ASUS TUF Gaming T700 Miniは買いか|約15LでRTX 5060 Ti搭載、259,800円モデルを検証

ASUS TUF Gaming T700 Miniは買いか|約15LでRTX 5060 Ti搭載、259,800円モデルを検証

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GAMING DESKTOP PC / ASUS / 2026年8月21日発売
ASUS TUF Gaming T700 Miniは買いか
約15LでRTX 5060 Ti搭載、259,800円モデルを評価
ASUS JAPANが2026年8月21日に発売した、約15Lの小型ゲーミングデスクトップです。デスクトップ版GeForce RTX 5060 Ti(8GB)とIntel Core Ultra 5 225Fを組み合わせ、幅158.5×奥行き337.9×高さ364.3mm・約5.9kgという筐体に収めています。国内では5モデルが用意され、価格は199,800円から379,800円まで幅があります(ASUS Store公式価格、2026年8月22日時点)。
259,800円〜(ASUS Store公式・2026年8月22日時点)約15L・幅158.5mmRTX 5060 Ti/5060/3050の3択

出典:ASUS JAPAN公式ニュース、ASUS JAPAN公式プレスリリース、ASUS公式スペックシート(T700MF-05225F092W)、NVIDIA公式GeForce RTX 5060ファミリーページ、Intel公式製品仕様(Core Ultra 5 225F)、Tom’s Hardware(RTX 5060 Ti 8GB vs 16GB検証)、ドスパラ公式(GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD)。価格・在庫は変動するため、購入前に各ページでご確認ください。

ASUS TUF Gaming T700 Mini(T700MF)本体
ASUS TUF Gaming T700 Mini(T700MF)(画像はASUS JAPAN公式プレスリリースより)

約15Lの筐体にデスクトップ版のRTX 5060 Tiを詰め込んだと聞けば、省スペースと性能を両立したPCに見えます。ただし搭載されるRTX 5060 Tiは16GB版ではなく8GB版で、M.2 SSDスロットは1基のみ、電源も上位構成で500Wにとどまります。同じGPUを積むモデルでも512GB SSD版と1TB SSD版の価格差が12万円に開くなど、選び方を誤ると損をしやすい構成でもあります。

日本向けラインナップは5モデルで、CPUはすべてIntel Core Ultra 5 225F(10コア10スレッド、内蔵GPUなし)に統一されています。GPUはRTX 5060 Ti・RTX 5060・RTX 3050の3択、ストレージは512GBまたは1TBのPCIe 4.0 NVMe SSD、メモリは16GB DDR5(最大64GB)です。価格はASUS Store公式で199,800円から379,800円まで幅があります。

この記事では、ASUS公式のスペックシート(PDF)とNVIDIA・Intel公式の仕様、RTX 5060 Ti 8GB版と16GB版のVRAM実測比較、そして現行のドスパラGALLERIAとの価格比較を突き合わせ、5モデルのどれを選ぶべきか、一般的なBTOと比べて割高な分をどう評価するかまで、購入判断に必要な材料を整理します。

目次

概要TUF Gaming T700 Miniは約15Lのコンパクトゲーミングデスクトップ

TUF Gaming T700 Mini(型番T700MF)は、ASUSが2026年7月に発売した通常サイズの「TUF Gaming T700」シリーズの派生モデルです。通常版T700は約47Lのミドルタワーでしたが、T700 Miniは容積ベースで約3分の1まで小型化されています。日本仕様の外形寸法は幅158.5mm×奥行き337.9mm×高さ364.3mm、重量は約5.9kgで、全5モデルで共通です。

特に幅158.5mmという細さは、一般的なMicroATXケースのゲーミングPCと比べても際立ちます。参考として、ドスパラのMicroATXケース「GEm-G」は幅220mm×奥行き442mm×高さ443mmです。設置面積(幅×奥行き)だけを単純比較すると、T700 Miniは約536cm²、GEm-Gは約972cm²で、机の上に必要な面積は約45%小さくなります。「デスクトップPCは欲しいが大きなタワーは置きたくない」というニーズに応える製品です。

本体は米国防総省の軍事規格MIL-STD-810Hに準拠したテストをクリアしており、振動・衝撃・高温・低温環境への耐性が一般的なデスクトップPCより高いとされています。側面にはガラスパネルを採用し、工具を使わず取り外せる設計です。ライティングはASUS AURA SYNCに対応し、1,680万色から発光設定を選べます。

