Windows 11のWhatsAppアプリが重い原因|メモリ2GB超を減らす方法とWeb版・Edgeアプリへの入れ替え
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Web版かEdgeアプリに替えて軽くする
出典:Windows Latest「I uninstalled Windows 11’s worst app, the 2GB RAM-eating WhatsApp…」、Meta「Introducing WhatsApp Web Calling, Plus More New Features」、Notebookcheck「WhatsApp ditches native Windows 11 app in favor of Microsoft WebView2」、Microsoft Learn「WebView2 end-user FAQ」、Microsoft Learn「Use Progressive Web Apps (PWAs) in Microsoft Edge」にもとづきます。メモリの数値は2026年11月2日公開の計測(Lenovo IdeaPad、タスクマネージャー)で、情報は同日時点です。
ゲームを遊びながらWhatsAppを開いておくと、タスクマネージャーの「メモリ」欄で上位に居座っているのが気になる。Windows 11版WhatsAppには、そう感じる理由がはっきりあります。
チャットをスクロールしている状態の計測では、WhatsApp for Windowsはプロセス10個で合計2,157.8MBを使っていました。EdgeにインストールしたWhatsApp Webのアプリは579.6MB、Edgeのタブで開いたWeb版は約700MBでした。ただし測った場面が違い、アプリ版と並べて動かした同じ時点ではアプリ版が約720.9MBで、差は約2割です。減る幅は使い方しだいで、2割から7割ほどまで開きます。
結論は、メモリ8GBのPCならアプリ版をやめてEdgeアプリへ、16GBならゲーム中だけ閉じるか入れ替え、32GBなら急がなくてよい、という分け方です。差が出るかは、自分のPCで測れば確かめられます。通話もWeb版で順次使えるようになっていて、入れ替えで確かめたいのは通知の届き方くらいです。
目次
原因アプリ版が重い理由はWebView2で「Web版」を表示しているから
2025年に、MetaはWindows版WhatsAppをUWPのネイティブアプリから、Microsoft Edge WebView2の中でWeb版WhatsAppを読み込む作りへ置き換えました。見た目はアプリでも、中身はブラウザ1つ分です。
WebView2はChromiumベースで、アプリごとに管理プロセス・GPUプロセス・レンダラーなどが1セット起動します。メモリやCPUが多いときの原因は、WebView2そのものではなく、アプリ側が表示するWebコンテンツの作りにあります。WhatsAppの主なプロセスの内訳は次のとおりです。
| 主なプロセス | メモリ |
|---|---|
| WebView2のタブ(描画) | 1,234.7MB |
| WebView2のGPUプロセス | 521.3MB |
| WhatsApp.Root | 245.1MB |
| WebView2 Manager | 88.6MB |
| 合計(ほかのプロセスを含む10個) | 2,157.8MB |
旧UWP版は、WebView2版へ置き換わる前の比較でアイドル時100MB未満、スクロール時約250MB、通話時約316MBでした。WebView2版はアイドル約600MB、スクロール約1.2GB、通話約900MBで、同じ操作でも数倍に増えています。2026年11月の計測ではさらに増え、スクロール中で2GBを超えました。
履歴の長さ、開いているチャット、画像や動画の量でメモリは大きく変わります。自分の環境の数値は、次の節の手順で確かめてください。
確認自分のPCでの使用量をタスクマネージャーで確かめる
- WhatsAppを起動し、普段どおりチャットを開いてしばらくスクロールします。
Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、「プロセス」タブで「WhatsApp」を探します。- グループを展開すると、WebView2のプロセスが子として並びます。親の行の「メモリ」が、子の合計です。
Edgeアプリに替えた後は、タスクマネージャーでは「WhatsApp Web」が2.5MBと表示されます。実際の使用量は、Edgeのサブプロセス側にあるためです。Edgeを開いて Shift + Esc を押すと、Edge内のタスクマネージャーでタブやアプリごとの使用量を見られます。
