Windows 11のCopilotは重い?自動起動の無効化と削除方法|開くと約300MB、×で閉じても常駐する実測【2026年版】
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×で閉じても裏で常駐、中身はEdge 154のエンジン
ゲームの前にタスクマネージャーを開くと、使った覚えのない「Copilot」が並んでいて、×で閉じても消えません。Windows 11の新しいPCにはCopilotアプリが最初から入っているため、メモリを少しでも空けたい人ほど、これが重いのか、消してよいのかが気になるはずです。
Ryzen 9 PRO 6950H・メモリ32GB・Windows 11 Pro 25H2のPCで、Copilotアプリ 154.0.4258.37 のメモリを状態ごとに測りました。開いて何もしない状態はタスクマネージャーの「メモリ」列に相当する値で約240〜310MB、×で閉じたあとは約60〜70MBです。CPUはほぼ使わないので、メモリ16GB以上のPCならfpsは変わりません。
あわせて、閉じても裏に残ること、スタートアップで無効にしてもアプリを開くと自動起動が元に戻ることも実機で確かめました。中身がEdgeそのものであることを示すファイル、サインインした状態で出た「700MB超」との違い、ゲーム前の止め方と、消して困るもの・困らないものまで順に説明します。
目次
要点Copilotアプリのメモリと止め方を先に結論
Copilotアプリは、開いて何もしない状態で約240〜310MB、×で閉じても約60〜70MBが常駐します。CPUはほとんど使わないため、メモリ16GB以上ならゲームへの影響は誤差です。8GBのPCや、ゲームと配信・ブラウザを同時に動かしてメモリ使用率が90%を超える人は、ゲーム前にタスクマネージャーで終了するか、使わないならアンインストールしてください。消してもEdgeやWindowsの動作には影響しません。
中身Copilotアプリの中身はEdge 154のエンジン
Copilotアプリ 154.0.4258.37 は、C:\Program Files (x86)\Microsoft\Copilot\Application にインストールされます。バージョン番号の付いたフォルダを開くと、Edgeの本体であるmsedge.dllがそのまま入っています。ファイルのプロパティに表示される説明は「Microsoft Edge」、バージョンは154.0.4258.37で、サイズは349,660,488バイトです。
このmsedge.dllは、Edgeのフォルダにある同じバージョンのmsedge.dllと同一のファイルでした。fsutil hardlink list で調べると、Copilot、Edge、EdgeCoreの3か所から1つのファイルを指すハードリンクになっています。Copilotアプリの画面は、Edgeのエンジンでチャットのページを表示する作りです。
| フォルダ・ファイル | 中身 | サイズ |
|---|---|---|
| mscopilot.exe | Copilotアプリの起動ファイル(説明は「Copilot」) | 約4.7MB |
| 154.0.4258.37\msedge.dll | Edge 154.0.4258.37 のmsedge.dllと同一のファイル | 約333MB |
| 154.0.4258.37\edge_game_assist | Edge Game Assistのインストーラー(このPCには未インストール) | 約1MB |
| undocked_copilot | copilotapphost.exe、WinUI 3、音声認識の部品。音声とカメラ・画面共有の操作を受け持つ | 約292MB |
音声やビジョン(カメラ・画面共有)を受け持つcopilotapphost.exeは、文字で使う画面を開いただけでは起動しませんでした。以下の測定値はすべて、Edgeと同じ作りのmscopilot.exeのプロセスです。
自分のPCのCopilotがこの版かどうかは、PowerShellで次のコマンドを実行すると分かります。Versionが154で始まる版が、ここで測った版です。
Get-AppxPackage Microsoft.Copilot | Select-Object Name, Version
このCopilotアプリは、C:\Program Files (x86)\Microsoft\EdgeUpdate にあるCopilotUpdate.exeで、Edgeと同じ仕組みで更新されます。154系以外の版では、ここで示す数値と違うことがあります。
実測常駐時と起動中のメモリを状態ごとに測った結果
Copilotのプロセスはすべてmscopilot.exeという名前で動きます。状態ごとに全プロセスのメモリを合計した結果が次の表です。「メモリ」はタスクマネージャーの「メモリ」列に相当するプライベートワーキングセット、「コミット」はRAMとページファイルを合わせた領域から確保している量です。Copilotにはサインインせず、チャットも送っていません。チャットや音声を使うと増える可能性があり、その分はこの表に含みません。開いた状態と閉じたあとの測定は、時間を変えて2〜3回行った範囲で示しています。
