『Lies of P』は難しすぎる?最低難易度「蝶の導き」でソウルライク初心者でも最後まで遊べるのか解説【2026年版】
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最低難易度「蝶の導き」でソウルライク初心者はどこまで遊べるのか
『Lies of P』に興味はあるものの、「ソウルライクだから難しそう」「途中で心が折れそう」と購入をためらっている人は少なくないはずです。2023年の発売時、本作は歯応えのある高難度アクションRPGとして受け止められ、その印象のまま足を踏み出せずにいる人もいると思います。
実際には、2025年6月に配信されたDLC『Lies of P: Overture』のアップデートに合わせて、本編にも難易度選択機能が追加されました。最も遊びやすい設定である「蝶の導き」を選べば、発売当初とは違う遊び方ができます。2026年8月6日にはNintendo Switch 2向けに本編とOvertureをまとめた『Lies of P:コンプリート エディション』も配信され、触れる機会自体も広がっています。
Switch 2版の画質モードやフレームレートといった機種ごとの技術的な違いは、本記事末で紹介する関連記事に譲ります。この記事では、「難易度蝶の導きを選ぶと実際どのくらい遊びやすくなるのか」「ソウルライク未経験者にもおすすめできるのか」という購入判断に直結するポイントに絞って、3段階の難易度の中身から初心者向けの遊び方のコツまで解説します。
目次
作品概要『Lies of P』はどんなゲームか
『Lies of P』は、NEOWIZ傘下のRound8 Studioが開発したソウルライクアクションRPGです。題材は童話「ピノッキオの冒険」ですが、明るい童話をそのまま映像化した作品ではありません。舞台はベル・エポック調の都市「クラット」で、人形たちの暴走と正体不明の石化病によって崩壊しつつある街を、主人公の人形「P」が探索していきます。
戦闘は通常攻撃と回避だけでなく、ガードやジャストガード、複数の武器を組み合わせて戦う独自のシステムが軸になっています。敵の行動パターンを覚え、プレイヤー自身の操作が上達していくことで少しずつ攻略できるようになる、いわゆる死にゲー・ソウルライクの手応えが本作の魅力です。
現状発売から3年、今も難しいゲームなのか
結論から言うと、『Lies of P』は今でも簡単なアクションゲームではありません。特にソウルライク未経験者は、攻撃のタイミング、スタミナ管理、ガードと回避の使い分けに慣れるまで苦戦する可能性があります。
ただし、「難しすぎて初心者にはおすすめできない」という発売当初のイメージだけで判断するのは、今となっては適切ではなくなりつつあります。大きな理由が、2025年6月に実施されたアップデートです。DLC『Lies of P: Overture』の配信に合わせて、本編にも難易度選択機能が追加されました。
3タイプ最低難易度「蝶の導き」を含む全3段階から選べる
現在の『Lies of P』には3段階の難易度が用意されています。公式パッチノートでは「プレイヤーのスタイルや好みに合わせて選択できる3つの難易度を用意しました」と案内されており、それぞれの位置づけを整理すると次のようになります。
蝶の導き
- 想定難易度Very Easy相当
- ボスの傾向体力低め・攻撃の合間が長め
- 回避・ガード必要だが失敗の許容度が大きい
- 向いている人ソウルライク未経験・ストーリー重視
目覚めた人形
- 想定難易度Easy相当
- ボスの傾向体力は低いが攻撃性は据え置き
- 回避・ガード完璧なタイミングが推奨だが必須ではない
- 向いている人アクションゲーム自体に不慣れな人
伝説のストーカー
- 想定難易度Normal(デフォルト)
- ボスの傾向体力・攻撃性ともに従来通り
- 回避・ガード通常のソウルライク水準で要求される
- 向いている人歯応えのある戦闘を求める経験者
いずれの難易度も、開始時に選んだ設定に固定されるわけではありません。公式パッチノートには「プレイ中でも『設定』→『ゲームプレイ』→『難易度』から難易度を変更できます」とあり、通常の伝説のストーカーで始めてボスに勝てなくなったら下げる、逆に物足りなくなったら上げる、という遊び方もできます。チェックポイントのリセットや周回のやり直しも必要ありません。
