EPYC 9006全31モデルの価格を1コア単価で比較|最上位9996が約58ドルで最安、9965比は発売時25%安・現在7%安
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最上位の9996が1コア約58ドルで最安、前世代との差は比べる価格で変わる
AMDの第6世代サーバーCPU「EPYC 9006」シリーズ(開発コードネーム「Venice」、Zen 6世代)で、全31モデルの価格がAMDの製品ページに出そろいました。価格はサーバーメーカーなどが1,000個単位で買うときの1個あたりの単価(1kU価格)で、店頭で売られるRyzenの価格とは性格が違います。
31モデルの価格をコア数で割ると、1コアあたりで最も安いのは最安の8コア品ではなく、14,904ドルの最上位EPYC 9996で約58.2ドルでした。前世代EPYC 9965と比べると、2024年の発売時価格なら1コア単価は約24.5%下がった計算ですが、値下げ後の現在の価格と比べると差は約6.8%まで縮みます。
以下では全31モデルの1コア単価、前世代との比べ方で結論が変わる理由、高クロックの「F」モデルと1ソケット専用の「P」モデルの価格差、上位ソケットのSP7のほうがPCIeレーンは少ないという構成まで、AMDとIntelの公式ページの数字で確認していきます。
出典:AMD EPYC 9006 Series公式ページ、AMD EPYC 9996製品ページ、AMD EPYC 9965製品ページ、AMD第5世代EPYC発表資料(2024年10月10日)、AMD「Venice」2nm量産立ち上げの発表、Intel Xeon 6980P製品仕様、StorageReview(EPYC 9006全SKU一覧)(価格はいずれも2026年9月30日確認)
目次
要点価格表から分かる4つのこと
1コア単価は最安の9996(約58.2ドル)から最高の9176F(約236.7ドル)まで約4.1倍の開きがあります。9965との比較は、発売時の14,813ドルと比べるか、値下げ後の11,988ドルと比べるかで評価が大きく変わります。最大5.0GHzの「F」は同じコア数の通常モデルより14〜40%高く、1ソケット専用の「P」は6〜26%安く設定されています。

価格表8コア700ドルから256コア14,904ドルまでの1コア単価
AMDのEPYC 9006シリーズは、16チャネルメモリに対応するSP7向けが9モデル、8チャネルのSP8向けが22モデルの計31モデルです。スレッド数はどのモデルもコア数の2倍です。1kU価格をコア数で割った1コア単価を右端の列に加えました。
SP7(9モデル)
| モデル | コア数 | 最大ブースト | L3 | 1kU価格 | 1コア単価 |
|---|---|---|---|---|---|
| EPYC 9996 | 256 | 4.1GHz | 1,024MB | 14,904ドル | 約58.2ドル |
| EPYC 9966 | 192 | 4.0GHz | 768MB | 14,079ドル | 約73.3ドル |
| EPYC 9846 | 168 | 3.7GHz | 768MB | 13,114ドル | 約78.1ドル |
| EPYC 9756 | 128 | 4.0GHz | 512MB | 12,498ドル | 約97.6ドル |
| EPYC 9G76 | 96 | 4.8GHz | 384MB | 11,622ドル | 約121.1ドル |
| EPYC 9686F | 96 | 5.0GHz | 384MB | 11,434ドル | 約119.1ドル |
| EPYC 9656 | 96 | 3.7GHz | 512MB | 9,713ドル | 約101.2ドル |
| EPYC 9586F | 64 | 5.0GHz | 384MB | 9,701ドル | 約151.6ドル |
| EPYC 9556 | 64 | 4.3GHz | 384MB | 8,008ドル | 約125.1ドル |
SP8(22モデル)
| モデル | コア数 | 最大ブースト | L3 | 1kU価格 | 1コア単価 |
|---|---|---|---|---|---|
| EPYC 9746 | 128 | 4.0GHz | 512MB | 11,679ドル | 約91.2ドル |