GPURTX 5060 Tiは8GB版、VRAMは購入前に確認したい

最上位GPUとして搭載されるのはGeForce RTX 5060 Tiです。ただしRTX 5060 Tiには8GBと16GBの2種類があり、T700 Miniに搭載されているのはGDDR7 8GBモデルです。ASUS公式のスペックシートにも「グラフィックス機能:NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti」「ビデオメモリ:GDDR7 8GB」と明記されています。ここは購入前に必ず確認しておきたいポイントです。

RTX 5060 Ti 8GBでも、フルHD中心の用途であれば十分な性能を持っています。DLSS 4のアップスケーリングとマルチフレーム生成にも対応しており、対応タイトルではフレームレートをさらに伸ばせます。一方、最近の重量級タイトルを高画質設定で遊ぶ場合は、8GBというVRAM容量が先に制約になる場面があります。RTX 5060 Tiの8GB版と16GB版を比較すると、1440p Ultra設定では8GB版が16GB版より平均18%程度低速で、レイトレーシングを使用するタイトルではその差がさらに拡大します。VRAM容量を超える条件では、フレームタイムの悪化やテクスチャ品質への影響も見られます。

1440p最高設定を何年も維持する用途には向かない

T700 MiniのRTX 5060 Tiモデルは、フルHD高画質・高リフレッシュレートを中心に使い、対応タイトルではDLSSを併用しながら1440pにも対応するPCと考えるのが実情に合っています。1440p以上を長期間、最高設定でプレイし続けたい場合は、VRAM 12〜16GB級のGPUを積む通常サイズのPCのほうが安心です。

下位モデルのGPUはRTX 5060(GDDR7 8GB)とRTX 3050(GDDR6 6GB)です。映像出力端子もGPUによって異なり、RTX 5060 TiとRTX 5060はDisplayPort×3・HDMI×1、RTX 3050はDisplayPort×1・HDMI×1・DVI-D×1という構成です(ASUS公式スペックシートより)。

CPUCore Ultra 5 225Fは10コア10スレッド、内蔵GPUなし

日本向け5モデルはすべてIntel Core Ultra 5 225Fを搭載します。Arrow Lake世代のデスクトップ向けCPUで、Pコア6基+Eコア4基の合計10コア10スレッド。ASUS公式のスペックシートでは、Pコアの最大動作クロックは4.9GHz、Eコアの最大動作クロックは4.4GHzと記載されています。Intel公式仕様ではProcessor Base Power(TDP相当)が65W、Maximum Turbo Powerが121Wとされています。

RTX 5060やRTX 5060 Tiと組み合わせるCPUとして極端にアンバランスな構成ではありません。むしろ約15Lという筐体に収めるうえでは、CPU側の消費電力や発熱を必要以上に大きくしないことも重要で、Core Ultra 5 225F+RTX 5060 Tiという組み合わせは、この容積のPCとしては現実的な選択といえます。

注意したいのは、「F」付きCPUなので内蔵GPUを搭載していない点です。ASUS公式スペックシートでも「ディスプレイ出力(オンボード)」の欄は空欄になっており、映像出力は必ずGeForce側のポートを使う前提の構成です。CPU単体をほかのPCへ転用する場合も、単体GPUと組み合わせる必要があります。

冷却90mmファン搭載のトップフロー型CPUクーラー

小型ゲーミングPCで性能以上に気になるのが冷却です。T700 Miniでは大型のタワー型空冷クーラーや簡易水冷ではなく、90mm径のファンを備えたトップフロー型CPUクーラーを採用しています。ASUS公式のスペックシートでもCPU冷却方式は「空冷」と記載されています。

90mmというサイズは、一般的な120mmや140mmファンを使う空冷クーラーより小さくなります。「小型だから必ず熱い」と決めつけることはできませんが、同じパーツを大型ケースへ搭載したPCより冷却設計の余裕が少ないのは、小型PCに共通する特徴です。実機レビューが増えてくれば、高負荷時のCPU・GPU温度やファン回転数、騒音についても確認しておきたいところです。T700 Miniを選ぶ場合、純粋な冷却余裕より設置性を優先する製品だと理解しておいたほうがよいでしょう。

電源RTX 5060 Tiモデルは500Wの80 PLUS Platinum認証ユニット

RTX 5060 Tiモデルには500W・80 PLUS PLATINUM認証の電源ユニットが搭載されています。RTX 5060およびRTX 3050モデルでは330W・同じく80 PLUS PLATINUM認証です(いずれもASUS公式スペックシートで確認)。

