利用して跳ね返ったりするアクションも用意されています。海外メディアの試遊レポートでは、即死トゲが並ぶ足場を鞭のグラップルで一気に飛び越える場面も紹介されており、移動アクションとしての完成度の高さがうかがえます。
従来の『悪魔城ドラキュラ』シリーズでは、鞭は主に間合いの長い攻撃手段として使われてきました。鞭を振り子のように使って移動する仕掛け自体は、スーパーファミコン版『スーパー悪魔城ドラキュラ』の一部ステージにも前例がありますが、本作ではそれをマップ全体を貫く基本アクションにまで発展させ、攻撃と探索が一体化しています。
単に鞭で敵を倒すのではなく、スライディングで敵の背後に回り込む、鞭を他の武器と組み合わせるといった、より攻撃的な立ち回りも可能になっているといいます。海外メディアの試遊レポートでも「これまでのシリーズを早送りで遊んでいるような感覚」と評されるほど、スピード感のある操作性が特徴です。
探索ローグライトではなく2D探索型アクション
開発を担当するEvil EmpireとMotion Twinは、『Dead Cells』の開発・運営に携わったスタジオとして知られています。そのため、プレイするたびにマップや能力がリセットされるローグライト要素が採用されるのではと考える人もいるかもしれません。
しかし、『Castlevania: Belmont’s Curse』はローグライクやローグライトではなく、広大なマップを探索しながら能力を獲得し、行動範囲を広げていく2D探索型アクションとして制作されています。コナミも本作を「2D Action-Exploration」と表現しており、従来の探索型『悪魔城ドラキュラ』に近いゲーム構造を採用しています。
海外メディアの公式ハンズオンレポートによると、マップには壊せる隠し壁を含む広大な探索エリアが用意されており、最初は到達できなかった場所も新たな能力や装備を入手することで進めるようになるとみられます。
敵キャラクターにも、スケルトンやゾンビ、コウモリといったシリーズおなじみの顔ぶれが確認されています。開発チームのインタビューでは、燭台を壊すとアイテムがドロップする、壁を壊すと肉(回復アイテム)が出てくるといった、シリーズ初期作から続く伝統的な要素についても、開発チーム内で「悪魔城らしさ」を議論しながら取り入れたことが明かされています。
成長敵を倒してアルカナを獲得、経験値による成長も
本作には、倒したボスの力を「アルカナ」というタロットカードに封じ込め、ローズ自身の能力として取り込む成長システムが用意されています。海外メディアの公式ハンズオンレポートによると、ボスを倒すとそのボスがローズのタロットデッキに統合され、新たな呪文やスキルが解放される仕組みです。
たとえばジャンヌ・ダルクを倒すと得られる「Joan’s Holy Light」は、それまで通行できなかった「Chaos Shards」と呼ばれる障壁を越えられるようにする効果を持つといいます。探索の途中で行き止まりに見えた場所も、ボスを倒してアルカナを得ることで道が開ける、シリーズ伝統の探索型アクションらしい仕掛けです。
タロットカードという題材が選ばれた理由についても、Evil EmpireのEmmanuel Nouaille氏が説明しています。タロットカードは母サイファの力と強く結び付いた題材であり、母娘の絆というテーマと、ゴシックホラーらしい世界観の両方に合う要素として採用されたとのことです。

試遊版で公開された範囲では、ボスは単なる強敵ではなく「鍵の保持者」としても機能しているようです。最初の大型ボス「The Fallen(ザ・フォーレン)」は「Holy Cross」と呼ばれる攻撃を繰り出す強敵で、これを撃破するとアルカナウィップそのものが解放されて移動アクションの幅が大きく広がります。続くジャンヌ・ダルクを撃破すると新たな防御用アルカナと鍵を入手できます。
試遊版の目標は、3体のボスを倒して3つの鍵を集め、地下のカタコンベへの道を切り開くことに設定されていました。
武器は7種類、挑戦課題「Works of Mercy」、そして『Hollow Knight』のチャームに近い装備品「レリック」も用意されており、鞭による移動・アルカナによる能力解放・武器やレリックの組み合わせという、複数のレイヤーで成長を実感できる設計です。
ローズ自身にも経験値やレベルの概念があり、探索や戦闘を進めることで能力が成長していきます。コナミのプロデューサー谷口勲氏は、本作にRPG要素を必ず盛り込みたかったと述べており、ディレクターの外尾有樹子氏も「単に易しいゲームにはしたくなかった」としたうえで、「シリーズの初期作品から続く、苦しんだ末に先が見えたときの喜び」を大切にしたと説明しています。