| EPYC 9736 | 128 | 3.7GHz | 256MB | 10,639ドル | 約83.1ドル |
| EPYC 9736P | 128 | 3.7GHz | 256MB | 9,989ドル | 約78.0ドル |
| EPYC 9676F | 96 | 5.0GHz | 384MB | 10,116ドル | 約105.4ドル |
| EPYC 9646 | 96 | 3.7GHz | 256MB | 8,904ドル | 約92.8ドル |
| EPYC 9646P | 96 | 3.7GHz | 256MB | 8,001ドル | 約83.3ドル |
| EPYC 9576F | 64 | 5.0GHz | 384MB | 9,431ドル | 約147.4ドル |
| EPYC 9536 | 64 | 4.0GHz | 256MB | 7,837ドル | 約122.5ドル |
| EPYC 9526 | 64 | 3.7GHz | 256MB | 7,123ドル | 約111.3ドル |
| EPYC 9536P | 64 | 4.0GHz | 256MB | 6,595ドル | 約103.0ドル |
| EPYC 9476F | 48 | 5.0GHz | 192MB | 6,695ドル | 約139.5ドル |
| EPYC 9456 | 48 | 3.7GHz | 256MB | 5,252ドル | 約109.4ドル |
| EPYC 9456P | 48 | 3.7GHz | 256MB | 4,628ドル | 約96.4ドル |
| EPYC 9376F | 32 | 5.0GHz | 192MB | 4,849ドル | 約151.5ドル |
| EPYC 9356 | 32 | 4.5GHz | 192MB | 3,789ドル | 約118.4ドル |
| EPYC 9336 | 32 | 3.7GHz | 128MB | 3,320ドル | 約103.8ドル |
| EPYC 9356P | 32 | 4.5GHz | 192MB | 2,795ドル | 約87.3ドル |
| EPYC 9276F | 24 | 5.0GHz | 96MB | 3,512ドル | 約146.3ドル |
| EPYC 9256 | 24 | 4.5GHz | 96MB | 2,501ドル | 約104.2ドル |
| EPYC 9176F | 16 | 5.0GHz | 192MB | 3,787ドル | 約236.7ドル |
| EPYC 9116 | 16 | 4.5GHz | 48MB | 1,200ドル | 75.0ドル |
| EPYC 9016 | 8 | 4.8GHz | 48MB | 700ドル | 87.5ドル |
1コア単価で並べると、1位が256コアの9996(約58.2ドル)、2位が192コアの9966(約73.3ドル)です。ところが3位には16コアの9116(75.0ドル)が入ります。1コア単価が安いのは「最上位の高密度モデル」と「キャッシュを削った入門モデル」の両端で、中間のコア数や高クロック品ほど割高になるという形です。9116のL3は48MBで、同じ16コアでも192MBを積む9176Fとは狙いがまったく違います。
前世代比較9965との差は発売時価格と現在価格で大きく変わる
最上位同士の比較でよく使われるのが、前世代の192コアEPYC 9965です。AMDが2024年10月10日の発表資料で示した9965の1kU価格は14,813ドルでした。これに対して9996は14,904ドルで、差は91ドル、率にして約0.6%です。
| 項目 | EPYC 9965(2024年発売時) | EPYC 9996 | 変化 |
|---|---|---|---|
| コア / スレッド | 192 / 384 | 256 / 512 | +33.3% |
| L3キャッシュ | 384MB | 1,024MB | +166.7% |
| ベース / 最大ブースト | 2.25 / 3.7GHz | 2.55 / 4.1GHz | ブースト+10.8% |
| メモリ / PCIe | 12ch DDR5 / PCIe 5.0 x128 | 16ch DDR5 / PCIe 6.0 x96 | 帯域614→1,024GB/s |
| 1kU価格 | 14,813ドル | 14,904ドル | +0.6% |
