『Hytale』Chapter 1は10月12日配信|ゴブリンのダンジョンとルーン追加、日本語は未対応・内蔵GPUでも動く
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ゴブリンのダンジョンとルーンを追加、日本語は未対応で内蔵GPUでも動く
出典:Hytale公式X(2026年9月24日)、Hytale「Pre-Release Patch Notes (Update 7)」、Hytale「First Look: Chapter 1 and More」(2026年7月16日)、Hytale「Update 5 Patch Notes」、Hytale「Accessibility」、Hytale「Download」、Hytale「Hytale’s 1st FAQ」、Hytale「Hytale is saved!」にもとづきます(2026年9月25日確認)。
Hypixel Studiosは2026年9月24日、『Hytale』の「Chapter 1」を10月12日に配信すると公式Xで発表しました。Hytaleは、ブロックで作られた世界を探索・建築しながら、RPGのような戦闘やダンジョン攻略も楽しめるサンドボックスゲームです。2026年1月13日から早期アクセス版が販売されていて、Chapter 1はその最初の大型コンテンツになります。
Chapter 1では、初の手作りダンジョンと複数フェーズのボス、ゴブリン勢力、入るたびに地形が変わる「Goblin Breach」、戦い方を変えるルーン、ロケットブーツやフックショットなどの道具が加わります。これらの一部は、9月のプレリリース版ですでに試せる状態になっています。
日本のプレイヤーが最初に確認したいのは言語です。2026年9月時点で、ゲーム内の言語に日本語はありません。公式は日本語を「後日対応」の言語に挙げていますが、時期は示していません。Chapter 1の中身に加えて、日本語の状況、必要スペック、購入方法まで整理し、今から始めるべきかを判断できるようにまとめます。
目次
位置づけ「Chapter」は通常のUpdateより大きな節目
Hytaleの早期アクセスには、「Update」と「Chapter」という2種類の更新があります。Updateは毎週のプレリリース版でテストした修正をまとめて、2〜6週間ごとに配信する定期更新です。システムの改善や開発ツール、細かな作り込みが中心になります。
一方のChapterは、新しいコンテンツと新しい仕組みを追加し、ゲーム内のストーリー「Cursebreaker Arc」を進める大きな節目です。公式は、Chapterを重ねて早期アクセスを進め、最後のChapterで正式版へ移ると説明しています。Chapter 1は、その最初の1章です。
早期アクセスの開始後、開発チームは毎週更新を続けながらも、新しいコンテンツは意図的に抑えてきました。7月の開発ブログでゲームディレクターのSimon Collins-Laflamme氏は「正直に言えば、今すぐHytaleに戻って遊ぶ理由は多くない」と書いています。Chapter 1は、その状態から遊ぶための中身を積み上げ始める最初の更新です。
追加要素Chapter 1で追加される主な内容

初の手作りダンジョンと複数フェーズのボス
Chapter 1の中心は、ゴブリンがテーマの手作りダンジョンと、複数のフェーズで展開するボス戦です。ボス戦を動かす仕組みは「Encounter Manager」と呼ばれ、フェーズの切り替えや敵の出現を管理します。公式によると、この仕組みはエンジンのプログラムではなく「コンテンツ」として作られるため、開発チームだけでなくMOD制作者も同じ仕組みでボス戦を作れます。
ゴブリン勢力は6種類の役割に分かれる
プレリリース版に入っているゴブリンは、次の6種類です。
- Scrapper:群れで襲ってくる軽量の近接型
- Miner:強力な跳びかかり攻撃を持つ重量級の近接型
- Guardian:盾で守る重装型
- Lobber:爆弾を投げる遠距離型
- Burner:火炎放射器を使う遠距離型
- Feastmaster:巨体の大食漢

すべてのゴブリンが敵というわけではなく、友好的なゴブリンもいて、そのうちの1体は店を開いています。
Goblin Breachは入るたびに地形が変わる
「Goblin Breach」は、ときどき自分の世界に一時的なポータルが開くイベントです。入った先はゴブリンに占拠された世界で、入るたびに作り直され、前回とは違うものが出てくることもあります。中にいる間は「Void」が迫ってきて、最後は元の世界へ押し戻されます。限られた時間で探索し、戦い、戦利品を持ち帰る構造です。制限時間の具体的な長さは公表されていません。

