Wo Long 2のPC必要スペックは重い?RTX 3070で1080p/60fps、RTX 4070 Tiでも1440pはアップスケール前提
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RTX 3070で1080p/60fps、RTX 4070 Tiでも1440pはアップスケール前提
Team NINJAのダーク三國アクションRPG最新作『Wo Long 2: Wings of Ember』は、2027年3月4日に発売予定です。PC版はSteamとXbox on PCで発売され、2026年9月30日までは期間限定のα体験版も配信されています。
公開されたα体験版の動作環境を見ると、1080p・60fpsの推奨GPUはGeForce RTX 3070またはRadeon RX 7700 XT。1440p・60fpsの高品質環境ではRTX 4070 TiまたはRX 7900 GREが指定されており、しかもどちらもネイティブ解像度ではなく「アップスケール使用」が前提です。
一見するとかなり重そうですが、スペック表を詳しく見ると「RTX 4070 Tiでも60fpsしか出ない」という意味ではありません。フレーム生成についても利用可能とは記載されているものの、60fps達成に必須とまでは書かれていません。前作『Wo Long: Fallen Dynasty』と比較すると、要求スペックがどの程度上がったのかも見えてきます。
目次
要点まず何が起きたか
Team NINJAは『Wo Long 2: Wings of Ember』のSteam版α体験版(2026年9月30日まで配信)の動作環境を公式サイトで公開しました。最低はRTX 2060/RX 5700 XTで1080p・30fps、推奨はRTX 3070/RX 7700 XTで1080p・60fps、高品質はRTX 4070 Ti/RX 7900 GREで1440p・60fpsです。すべての設定でアップスケール使用が前提となっています。前作『Wo Long: Fallen Dynasty』で1080p・60fpsの推奨GPUだったRTX 2060/RX 5700 XTが、今作では最低ラインに格上げされました。メモリは最低8GBから16GBへ、ストレージは60GBから95GBへ増えています。ただし今回公開されているのはα体験版用の要件で、2027年3月の製品版で同じ条件になるとは限りません。
スペックWo Long 2 α体験版のPC必要スペック
2026年9月時点で公式に公開されているのは、製品版ではなくSteam版α体験版の動作環境です。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11 64bit | Windows 11 64bit |
| CPU | Core i5-10600K / Ryzen 5 3600 XT | Core i5-12400 / Ryzen 7 5700X |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | RTX 2060 6GB / RX 5700 XT 8GB | RTX 3070 8GB / RX 7700 XT 12GB |
| ストレージ | 95GB | 95GB |
| 想定解像度/fps | 1080p・30fps | 1080p・60fps |
| プリセット | 最軽量(軽量リソース有効) | 標準 |
| アップスケール | 使用 | 使用 |
| フレーム生成 | – | 利用可 |
出典:Team NINJA公式(Steam版α体験版動作環境)にもとづきます(2026年9月25日時点)。高品質環境はCore i7-13700/Ryzen 7 7700・RTX 4070 Ti 12GB/RX 7900 GRE 16GB・2560×1440・60fps・アップスケール使用・フレーム生成利用可です。
最低環境では、1080p・30fps・「最軽量」に加えて「軽量リソース」を有効化し、アップスケールを使用する条件になっています。推奨環境ではRTX 3070またはRX 7700 XTで1080p・60fps・標準設定、高品質ではRTX 4070 TiまたはRX 7900 GREで1440p・60fps・高設定です。推奨と高品質についてはフレーム生成も利用可能とされています。