比較入れ替え先ごとのメモリと向き不向き
| 使い方 | メモリの計測値 | 向いている人 |
|---|---|---|
| WhatsApp for Windows 現行アプリ | 2,157.8MB | 入れ替える理由がない人(メモリ32GB以上など) |
| Edgeのタブで開くWeb版 | 約700MB(Edgeのタスクマネージャーでタブを計測) | 必要なときだけ開く人 |
| Edgeにインストールしたアプリ | 579.6MB | 常駐させたい人。タスクバーから開ける |
| スマホ画面のPC表示 Lenovo Smart Connect | 83.5MB | LenovoのPCとMotorolaのスマホを使う人だけ |
タブで開いた場合もアプリ化した場合も、メモリは579.6MB〜約700MBと近い水準です。必要なときだけ開くならタブのままで足ります。常駐させたいなら、アプリ化するとWhatsApp専用のウィンドウとしてタスクバーから開けます。
一番軽いのはスマホ画面をPCに映す方法ですが、Smart Connectは機種の組み合わせが決まっており、誰でも使える手ではありません。Windowsの「スマートフォン連携」でも似たことはできますが、対応するAndroid機種が限られます。
手順アプリ版からEdgeアプリへ入れ替える手順
- Edgeで
web.whatsapp.comを開き、スマホのWhatsAppから「リンク済みのデバイス」でQRコードを読み取ってログインします。 - アドレスバーの右端に「アプリが利用可能」のアイコンが出るので、クリックして「インストール」を選びます。インストール後のウィンドウで、タスクバーやスタートへのピン留めを選べます。
- Edgeアプリで普段のチャットが開けて、通知が届くことを確かめます。
- 確認できたら、Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」で「WhatsApp」を選び、アンインストールします。
先にEdgeアプリが動くことを確かめてから消すのがコツです。アンインストールしてもスマホ側のデータは消えません。
Edgeアプリを消したくなったときは、Edgeのアドレスバーに edge://apps と入れて一覧から詳細を開くか、Windowsの「インストールされているアプリ」から削除します。
ゲームゲームと一緒に使うなら搭載メモリで決める
2,157.8MBは、メモリ8GBのPCで約4分の1、16GBで約8分の1にあたります。ゲームのメモリ要求は作品により大きく違うので、数字の大きさだけで判断せず、搭載量で分けると決めやすくなります。
Edgeアプリは、PC起動時の自動起動を設定できます。常駐させたくないときは edge://apps の「その他のオプション」から、ログイン時の自動起動(英語表示は Auto-start on device login)がオフになっているか見ておくと安心です。
注意入れ替えで変わる点と、まだ試す価値のない手
通話は、Metaが2026年7月28日に、WhatsApp Webで1対1とグループの音声・ビデオ通話、画面共有ができると発表しました。公式は「順次提供」としていて、日付や地域は示していません。自分のアカウントで使えるかは、Web版の画面に通話の案内が出るかで分かります。
通知は、Edgeアプリでも Windows の通知として表示できます。アプリのウィンドウを閉じたあとも通知が届くかは、入れ替えた直後に、スマホから自分宛てにメッセージを送って確かめてください。
非公式のクライアントでメモリを減らす例もありますが、利用規約違反でアカウントが停止される可能性を作者自身が警告しているものがあります。軽さのためにアカウントを賭ける価値はありません。
FAQよくある質問
まとめまとめ|8GB・16GBならアプリ版をEdgeアプリに替える
Windows 11のWhatsAppアプリは、Web版をWebView2で表示する作りのため、スクロールだけで2GB超のメモリを使う計測があります。EdgeのWeb版アプリは579.6MB、タブは約700MBでした。条件が違う計測なので、自分のPCで測って確かめてください。
手順はEdgeでWhatsApp Webにログインし、アドレスバーのアイコンからインストールして、動作を確かめてからアプリ版を消すだけです。ほかのWebView2アプリが重いときの対処は、Copilotアプリ、全体の対策はメモリ使いすぎの対処法、常駐アプリの設定はDiscordを軽くする設定も役立ちます。
メモリ8GBならアプリ版をやめてEdgeアプリへ、16GBならゲーム前に閉じるか入れ替え。通話はWeb版でも順次使えるので、入れ替えで困ることは多くありません。