Breachの中では、追跡して捕まえる捕食動物、プレイヤーを狙う「Void Assassin」、開けると敵が押し寄せる宝箱、掘って突破できないパズルなどが用意されます。ブロックを自由に壊せるゲームで、掘れば済むギミックをどう防ぐかを考えた設計です。
ルーンで戦い方を変えられる
戦闘面の新要素が「ルーン」です。集めたルーンを「Runebinder’s Effigy」に置くと、戦闘で使える能力が増えます。能力そのものを決める「Ability Rune」と、その性質を変える「Modifier Rune」の2種類があり、プレリリース版で追加されたものは次のとおりです。
- Ability Rune(9月3日):Enrage(与えるダメージと受けるダメージが増える)、Fireball(着弾で爆発する火球)、Poison Imbue(攻撃に重なる毒を付ける)、Ground Slam(地面から岩を突き上げて敵を打ち上げる)、Wind Strike(次の3回の攻撃で風の斬撃を飛ばす)
- Ability Rune(9月24日):Chain Hook(フックで敵を引き寄せる)、Charged Shot(溜めた長さに応じて敵を遅くする氷の弾)
- Modifier Rune(9月24日):Expansion(効果範囲を広げる)、Extended Duration(効果時間を延ばす)、Fork(弾を分裂させる)、Ricochet(弾を敵に跳ね返らせる)

7月の時点で公式は、Chapter 1は約6種類のAbility Runeと同程度のModifier Runeから始めると説明していました。将来は、水で濡らした敵に雷を当てると特別な反応が起きるといった、属性どうしの組み合わせも構想しています。
ロケットブーツやフックショットなどの道具
ゴブリン製の道具も加わります。複数のブロックをまとめて壊せる「Scrap Drill」、遠くを拡大して見る「Spyglass」、空を滑空できる「Scrap Glider」、二段ジャンプができる「Rocket Boots」、世界を素早く移動できる「Hookshot」の5つです。

