HyperX OMEN 35Lは買いか|全11構成259,800円から、選ぶ基準はVRAM16GB・メモリ32GB・水冷【2026年10月】
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国内11構成は259,800円から、同額ならVRAM 16GB
HyperX OMEN 35Lは、日本HPが2026年9月に発表したゲーミングPCです。日本HPの公式ページには11構成が並び、税込価格は259,800円から649,800円まで、39万円の幅があります。
買うなら、予算が約26万円ならRadeon RX 9060 XT 16GBを積んだ「モデレート プラス」、約39万円ならRX 9070 XTとメモリ32GBの「アドバンス プレミア」です。モデレート プラスは同じ259,800円のRTX 5060 Ti 8GB構成とVRAM容量が倍で、アドバンス プレミアは通常479,800円が9万円引きになっています。どちらも約19%引きで、日本HPの「秋の大感謝祭」は11月16日までです。
価格だけなら、同じ価格帯のBTOのほうが水冷や3年保証を付けられます。OMEN 35Lの構成は11のうち7つがメモリ16GBの1枚挿しで、水冷は3構成だけです。保証は全構成1年なので、割引が終わった通常価格では選びにくくなります。
目次
結論先に結論|買うのは約26万円のRX 9060 XT機か、約39万円の32GB機
- 11月16日までに買い、259,800円のRX 9060 XT 16GB構成にする
- 約39万円で、RX 9070 XTとメモリ32GBを空冷の筐体で使う
- メモリ16GB×1は、4スロットに後から1枚足せばよい
- 3年保証や水冷を同じ予算で付けたい:FRONTIER・G TUNE
- キャンペーン後の通常価格で買う:BTOと見比べてから
- RTX 5080構成を買う:同じCPU・GPUでFRONTIERは7万円安い
OMEN 35Lのキャンペーン割引は構成ごとに違い、モデレート プラスとアドバンス プレミアが約19%と大きく、プリエミネントは3,300円しか下がりません。割引の大きい2構成が、価格に見合う選択肢です。
構成全11構成の価格とGPU・メモリ・冷却
| モデル | CPU・GPU | メモリ・冷却・電源 | 税込価格 |
|---|---|---|---|
| モデレート | Ryzen 5 9600X・RTX 5060 Ti 8GB | 16GB×1・空冷・600W | 259,800円(通常284,800円) |
| モデレート プラス | Ryzen 5 9600X・RX 9060 XT 16GB | 16GB×1・空冷・600W | 259,800円(通常319,800円) |
| アドバンス | Ryzen 7 9700X・RTX 5060 Ti 8GB | 16GB×1・空冷・600W | 279,800円(通常319,800円) |
| アドバンス プラス | Ryzen 7 9700X・RX 9060 XT 16GB | 16GB×1・空冷・600W | 299,800円(通常339,800円) |
| モデレート エクストラ | Ryzen 5 9600X・RTX 5060 Ti 16GB | 16GB×1・空冷・600W | 309,800円(通常339,800円) |
| アドバンス エクストラ | Ryzen 7 9700X・RTX 5060 Ti 16GB | 16GB×1・空冷・600W | 329,800円(通常359,800円) |
| プレスティージ | Ryzen 7 7800X3D・RTX 5070 | 16GB×1・240mm水冷・850W | 359,800円(通常389,800円) |
| アドバンス プレミア | Ryzen 7 9700X・RX 9070 XT | 32GB(16GB×2)・空冷・850W | 389,800円(通常479,800円) |
| アドバンス シグニチャー | Ryzen 7 9700X・RTX 5070 Ti | 32GB(16GB×2)・空冷・850W | 469,800円(通常479,800円)別キャンペーン・欠品中・再入荷未定 |
| プリエミネント | Ryzen 7 9800X3D・RTX 5070 Ti | 32GB(16GB×2)・240mm水冷・850W | 496,500円(通常499,800円)別キャンペーン・欠品中・再入荷未定 |
| プリエミネント プラス | Ryzen 7 9800X3D・RTX 5080 | 32GB(16GB×2)・2TB SSD・240mm水冷 | 649,800円(割引なし)「10月下旬以降販売予定」の表示 |
SSDは5080構成だけ2TBで、ほかの10構成は1TB(PCIe Gen4)です。OSはWindows 11 Home、無線はWi-Fi 7とBluetooth 6.0、保証は全構成1年間(引き取り修理・パーツ保証・電話サポート)、送料は無料です。本体は約210×408×410mm、約14.5kgです。

表の太字は2026年10月31日時点の販売価格、かっこ内は割引前のHP希望販売価格です。モデレートからアドバンス プレミアまでの8構成が秋の大感謝祭価格(11月16日まで)で、アドバンス シグニチャーとプリエミネントは別のキャンペーン価格です。プリエミネント プラスは割引のない希望販売価格です。2026年10月31日時点で、お届けは最短11月10日の表示です(アドバンス エクストラのみ11月13日)。アドバンス プレミアは入荷予定ありの表示で、お届け日は出ていません。
