ZALMAN S6 Blackは買いか|税込7,880円前後でRGBファン4基、メッシュ前面のエアフローとD40・上面ファン追加費用
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7,880円前後でRGBファン4基、上面は空いている
出典:アスク「S6 Black」製品ページ、アスク発表(PR TIMES)、ZALMAN「S6 BLACK」製品ページ、アスク「D40シリーズ」製品ページ、LIAN LI「LANCOOL 207」製品ページ
ZALMANの「S6 Black」は、前面を広いメッシュにしたATX対応のミドルタワーケースで、日本では2026年10月16日に発売されました。8,000円を切る価格で、RGBファンが4基最初から付いています。
結論は、ファンを買い足さずに安く組みたいATX構成なら買いです。アスクが発表した予想市場価格は税込7,880円前後で、前面に140mmファン3基、背面に120mmファン1基が付き、前面・上面・底面にダストフィルターもあります。
一方で、標準ファンは前面と背面だけで、上面は空いています。ファンの光はマザーボードで細かく制御できる種類ではなく、長さ345mmを超えるGPUや奥行き160mmを超える電源は入りません。上面に排気ファンを足す費用と、4,400円高いD40との違いが、買うかどうかの分かれ目です。

目次
結論S6 Blackが向く人・向かない人
- 8,000円以下で、ファン付きのATXケースを探している人
- 前面に360mmまでの簡易水冷を付けたい人(上面は240mmまでです)
- 前面USB Type-C(USB 3.2 Gen2x2)が欲しい人
- 幅215mmの細身のケースを置きたい人
- ファンの色や光り方をマザーボードで揃えたい人(標準は固定RGBです)
- 長さ345mmを超えるGPUや、奥行き160mmを超える電源を使う人
- 上面に280mm・360mmの簡易水冷を付けたい人(上面は240mmまでです)
- ファンを最初から上面にも付けて組みたい人
価格7,880円前後で何が付くのか
アスクが発表した予想市場価格は税込7,880円前後で、発売は2026年10月16日です。型番は「S6 Black」、アスクコードはCS9786で、色はブラックの1色だけです。実売価格は販売店ごとに変わるので、Amazonなどの販売ページで現在の価格と在庫を見比べてください。
| 項目 | S6 Blackの内容 | 購入判断での意味 |
|---|---|---|
| 標準ファン | 前面140mm固定RGB×3、背面120mm固定RGB×1 | 買い足しなしで組み始められる |
| ダストフィルター | 前面・上面(マグネット式)・底面 | メッシュ前面でもほこりを抑えやすい |
| I/Oポート(上面) | USB 3.2 Gen2x2 Type-C×1、USB 3.0×1、USB 2.0×2、オーディオ、LEDボタン | LEDボタンでファンの光を切れる |
| ストレージ | 3.5インチ×1、2.5インチ×3、3.5/2.5インチ共用×1 | SSD中心なら十分、HDDは多く積めない |
| サイズ・重量 | 幅215×奥行412×高さ486mm、約5.3kg | 机の脇や下に置きやすい |
ケースの裏側の配線スペースは19mmです。ほかに、ツールレスで外せる強化ガラスの側面パネルが付きます。
冷却前面メッシュと4基のファン、上面は空いている
前面の140mmファン3基が空気を取り込み、背面の120mmファン1基が排出する配置です。取り込む側が3基、出す側が1基という構成で、上面の排気ファンは付いていません。上面にはファンを120mmか140mmで2基まで足せるので、熱が上にたまりやすい構成では、そこが次の一手になります。

ファンを取り付けられる場所は、前面3基、上面2基、背面1基、底面2基の最大8基で、標準の4基を引くと増設できるのは4基です。簡易水冷は、前面が120/140/240/280/360mm、上面が120/140/240mm、背面が120mmに対応します。360mmのラジエーターは前面だけで、上面に載せられるのは240mmまでです。
前面のメッシュは空気を通しやすい設計ですが、温度や騒音がどれだけ下がるかを示す数値は、メーカーの資料にありません。冷却性能の高い構成を目指すなら、ファンの増設や回転数の調整を前提にしてください。
ファンの色は「固定RGB」で、アドレサブルRGBとは別の種類です。1基ずつ色を指定したり、マザーボードのライティングソフトで他のパーツと同期させたりする使い方は、メーカーの資料に書かれていません。光らせたくない時は、上面のLEDボタンでオン・オフを切り替えられます。
吸気・排気の考え方は、ゲーミングPCのエアフロー設計ガイドで詳しく紹介しています。
適合買う前に確かめたい寸法と条件