一方で、同じパッチノートには「4周目以降のプレイでは難易度が引き上げられます」とも明記されています。周回を重ねるとどの難易度でも徐々に歯応えが増していく仕様なので、「蝶の導きを選べばずっと簡単なまま」というわけではない点は覚えておくとよいところです。海外の攻略サイトの検証でも、蝶の導きと目覚めた人形の体感差は小さく、両方とも伝説のストーカーよりはっきり簡単だった一方、周回を重ねたNG+5では蝶の導きでも歯応えを感じたと報告されています。あくまで参考値ですが、難易度を下げても油断しきれない作りである点は共通しているようです。
※出典:公式サイト「Overture」ローンチパッチノート、Deltia’s Gaming(各難易度の傾向整理は海外攻略サイトの検証に基づく参考情報です)

体験談蝶の導きでも敵の脅威はゼロにならない
蝶の導きは、ボスの体力を抑えたりコンボの合間を長くしたりすることで戦闘の負担を軽くする調整であり、パリィや回避そのものが不要になるわけではありません。ソウルライクにほとんど触れたことがないプレイヤーが実際に蝶の導きでプレイした記録として、2026年8月9日公開の先行プレイレポートが参考になります。
ソウルライク経験がほとんどないという筆者は、「当然本作を低難易度モードの『蝶の導き』でプレイした」としながらも、「緊張感のあるボス戦では、低難易度といえども判断ミスが命取りとなるのだ」と、蝶の導きでも油断できない場面があったことを明かしています。
この体験からもわかるとおり、蝶の導きはゲームを別物にするというより、プレイヤーが敵の攻撃やシステムを覚える余裕を増やす難易度と捉えたほうが実態に近いといえます。
成長実感難易度を下げても上達する楽しさは残る
ソウルライクの魅力は、キャラクターのレベルだけでなくプレイヤー自身が上達していく過程にあります。難易度を下げても、敵のモーションを観察し、ガードや回避を使い分けるという基本部分は変わりません。むしろ難易度を下げることで失敗できる回数に余裕が生まれ、初心者が戦闘システムそのものを覚えやすくなる面があります。
操作のコツジャストガードを覚えると戦闘の景色が変わる
敵の攻撃を適切なタイミングでガードすると「ジャストガード」が成立します。回避だけでは苦戦しがちな相手も、ガードとの使い分けによって攻略しやすくなるのが本作の戦闘の核です。
最初から全ての攻撃をジャストガードで捌こうとする必要はありません。まずは通常のガードと回避で敵の攻撃パターンに慣れ、確実に見切れるようになった攻撃だけジャストガードを狙う、という段階的な覚え方でも十分に戦闘は楽になります。
装備調整苦戦したら武器を変えるのも立派な攻略
『Lies of P』には、刃と柄を自由に組み合わせてさまざまな武器を作れるシステムがあります。組み合わせによってリーチ、攻撃速度、モーションが大きく変化するため、自分の操作スタイルに合う武器を見つけることも攻略のポイントの一つです。特定のボスで苦戦している場合、腕前だけでなく武器や戦い方そのものを見直す価値があります。
アップデート内容発売当初より遊びやすさも大きく改善されている
『Overture』配信時のアップデートでは、難易度以外にも多数の快適機能(QoL)改善が加えられています。公式パッチノートで案内されている主な変更点は次のとおりです。
- 「聖女の像」「金貨の樹」で「P機関調整」機能が使えるようになり、クオーツの着脱を個別に行えるようになった
- 「ダッシュ」と「回避」を別々のキーに割り当てられるようになった
- 「設定」→「ゲームプレイ」→「攻撃時に自動ロックオン」から自動ロックオンを有効にできるようになった
- 装備品画面で、変更したい装備を選ぶと装着前に変更後の重量を確認できるようになった
- 未確認のクエストが複数のメニュー箇所で表示され、進行状況を把握しやすくなった
- 最初のフィールドからスターゲイザーでレベルアップできるようになった
細かい変更に見えますが、特に初めてプレイする人ほど恩恵を感じやすい改善です。