なお、公式ページではアップスケーラーやフレーム生成の具体的な方式までは明記されていません。「RTX 3070ならDLSSのどのモードを使うのか」「AMD環境ではFSRのどの世代を利用するのか」「フレーム生成を有効にした状態で60fpsを想定しているのか」といった細部は、このスペック表だけでは判断できません。したがって、RTX 3070なら必ず1080p・60fpsになる、RTX 4070 Tiなら1440p・60fpsまでしか出ない、と解釈するのも早計です。
前作比較前作では推奨だったRTX 2060が、Wo Long 2では最低スペックになった
『Wo Long 2』がどれくらい重くなったのかを見るうえで分かりやすいのが、前作『Wo Long: Fallen Dynasty』との比較です。前作のSteam版では、1080p・60fps想定の推奨GPUがRTX 2060 6GBまたはRX 5700 XT 8GBでした。最低スペックはGTX 1650 4GBまたはRX 570 4GBで、720p・30fpsを想定していました。
ところが『Wo Long 2』α体験版では、前作で1080p・60fpsの推奨だったRTX 2060とRX 5700 XTが、そのまま最低スペックに移動しています。しかも『Wo Long 2』でRTX 2060を使う場合、想定されているのは1080p・30fps・最軽量・軽量リソース有効・アップスケール使用です。前作と単純比較はできないものの、要求されるGPU性能が明確に一段階上がっていることは確認できます。
メモリは最低8GBから16GB、ストレージは60GBから95GBへ
GPU以外にも変化があります。前作は最低8GB、推奨16GBのメモリ構成でしたが、『Wo Long 2』α体験版は最低・推奨・高品質のすべてで16GBとなっています。公式はマルチチャンネル構成も推奨しています。ストレージ容量は前作の60GBから95GBへ増え、単純計算では約58%増です。95GBは「ダウンロードサイズ」ではなく必要な空き容量なので、実際のダウンロード量と完全に一致するわけではありませんが、それでもPCに100GB近い空きを確保しておく必要があります。OSについても、前作はWindows 10とWindows 11に対応していましたが、今回公開されたα版のスペック表ではWindows 11 64bitのみが記載されています。ただしこれらはあくまでα体験版の要件で、2027年3月に発売される製品版で同じ条件になることまで確定したわけではありません。
CPU要求も上昇している
GPUだけに目が行きやすいものの、『Wo Long 2』ではCPU側の要求も上がっています。前作の最低CPUはCore i5-8400またはRyzen 5 3400G、推奨はCore i7-8700またはRyzen 5 3600 XTでした。『Wo Long 2』α版では最低ラインがCore i5-10600KまたはRyzen 5 3600 XT、推奨ではCore i5-12400またはRyzen 7 5700X、高品質ではCore i7-13700またはRyzen 7 7700となっています。特にAMD側を見ると、前作の推奨だったRyzen 5 3600 XTが今回は最低ラインです。
CPU要求の上昇と関連して注目したいのが、本作で導入された「オープンフィールド」です。Team NINJA公式によると、「長坂の戦い」や「赤壁の戦い」といった三国志の戦場が広大なフィールドとして構築され、敵拠点の制圧や探索、味方武将を制圧拠点へ配置する「武将配兵」によって戦況を変えながら攻略する仕組みです。空中化勁や凰技化勁といった新アクションも導入され、武器種は前作からさらに増えて18種類になりました。前作よりCPU要求が高くなった原因を公式が「オープンフィールドだから」と明言しているわけではありませんが、より広いフィールドを移動しながら敵・NPC・拠点・イベントなどを処理するゲーム構造へ変化していることと、CPU要件が上昇していることは確認できます。単純にグラフィックだけが重くなったゲームとして考えない方がよさそうです。
前提条件「アップスケール前提」はかなり重要
今回のスペック表で特に注目したいのが、最低・推奨・高品質のすべてでアップスケール使用が前提になっている点です。例えば推奨環境はRTX 3070で「1920×1080・60fps」となっていますが、1920×1080を内部解像度そのままでレンダリングするとは書かれていません。1440p・高設定を狙うRTX 4070 Tiについても同様です。最近の重量級PCゲームでは、アップスケーリングを標準的なレンダリング手段として必要スペックを設定するケースが珍しくなくなっていますが、『Wo Long 2』もその方向へ進んでいることが分かります。
