BenQ ZOWIE初のWQHD「XQ2566X」登場|24.1インチ・360HzでApexなどバトロワ向け、DyAc 3も搭載
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24.1インチ・360Hzでバトロワ系FPS向け
出典:BenQ ZOWIE公式ニュース「XQ2566X」、BenQ ZOWIE公式製品ページにもとづきます。本記事の情報は2026年8月13日時点のものです。
競技FPS向けゲーミングモニターといえば、解像度を抑えてでもリフレッシュレートを極限まで高める「FHD+超高Hz」が定番でした。ZOWIEのXLシリーズもこの路線を貫いてきたブランドです。ところが今回登場した「XQ2566X」は、ZOWIEとして初めてWQHD(2560×1440)を採用しています。
BenQは、5対5の競技FPSでは高リフレッシュレートや動きの滑らかさが重視される一方、Apex LegendsやPUBG、フォートナイトのような広いマップを使うバトルロイヤル系FPSでは、十分な滑らかさを保ちながら解像度を上げることが遠くの敵を見つけやすくすることに直結すると位置づけています。公式ニュースでも「WQHDの高解像度と360Hzの高リフレッシュレートにより、広大で複雑な戦場に潜む遠くの敵や微細な環境変化まで鮮明に描写します」と説明されており、XQ2566Xはこの発想を体現したモデルです。
この記事では、XQ2566Xの基本スペック、DyAc 3や専用カラーフィルターといった機能、価格・発売日、GALLERIAとのセットモデルまで、BenQ ZOWIE公式情報にもとづいて整理します。
「XQ2566X」はBenQ ZOWIE初のWQHD対応ゲーミングモニターで、24.1インチ・PC接続時最大360Hz(コンソール接続時は120Hz)・Fast TNパネルを搭載します。バトルロイヤル系FPS向けに、リング際の色被りを抑えて敵を見分けやすくする専用カラーフィルターと、PUBG・Apex Legends・フォートナイト・Delta Force向けの最適化プリセットを標準搭載。モーションブラー低減技術の最新版「DyAc 3」、スマートフォンから設定を同期できる「ZOWIE Sync」アプリにも対応します。価格は16万4,800円、発売日は2026年8月19日で、同日にはドスパラのGALLERIA「XDR7A-97XT-GD」とのセットモデルも展開されます。
目次
背景ZOWIEがFHDでなくWQHDを選んだ理由
XQ2566Xを理解するうえで欠かせないのが、なぜZOWIEがこれまで避けてきたWQHDを採用したのかという点です。ZOWIEのXLシリーズは、5対5の競技FPS(VALORANTやCS2など)を念頭に、解像度をFHDに抑えることで超高リフレッシュレートと低遅延を最優先してきました。狭いマップで一瞬の反応速度が勝敗を分けるジャンルでは、この設計思想が合理的だったといえます。
一方、Apex LegendsやPUBG、フォートナイトのようなバトルロイヤル系FPSは、マップが広く、遠距離の索敵や環境把握が重要になります。BenQはこうしたジャンル特性を踏まえ、十分な滑らかさ(360Hz)を維持しながら解像度をWQHDまで引き上げることで、遠くの敵や微細な環境変化を見つけやすくするという方向性を選びました。画面サイズも一般的な27インチWQHDモニターではなく、視線移動を抑えやすい24.1インチに収めている点も、競技志向を維持したままWQHD化するための工夫といえます。
仕様24.1インチ・WQHD・PC接続時360Hz
ディスプレイは24.1インチのFast TNパネルで、解像度はWQHD(2560×1440)です。PCとの接続時はDisplayPort 1.4またはHDMI 2.1経由で最大360Hzに対応し、PS5・Xbox Series X|S接続時はHDMI 2.1経由で最大120Hzに対応します。輝度は標準350cd/m²、コントラスト比は1000:1です。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面サイズ・パネル | 24.1インチ Fast TN |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| リフレッシュレート | PC接続時 最大360Hz/コンソール接続時 最大120Hz |
| 輝度・コントラスト | 標準350cd/m²・1000:1 |
| 映像入力 | HDMI 2.1×3・DisplayPort 1.4×1 |
| 消費電力 | 80W未満 |
| 重量 | 本体約6.9kg・総重量12.7kg |
| 可動域 | 高さ調整155mm・チルト -5〜35度・スイーベル左右45度 |
| VESA | 100×100mm対応 |
