ZALMAN D40 Blackは買いか|税込12,280円前後・ファン7基付き、8°傾斜底面の効果とD50・S5 RGBとの選び分け

ZALMAN D40 Blackは買いか|税込12,280円前後・ファン7基付き、8°傾斜底面の効果とD50・S5 RGBとの選び分け

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PCケース / 2026年10月16日発売
ZALMAN D40 Blackは買いか
12,280円前後・ファン7基付き・吸気6基に排気1基
ZALMANのピラーレスケース「D40 Black」は、底面を8°傾けた構造とARGBファン7基が特徴で、予想市場価格は税込12,280円前後です。ファンを買い足さずに光らせたいATX構成なら買いで、価格と幅を抑えたいならNZXT S5 RGBが先です。
12,280円前後(税込)標準ファン7基(吸気6・排気1)GPU410mm・CPUクーラー160mm・電源180mm

出典:アスク発表(ニュースリリース)、アスク「D40シリーズ」製品ページ、ZALMAN「D40 BLACK」製品ページ、アスク「D50シリーズ」製品ページ、NZXT「S5 RGB」製品ページ

ピラーレスケースは、前面と側面のガラスの間に柱がなく、GPUやファンの光を斜めからも見せられるケースです。ZALMANの「D40 Black」はその一つで、1万円台前半で標準ファン7基が付く点が目を引きます。

買う価値があるのは、ATXマザーボードで、ファンを買い足さずに最初から全体を光らせたい人です。標準の7基は側面3・底面3が吸気、背面1が排気で、吸気が6基に対して排気は1基です。長さ410mmまでのGPUと高さ160mmまでの空冷クーラーも載ります。

一方で、価格を抑えたいならPCワンズで税込8,980円のNZXT S5 RGBが約3,300円安く、幅も65mm狭くなります。底面の8°傾斜はメーカーの設計説明で、冷却性能の保証ではありません。傾斜を理由に選ぶより、ファンの数と置き場所の条件で決めるのが安全です。

目次

結論D40 Blackが向く人・向かない人

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D40 Blackが向いている人
  • ATXマザーボードで、ファンを買い足さずに側面・底面・背面まで光らせたい人
  • 前面にUSB Type-C(20Gbps)が欲しい人
  • 簡易水冷を上面に360mmまで載せたい人
  • 幅275mm・奥行き440mmの置き場所が取れる人
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他のケースを選んだ方がよい人
  • 本体を9,000円以下に抑えたい人(NZXT S5 RGBはPCワンズで8,980円です)
  • 長さ200mm級の大型電源を使う人(D40は180mmまでです)
  • HDDを3基以上積みたい人(3.5インチは単独1基と共用1基です)
  • 側面や底面に簡易水冷を付けたい人(公式の対応表は上面と背面だけです)

価格12,280円前後で何が付くのか

アスクが発表した予想市場価格は、ブラックもホワイトも税込12,280円前後で、発売時期は2026年10月16日です。型番はD40 Blackが「CS9788」、D40 Whiteが「CS9789」です。

実売価格は販売店ごとに動き、発売直後は在庫や価格が変わりやすいため、購入前に複数の店の価格を見比べてください。

項目D40 Blackの内容購入判断での意味
標準ファン120mm ARGB×7(側面3・底面3は吸気向きのリバースブレード、背面1)買い足し不要。上面は空いているので排気を足せる
ファンハブPWM・ARGB対応のハブ付きマザーボード側の端子が足りなくなりにくい
前面I/OUSB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.0 Type-A×1、ヘッドホン/マイクType-Cの外付けSSDを前面から使える
ストレージ3.5インチ×1、3.5/2.5インチ共用×1SSD中心の構成向き
サイズ・重量275×400×440mm(幅×高さ×奥行き)、約6.6kg机の下に置くなら奥行き440mmを測る

ファンの色合いは、ケースのリセットボタンで28種類の発光モードを切り替えられます。マザーボードのARGB機能と同期させたい場合は、ボタンを3秒長押しします。

冷却吸気6基・排気1基の構成と8°傾斜底面

D40の標準ファンは、側面に3基、底面に3基が吸気向きで、背面の1基が排気です。上面には標準のファンがなく、120mmファン3基または120/240/360mmの簡易水冷を取り付けられます。

吸気が多く排気が少ない構成なので、そのままでも空気はケースの上面や隙間から抜けていきます。上面に簡易水冷を付けて排気にする、または上面にファンを足して排気を増やすと、流れが整います。簡易水冷を付けない場合でも、上面に安いARGBファンを1〜3基足す選択肢があります。

D40の傾斜底面とエアフロー
D40の傾斜底面とエアフロー(画像:アスク発表資料)

底面の8°傾斜について、ZALMANは「コアンダ効果」を使った設計だと説明しています。グラフィックボードのファンが止まっているアイドル時に、底面から入った空気がGPUで行き場を失うところを、2つの経路に分ける仕組みです。一方はGPUへ直接向かい、もう一方は側方へ回り込んでCPUとVRMのほうへ上昇します。