| 1コア単価 | 約77.2ドル | 約58.2ドル | −24.5% |
ただし9965の価格はその後に改定されており、2026年9月30日時点のAMD製品ページでは1kU価格が11,988ドルです。発売時から約19.1%下がっています。現在の価格同士で比べると、構図は次のように変わります。
| 比べ方 | 9965の価格 | 9996の価格差 | 1コア単価の差 |
|---|---|---|---|
| 発売時価格で比べる | 14,813ドル | +91ドル(+0.6%) | 約77.2→約58.2ドル(−24.5%) |
| 現在価格で比べる | 11,988ドル | +2,916ドル(+24.3%) | 約62.4→約58.2ドル(−6.8%) |
「256コアになったのに前世代とほぼ同じ値段」と言えるのは、発売時価格同士で比べた場合だけです。今サーバーを調達する側から見れば、9965は11,988ドルで買えるので、9996は約24%高いCPUです。それでも1コア単価ではまだ9996が約6.8%安いので、コア数あたりの価格が前世代より下がったこと自体は変わりません。
ほかのモデルでも「発売時比では安い、現在比では少し高い」
同じ傾向は最上位以外でも見られます。AMDは後継モデルを明示していないため、ここではコア数と用途が近いモデル同士を並べました。
| 比較 | Zen 5側の発売時価格 | Zen 5側の現在価格 | Zen 6側の価格 | 発売時比 / 現在比 |
|---|---|---|---|---|
| 128コア 9755 → 9756 | 12,984ドル | 10,931ドル | 12,498ドル | −3.7% / +14.3% |
| 64コア高クロック 9575F → 9576F | 11,791ドル | 9,238ドル | 9,431ドル | −20.0% / +2.1% |
| 16コア高クロック 9175F → 9176F | 4,256ドル | 3,703ドル | 3,787ドル | −11.0% / +2.3% |
Zen 6世代の価格は、Zen 5世代の発売時価格よりは安く、値下げ後の現在価格よりは少し高いところに置かれています。新世代を前世代の「現在価格」のすぐ上に並べ、旧世代を併売できる価格差にとどめていると読めます。前世代比の数字を見るときは、どちらの価格を基準にしているかを必ず確かめてください。
高密度最上位ほど1コア単価が安くなる理由
SP7の中だけで見ると、256コアの9996が約58.2ドル、192コアの9966が約73.3ドル、168コアの9846が約78.1ドル、128コアの9756が約97.6ドルと、コア数が減るほど1コア単価は上がります。一般向けCPUでは最上位ほど割高になりがちなので、逆の並びです。
9996の価値は、1コアを速く動かすことより、1ソケットに512スレッドを詰め込む密度にあります。AMDもEPYC 9006を、AIエージェントのサンドボックスや大量の仮想マシンなど、同時に動かす処理の数が効く用途に向けたCPUと位置づけています。サーバーではCPU本体のほかに、マザーボード、メモリ、電源、ラックの設置スペース、ソフトウェアのライセンスまでが1台ごとにかかるため、1ソケットに多くの処理を収めるほど全体の費用を抑えやすくなります。
もっとも、1コア単価の安さがそのまま割安さを意味するわけではありません。9996の最大ブーストは4.1GHzで、5.0GHzに届くFモデルより1コアあたりの処理は遅くなります。コア数で課金されるソフトウェアを使う現場では、コアを増やすほどライセンス費用が膨らむので、少ないコアで速く処理できるモデルのほうが総額では安くなることもあります。
Fモデル最大5.0GHzの「F」は同じコア数より14〜40%高い
型番末尾の「F」は最大5.0GHzまで上がる高クロック版です。SP8では16〜96コアまで6モデルあり、同じコア数の通常モデルと価格を比べると差がはっきりします。
| コア数 | Fモデル | 通常モデル | Fの上乗せ |
|---|---|---|---|
| 96コア | 9676F 10,116ドル | 9646 8,904ドル | +13.6% |
| 64コア | 9576F 9,431ドル | 9536 7,837ドル | +20.3% |