| 状態 | プロセス数 | メモリ | コミット |
|---|---|---|---|
| サインイン時の自動起動(ウィンドウなし) | 5 | 約25〜65MB | 約100MB |
| 開いて何もしない(1〜5分) | 10 | 約240〜310MB | 約340〜580MB |
| ×で閉じたあと | 5 | 約60〜70MB | 約100MB |
| タスクマネージャーで終了 | 0 | 0MB | 0MB |
開いた状態の10プロセスのうち、メモリを多く使うのはWebページを描画するrendererと、画面の描画を受け持つgpu-processです。1回だけ、開いて5分後にメモリが約135MBまで下がりましたが、コミットは約580MBのままでした。Windowsが使っていないページを物理メモリから外しただけで、確保した量は減っていません。
CPUはほとんど使いません。ウィンドウなしで常駐している間、数分で増えたCPU時間は合計0.5秒未満でした。ゲーム中に裏で処理が走ってfpsが落ちる、という種類の負荷ではありません。
サインインして使うと700MBを超えることもある
表の値は、サインインせずに開いただけの状態です。Microsoft 365 Copilotアプリは、ストアの更新で同じEdge 154を中身に持つ新しいCopilotアプリ(copilotapp.exe)に置き換わります。この版を職場アカウントでサインインして開いたままにした状態では、タスクマネージャーの「メモリ」列で760.6MBという計測があり、表の約240〜310MBの2倍以上です。サインインして使う人は、表の値より大きくなる前提で見てください。
なお、[詳細]タブの「ワーキングセット」を各プロセス分足すと、サインインしていない状態でも約660〜760MBになります。ワーキングセットには他のプロセスと共有しているDLLの分が含まれ、Copilotの10プロセスは同じmsedge.dllを読み込んでいるので、単純に足すと共有部分を何度も数えてしまいます。比べるときは「メモリ」列の値を使ってください。
容量SSDの容量はEdgeと共有している分が大きい
Copilotのフォルダ内のファイルサイズを単純に合計すると約1.14GBです。同じファイルを指すハードリンクを1回だけ数えると約980MBになり、そのうち約680MBはEdge 154.0.4258.37と同じファイルでした。ディスク上では1つのデータを共有しているので、Copilotだけのために使っている容量は約300MBで、大半は音声とビジョンを受け持つundocked_copilotフォルダです。
測定したPCでは、Edge本体は10月2日に154.0.4258.48へ更新済みで、Copilotが共有していたのは1つ前の154.0.4258.37のファイルでした。どちらに数えても1GB前後で、SSDの空きを理由に消すほどの大きさではありません。消すかどうかは、メモリと自動起動で判断して構いません。
影響8GB・16GB・32GBのゲーミングPCへの影響
同じ300MBでも、搭載メモリによって重みが変わります。開いたままの約300MBと、閉じたあとの約65MBが搭載メモリの何%にあたるかを並べました。
| 搭載メモリ | 開いたまま(約300MB) | 閉じて常駐(約65MB) | 判断 |
|---|---|---|---|
| 8GB | 約3.7% | 約0.8% | ゲーム前に終了。使わないなら削除 |
| 16GB | 約1.8% | 約0.4% | 使用率が90%を超える人だけ止める |
| 32GB | 約0.9% | 約0.2% | 気にしなくてよい |
8GBのPCは、Windowsとブラウザ、Discordを動かすだけで使える量がかなり減っています。そこに重いゲームを足すとページファイルへの読み書きが増え、カクつきの原因になります。300MBは小さくない量なので、ゲーム前に終了するか、使わないなら削除してください。
16GBのPCで影響が出るのは、ゲームと同時に配信ソフトやタブの多いブラウザを動かし、タスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでメモリ使用率が90%を超える場合です。そうでなければ、Copilotを止めてもfpsは変わりません。カクつきの原因がメモリ不足かどうかは、メモリ不足によるカクつき・フリーズの診断手順で切り分けられます。
ゲーム中に勝手に前面へ出てくることもありません。Copilotの画面が開くのは、Copilotキー、Windowsキー+C、タスクバーのアイコンを押したときです。Windowsキー+Cでアプリ全体を開くか小さな「クイック ビュー」を開くかは、Copilotの[アカウント]→[設定]→[Copilot キーボード ショートカット]で変えられます。
確認自分のPCでCopilotが常駐しているか確かめる方法
- Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、[プロセス]タブで「Copilot」を探す
- [詳細]タブを名前順に並べ、mscopilot.exeがいくつ動いているか見る。5つなら裏で常駐、10前後なら画面を開いた状態
- [スタートアップ アプリ]タブで「Copilot」の状態が「有効」になっていないか見る