ここで気になるのが、NVIDIA公式サイトがRTX 5060 Tiのシステム電源要件を600Wと案内している点です。RTX 5060 TiのTotal Graphics Power(TGP)は180Wで、NVIDIA公式ページには「Required System Power:600W」という記載があります。ただし、この600Wという数値には注記があり、Ryzen 9 9950Xを使用した構成を基準とした最小値とされています。NVIDIA自身も、必要な電力はシステム構成によって変わると注記しています。

500Wだから即座に不足とは言い切れない

NVIDIAの600Wという基準は高負荷CPUを前提にした数値で、Core Ultra 5 225FのMaximum Turbo Powerは121Wにとどまります。ASUSが完成品としてCPU・GPU・電源を組み合わせて動作検証しているT700 Miniでは、500Wだから直ちに容量不足とは言えません。ただし、将来的にRTX 5070以上の高消費電力GPUへ交換したい場合は、電源容量と筐体サイズの両方が制約になります。「今の構成をコンパクトに使うPC」としては合理的ですが、「数年後にGPUだけハイエンドへ交換するベースPC」としては一般的なミドルタワーBTOのほうが向いています。

拡張性メモリは64GBまで、M.2 SSDは1基のみという制約

標準メモリは16GB DDR5-5600です。DIMMスロットは2基あり、ASUS公式スペックシートでは「DIMMスロット×2(空き×1)」と記載されています。つまり16GBのモジュールを1枚使用し、もう1枚を空けたシングルチャンネル構成で出荷されます。最大容量は64GBです。ゲーム用途だけなら16GBで動くタイトルも多いものの、長期利用を考えるなら空きスロットへ32GBや64GBへの増設余地があるのは安心材料です。

一方、ストレージは小型化の影響がはっきり出ている部分です。ストレージ用のM.2コネクターは1基のみで、標準SSD(512GBまたは1TB)ですでに使用済みです。一般的なゲーミングBTOのように「空いている2本目のM.2スロットへSSDを追加する」という使い方はできません。M.2 SSDの容量を増やしたい場合は、基本的に標準SSDを大容量品へ交換することになります。Wi-Fi用のM.2コネクターも1基のみで、こちらも標準の無線LANモジュールで使用済みです。

拡張スロットは、GPUが占有するPCI Express 4.0 x16スロットのほかに、PCI Express 3.0 x1スロットが1基、空いた状態で用意されています。キャプチャーボードなど帯域を必要としない拡張カードを載せる余地は残っていますが、それ以上の拡張性は期待できません。

インターフェースUSB端子とLAN、Wi-Fi 6の構成

前面には最大20Gbps対応のUSB 3.2 Gen 2×2 Type-Cが1基、10Gbps対応のUSB 3.2 Gen 2 Type-Aが2基、USB 2.0 Type-Aが2基配置されています。背面にはUSB 3.2 Gen 1(5Gbps)Type-Aが2基とUSB 2.0が2基あります(ASUS公式スペックシートより)。オーディオ端子は前面にヘッドホン出力とマイク/ヘッドセット・コンボジャックを各1、背面にライン入出力とマイク入力を各1備えています。

有線LANは1000BASE-T(1GbE)です。現在のゲーミングBTOでは2.5GbEを搭載するモデルも増えているため、高速な宅内LAN環境を活用したい人にとっては見劣りする部分です。無線LANはWi-Fi 6(IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax)、Bluetoothは5.4に対応しています。

価格差5モデルのラインナップ、RTX 5060 Tiと5060の差はわずか2万円

国内では5モデルが販売されています。CPUはすべてCore Ultra 5 225F、メモリは16GB DDR5で共通です(価格はASUS Store公式、2026年8月22日時点)。

モデル(型番)価格位置づけ
RTX 5060 Ti・512GB
T700MF-05225F092W
259,800円おすすめの主力構成
RTX 5060 Ti・1TB
T700MF-05225F086W
379,800円512GB版との差は12万円
RTX 5060・512GB
T700MF-05225F087W
239,800円RTX 5060 Tiとの差はわずか2万円
RTX 5060・1TB
T700MF-05225F089W
329,800円512GB版との差は9万円
RTX 3050・512GB
T700MF-05225F088W
199,800円RTX 5060 Tiとの差は6万円

※価格はASUS JAPAN公式発表・ASUS Store公式サイトにもとづく2026年8月22日時点の情報です。価格・在庫は変動するため、購入前に公式サイトでご確認ください。