| 48コア | 9476F 6,695ドル | 9456 5,252ドル | +27.5% |
| 32コア | 9376F 4,849ドル | 9356 3,789ドル | +28.0% |
| 24コア | 9276F 3,512ドル | 9256 2,501ドル | +40.4% |
| 16コア | 9176F 3,787ドル | 9116 1,200ドル | +215.6%(L3が4倍) |
コア数が少ないほど上乗せ率が大きくなり、24コアでは約40%です。16コアの9176Fは9116の3倍を超えますが、L3が48MBに対して192MBと4倍あるので、クロックだけの差ではありません。9176Fの1コア単価は約236.7ドルで、9996の約4.1倍です。
Fモデルの上乗せ分は、コアを増やす代わりに1コアの速さとキャッシュに払う料金です。AMDはEPYC 9006で、応答の速さが求められるAIホストノード(GPUへ処理を供給するサーバーのCPU)向けに高クロック品を用意すると説明しており、少ないコアで速く動くことが売りのモデルとして値付けされています。
Pモデル1ソケット専用の「P」は同じ仕様で6〜26%安い
型番末尾の「P」は、2ソケット構成に対応しない1ソケット専用モデルです。コア数、クロック、L3、消費電力は同じ型番の通常モデルとそろっていて、違うのは対応するソケット数だけです。
| コア数 | 通常モデル(1P/2P) | Pモデル(1P専用) | 値下げ幅 |
|---|---|---|---|
| 128コア | 9736 10,639ドル | 9736P 9,989ドル | −6.1% |
| 96コア | 9646 8,904ドル | 9646P 8,001ドル | −10.1% |
| 64コア | 9536 7,837ドル | 9536P 6,595ドル | −15.8% |
| 48コア | 9456 5,252ドル | 9456P 4,628ドル | −11.9% |
| 32コア | 9356 3,789ドル | 9356P 2,795ドル | −26.2% |
32コアでは994ドル、約26%も安くなります。中身が同じでも、2ソケットで使えるかどうかだけで価格が変わるわけです。1台に1個だけ載せる構成なら、Pモデルを選ぶのが素直な節約になります。5モデルともSP8向けで、SP7にはPモデルがありません。
ソケット上位のSP7のほうがPCIeレーンは少ない
ソケットの違いも価格に表れています。最大256コアのSP7が上位、最大128コアのSP8が下位という位置づけですが、仕様をすべて上回っているわけではありません。
| 項目 | SP7 | SP8 |
|---|---|---|
| モデル数 / コア数 | 9モデル / 64〜256コア | 22モデル / 8〜128コア |
| メモリチャネル | 16チャネル | 8チャネル |
| ソケットあたりメモリ帯域 | 1,024GB/s(RDIMM)/ 1,638GB/s(MRDIMM) | 512GB/s(RDIMM)/ 819.2GB/s(MRDIMM) |
| PCIe(製品ページ表記) | PCIe 6.0 x96 | PCIe 6.0 x128 |
| AMDの位置づけ | 最高のコア密度、AI・クラウド向け | 演算・メモリ・I/Oのバランス、エンタープライズ・汎用向け |
メモリ帯域はSP7がちょうど2倍ですが、PCIeレーンはSP8が128本、SP7が96本で、SP8のほうが多くなっています。分かりやすいのが128コア同士の比較です。SP7の9756(12,498ドル)とSP8の9746(11,679ドル)は、どちらも128コア・最大4.0GHz・L3 512MBで、価格差は819ドル(約7.0%)です。この差で得られるのは2倍のメモリ帯域で、代わりにPCIeレーンは32本少なくなります。
SSDやネットワークカード、GPUを多く挿したいならSP8、メモリ帯域が効く計算や大量の仮想マシンを動かすならSP7、という役割分担です。「SP7が全部上位、SP8が全部下位」と考えると選び方を誤ります。
未掲載256コア・400WのEPYC 9956は価格表にない
2026年7月の発表時にAMDがラック密度の比較で使っていた256コア・400WのEPYC 9956は、今回の31モデルに入っていません。AMDのEPYC 9006シリーズのページを確認しても、9956の型番は見当たりませんでした。