メモリの量は[詳細]タブの「メモリ (アクティブなプライベート ワーキング セット)」列で見ます。列を右クリックして[列の選択]から「ワーキング セット (メモリ)」を足すと、共有分を含めた数え方との違いを自分のPCで確かめられます。
サインイン時の自動起動は、レジストリの HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run に「MicrosoftCopilotAutoLaunch_」で始まる名前で登録されています。中身は mscopilot.exe --no-startup-window --win-session-start で、サインインと同時にウィンドウを出さずに起動する指定です。タスクマネージャーの[スタートアップ アプリ]に出る「Copilot」は、この登録です。
停止Copilotアプリを止める方法は3段階
止め方は、ゲームの前だけ止める、自動起動を止める、アンインストールする、の3段階です。Copilotをどのくらい使うかで選んでください。
ゲームの前だけ止める
×でウィンドウを閉じても、Copilotは終わりません。閉じて十数秒後に、mscopilot.exeが --no-startup-window 付きで自分を起動し直し、5つのプロセスで常駐を続けました。サインイン時に自動起動していないときでも同じでした。
- タスクマネージャーの[プロセス]タブで「Copilot」を右クリックする
- [タスクの終了]を選ぶ
タスクの終了で止めた場合は、起動し直しませんでした。次にサインインするか、Copilotを開くまでは動きません。
サインイン時の自動起動を止める
- タスクマネージャーの[スタートアップ アプリ]タブで「Copilot」を選ぶ
- 右上の[無効にする]を押す(設定 → アプリ → スタートアップ のスイッチをオフにしても同じ)
注意したいのは、無効にしたあとでCopilotを開くと、自動起動が有効に戻ることです。測定したPCでは、無効にした状態からCopilotを開く操作を3回試し、3回とも「無効」の印が消えて有効に戻りました。1回は、開いてから30秒後の時点で戻っていました。
Copilotアプリには「ログイン時に Copilot を起動して簡単に使えるようにする」という設定の文言が入っています。ただし、サインインしていない状態のCopilotはサインインを求める画面だけを表示し、設定には進めません。サインインして使っている人は、Copilotの設定に自動起動の項目があればオフにしてから、スタートアップの状態を確かめてください。
ときどきCopilotを使う人は、使い終わってからスタートアップを無効にし直すか、ゲーム前にタスクの終了で止めるのが現実的です。まったく使わないなら、次のアンインストールのほうが手間がかかりません。
使わないならアンインストールする
- 設定 → アプリ → インストールされているアプリ を開く
- 一覧から「Copilot」を探し、右端の[…]から[アンインストール]を選ぶ(スタートメニューのCopilotを右クリックしても同じ項目がある)
Copilotアプリは、Windowsが削除を禁止している部品ではありません。PowerShellの Get-AppxPackage Microsoft.Copilot で表示される NonRemovable は False で、HomeでもProでも削除できます。あとで必要になったら、Microsoft Storeから入れ直せます。
このCopilotはEdgeと同じ形式のインストーラーで入っており、コントロールパネルの[プログラムのアンインストール]にも「Copilot」が並びます。ここに登録されているアンインストーラー(copilot_setup.exe –uninstall)で削除すると、本体のフォルダ、サインイン時の自動起動の登録、Copilotのユーザーデータまで消え、Edge本体のファイルはそのまま残りました。
Microsoft Learnには、Get-AppxPackage -Name "Microsoft.Copilot" で調べたパッケージを Remove-AppxPackage で消す手順が載っています。測定したPCでこれを実行すると、スタートメニューの登録は消えましたが、約1GBの本体フォルダ、自動起動の登録、アンインストール情報は残りました。サインイン時と同じ指定で起動すると数秒で終了し、常駐はしませんでした。すでにPowerShellで消した人は、コントロールパネルの[プログラムのアンインストール]に「Copilot」が残っていないか確かめ、残っていればそこから削除してください。
Pro・Enterpriseのグループポリシーは条件付き
Windows 11 Pro・Enterprise・Educationには、グループポリシー「Microsoft Copilot アプリの削除」があります。gpedit.mscの[ユーザーの構成](または[コンピューターの構成])→[管理用テンプレート]→[Windows コンポーネント]→[Windows AI]にあり、レジストリでは Software\Policies\Microsoft\Windows\WindowsAI の RemoveMicrosoftCopilotApp です。
ただし、このポリシーが働くのは次の3つをすべて満たすときだけです。