購入候補にするなら、まずRTX 5060 Ti+512GB SSDの259,800円モデルです。RTX 5060+512GBモデル(239,800円)との差額はわずか20,000円しかありません。小型PCでは後からGPUを交換するハードルが一般的なタワーPCより高いため、この差額ならRTX 5060 Tiを選んだほうが長く使いやすいでしょう。逆にRTX 3050モデルは199,800円で、RTX 5060 Tiモデルとの差は60,000円です。約20万円を支払って旧世代のRTX 3050 6GBを選ぶくらいなら、もう少し予算を足してRTX 5060以上を選びたいところです。

SSD容量512GBと1TBの価格差は最大12万円

512GBと1TBモデルの価格差も見過ごせません。RTX 5060 Tiでは512GBが259,800円、1TBが379,800円で差額は120,000円。RTX 5060でも512GBが239,800円、1TBが329,800円で差額は90,000円です。一般的なPCIe 4.0 NVMe SSDの実勢価格を考えると、この価格差をSSD容量の違いだけで説明するのは無理があります。

M.2スロットが1基しかなく後から容量を追加できない構成であることを踏まえても、まずは512GBモデルを購入し、容量が足りなくなった段階で標準SSDを大容量品へ交換するほうが費用対効果は高くなります。標準SSDはPCIe 4.0 x4接続のNVMe/M.2規格なので、市販の同規格SSDへの換装自体は難しくありません。

比較同等スペックの一般的なBTOと比べると約3万円高い

2026年8月22日時点でドスパラを確認したところ、Core Ultra 5 225F・RTX 5060 Ti 8GB・16GB DDR5・500GB Gen4 SSDを搭載した「GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD」が229,980円(税込)で販売されています。CPUもGPUもT700 Miniの259,800円モデルと完全に同一構成で、価格差は29,820円です。

項目T700 Mini(259,800円)GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD(229,980円)
CPUCore Ultra 5 225FCore Ultra 5 225F(同一)
GPURTX 5060 Ti 8GBRTX 5060 Ti 8GB(同一)
メモリ16GB DDR516GB DDR5
SSD512GB(PCIe 4.0 NVMe)500GB(PCIe 4.0 NVMe)
電源500W(80 PLUS Platinum)650W(80 PLUS Bronze)
有線LAN1000BASE-T(1GbE)2.5GbE
本体サイズ158.5×337.9×364.3mm(約15L)220×442×443mmケース採用
設置面積目安約536cm²約972cm²

※GALLERIA XGC5M-R56T8G-GDの価格・仕様はドスパラ公式サイトの2026年8月22日時点の情報です。設置面積は幅×奥行きの単純計算による目安です。

電源容量・有線LANの規格ではGALLERIA側が上回り、純粋な「性能に対する価格」で見るとGALLERIA側が有利です。一方で設置面積はT700 Miniのほうが約45%小さくなります。つまり約3万円の差額は、RTX 5060 Tiの性能そのものに払うのではなく、主に「机の上に置ける小ささ」に払う金額と考えたほうが実情に近いといえます。PCの設置場所に余裕があり、電源容量や有線LANの速度を重視するならGALLERIA側、デスク上のスペースを最優先するならT700 Mini側を選ぶ、という住み分けです。

推奨構成どのモデルを選ぶべきか

現在のラインナップでもっともおすすめしやすいのは、RTX 5060 Ti・512GB SSDの「T700MF-05225F092W」(259,800円)です。512GB SSDはゲーム用PCとして余裕がある容量とは言えず、Windowsやアプリを入れたうえで大型タイトルを複数インストールすると、比較的早い段階で空き容量が少なくなります。それでも、1TBモデルへ120,000円を追加するより、必要になった段階で自分で大容量SSDへ交換するほうが合理的です。RTX 5060モデルとの価格差もわずか20,000円しかないため、小型PCで将来のGPU交換がしにくいことを考えると、ここではストレージよりGPUを優先したほうがよいという判断です。

予算を抑えたい場合や、遊ぶタイトルが軽めのゲームに限られる場合は、RTX 5060・512GBモデル(239,800円)も選択肢になります。RTX 3050モデル(199,800円)は、価格を最優先する場合以外は積極的に選ぶ理由が見当たりません。

