GeForce ExperienceからNVIDIAアプリへ移行|ShadowPlay録画の設定とゲーム最適化の使い分け【2026年版】

GeForce ExperienceからNVIDIAアプリへ移行|ShadowPlay録画の設定とゲーム最適化の使い分け【2026年版】

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トラブル・設定/NVIDIA / 2026年10月
GeForce ExperienceからNVIDIAアプリへ移行
ShadowPlay録画の設定と「最適化」ボタンの使い分け
GeForce Experienceで使っていた機能がNVIDIAアプリのどこにあるかの対応表と、ShadowPlayで録画するときのコーデック・ビットレート・インスタントリプレイの決め方をまとめます。録画はRTX 40/50ならAV1、RTX 20/30ならHEVCから始めるのが基本です。
機能の移動先が分かるコーデックはGPU世代で決まる最適化ボタンは初回だけ使う

NVIDIAアプリに切り替えたら、GeForce Experienceにあった「最適化」ボタンやShadowPlayの設定が見つからない。そう感じる人は多いはずです。機能の大半は残っていますが、置き場所が変わっています。

結論から言うと、ゲームの最適化は「グラフィックス」、録画の設定はAlt+Zで開くオーバーレイの「設定」→「ビデオキャプチャ」、ドライバーの更新と巻き戻しは「ドライバー」にあります。録画のコーデックは、RTX 40/50シリーズならAV1、RTX 20/30シリーズならHEVCを選べば、まず困りません。

判断が分かれるのは「最適化」ボタンです。初めて遊ぶゲームの設定の叩き台としては便利ですが、レイトレーシングやDLSSの扱いに好みがある人、競技系のゲームを遊ぶ人は、押した後に自分で上書きする前提で使うと失敗しません。

目次

対応表GeForce Experienceの機能はNVIDIAアプリのどこにあるか

NVIDIAはGeForce Experience、NVIDIAコントロールパネル、RTX Experienceの3つを、NVIDIAアプリに統合する方針で作りました。2026年5月のGame Readyドライバー610.47では、コントロールパネルは標準では同梱されなくなり、新機能や修正も入らない保守扱いになっています。GeForceユーザーが現在も使える機能は、NVIDIAアプリ側に移っています。

以前の機能NVIDIAアプリでの場所変わった点
ドライバーの更新「ドライバー」更新内容が箇条書きで読めます。Game ReadyとStudioの切り替えは画面右上のプルダウンです
ドライバーの巻き戻し「ドライバー」→「⋯」→「再インストール」以前に入れたドライバーを選び直せます
最適化ボタン
Optimal Playable Settings
「グラフィックス」の上部解像度を指定し、パフォーマンスと画質のスライダーを動かしてから「最適化」を押します
3D設定の管理「グラフィックス」→「プログラム設定」「グローバル設定」の下の「ドライバー設定」現行のゲームに関係する項目だけが並びます。古いゲーム向けの項目は「レガシー設定」にあります
ShadowPlay
録画・インスタントリプレイ
Alt+Zのオーバーレイ設定は「設定」→「ビデオキャプチャ」です
Freestyle(ゲームフィルター)Alt+ZのオーバーレイAIフィルターのRTX Dynamic VibranceとRTX HDRが加わりました
FPSなどの表示Alt+Rの統計オーバーレイ表示する項目・位置・サイズを選べます
GPUのオーバークロック「システム」→「パフォーマンス」自動チューニングが10〜20分かけてGPUを検査し、安全な範囲で設定を当てます

なくなった機能もあります。NVIDIAは移行の際に、TwitchとYouTubeへの配信、FacebookとYouTubeへの動画・画像の共有、フォトモードの360度・ステレオ撮影を廃止しました。配信が必要な場合は、OBS Studioなど別のソフトを使うことになります。

最初の確認移行したら先に見る4か所

ドライバーはGame Readyのままにするゲーム中心のPCはGame Readyドライバーで構いません。Studioドライバーは動画編集や3DCGなど制作ソフトの検証を重視した系統で、ゲームが動かなくなるわけではありません。「ドライバー」画面の右上で切り替えられます。
モニターのリフレッシュレートとG-SYNCを確かめる「システム」→「ディスプレイ」で、モニターがネイティブ解像度と最大リフレッシュレートになっているかを見ます。60Hzのままになっている例があります。G-SYNCに対応したモニターなら、ここで有効にします。
オーバーレイを使うかを決める録画・スクリーンショット・FPS表示を使うなら、「設定」でNVIDIAオーバーレイをオンのままにします。ゲームフィルターやフォトモードだけを使わないなら、それぞれ個別にオフにできます。
古い設定の引き継ぎを期待しないコントロールパネルで設定していた「3D設定の管理」の値は、NVIDIAアプリで見直すのが安全です。「グラフィックス」→「グローバル設定」を開き、変更した覚えのない項目が変わっていないかを確かめてください。

G-SYNC、Reflex、DLSSの更新、シェーダーキャッシュなど、グラフィックスのドライバー設定の中身はNVIDIAアプリ おすすめ設定 完全ガイドにまとめています。DLSSのオーバーライドが選べないときはNVIDIA AppのDLSSオーバーライドが効かない原因を参照してください。

録画ShadowPlayの録画設定|コーデックはGPU世代で決める

録画の設定は、Alt+Zでオーバーレイを開き、歯車の「設定」から「ビデオキャプチャ」に進みます。ここで決める主な項目は、コーデック、解像度、フレームレート、ビットレートの4つです。

