Phantom Blade Zeroはどんなゲーム?発売日・PC版の日本語・Denuvo・ソウルライクとの違いを解説【2026年版】
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発売日・PC版の日本語・Denuvo・ソウルライクとの違いを解説
出典:Steamストア公式ページ「Phantom Blade Zero」、NVIDIA公式(2026年5月31日)、PlayStation Blog(S-GAME創業者Soulframe Liang氏寄稿)にもとづきます。本記事の情報は2026年8月10日時点のものです。
『Phantom Blade Zero(ファントムブレイドゼロ)』は、中国のS-GAME Studioが開発する武侠アクションRPGです。Unreal Engine 5によるダークな世界と、カンフー映画を思わせる高速戦闘を組み合わせた作品で、PC版はSteamで配信予定です。
Steamストアページでは、30種類を超えるメイン武器と20種類を超える「影殺武装」、日本語字幕への対応、サードパーティーDRMとしてDenuvoを採用することなどが明らかになっています。Steamでは「ソウルライク」のタグも付けられていますが、開発元S-GAMEが目指しているのは、一般的なソウルライクよりも『Devil May Cry』や『NINJA GAIDEN』に近いスピード感のあるアクションです。
この記事では、『Phantom Blade Zero』はどんなゲームなのか、PC版の発売日、日本語対応、Denuvo、ゲームシステム、ソウルライクとの違い、そして開発完了を受けて目前に迫ったPC必要スペックの発表予定まで整理します。なお本作のPC推奨GPU・解像度別の構成については、当サイトの既存記事「ファントムブレイドゼロ(Phantom Blade Zero)PC版 推奨スペック先行ガイド」で継続して扱っています。
目次
概要Phantom Blade Zeroとは?
『Phantom Blade Zero』は、S-GAME Studioが開発し、S-GAME Publishingが販売するアクションRPGです。主人公は「Soul(ソウル)」と呼ばれる剣客で、組織「The Order」の主君を殺害したという濡れ衣を着せられ、追跡される途中で致命傷を負います。一命は取り留めるものの残された寿命はわずか66日。その限られた時間の中で、自分を陥れた黒幕と武林を覆う陰謀を追うことになります。世界観の特徴になっているのが、S-GAMEとNVIDIAの双方が「Kungfupunk(カンフーパンク)」と呼ぶ独自のデザインで、中国武術や武侠だけでなく、スチームパンクを思わせる機械や工業施設、オカルト的な要素が同じ世界に存在します。




スクリーンショット:Steamストア公式ページ「Phantom Blade Zero」
開発完了10月29日発売が確定、8月11日にPC必要スペック発表へ
『Phantom Blade Zero』は2026年10月末に発売予定です。ここで少し注意したいのが、SteamとPlayStation系メディアで発売日の表記が異なっていることです。Steamの日本語ストアページでは「2026年10月28日」と表示されていますが、海外メディアの報道では一貫して2026年10月29日が発売日として案内されています。日本向けには10月29日発売予定として考えておくのが分かりやすいでしょう。もともとは2026年9月9日発売が予定されていましたが、約50日延期されて10月29日に確定した経緯があります。
海外専門メディアが2026年8月6日に伝えたところによると、S-GAMEは本作の開発が完了(いわゆる「ゴールド」)したことを発表しました。これにより10月29日の発売日は正式に確定し、追加の延期リスクはなくなったとされています。あわせて、2026年8月11日22時(米国東部時間、日本時間では8月12日11時頃に相当)に11分間のストーリートレーラーが公開され、PlayStation Store・Steam・Epic Games Storeでプリオーダーが同時に開始される予定です。海外専門メディアによると、この発表と同じタイミングでPC版のシステム要件(必要スペック)も公開されるとされています。本記事執筆時点(2026年8月10日)ではまだ発表前ですが、対応GPUで迷っている人にとっては近日中に判断材料が揃うことになります。
PC版Steamで発売、日本語字幕にも対応
PC版はSteamでストアページが公開されています。Steam版は日本語インターフェイスと日本語字幕に対応していますが、日本語フル音声には対応していません。Steamの言語対応表を直接確認したところ、フル音声が用意されているのは英語と中国語(簡体字)のみで、日本語を含むそれ以外の言語はインターフェイスと字幕のみの対応です。日本語を含め、Steamでは合計15言語への対応が掲載されています。また、ゲームモードはシングルプレイヤーとして登録されており、対戦や協力プレイを主軸にしたタイトルではありません。Steamではファミリーシェアリングへの対応も表示されています。
DRMDenuvoを採用
PCゲーマーが確認しておきたいポイントとして、Steam版『Phantom Blade Zero』ではサードパーティーDRMとしてDenuvoの採用が明記されています。DenuvoはPCゲームの不正コピー対策などで利用されるDRM技術です。Denuvo採用タイトルではパフォーマンスへの影響を気にする人もいますが、「Denuvoを採用している」という情報だけでゲームのFPSやロード時間に問題が発生すると判断することはできません。実際のフレームタイムやCPU負荷、ロード時間などは製品版が発売されてから検証する必要があります。現段階では、「Steam版にはDenuvoが導入される予定」という事実だけ押さえておけば十分です。
位置づけPhantom Blade Zeroはソウルライクなのか?