- グラフィックボード:長さ345mmまでです。前面に360mmのラジエーターを付ける場合は、ラジエーターとファンの厚みの分だけ余裕が減るので、組み合わせで確かめてください。
- CPUクーラー:高さ165mmまでです。165mm級の大型空冷は、メモリや側面パネルとの余裕を見てください。
- 電源:ATX電源は奥行き160mmまでです。奥行きが160mmを超える電源は入りません。
- マザーボード:ATX/microATX/Mini-ITXに対応し、拡張スロットは7本です。
- ストレージ:3.5インチ×1、2.5インチ×3、共用×1の合計5台までです。
比較D40・LANCOOL 207との選び分け
7,880円の次の候補は、同じZALMANでファンが多く、価格が4,400円高いD40と、GPUとクーラーに余裕があるLIAN LIのLANCOOL 207です。D40の予想市場価格は税込12,280円前後です。
| 製品 | 価格と寸法 | 対応パーツとファン |
|---|---|---|
| S6 Black | 7,880円前後/幅215×奥行412mm | GPU345mm・クーラー165mm・電源160mm/前面140mm×3+背面120mm×1(固定RGB) |
| D40 Black | 12,280円前後/幅275×奥行440mm | GPU410mm・クーラー160mm・電源180mm/120mm ARGB×7 |
| LANCOOL 207 | 販売店ごとに変動/幅219×奥行455.6mm | GPU375mm・クーラー180mm・電源160mm未満/前面140mm ARGB×2+電源シュラウド上120mm×2 |
※寸法・対応パーツはアスクとLIAN LIの製品ページの値です。D40とS6 Blackの価格はアスクの予想市場価格です。
D40は4,400円高い代わりに、ファンが3基多く、GPUは65mm長いカードまで入り、電源も180mmまで使えます。ファンはアドレサブルRGBで、光り方を揃えたい人にも向きます。ただし幅は60mm、奥行きは28mm大きくなり、CPUクーラーの高さ上限はS6 Blackの165mmより低い160mmです。D40の詳細は、D40とD30の違いにまとめています。
LANCOOL 207は、GPU375mmとクーラー180mmに対応し、上面に360mmのラジエーターを付けられます。ダストフィルターは底面だけで、前面と上面にはありません。S6 Blackは前面・上面・底面にフィルターがあるため、ほこり対策を重視するならS6 Blackが先です。
選び分けは3つです。価格を最優先にして最低限そろえるならS6 Black、光り方を揃えたい・大きなGPUを使うならD40、上面360mm水冷を使いたいならLANCOOL 207です。
買い足し上面の排気ファンを足すなら
上面に足すファンは、120mmか140mmを2基までです。標準のファンは固定RGBなので、光り方を揃えるより、ケースファンとして風量と静かさで選ぶほうが失敗しにくくなります。上面に簡易水冷(240mmまで)を付けるなら、ファンの買い足しは要りません。選び方はケースファンの選び方で詳しく紹介しています。
追加費用は、D40との価格差4,400円を超えないかで見ると判断しやすくなります。上面に2基を足しても差額に収まるなら、S6 Blackで組んでも、D40を買うより安く済みます。
※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
疑問解消S6 Blackでよくある質問
総括安く最低限そろえるならS6 Black、光と余裕ならD40
S6 Blackは、7,880円前後でRGBファン4基とフィルター3か所が付く、ATX対応のメッシュケースです。ファンの買い足しなしで組めますが、上面は空いていて、光の制御は固定RGBまでです。
8,000円以下でファン付きのATXケースが欲しいならS6 Black、光り方を揃えたい・GPUに余裕が欲しいならD40、上面360mm水冷ならLANCOOL 207です。S6 Blackを選ぶなら、上面に排気を足す費用を、D40との差額4,400円と比べて決めてください。
S6 BlackとS6 V2 BLACKの違いは、S6 BLACKとS6 V2 BLACKの違いで詳しく紹介しています。