一方で難易度を調整できる仕組みも用意されており、海外メディアの試遊レポートでは、行き詰まった記者に開発者自身が難易度調整を勧めた結果、遊び方を見つけやすくなったというエピソードも紹介されています。シリーズ経験者だけでなく初めて触れる人にも配慮した設計になっているようです。
ボス歴史上の人物ジャンヌ・ダルクが怪物化したボスとして登場
本作では、フランス史を象徴する人物の一人であるジャンヌ・ダルクが、怪物化したボスとして登場します。ジャンヌ・ダルクは1431年に処刑された人物で、本作の舞台となる1499年から見ると約68年前の存在です。
公開された情報によると、ゲーム内のジャンヌ・ダルクは炎をまとった巨大な剣を振るう強敵として描かれています。実在の歴史上の人物をそのまま再現するのではなく、『悪魔城ドラキュラ』らしいゴシックホラーの解釈が加えられているようです。
海外メディアの公式ハンズオンレポートによると、この戦いはノートルダム大聖堂を望む屋根の上を舞台にした一騎打ちで、炎をまとった剣による斬りつけ・不意打ち・火球といった攻撃をかいくぐる、シリーズでも屈指の見応えがあるボス戦として紹介されています。倒した後は、ジャンヌの剣「Joan’s Burnt Sword of Fierbois」を新たな武器として入手でき、強力なチャージ攻撃を使えるようになるといいます。
シリーズはこれまでもヨーロッパの歴史・宗教・神話・怪物伝承を組み合わせて独自の世界を構築してきました。中世フランスを舞台にする本作でも、フランス史に関係する人物や伝承が敵や物語のモチーフとして多数登場する可能性があります。
世界パリはゲーム全体の序盤にすぎない
タイトル発表時の映像では、炎上するパリの市街地や巨大な城が大きく扱われていました。しかし、開発者の説明によると、パリで展開される物語はゲーム全体の序盤にあたるとされています。物語を進めると環境が大きく変化し、プレイヤーはパリとは異なる場所を探索することになるようです。
現時点では、その後の舞台やマップ構成について詳しくは明かされていません。それでも、地下水路や市街地、城だけで完結する作品ではなく、物語の進行に伴って世界が拡大していくことが示唆されています。
パリを中心とした単一都市型の探索ゲームに見せながら、後半ではシリーズらしい幻想的なエリアが登場する可能性も考えられます。
開発Evil EmpireとMotion Twin、Dead Cells DLCがきっかけの新作
Evil EmpireとMotion Twin、そしてコナミの関係は、2023年3月に配信された『Dead Cells: Return to Castlevania』DLCまでさかのぼります。同DLCは『Dead Cells』のゲームシステムに、『悪魔城ドラキュラ』のキャラクターやステージ、楽曲、武器などを取り入れた大型コラボコンテンツです。このDLCでの実績が信頼につながり、本作の開発チームとして選ばれたとされ、開発自体は数年前から進められていたとみられます。
当初、Evil Empire側は比較的小規模なコラボレーションを想定していたものの、コナミが企画を高く評価したことで、最終的に大規模な拡張コンテンツへと発展したといいます。
コナミのプロデューサー谷口勲氏によると、Evil Empire側から持ち込まれたのは元々DLCの提案だったものの、コナミ側から「新しいCastlevaniaのゲームを一緒に作れないか」と逆に持ちかけたことが、本作の開発につながったとのことです。谷口氏は「シリーズの本質を捉えたい」という思いだけを伝え、それ以外はEvil Empireに創作の自由を委ねたと述べています。
なお、日本国内では長らく「悪魔城ドラキュラ」の名で親しまれてきたシリーズですが、本作は日本でも英語表記の「Castlevania: Belmont’s Curse」のまま展開されています。谷口氏はこの決定について「本当に悩んだ」としたうえで、新規プレイヤーにもシリーズへ触れてほしいという狙いから、情報の伝わりやすさを優先した結果だと説明しています。
40周年シリーズ40周年から始まる本格的な復活
初代『悪魔城ドラキュラ』は1986年に発売され、2026年にシリーズ40周年を迎えました。コナミは40周年メッセージの中で、『Castlevania: Belmont’s Curse』について「最初のタイトル」と表現しており、今後も『Castlevania』に関する複数の新商品を展開する方針を示しています。
本作は単発の復活企画ではなく、シリーズを再始動させるための第一弾として位置付けられている可能性が高いといえます。ただし、続編など具体的な今後の展開について、プロデューサーの谷口氏自身は取材時点で明言を避けており、本作の評価を見た上で判断する段階のようです。