『Phantom Blade Zero』を調べると、「ソウルライク」という言葉をかなり頻繁に見かけます。実際、Steamのユーザー定義タグにも「ソウルライク」が含まれています。しかし、ゲームデザインを理解するうえでは、一般的なソウルライクと同じものだと考えない方がよさそうです。
S-GAMEの創設者Soulframe Liang氏は、2023年のPlayStation Blog寄稿で、『Devil May Cry』や『NINJA GAIDEN』のようなハック&スラッシュ作品が持つ、大量の技と非常に速い戦闘について言及しています。そのうえで、SoulslikeやMonster Hunterのような「戦略的アクション」はテンポを落とすことでプレイヤーに考える時間を与えているものの、それではS-GAMEが再現したい1990年代のカンフー映画のようなアクションにはならないと説明しています。つまり、『Phantom Blade Zero』には強敵との駆け引き、回避、パリィのようなソウルライクと共通する要素があったとしても、戦闘テンポそのものはかなり異なります。一撃ずつ慎重に攻撃するタイプというより、攻撃と防御を高速で切り替えながら連続技を叩き込むスタイリッシュアクション寄りの作品と考えた方が近いでしょう。
操作性操作は派手でも複雑すぎない設計
高速アクションと聞くと、「コンボ入力が難しそう」と感じる人もいるかもしれません。しかしS-GAMEは、モバイルゲームも手掛けてきた開発経験を持つスタジオで、少ない入力から複雑な連続技を実行できる「Combo Chain」システムを採用しています。海外メディアの報道でも、左クリックの連打とキー1つの組み合わせなど、シンプルな入力から派手な連続攻撃を繰り出せる設計が紹介されています。Steamでも戦闘について「覚えるは易くも極めるは難し」と紹介されており、入口を広くしつつ、上級者には攻撃や回避を突き詰められる設計になっていることが分かります。軽攻撃・重攻撃の使い分け、カウンターからの派生技なども用意されており、シンプルな操作でも奥行きのある戦闘システムを目指しているとみられます。
装備30種類を超えるメイン武器を使用できる
武器の種類も『Phantom Blade Zero』の大きな特徴です。Steamによると、本作には30種類を超えるメイン武器が登場します。さらに20種類を超えるユニークな「影殺武装」も用意されています。武器は単純に攻撃力だけが違う装備ではなく、倒した強敵から武器と関連する技を獲得していく仕組みが採用されています。さまざまな武器や技を入手し、自分のプレイスタイルに合わせて組み合わせていくことがゲームの成長要素の一つになります。同じ武器を延々と強化するタイプではなく、敵を倒して新しい戦闘スタイルを開拓していく楽しさが強いゲームになりそうです。
アクション監修谷垣健治氏による武術アニメーション
派手な戦闘を支えているのが、実際の武術を参考にしたアニメーションです。アクションディレクターとして参加しているのは、ドニー・イェンのスタントチーム出身で『仁王』シリーズなどのアクション監修でも知られる谷垣健治氏です。海外メディアの取材によると、谷垣氏が実演したアクションを撮影・参考にしたうえで、モーションキャプチャーした動きをそのままキャラクターへ適用するのではなく、アニメーターが手作業で戦闘モーションを作り込む方針が取られています。『Phantom Blade Zero』の映像で、攻撃モーションがカンフー映画の殺陣のように見えるのは、この制作方法が大きく関係しています。
マップ構造オープンワールドではなく「セミオープンワールド」
『Phantom Blade Zero』は広大な一枚マップを自由に移動するタイプのオープンワールドではありません。S-GAMEは本作をセミオープンワールドとして説明しており、海外メディアもこの表現を採用しています。巨大な一つのマップを用意して同じアセットを繰り返し使用するのではなく、適度な大きさの複数マップを作り、それぞれに異なるアクティビティを配置する方針です。そのため、『ELDEN RING』のように巨大な世界をどこまでも探索する作品というより、密度の高いエリアを順番に攻略していくアクションRPGに近い構造になると考えられます。
グラフィックUnreal Engine 5とNVIDIA技術への対応