※出典:公式サイト「Overture」ローンチパッチノート(2025年6月6日付)
追加ストーリーDLC『Overture』も同じ難易度設定に対応
2025年6月に発売された大型DLC『Lies of P: Overture』も、本編と同じ3段階の難易度システムに対応しています。舞台は本編よりも過去のクラットで、新しいストーリー・エリア・敵・ボスが登場するほか、弓や鉤爪といった新武器も追加されました。
ただし、Overtureは購入してすぐに始められるわけではありません。本編をChapter 9まで進め、Hotel Stargazerを修理することなどが開始条件になっています。難易度に不安がある場合、まずは本編を蝶の導きで進めながら開始条件を満たしていくのが無理のない進め方です。
配信情報Switch 2版はComplete Editionでまとめて遊べる
2026年8月6日には、本編とDLC『Overture』をセットにしたNintendo Switch 2向け『Lies of P:コンプリート エディション』のダウンロード版が配信開始されました。価格はダウンロード版が7,980円(税込)です。難易度システムはSwitch 2版にもそのまま搭載されており、携帯機として気軽に触れられる環境が広がったことも、初心者にとっては後押し材料になります。
画質モードごとのフレームレートの実測値やPC版動作環境との違いなど、機種選びに関わる技術的な内容は本記事の対象外としています。気になる場合は、記事末の関連記事で詳しく解説していますのであわせてご覧ください。
アップデート対応PC版はFSR 3.1にも対応済み
PC版(Steam)も発売から継続してアップデートが続いています。Overtureと同じ2025年6月のパッチでは、Windows環境向けにAMD FidelityFX Super Resolution 3.1への対応が追加され、「設定」→「グラフィック」→「AMD FidelityFX Super Resolution 3」から選択できるようになりました。GPU負荷が大きい環境でも画質とフレームレートのバランスを取りやすくなっており、難易度以外の負担を減らしたい人には歓迎できる変更です。
キーボード・マウス周りも、キー割り当ての自由度が広がるなど細かな改善が加えられています。動作スペックや画質モードの詳細な比較はここでは扱いませんが、PC版もアップデートを重ねて遊びやすさが底上げされている点は事前に知っておくと安心です。
総合判断結論、ソウルライク初心者におすすめできるか
2026年現在の『Lies of P』は、以前よりおすすめしやすいタイトルになっています。特に最低難易度「蝶の導き」の存在が大きく、遊び方によっておすすめ度は変わってきます。
ただし、最低難易度でも一般的なアクションゲームと比べれば操作の難度は高めです。回避やガードのタイミングを覚えていく過程そのものはなくならないため、詰まらないゲームではない点には注意してください。
総括まとめ|蝶の導きは初心者への入り口になる
『Lies of P』は高難度ソウルライクとして登場しましたが、2026年現在は発売当初よりかなり遊びやすくなっています。大きいのは難易度設定の追加で、最低難易度「蝶の導き」を選べば、ソウルライク未経験者でも敵の動きや戦闘システムを覚える余裕を作りやすくなりました。難易度はプレイ中いつでも変更できるため、最初の選択をやり直す必要もありません。
2026年8月6日にはNintendo Switch 2向け『Lies of P:コンプリート エディション』も配信され、本編とOvertureをまとめて遊べる環境が広がりました。PC版もFSR 3.1対応を含むアップデートが継続しています。発売当初の「難しそう」というイメージだけで避けていた人ほど、現在の『Lies of P』を改めてチェックする価値があります。
蝶の導きは「誰でも無双できる難易度」ではなく、「敵の動きやシステムを覚える余裕を増やしてくれる難易度」です。ソウルライクに興味はあったが難しそうで避けていた人にとって、今の『Lies of P』は踏み出しやすい入り口になっています。