なお、近年『Castlevania』の知名度を大きく高めたNetflixのアニメシリーズとの関係については、本作は物語上の直接的な続編・関連作ではないと説明されています。プロデューサーは「アニメは見てもらったが、ゲームは遊んだことがないという人がいることも分かっている。だからこそ、新しく独立したシリーズのエントリーを作るのに良いタイミングだった」という趣旨を述べており、アニメをきっかけにシリーズを知った人でも身構えずに触れられる作品を意識しているようです。
コンシューマー向けの完全新作としては、2014年発売の『Castlevania: Lords of Shadow 2』以来、約12年ぶりです。
一方、シリーズでは近年も過去作を収録したコレクションが継続的に発売されており、2024年にはニンテンドーDS向け3作品とアーケード版を再構築した『Haunted Castle Revisited』を収録した『Castlevania Dominus Collection』が登場しています。過去作品の保存と復刻を進めたうえで40周年に完全新作を投入する流れからも、コナミが段階的にシリーズ復活の準備を進めてきたことがうかがえます。
発売日2026年10月15日、対応プラットフォームはPS5・Xbox Series X|S・Switch・PC
『Castlevania: Belmont’s Curse』の発売日は2026年10月15日です。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、Nintendo Switch、PCで、PC版はSteamなどで配信される予定です。
Nintendo Switchのダウンロード版については、予約開始日が後日発表されるとされています。価格や、PC版の必要動作環境については本記事公開時点では未発表です。
言語対応については、コナミ公式サイトで日本語音声・日本語字幕を含む11言語での表示に対応することが確認できます。海外の完全新作タイトルながら、字幕だけでなく音声も日本語で楽しめる点は、多くの人にとって安心材料といえます。
おすすめPC版を快適に遊ぶなら
本作のPC版動作環境はまだ発表されていませんが、2D探索型アクションはもともと3Dの大作タイトルほどGPU負荷が高くないジャンルです。開発元のEvil Empireが手掛けた前作『Dead Cells』も軽量な動作要件で知られており、本作もそこまで重いスペックを求められない可能性があります。
とはいえ、同じPCで最新の3Dタイトルも快適に遊びたい人向けに、余裕を持った構成を紹介します(価格は変動するため最新はリンク先で確認してください)。
FAQよくある質問
結論まとめ|鞭アクション大幅進化のシリーズ完全新作
『Castlevania: Belmont’s Curse』は、鞭を武器だけでなく移動手段としても使う新アクションを軸に、シリーズ伝統の2D探索型アクションを現代的に再構築した作品です。『Dead Cells』のローグライトになるという予想を覆し、ベルモンド一族とヴァンパイアキラーを中心に据えた正統派の探索型アクションとして作られている点が、シリーズファンにとって注目したいポイントです。
歓迎できる点
- アルカナウィップによる移動と攻撃の一体化で快適な操作性
- ローグライトではなく従来路線の2D探索型アクションを維持
- 母サイファの呪いというローズ自身の明確な動機と、タロット=アルカナで道が開ける探索設計
- ジャンヌ・ダルクなど歴史モチーフを絡めた見応えのあるボス戦
- 海外メディアの試遊レポートでも「今年最も美しいゲームの1本」と評される色彩豊かなビジュアル
注意したい点
- 価格・PC版の動作環境は未発表
- パリより先の舞台・マップ構成は詳細が非公開
- Switchのダウンロード版予約開始日は後日発表
- コンシューマー完全新作は12年ぶりで前例が少ない
『Castlevania: Belmont’s Curse』は、鞭を使った高速移動アクションと、シリーズ伝統の2D探索型アクションを組み合わせた、40周年にふさわしい規模の完全新作です。『Dead Cells』の開発元が関わるためローグライト化を心配する声もありましたが、コナミ自身が探索型アクションであることを明言しています。
ジャンヌ・ダルクをはじめとする歴史モチーフのボス、アルカナによる成長システムなど、伝統と新要素のバランスも注目材料です。発売日は2026年10月15日、対応プラットフォームはPS5・Xbox Series X|S・Switch・PCです。
価格や推奨動作環境など、続報が入り次第本記事を更新します。