グラフィックエンジンにはUnreal Engine 5が採用されています。PC版についてはNVIDIAも技術協力に関する情報を公開しています。2026年5月31日のNVIDIA公式発表では、『Phantom Blade Zero』はDLSS Super Resolution・DLSS Multi Frame Generationに発売初日から対応し、PC版専用のレイトレーシング表現としてレイトレース反射・レイトレース影・レイトレースコースティクスを搭載予定とされています。さらに同発表では、DLSS統合について発売時にはDLSS 4.5(第2世代Transformerベースのアップスケーリング等)へアップグレードされることも案内されています。高画質設定ではかなりリッチな映像を狙える一方、レイトレーシングを有効にした場合はGPU負荷も高くなると考えられます。
2026年8月10日時点では、SteamにPC版のCPU・GPU・メモリ容量・必要ストレージ容量は掲載されていません。最低・推奨環境の両方で明らかになっているのは「Windows 10/11 64 Bit」というOS条件だけです。前述の通り、8月11日の発表イベントでPC必要スペックが公開される見込みのため、正式なCPU・GPU要件が判明した段階で、解像度別のGPU選びは既存記事「ファントムブレイドゼロPC版 推奨スペック先行ガイド」で更新して詳しく解説する予定です。
対象Phantom Blade Zeroはどんな人に向いている?
『Phantom Blade Zero』は、いわゆるソウルライクだけを求めている人より、高速な剣戟アクションが好きな人ほど注目したい作品です。敵の攻撃をじっくり待って一撃ずつ攻撃するよりも、華麗な連続攻撃・回避・防御を素早く切り替えながら戦うゲームを好む人との相性が良さそうです。『NINJA GAIDEN』や『Devil May Cry』のようなスピード感のあるアクションが好きで、さらに武侠やダークファンタジー、スチームパンク的な世界観にも興味があるなら、有力な候補になります。一方で、広大なオープンワールドを自由に散策することを最優先する人は注意が必要です。本作は巨大な一枚マップではなく、複数の作り込まれたエリアを探索するセミオープンワールドとして設計されています。
- 『Devil May Cry』『NINJA GAIDEN』のような高速ハック&スラッシュが好きな人
- 武侠・カンフー映画のような殺陣とダークファンタジーの世界観が好きな人
- シンプルな操作から派手な連続技を出せるアクションを求める人
- 日本語字幕があれば十分で、GPUの正式スペック発表を待てる人
- 一撃ずつ慎重に攻める本格ソウルライクを期待している人
- 日本語フル音声でのプレイを重視する人
- 広大な一枚マップの探索型オープンワールドを求める人
- 正式なPC必要スペックが出るまで購入判断を保留したい人
FAQよくある質問
総括まとめ|「ソウルライクだけど違う」武侠×カンフーパンクの高速アクション
『Phantom Blade Zero』は、S-GAMEが開発する武侠アクションRPGです。中国武術とスチームパンクを融合した「カンフーパンク」と呼ばれる世界を舞台に、余命66日の主人公Soulが自分を陥れた黒幕を追います。Steamでは30種類を超えるメイン武器と20種類を超える影殺武装、日本語インターフェイス・字幕対応、Denuvo採用などが確認されています。ただし日本語フル音声には現時点で対応していません。
Steam上ではソウルライクのタグが付いていますが、S-GAMEが目指している戦闘は『Devil May Cry』や『NINJA GAIDEN』のような高速ハック&スラッシュに近く、一般的なソウルライクとはゲームテンポが異なります。PC版ではUnreal Engine 5を採用し、NVIDIAによるとDLSS 4.5やMulti Frame Generation、レイトレース反射・影・コースティクスにも対応予定です。2026年8月に開発完了が発表され、10月29日の発売日が確定。8月11日の発表イベントではPC必要スペックの公開も見込まれており、続報が入り次第、既存の推奨スペックガイドを更新していきます。高速な剣戟アクション、武侠、ダークファンタジーが好きなPCゲーマーなら、2026年後半の注目タイトルとしてチェックしておきたい作品です。
『Phantom Blade Zero』は武侠×スチームパンクの「カンフーパンク」世界観を持つ高速アクションRPG。ソウルライクタグはあるが、開発元はDMC・NINJA GAIDEN寄りの高速ハック&スラッシュを志向。日本語は字幕のみでフル音声非対応、Denuvo採用。2026年8月に開発完了・10月29日発売確定、8月11日の発表イベントでPC必要スペック公開見込み。