一方で、「アップスケール使用」と「フレーム生成使用」は分けて考える必要があります。公式は推奨と高品質について「フレーム生成を利用できます」と記載しており、スペック表だけを見る限りフレーム生成を必須条件とはしていません。そのため、「RTX 4070 Tiでもフレーム生成を使わないと1440p・60fpsが出ない」と断定することはできません。
現行GPU換算RTX 5060 Ti・RTX 5070に置き換えると分かりやすい
公式スペックにはRTX 20・30・40シリーズが混在しているため、2026年現在販売されているRTX 50シリーズを使っている人には少し分かりにくい構成です。そこで海外のGPUベンチマーク階層表(1440pのラスタライズ性能)を参考にすると、推奨のRTX 3070は58.2fps、現行のRTX 5060は59.8fpsとほぼ同等、RTX 5060 Ti(8GB)は68.6fpsとRTX 3070を明確に上回ります。これは『Wo Long 2』そのもののベンチマークではないため、あくまでGPU全体の大まかな性能比較として見る必要がありますが、1080p・60fpsを狙うPCをこれから選ぶのであれば、現時点のα版スペックから見る限りRTX 5060 Tiクラスの方が余裕を持たせやすいでしょう。
一方、1440p・高設定の基準となっているRTX 4070 Tiは、同じ指標で1440p・97.9fpsです。現行のRTX 5070は96.4fpsとほぼ同クラスで、僅差ながらRTX 4070 Tiがわずかに上回ります。そのため現行世代へ大まかに置き換えるなら、「1080p・60fpsはRTX 5060 Ti前後」「1440p・高設定はRTX 5070前後」がα版スペックから見た一つの目安になります。ただし『Wo Long 2』で実際に同じfpsが出ることを保証する比較ではありません。
VRAMRTX 3070の8GB VRAMでも大丈夫?
最近のPCゲームではVRAM 8GBが足りるかどうかも話題になります。『Wo Long 2』については、少なくともα体験版の1080p・標準設定なら、公式自身がRTX 3070 8GBを推奨GPUとして動作確認しています。さらに最低環境ではRTX 2060 6GBも検証済みです。したがって、「VRAM 8GBではWo Long 2をプレイできない」という状況ではありません。
一方、高品質環境ではRTX 4070 Ti 12GBとRX 7900 GRE 16GBが指定されています。ここから「高設定にはVRAM 12GB以上必須」とまでは判断できませんが、解像度やテクスチャ設定を上げるほどVRAMに余裕があるGPUが扱いやすくなる可能性はあります。特にこれから『Wo Long 2』向けに新品のGPUやゲーミングPCを購入するのであれば、製品版が発売される2027年以降も使用することを考え、VRAM容量も含めて選んだ方がよいでしょう。
最適化α版のPCパフォーマンスはまだ安定しているとは言い切れない
スペック以上に気になるのが最適化です。前作『Wo Long: Fallen Dynasty』のPC版は、発売直後にフレームレート低下、スタッター、クラッシュ、マウス操作など複数の問題が報告され、公式アップデートで順次修正されています。
今回、『Wo Long 2』の開発プロデューサーである山際眞晃氏も、開発者インタビューで前作PC版について「最適化がうまくいかず、大変ご不便をおかけしました」と振り返っています。今作ではそこを徹底的に改善する課題として、前作では用意していなかったPC版αを早期にリリースし、ユーザーから意見を集めながら発売までに問題があれば改善していく方針だと説明しています。これは今回のα版PCスペックを見るうえでも重要で、現在の動作環境がそのまま2027年3月4日の製品版の最終的なパフォーマンスになるとは限りません。
実際のα体験版についても、PCユーザーからの報告はかなりばらついています。海外のユーザーコミュニティでは、RTX 4090など高性能GPUを使用していてもフレームタイムの乱れやスタッターを経験したという報告が複数見られる一方、高負荷設定でも問題なくプレイできたという報告も見られます。これらは統一された条件で測定したベンチマークではなく個々のユーザーによる報告に過ぎず、CPU・ドライバー・設定・プレイした場所なども異なるため一般化はできません。むしろ重要なのは、非常に高性能なPCでもスタッターを報告するユーザーがいる一方、問題なく動いている環境もあり、現時点では単純なGPU性能だけで快適性を予測しにくいことです。α版という段階であることも考えると、平均fpsだけでなくフレームタイムやクラッシュの改善も製品版までの注目点になります。