冒険の起点は、早期アクセス開始時からある「Forgotten Temple」です。公式は今後、この神殿を早期アクセスの各Chapterを進めるための拠点として使い、Chapterの追加に合わせて変化させていくとしています。
先行版中身の一部はプレリリース版で先に触れる
Chapter 1の要素は、10月12日にまとめて初登場するわけではありません。9月3日に始まった「Update 7」のプレリリース版に、ゴブリン、ルーン、道具がすでに入っていて、9月10日、17日、24日と毎週調整が続いています。
ただし公式は、このプレリリース版ではChapter 1の中身に主にクリエイティブモードから触れる形だと説明しています。10月12日のChapter 1では、これらの要素をForgotten Templeからの進行、Goblin Breach、ダンジョン、ボス、報酬とつなぎ、通常の探索モードで遊べる一続きのコンテンツにすることになります。いま試せるのは「部品」で、Chapter 1で「遊び」として組み上がる、と考えると分かりやすいでしょう。
対象外7月に紹介された要素のすべてが入るわけではない
7月の開発ブログでは多くの新要素が紹介されましたが、すべてがChapter 1に入るわけではありません。
- ミニゲーム:1回60〜120秒の短いパーティー系ゲーム。Chapter 1と並べて紹介されたが、公式は「独自のスケジュールで進めている」としている
- クラフトの作り直し:Chapter 2で予定
- コンパニオン:自宅に住んでもらい作業を手伝ってもらうNPC。開発中と紹介されているが、配信時期は示されていない
日本語ゲーム内の日本語はまだない
2026年9月時点で、Hytaleのゲーム内言語に日本語はありません。早期アクセス開始時は英語のみで、その後、ブラジル・ポルトガル語とロシア語(2月)、ウクライナ語(3月)、簡体字中国語(5月)、フランス語(9月24日)が順に追加されてきました。
公式サイトのアクセシビリティのページでは、日本語は韓国語などとともに「後日対応」の言語に挙げられています。ただし、対応の時期は示されていません。Hypixel Studiosのスタッフは早期アクセス開始の前日に、日本語や韓国語は現時点のクライアントでは技術的に扱えないため後回しになり、UIの仕組みを移行した後に対応できるようになるとXで説明しています。なお、このページの言語一覧は更新が追いついておらず、9月24日に追加されたフランス語もまだ「後日対応」側に残っています。
翻訳はコミュニティの協力で進める方針で、翻訳サービスCrowdinのHytaleのプロジェクトには日本語も含まれています。有志による非公式の日本語化MODも存在しますが、公式のものではない点に注意してください。英語のメニューやクエストに抵抗があるなら、公式の日本語対応を待つのも十分に合理的な選択です。
必要スペック内蔵GPUでも動く、推奨で上がるのはCPUとメモリ
公式サイトのダウンロードページに載っている動作環境は次のとおりです。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| 想定性能 | 1080p・30fps・描画距離192 | 1080p・60fps・描画距離384 |
| CPU | Core i5-7500/Ryzen 3 1200/Apple M1 | Core i5-10400/Ryzen 5 3600/Apple M2 |
| メモリ | 8GB | 16GB |
| 内蔵GPU | Intel UHD Graphics 620/Radeon Vega 6 | Intel Iris Xe/Radeon 660M |
| 専用GPU | GTX 900シリーズ Radeon 400シリーズ Arc Aシリーズ | GTX 900シリーズ Radeon 400シリーズ Arc Aシリーズ(最低と同じ) |
| ストレージ | SSD・空き10GB | SSD・空き20GB |
※OSはWindows 10(1809以降)/11、Linux x64(Kernel 6.15)、Apple Silicon搭載Mac(macOS Tahoe 26.0)。
2026年のPCゲームとしてはかなり軽く、内蔵GPUのノートPCでも最低環境を満たせます。表で目を引くのは、専用GPUの欄が最低と推奨で同じ表記になっている点です。推奨で上がるのはCPU、メモリ、そして描画距離(192から384へ倍増)です。
描画距離を広げると、表示するブロックの量と、動かす範囲の世界の処理が増えます。ブロックで世界を作るゲームでは、この処理がCPUとメモリに効きやすい傾向があります。重いと感じたら、まず描画距離を下げてみてください。描画距離がCPUとGPUのどちらに効くかは「LOD・描画距離とは?CPUとGPUどちらに効くか」で詳しく解説しています。
- グラフィックスは、OpenGL 4.1以上に対応したGPUと最新のドライバーが必要。公式は、将来のバージョンでVulkan 1.3とDirectX 12への対応を追加で求める可能性があるとしている
- 公式は、自分のPCでシングルプレイが重い場合、フレンドのワールドやオンラインサーバーに参加した方が性能が出ると案内している。シングルプレイでは世界の処理も自分のPCが受け持つため
- ダウンロードと定期的な認証にはインターネット接続が必要。オフラインでのプレイにも対応している
購入方法公式ストアのみでSteam版はない
Hytaleは公式ストアで購入し、専用のランチャーから起動します。最も安いエディションは19.99ドルで、上位のエディションはマントやコスメティックのアイテムが増える構成です。Chapter 1は既存の早期アクセス版に追加されるコンテンツで、別売りの追加コンテンツとしては案内されていません。
Steam版は現時点でありません。公式は2025年12月のFAQで、早期アクセスの段階では、大量の新規プレイヤーの第一印象に振り回されるより、既存のコミュニティと一緒にゲームを改善したいと説明しています。Steamでは一部のMOD機能に対応できないことも理由に挙げました。「Steamに出さないとは言わないが、今は必要性を感じていない」という立場です。Chapter 1に合わせてSteam版が出るとは考えない方がよいでしょう。
経緯一度は開発中止から買い戻された
Hytaleは2018年12月に発表され、2020年4月に『League of Legends』のRiot Gamesが開発元のHypixel Studiosを買収しました。しかし開発は長引き、2025年6月23日に開発の終了が発表されます。その後、2025年11月17日に創設者のSimon Collins-Laflamme氏らがRiot GamesからHytaleを買い戻しました。
買い戻した時点で、開発中のHytaleには、3〜4年前の時点でかなり完成度の高かった旧エンジンと、約3年かけて作っていたクロスプラットフォーム向けの新エンジンがありました。新エンジンはゲームプレイ部分が大きく遅れていたため、新しいHypixel Studiosは新エンジンを捨てて旧エンジンに戻る判断をします。旧エンジンなら「エンジンではなくゲームを作れる」というのが理由です。そこから約2か月で早期アクセスを始めたため、開始時点のHytaleは機能が足りない状態でした。Chapter 1は、その土台の上に中身を積み上げられるかを示す最初の更新になります。
判断Chapter 1を機に始めるべきか
- 英語のメニューやクエストでも遊べる人
- 内蔵GPUのノートPCなど、軽めのPCで遊びたい人
- ブロックの世界で、ダンジョンやボス戦も楽しみたい人
- 開発途中のゲームが変わっていく過程も楽しめる人
- 日本語で遊びたい人(公式の日本語対応は時期未定)
- Steamのライブラリでまとめて管理したい人
- 完成した内容量のゲームを求める人(クラフトの作り直しはChapter 2)
FAQよくある質問
まとめまとめ|中身は大きく増えるが、日本語はまだ
『Hytale』のChapter 1は2026年10月12日に配信されます。手作りのダンジョンと複数フェーズのボス、6種類の役割を持つゴブリン、入るたびに変わるGoblin Breach、ルーンによる戦闘、ロケットブーツやフックショットが加わる、早期アクセス開始後で初の大型コンテンツです。その一部は9月のプレリリース版で先に触れます。
一方で、ゲーム内の日本語はまだなく、公式の対応時期も示されていません。必要スペックは軽く、内蔵GPUのPCでも動きますが、購入は公式ストアのみでSteam版はありません。英語で遊べるならChapter 1は始めるきっかけとして分かりやすく、日本語で遊びたいなら公式の対応を待つのが無難です。
Hytale Chapter 1は2026年10月12日配信。手作りダンジョン、複数フェーズのボス、ゴブリン勢力、Goblin Breach、ルーン、移動用の道具が加わり、一部は9月のプレリリース版で先に試せる。ゲーム内の日本語は未対応で時期も未定。必要スペックは内蔵GPUから動くほど軽く、推奨で上がるのはCPUとメモリ。購入は公式ストアのみでSteam版はない。英語で遊べるなら始めどき、日本語で遊びたいなら待つのが無難。