総括向いている人・向いていない人

○向いている人
  • デスク上のスペースを最優先したい人(設置面積は代表的なMicroATXケースより約45%小さくなります)
  • ゲーミングノートではなくデスクトップ版GPUの性能を使いたい人
  • フルHD中心、対応タイトルではDLSSも活用しながら1440pにも対応したい人
  • 今の構成のまま長く使い、大きなアップグレードは考えていない人
×向いていない人
  • できるだけ安く同性能のPCを買いたい人(同等スペックの一般的なBTOのほうが約3万円安くなります)
  • 将来的にRTX 5070以上へGPUを交換したい人(電源容量・筐体サイズの両方が制約になります)
  • M.2 SSDを増設して容量を積み増したい人(ストレージ用M.2コネクターは1基のみです)
  • 1440p以上を長期間、最高画質でプレイし続けたい人(VRAM 8GBが先に制約になりやすい構成です)

購入TUF Gaming T700 Miniはどこで買えるか

TUF Gaming T700 Miniは、2026年8月22日時点でASUS Store公式サイトで販売されています。Amazon.co.jpなど他の主要ECサイトでの取り扱いはまだ確認できていないため、購入する場合はASUS Store公式サイトで最新の価格・在庫・モデルラインナップをご確認ください。

ASUS Store公式でTUF Gaming T700 Miniを確認する

同等スペックの一般的なBTOと比較したい場合は、前述のとおり「GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD」(ドスパラ公式サイトで229,980円、2026年8月22日時点)が同一構成のCPU・GPUを搭載しています。設置スペースに余裕があり、電源容量や有線LANの規格を重視する場合はこちらもあわせて検討してください。

よくある質問TUF Gaming T700 Miniに関するFAQ

TUF Gaming T700 Miniはどのモデルを買うべきですか?
RTX 5060 Ti・512GB SSDの「T700MF-05225F092W」(259,800円)がおすすめです。RTX 5060モデルとの価格差がわずか20,000円しかなく、小型PCは将来のGPU交換がしにくいため、GPUを優先したほうが長く使いやすくなります。
RTX 5060 Tiは8GBと16GBのどちらですか?
8GB版です。ASUS公式スペックシートにも「GDDR7 8GB」と明記されています。1440p Ultra設定やレイトレーシングを多用する重量級タイトルでは、VRAM容量が先に制約になる場面があります。
500Wの電源で足りますか?
NVIDIA公式はRTX 5060 Tiのシステム電源要件を600Wとしていますが、これはRyzen 9 9950Xなど高負荷CPUを想定した基準です。Core Ultra 5 225Fは消費電力が小さく、ASUSが完成品として検証済みのため、今の構成のまま使う範囲では500Wでも問題ありません。ただし将来的なGPU交換には向きません。
M.2 SSDは増設できますか?
できません。ストレージ用のM.2コネクターは1基のみで、標準SSDですでに使用済みです。容量を増やしたい場合は、標準SSDを大容量品へ交換する形になります。
一般的なBTOと比べてどちらが得ですか?
同一構成のCPU・GPUを搭載した「GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD」は229,980円で、T700 Miniより約3万円安く、電源容量や有線LANの規格でも上回ります。その分T700 Miniは設置面積が約45%小さいため、価格差は主に筐体の小ささに払う金額と考えられます。
総評

ASUS TUF Gaming T700 Miniは、幅158.5×奥行き337.9×高さ364.3mm・約5.9kgという筐体に、デスクトップ版GeForce RTX 5060 Ti(8GB)とIntel Core Ultra 5 225Fを組み合わせた小型ゲーミングデスクトップです。日本向けは5モデルで、価格は199,800円から379,800円まで幅があります(ASUS Store公式、2026年8月22日時点)。

RTX 5060 Tiは16GB版ではなく8GB版で、M.2 SSDスロットは1基のみ、電源はRTX 5060 Tiモデルで500Wと、一般的なミドルタワーBTOほどの拡張性はありません。同等スペックの「GALLERIA XGC5M-R56T8G-GD」(229,980円)と比べると約3万円高く、性能あたりの価格だけを見ればGALLERIA側が有利です。一方で設置面積は代表的なMicroATXケースより約45%小さく、この差額は主にRTX 5060 Tiの性能ではなく筐体の小ささに払う金額と考えられます。

デスク上のスペースを最優先したい人、ノートPCではなくデスクトップ版GPUの性能を使いたい人には有力な選択肢です。購入する場合はRTX 5060 Ti・512GB SSDの259,800円モデルが本命で、1TBモデルへの120,000円の追加や、性能あたりの価格を最優先する場合は、通常サイズのBTOも含めて比較したうえで判断することをおすすめします。

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ゲーミングPC歴は15年以上。毎年パーツを更新しながら最新トレンドを追いかけています。初心者にもわかりやすく、上級者も満足できる情報発信を心がけています。