判断だからこそ9月30日までのα版を自分のPCで試す価値がある
『Wo Long 2』のためにPCを買い替えるか迷っているのであれば、現時点で最も確実なのは自分のPCでα体験版を動かしてみることです。α体験版は2026年9月30日までSteamで配信されています。開発中のバージョンであり、製品版とは内容が異なることも公式に明記されています。
RTX 2060、RTX 3060、RTX 3070、RTX 4060、RTX 5060など、最低と推奨の境界付近にあるGPUを使っているなら、実際に標準設定とアップスケーリングを試し、平均fpsだけでなく移動時のカクつきも確認しておくと判断材料になります。ただし、α版で重かったからといって2027年3月の製品版も同じとは限りません。逆に、α版が快適だった場合も、製品版の別フィールドや大規模な戦闘で同じ負荷になる保証はありません。α版は「最終ベンチマーク」ではなく、現在の自分のPCがどの程度の位置にいるのかを見る材料として使うのが適切です。
おすすめこれから買うなら1080pはRTX 5060 Ti、1440pはRTX 5070クラス
α版スペックから見た目安をもとに、これから新品のGPUや完成品ゲーミングPCを選ぶ場合の候補を挙げます。1080p・60fpsを基準にするならRTX 5060 Ti前後、1440p・高設定まで視野に入れるならRTX 5070前後が一つの目安です。ただしこれは公式がRTX 50シリーズで保証している動作環境ではなく、RTX 3070/RTX 4070 Tiとの一般的な性能差から置き換えた目安である点に注意してください。


※価格・在庫・構成は変動します。最新情報は各商品ページでご確認ください。
まとめWo Long 2のためだけに今すぐGPUを買い替える必要はある?
『Wo Long 2』だけを目的にGPUを買い替えようとしているなら、2026年9月時点では急ぐ必要性は低いでしょう。現在公開されているスペックは製品版ではなくα体験版用です。さらに開発側はPC版の最適化改善を明確な課題として認識しており、α版を早期配信した理由の一つもPCユーザーからフィードバックを得るためだと説明しています。発売は2027年3月4日なので、最終的な製品版スペックや発売前のPC版レビューを確認する時間があります。
一方、『Wo Long 2』以外の新作PCゲームもプレイするために今ゲーミングPCを購入するのであれば、α版の推奨スペックは参考になります。1080p・60fpsを基準にするならRTX 5060 Ti前後、1440p・高設定まで視野に入れるならRTX 5070前後を一つの目安にすると、今回公表されたスペックとの位置関係は分かりやすくなります。
『Wo Long 2』α体験版のPCスペックを見ると、前作より要求性能はかなり上がっています。特に分かりやすいのが、前作で1080p・60fpsの推奨だったRTX 2060とRX 5700 XTが、今回は1080p・30fpsを想定する最低GPUになったことです。すべての動作環境でアップスケーリング使用が前提になっている点も見逃せません。ただし「RTX 4070 Tiでもフレーム生成込みで60fps」という意味ではなく、現在公表されているのは2026年9月時点のα体験版用スペックです。前作PC版の最適化に問題があったことは開発者自身も認識しており、製品版までにこの要求性能とフレームタイムがどこまで改善されるのかが今後のポイントになりそうです。
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出典:Team NINJA公式(Steam版α体験版動作環境)・Team NINJA公式(α体験版案内)・Team NINJA公式(SYSTEM/オープンフィールド)・Team NINJA公式(トップページ・発売日/価格)・Team NINJA公式(前作PC動作環境)・Tom’s Hardware(GPUベンチマーク階層表)にもとづきます(2026年9月25日時点)。開発者インタビュー・海外ユーザーコミュニティの報告も参考にしています。