一方、96コア・最大4.8GHzのEPYC 9G76は11,622ドルで一覧に載り、注文できるようになりました。9G76はAMDのラック規模AIシステム「Helios」の演算トレイにホストCPUとして載るモデルです。9956についてAMDは製品の取りやめを発表しておらず、あとから追加されるのか、特定の顧客向けにとどまるのかは現時点では分かりません。
Intel比較Xeon 6980Pより949ドル高く、コア数は2倍
価格帯の目安として、Intelの128コアサーバーCPU「Xeon 6980P」と比べます。Intelの製品仕様ページでは推奨顧客価格が13,955ドルで、最大3.9GHz、キャッシュ504MB、TDP 500W、12チャネルメモリ、PCIe 5.0 x96という構成です。
| 項目 | Xeon 6980P | EPYC 9996 |
|---|---|---|
| コア数 | 128 | 256 |
| 価格 | 13,955ドル(推奨顧客価格) | 14,904ドル(1kU価格) |
| 1コア単価 | 約109.0ドル | 約58.2ドル(−46.6%) |
| メモリ / PCIe | 12チャネル / PCIe 5.0 x96 | 16チャネル / PCIe 6.0 x96 |
9996はCPU価格で約6.8%高いだけで、コア数は2倍です。ただし「9996は6980Pの2倍速い」とはなりません。1コアの性能、クロック、命令セット、ソフトウェアの最適化で実際の処理速度は変わります。AMDが公表した性能比較の数字とその前提条件はEPYC 9996「Vera比2.24倍」の内訳で検証しています。価格表から言えるのは、AMDが256コアの最上位を、競合の128コア品と大きく変わらない価格帯に置いてきたということです。
影響Zen 6 Ryzenの価格はここからは読めない
ゲーミングPCで気になるのは、この値付けがZen 6世代のRyzenにも表れるかどうかです。結論から言うと、EPYCの価格表からRyzenの価格は推し量れません。
- Zen 6世代はサーバー向けで256コアまで製品化され、AMDはTSMCの2nmプロセスでの量産立ち上げを発表済み
- Zen 6世代のFモデルは最大5.0GHzまで上がる
- PCIe 6.0と12,800MT/sのMRDIMMに対応したプラットフォームが価格付きで出てきた
- Zen 6 Ryzenのモデル名、コア数、クロック、価格
- 「1コア58ドルなら24コアのRyzenは約1,400ドル」のような換算は成り立たない
- サーバー向けの1kU価格は、マザーボードや運用費まで含めた市場で決まっている
デスクトップのZen 6は、AMDの技術資料でAM5向けの分類が確認されている段階です。既存のAM5マザーボードで使えるかどうかは「Olympic Ridge」「Medusa1」のAM5表記と既存B650・X670の互換性で整理しています。今CPUを買うか待つかは、EPYCの価格ではなく、AMDがAM5を2029年まで続けると表明したことを踏まえてAM5で今組むべきかAM6を待つべきかで判断するのが確実です。
FAQよくある質問
まとめEPYC 9006はコア数ではなく用途ごとに値付けされている
EPYC 9006の31モデルは、8コア700ドルの9016から256コア14,904ドルの9996まで並び、1コア単価では最上位の9996が約58.2ドルで最も安くなりました。前世代9965との差は、発売時価格と比べれば1コア単価で約24.5%、値下げ後の現在価格と比べれば約6.8%で、どちらの価格を基準にするかで印象が大きく変わります。
型番ごとに見ると、高密度の最上位は割安に、高クロックのFは14〜40%の上乗せ、1ソケット専用のPは6〜26%の値引き、メモリ帯域2倍のSP7は同じ128コアのSP8より約7%高いという形で、それぞれの特徴に別々の値段が付いています。7月に名前の出た256コア・400Wの9956はまだ一覧にありません。
EPYC 9006の価格は「コア数×一定額」では決まっておらず、密度・クロック・ソケット数・メモリ帯域に別々の値付けがされています。前世代比の数字は発売時価格と現在価格のどちらが基準かを確かめ、Zen 6 Ryzenの価格を推し量る材料には使わないのが安全です。