GPU同額ならRX 9060 XT 16GB、RTX 5060 Ti 16GBは5万円高い
Ryzen 5 9600Xの構成では、RTX 5060 Ti 8GBのモデレートとRX 9060 XT 16GBのモデレート プラスが、どちらも259,800円です。割引前は284,800円と319,800円で、通常価格に戻るとRX 9060 XT機のほうが3万5,000円高くなります。VRAMが倍になるのは、キャンペーン価格で並んでいる間だけの割安さです。
RTX 5060 Ti 16GBのモデレート エクストラは309,800円で、モデレート プラスより5万円高くなります。Ryzen 7 9700Xの構成でも、RX 9060 XT 16GBは299,800円、RTX 5060 Ti 16GBは329,800円と3万円の差です。16GBのVRAMが目的なら、RX 9060 XTがOMEN 35Lの中で最も安く手に入ります。
RTX 5060 Ti 8GBを選ぶ理由は、DLSSなどGeForceの機能を使いたいときです。高画質設定や新作ではVRAM 8GBが先に足りなくなるゲームがあるため、特に理由がなければ16GBのGPUを選んだほうが長く使えます。型番ごとのVRAM容量は、グラボ型番別のVRAM容量一覧で確認できます。
CPUはRyzen 5 9600XからRyzen 7 9700Xにすると、同じGPUで2万円から4万円の差です。割引後の価格はRTX 5060 Ti 8GBが2万円、RX 9060 XTが4万円、RTX 5060 Ti 16GBが2万円で、RX 9060 XTだけ差が広がっています。ゲームが中心なら、先にGPUのVRAMを決めてからCPUを選ぶ順番になります。
拡張メモリ16GB×1は後から足せる、電源は600Wと850W
11構成のうち7構成はメモリが16GB(16GB×1)で、シングルチャネルです。メモリスロットは4つあるため、16GBをもう1枚足せば32GBのデュアルチャネルになります。標準で32GB(16GB×2)なのは、アドバンス プレミア以上の4構成で、最安は389,800円です。増設後の保証の扱いは、購入前にHPへ確認してください。
SSD用のM.2スロットは2つで、標準の1TBに2台目を足せます。メモリはDDR5-5600で、BIOS設定のオーバークロックで最大6000MT/sに対応しますが、標準の動作は5600MT/sです。
電源は、RTX 5060 Ti・RX 9060 XTの6構成が600W(80 PLUS Gold)、RTX 5070・RTX 5070 Ti・RX 9070 XTを積む4構成が850W(ATX 3.1・80 PLUS Gold)です。600W構成は、後から消費電力の大きいGPUへ載せ替えるときに、電源も替える前提で考えてください。
冷却水冷は359,800円から、騒音はファン単体で31〜32dBA
冷却は、4ヒートパイプの空冷(120mm ARGB・サイドフロー)が8構成、240mm水冷が3構成です。水冷は2.1インチの液晶付きポンプヘッド(第7世代Asetek)を備え、CPUやGPUの温度を表示できます。水冷の最安は、Ryzen 7 7800X3DとRTX 5070を積む359,800円のプレスティージです。全モデルに140mmフロントファン2基と120mmリアファンがあり、空冷構成には120mmのトップファン2基は付きません。

静音性について、HPはファンの回転数を構成ごとに出荷時に調整していると案内しています。前面の140mmファンは最大回転でも31dBA、水冷構成のラジエーターファンは2400RPMで32dBAとされています。いずれもファン単体の公称値で、PC全体の騒音値(dB)はHPも海外の実測レビューも公表していません。水冷のRTX 5080構成は海外の実測レビューで「静か」と評価されていますが、空冷構成を含め、構成ごとの静かさは数字で比べられません。ファン回転数は、専用ソフトのOMEN Gaming Hubでファンごとに変えられます。
性能RTX 5080構成の実測と、国内の5080機との違い
海外の実測で使われたのは、Ryzen 9 9950X3D・RTX 5080・DDR5-6000 64GB・1TB Gen5 SSD×2・240mm水冷・1000W電源の構成で、米国の構成価格は6,210.98ドルです。国内の5080構成(プリエミネント プラス)のCPUはRyzen 7 9800X3Dで、メモリは32GBなので、同じ構成の実測ではありません。4Kのゲームはグラフィックスで決まりやすいため、GPUが同じRTX 5080としての目安になります。
| 4Kのゲーム | OMEN 35L(RTX 5080) | Alienware Area-51(RTX 5090) |
|---|---|---|
| Red Dead Redemption 2(Medium) | 83fps | 122fps |
| Borderlands 3(Badass) | 115fps | 166fps |
| Cyberpunk 2077 レイトレーシングUltra | 36fps | 55fps |
RTX 5090機との差は、表の3本で約3割です。Far Cry 6では118fps対128fpsと、差は1割弱に縮まります。Metro Exodusのレイトレーシング設定を15回繰り返す約30分の負荷試験では、平均172.21fpsで、CPUは平均48℃、GPUは平均50℃でした。