- Microsoft 365 CopilotとMicrosoft Copilotの両方がインストールされている
- Microsoft Copilotアプリをユーザーが自分でインストールしていない
- Microsoft Copilotアプリが過去28日間起動されていない
削除されたあとも、ユーザーは入れ直せます。会社で複数のPCからまとめて消すための仕組みなので、自宅のゲーミングPCなら設定アプリからアンインストールするほうが早く確実です。
定番のポリシー「Windows Copilot をオフにする」(TurnOffWindowsCopilot)は、サイドバー型だった旧Copilot向けの設定です。すでに非推奨で、今のCopilotアプリには効きません。今のCopilotアプリを止めたいなら、上のアンインストールを使ってください。
注意消してはいけないものと、Copilotを消しても残るもの
Copilotアプリの中身がEdgeだからといって、Edge本体やWebView2ランタイムを消すのはやめてください。WebView2はEdgeのエンジンを使う部品で、Windowsのウィジェットや天気アプリ、Teamsなど多くのアプリが使っています。Copilotアプリをアンインストーラーで消しても、Edgeのフォルダとファイルはそのまま残りました。
| 名前 | Copilotアプリとの関係 | 扱い |
|---|---|---|
| Microsoft Edge | 同じバージョンのエンジンをファイル単位で共有 | 消さない |
| WebView2 ランタイム | ウィジェットや天気アプリなどが使う別の部品 | 消さない |
| Microsoft 365 Copilot | 旧Microsoft 365アプリ。Copilotアプリとは別のアプリ | 使わなければスタートアップ無効化か削除 |
| Game BarのGaming Copilot | Win+Gで開くGame Barのウィジェット。Copilotアプリとは別 | 開かなければ動かない |
| Copilotキー | 初期設定ではCopilotアプリを開くキー | 開くアプリを検索などに変えられる |
Copilotキーのあるノートは、キーで開くアプリを検索などに変えられます。設定 → 個人用設定 → テキスト入力 にある「キーボードの Copilot キーのカスタマイズ」で選びます。右Ctrlキーやコンテキスト メニュー キーとして使う設定は[Bluetooth とデバイス]→[キーボード]にあり、Windowsの版によって出ないこともあるので、設定アプリの検索欄に「Copilot キー」と入れて探すのが早いです。設定 → 個人用設定 → タスク バー でCopilotのスイッチがオンになっていると、そちらがキーのカスタマイズより優先されるので、割り当てを変えるときはこのスイッチもオフにします。Microsoft 365 CopilotやGaming Copilot、Recallなど他のAI機能の切り方は、Windows 11ゲーム高速化の全手順のAI機能の節にHome・Pro別でまとめています。
FAQよくある質問
まとめまとめ|メモリ8GBなら止める、使わないなら削除
Windows 11のCopilotアプリ 154.0.4258.37 は、Edge 154のエンジンで動くアプリです。開いて何もしない状態でタスクマネージャーの「メモリ」列にあたる値が約240〜310MB、×で閉じても約60〜70MBが常駐します。サインインして使うと表の値より大きくなり、700MBを超えた計測もあります。
CPUはほとんど使わないので、メモリ16GB以上のPCならfpsは変わりません。8GBのPCや、配信・ブラウザの併用でメモリ使用率が90%を超えるPCは、ゲーム前にタスクマネージャーで終了するか、使わないならアンインストールしてください。スタートアップの無効はCopilotを開くと元に戻るため、ときどき使う人は使い終わってから無効にし直すのが確実です。
情報ソース:Windows Latest「Nadella has lost the plot calling Copilot an OS again, it’s a web app on Windows 11」/Microsoft Learn「WindowsAI Policy CSP」/Microsoft Learn「更新された Windows および Microsoft Copilot Chat エクスペリエンス」/Microsoft サポート「Windows で Copilot を使ってみる」/Microsoft サポート「Windows でスタートアップ アプリケーションを構成する」/Microsoft サポート「Windows でアプリとプログラムをアンインストールまたは削除する」/Microsoft サポート「Windows デバイスの Copilot キーの更新について」/Microsoft サポート「スクリーン リーダーを使用して Windows で Copilot 設定を管理する」。メモリ・プロセス・ファイルの数値は、Ryzen 9 PRO 6950H・メモリ32GB・Windows 11 Pro 25H2(ビルド26200.9457)、Copilotアプリ 154.0.4258.37 での測定値です。