※出典:BenQ ZOWIE公式製品ページ「XQ2566X」の仕様表(2026年8月13日時点)。DP 1.4ケーブル・HDMI 2.1ケーブル(各2m)・S.Switch・マグネット式アイシールドが付属します。
機能バトロワ向け専用カラーフィルターとゲーム別プリセット
XQ2566Xの大きな特徴が、新搭載のカラーフィルター機能です。背景やリングなどの色による視認性への影響を抑えつつ、敵キャラクターを背景から見分けやすくすることを狙っています。特にApex Legendsのようなタイトルで、リング際の色が画面全体に被った状況を想定した機能です。
あわせて、PUBG・Apex Legends・フォートナイト・Delta Force向けに最適化された専用プリセットも標準搭載されています。ゲームごとに最適な見え方をあらかじめ用意しておくことで、設定を1から詰める手間を減らせる仕組みです。定番機能であるBlack eQualizer(暗所の視認性を高める機能)やColor Vibrance系の調整、VRRにも対応しています。
DyAc 3新世代のモーションブラー低減技術を搭載
ZOWIE独自のモーションブラー低減技術も、最新版の「DyAc 3」へ更新されています。高速な振り向きや激しい視点移動時に生じる残像・背景のぼやけを抑え、移動中の敵を追いやすくすることを狙った機能です。競技FPSでの索敵やエイムを意識した実用機能といえます。なお公式仕様では、フリッカーフリー動作はDyAc 3をOFFにした場合に対応するとされています。
ZOWIE Syncスマホでプロ設定を持ち運べる専用アプリ
専用アプリ「ZOWIE Sync」にも対応します。スマートフォンとモニターをペアリングすると、モニター設定をスマホ側から変更・保存でき、保存した設定を別の対応モニターへ適用できます。自宅とは別のPC環境や大会会場でも、普段の設定を再現しやすくなる仕組みです。BenQは、Apex Legendsの日本人プロeスポーツチーム「RED Rams/BLACK Sheeps」の選手設定を公開する専用ページも用意しており、公開されたプロ設定をそのまま参考にすることもできます。本体にはGセンサーも搭載され、モニターの角度調整時の基準として利用できます。
セットGALLERIAとのコラボモデルも同時展開
発売日と同じ2026年8月19日から、ドスパラのGALLERIAとのコラボセットも展開されます。対象PCは「GALLERIA XDR7A-97XT-GD」で、AMD Ryzen 7 9800X3D・Radeon RX 9070 XT 16GB・メモリ32GB・SSD 1TBという構成です。BenQはこの取り組みについて、ゲームタイトルごとの推奨環境をBenQ・GALLERIA両ブランド共同で提示するものと説明しています。WQHD・360Hzの性能を実際に引き出すうえで、組み合わせるPC側のスペックも重要になるため、モニター単体だけでなくセット構成での訴求は理にかなっています。
価格16万4,800円で2026年8月19日発売
XQ2566Xの価格は16万4,800円(税込)で、発売日は2026年8月19日です。WQHD・360Hzという構成に加え、DyAc 3やバトロワ向け専用機能を含めた価格帯として見ると、既存のZOWIE XLシリーズ上位モデルと同程度からやや高めの水準になります。発売直後は品薄になる可能性もあるため、購入を検討している場合は公式ストアや家電量販店の在庫状況をこまめに確認するとよいでしょう。
購入「XQ2566X」はこちら
- Apex LegendsやPUBGなどバトルロイヤル系FPSを中心に遊んでいる人
- FHDの解像度不足を感じつつ、競技志向の高リフレッシュレートも譲れない人
- ZOWIE Syncでプロ設定を持ち運びたい、大会会場でも同じ環境を再現したい人
- GALLERIAとのセット購入でPC・モニターを一気に揃えたい人
- 5対5の競技FPS中心で、従来のFHD+超高Hz路線の方が合っている人
- 色再現性や画質の美しさを重視する人(TNパネル・視認性優先の設計)
- 予算を抑えたい人(16万4,800円は上位クラスの価格帯)
FAQよくある質問
「XQ2566X」は、ZOWIEが長年貫いてきた「FHD+超高リフレッシュレート」という一択の路線に、バトルロイヤル系FPSという別解を持ち込んだモデルです。24.1インチという競技志向のサイズにWQHDを詰め込み、360Hzという滑らかさを維持しながら索敵性能を高めるという設計は、5対5の競技FPSとバトルロイヤル系FPSでは求められる要素が異なるというBenQなりの分析を反映しています。
専用カラーフィルターやゲーム別プリセット、DyAc 3、ZOWIE Syncといった機能を見ても、画質の美しさよりも「敵を見つけやすくする」実用性に振り切った製品という印象です。16万4,800円という価格は安くありませんが、Apex LegendsやPUBGを中心に遊んでいて、FHDの解像度に物足りなさを感じているプレイヤーにとっては、選択肢に入れる価値のあるモニターといえそうです。