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傾斜の冷却効果は設計意図の説明にとどまります

傾斜の有無で温度や騒音がどれだけ変わるかは、メーカーの説明からは分かりません。傾斜を目的に買うのではなく、底面にファン3基が最初から付く点を価値として見るのが安全です。

底面から吸気するケースなので、柔らかい敷物や棚の板にぴったり置くと吸気が弱まります。底面のダストフィルターもマグネット式なので、設置場所は掃除のときに引き出せる向きを選んでください。

適合買う前に確かめたい寸法と条件

  • グラフィックボード:長さ410mmまでです。厚みや電源コネクターの向きは仕様に含まれないので、底面ファンとの干渉も含めて公式寸法で確かめてください。VGAサポートブラケットが付属します。
  • CPUクーラー:高さ160mmまでです。160mm級の大型空冷は余裕がありません。
  • 電源:ATX電源は奥行き180mmまでです。奥行き200mm級の大型電源は入りません。
  • 簡易水冷:上面に120/240/360mm、背面に120mmです。側面と底面のラジエーターは対応表に載っていません。
  • マザーボード:ATX/Micro-ATX/Mini-ITXに対応し、拡張スロットは7本です。

比較D50・NZXT S5 RGBとの選び分け

D40と同じピラーレスで比べる相手は、同じZALMANの上位機「D50」と、価格の安いNZXT「S5 RGB」です。D50は税込14,800円前後、S5 RGBはPCワンズで8,980円で、D40はその中間に入ります。

製品価格と寸法対応パーツとファン
D4012,280円前後/275×440mmGPU410mm・クーラー160mm・電源180mm/120mm×7
D5014,800円前後/290×454mmGPU415mm・クーラー165mm・電源180mm/側面360mm一体型+背面120mm×2
NZXT S5 RGBPCワンズ価格 8,980円/210×423mmGPU415mm・クーラー162mm・電源200mm/120mm×3の360mm一体型

※寸法・対応パーツはアスクとNZXTの製品ページの値です。D40・D50の価格はアスクの予想市場価格、S5 RGBの価格はPCワンズの販売価格(10月16日確認)で、時点が異なります。

D50はD40より2,520円高く、GPUとCPUクーラーに少し余裕がありますが、幅が15mm広くなります。標準ファンはD40のほうが2基多く、底面から吸気する構成も最初から整っています。S5 RGBは3,300円安く幅も狭い代わりに、標準ファンは一体型ユニット1つだけです。

選び分けは3つです。標準ファンをそろえて光らせたいならD40、GPUとクーラーの余裕や大型の構成を優先するならD50、価格と設置幅を最優先にするならS5 RGBです。D50は購入判断を、ZALMAN D50の購入判断ガイドにまとめています。

ZALMAN D40 ブラック
ファン7基付きで組み始めるならZALMAN D40 Black(CS9788)7基の120mm ARGBファンが付くD40 Blackです。GPU410mm、CPUクーラー160mmまで入ります。Amazonで価格を見る
NZXT S5 RGB ブラック
価格と幅を抑えるならNZXT S5 RGB(ブラック CC-S51FB-01)360mmの一体型ファンが付くATXピラーレスです。幅210mmで、GPUは415mmまで入ります。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

買い足し上面の排気ファンを足すなら

上面にファンを足す場合は、標準と同じ120mmのARGB対応を選ぶと光り方がそろいます。選び方は、ケースファンの選び方で詳しく紹介しています。簡易水冷を上面に付けるなら、ファンの買い足しは不要です。

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疑問解消D40 Blackでよくある質問

D40 Blackの発売日と価格はいつ・いくらですか
日本では2026年10月16日に発売され、予想市場価格は税込12,280円前後です。ホワイトも同じ価格帯で、型番はD40 Blackが「CS9788」、D40 Whiteが「CS9789」です。
標準のファンだけで十分に冷えますか
吸気6基・排気1基の構成で、上面に排気を足すと流れが整います。実際の温度は構成によるため、高発熱のGPUとCPUを組み合わせる場合は、上面に簡易水冷かファンを足す前提で考えてください。
8°傾斜の底面で温度は下がりますか
メーカーの説明は設計意図で、温度の下がり幅は示されていません。底面にファン3基が付く点を価値として見てください。
360mmの簡易水冷は載りますか
上面に360mmまで載せられます。240mmと120mmにも対応し、背面は120mmです。側面と底面のラジエーターは対応表にありません。

総括ファン込みで組むならD40、価格優先ならS5 RGB

D40 Blackは、12,280円前後でARGBファン7基とUSB Type-Cが付くATX対応のピラーレスケースです。吸気に偏った構成なので、上面の排気を足す前提で考えると失敗しにくくなります。

結論

ATXでファンを買い足さずに光らせたいならD40 Black、本体価格と設置幅を抑えたいならNZXT S5 RGB、GPUやクーラーに余裕が欲しいならD50です。傾斜底面の冷却効果は数字で示されていないため、効果を見込まずに、ファンの数・寸法・置き場所で選んでください。

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