GPUおすすめのコーデック理由
RTX 40/50シリーズAV1NVIDIAによると、H.264より最大約40%高い圧縮効率です。同じ画質なら保存容量を減らせます
RTX 20/30シリーズHEVC(H.265)AV1のハードウェアエンコードを持たないため、圧縮効率が高い現実的な選択肢はHEVCです
互換性を最優先したい場合H.264古い編集ソフトやスマホ、テレビでも再生しやすい形式です。ファイルは大きくなります

AV1録画はNVIDIAアプリ10.0.1で追加され、録画、インスタントリプレイ、ハイライトの3つで使えます。AV1が一覧に出ないときは、使っているGPUがRTX 40/50シリーズかを確認してください。編集ソフトや投稿先がAV1に対応しているかも、使う前に見ておくと安心です。

ビットレートの出発点

ビットレートに公式の推奨値はありません。解像度、フレームレート、ゲームの動きの激しさ、編集の有無で適正値が変わります。次の表は、YouTubeに投稿する前提の出発点です。

解像度・fpsH.264HEVCAV1
1080p6035〜50Mbps25〜40Mbps20〜35Mbps
1440p6050〜70Mbps35〜55Mbps30〜45Mbps
4K6090〜130Mbps60〜90Mbps50〜80Mbps

※ビットレートの範囲は、海外のテックメディアが示した目安で、NVIDIAの公式値ではありません。

画質を細かく比べたい場面では範囲の上限寄りに、普段のプレイ記録なら真ん中で足ります。YouTubeは投稿後に再圧縮するので、ビットレートを上げすぎても見た目の差は小さくなっていきます。240fpsなど高フレームレートで録るときの対応GPUと上限はNVIDIA App 11.0.8のShadowPlay 240fps録画で解説しています。

インスタントリプレイは「保存したい分だけ」に絞る

インスタントリプレイは、直近のプレイを録画し続け、保存したい瞬間にショートカットを押して切り出す機能です。設定の考え方は次のとおりです。

  1. バッファの長さは3〜5分程度から始める。長くするほど一時保存の容量と、保存されるファイルが大きくなる
  2. 編集する人は、ゲーム音とマイク音を別トラックで録るようにする。後から音量を別々に調整できる
  3. デスクトップのキャプチャはオフのままにする。メッセージ通知や個人情報の入った画面を誤って録画しにくくなる
  4. ゲーム内のショートカットと重なるときは、オーバーレイの設定でキーを変える
操作ショートカット
オーバーレイを開くAlt+Z
録画の開始・停止Alt+F9
インスタントリプレイを保存Alt+F10
インスタントリプレイのオン・オフAlt+Shift+F10
スクリーンショットAlt+F1
統計オーバーレイの表示切り替えAlt+R

録画ソフト全体の選び方はPCゲームの録画ソフト5本比較で、FPS表示の項目を絞るならNVIDIA AppでCPU温度・クロック・消費電力を表示する方法が参考になります。

最適化「最適化」ボタンを使う場面と外す場面

「グラフィックス」の「最適化」は、GPU、CPU、ディスプレイの組み合わせからNVIDIAのクラウド上のデータを使って、ゲーム内設定を提案する機能です。ボタンを押すと、DLSSやReflexといったNVIDIAの技術もまとめて有効になります。押した結果は「ゲーム内設定」の一覧に表示され、スライダーの位置も変えられます。

状況判断理由
初めて遊ぶゲームで、設定項目が多い使う叩き台として手早く、極端に重い設定を避けられます
FPSが出ない原因を探している一度試す押した後の設定を見ると、重い項目の見当がつきます
レイトレーシングやDLSSの画質にこだわりがある押した後に上書きするスライダー1本では、レイトレーシングやアップスケールの好みまで表せません
競技系のゲームで視認性や低遅延を優先する使わない視認性のための設定を自分で選んだほうが確実です
ゲームが一覧に出ない・押せない原因を切り分ける未検出と最適化不可は別の原因です
!
押した結果はゲームの設定を書き換える

最適化はゲーム内の設定ファイルを書き換えます。気に入った設定がある場合は、押す前にゲーム内の設定をスクリーンショットで残しておくと、元に戻す手間が減ります。

ゲームがNVIDIAアプリに表示されない、または最適化できないときの切り分けはNVIDIA Appにゲームが表示されない・最適化できない原因と直し方にまとめています。

FAQよくある質問

GeForce Experienceはアンインストールしてよいですか
NVIDIAアプリで必要な機能が使えているなら、削除して構いません。GeForce Experienceは2024年11月にNVIDIAアプリへ置き換わり、更新が止まった旧版になっています。
NVIDIAコントロールパネルは消すべきですか
無理に消す必要はありません。既存の環境には残り、Microsoft Storeからも入手できますが、新機能や修正は入りません。ドライバーのクリーンインストールをすると消えます。
NVIDIAアプリを消せばゲームは速くなりますか
期待しないほうがよいでしょう。オーバーレイの機能は個別にオフにできるので、使わない機能だけ止めれば足ります。
AV1で録画した動画が編集ソフトで読み込めません
編集ソフトがAV1に対応していない可能性があります。対応を調べるより早く済ませたいときは、コーデックをHEVCかH.264に変えて録画し直してください。

まとめまとめ|録画はコーデックから、最適化は叩き台として使う

機能の置き場所は、最適化と3D設定が「グラフィックス」、録画とFPS表示がAlt+Zのオーバーレイ、ドライバーの管理が「ドライバー」です。録画はコーデックの選択から始め、最適化ボタンは初めて遊ぶゲームの叩き台に使うとよいでしょう。

まとめ

録画のコーデックはRTX 40/50ならAV1、RTX 20/30ならHEVC、互換性を取るならH.264です。インスタントリプレイは3〜5分から始め、デスクトップのキャプチャはオフにします。「最適化」は初回の叩き台に使い、競技系のゲームでは自分の設定を優先してください。

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