端子について、国内の仕様書でもUSB-Cは10Gbpsで、USB4・Thunderboltの記載はありません。外付けSSDやドックをThunderboltでつなぐ人は、この点を先に確認してください。
海外の実測レビューは、上位構成が最も筋が通り、エントリー構成は搭載ハードのわりに高いと評価しています。国内の価格で同じ見方になるかは、競合BTOと並べると分かります。
比較FRONTIER・G TUNEの同価格帯BTOとの違い
FRONTIERの価格は税込で、送料3,300円が別にかかります。
| 機種 | CPU・GPU | メモリ・SSD・冷却 | 保証・税込価格 |
|---|---|---|---|
| OMEN 35L アドバンス プレミア | Ryzen 7 9700X・RX 9070 XT | 32GB・1TB・空冷 | 1年・389,800円(送料無料) |
| FRONTIER FRGPLMB650W/SG2 | Ryzen 7 7800X3D・RX 9070 XT | 32GB・1TB・240mm水冷 | 1年・389,800円(送料別3,300円) |
| FRONTIER FRZAB850B/C | Ryzen 7 9800X3D・RX 9070 XT | 32GB・2TB・360mm水冷 | 3年・454,800円(送料別3,300円) |
| OMEN 35L アドバンス シグニチャー | Ryzen 7 9700X・RTX 5070 Ti | 32GB・1TB・空冷 | 1年・469,800円(欠品中) |
| G TUNE DG-I7G7T | Core Ultra 7 270K Plus・RTX 5070 Ti | 32GB・1TB・240mm水冷 | 3年・464,800円(送料無料) |
| OMEN 35L プリエミネント プラス | Ryzen 7 9800X3D・RTX 5080 | 32GB・2TB・240mm水冷 | 1年・649,800円(送料無料) |
| FRONTIER FRMFGB650/C | Ryzen 7 9800X3D・RTX 5080 | 32GB・1TB・240mm水冷 | 1年・579,800円(送料別3,300円) |
約39万円では、FRONTIERのFRGPLMB650W/SG2が同額で、水冷とゲーム向けの7800X3Dを付けられます。送料を足すと393,100円です。OMEN 35Lのアドバンス プレミアは送料無料で、電源はどちらも850Wです。OMENを選ぶ理由は、CPUと冷却の差を許容できるかどうかになります。
RTX 5070 Tiでは、G TUNE DG-I7G7Tが3年保証と水冷付きで464,800円です。OMEN 35Lのアドバンス シグニチャーは469,800円で、2026年10月31日時点は欠品中です。水冷のプリエミネントも欠品で、RTX 5070 Ti搭載のOMENは買えません。G TUNE DG-I7G7Tの検証では、ツクモ・FRONTIER・ドスパラとの比較も載せています。
RTX 5080では、FRONTIERのFRMFGB650/Cが579,800円です。OMEN 35Lのプリエミネント プラスは同じRyzen 7 9800X3DとRTX 5080で649,800円で、7万円高くなります。SSDはOMENが2TB、FRONTIERが1TBで、保証はどちらも1年です。予算別のBTOは、予算別BTOゲーミングPCの比較でも確認できます。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
おすすめおすすめはモデレート プラスとアドバンス プレミア
約26万円なら、VRAM 16GBのモデレート プラスです。メモリは16GBの1枚で、後から足せます。約39万円なら、RX 9070 XTと32GBが揃うアドバンス プレミアです。水冷や3年保証が必要なら、上の表のBTOを選びます。RX 9070 XTの価格は、RX 9070 XTの10月の値上がりも参考になります。
Q&Aよくある質問
まとめまとめ|買うなら11月16日までの約26万円と約39万円
HyperX OMEN 35Lは、国内の公式11構成で259,800円から649,800円です。同額ならRX 9060 XT 16GBのモデレート プラス、32GBが欲しいなら389,800円のアドバンス プレミアが価格に見合います。どちらも秋の大感謝祭の価格で、通常価格ではBTOと見比べる必要があります。
水冷、3年保証、RTX 5070 Ti以上を同じ予算で付けたいなら、FRONTIERやG TUNEのほうが条件を揃えられます。OMEN 35Lの5070 Ti構成は欠品中で、5080は販売開始前の表示です。
出典:日本HP HyperX OMEN 35L 製品ページ(全11構成の価格・仕様・納期・キャンペーン)、モデレート プラス 仕様書(PDF)・アドバンス プレミア 仕様書(PDF)(電源・メモリスロット・USB)、Tom’s Hardware HyperX Omen 35L レビュー(海外の実測・評価)、FRONTIER FRGPLMB650W/SG2・FRZAB850B/C・FRMFGB650/C、マウスコンピューター G TUNE DG-I7G7T。価格は2026年10月31日時点の税込表示で、変更される場合があります。




