Phantom Blade Zero(ファントムブレイドゼロ)推奨スペック|最低GTX 1660・推奨RTX 3060 Ti、容量145GB
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推奨RTX 3060 Ti、パストレはRTX 5080 ・ DLSS 4.5対応 ・ 10月29日発売
出典:S-GAME公式「PC版システム要件公開」(2026年8月12日)、Steam ストアページ、Alinea Analytics(2026年9月29日)、Phantom Blade Zero公式X(@pbzero_official)のプリロード案内(2026年10月25日)。インストール容量とプリロードの案内は2026年10月25日時点、発売後の対応状況は10月30日時点の情報です。
「自分のPCでファントムブレイドゼロは快適に動くのか」。中国産アクションとして「黒神話:悟空」と並べて語られることも多い注目作だけに、発売前から手持ちのPCで足りるかが気になっている方も多いはずです。調査会社Alinea Analyticsの推計では、Steamのウィッシュリストは約240万件、発売前の予約販売は約38.6万本・1,850万ドル(2026年9月29日時点)に達しています。
2026年8月12日、開発元S-GAMEの公式サイトでPC版のシステム要件が正式に公開されました。推奨GPUはRTX 3060 Ti/RX 6700 XTクラスで、最低・推奨の目標はアップスケーリング有効が前提です。ゲームの容量は約145GBです。事前ダウンロード(プリロード)には300GB以上の空きが必要とされていました。加えて本作はDLSS 4.5の超解像とマルチフレーム生成に発売初日から対応しており、RTX 30以前のGPUではDLSSのモデル選びに一つ注意点があります。
発売後に変わった点は3つです。開発元は10月28日の書簡で、初日パッチ(約5GB)でレイトレーシングとパストレーシングの性能を大きく改善したと告知しました。GeForceのドライバーは621.01ではなく617.42の使用を勧めています。ゲーム内の超解像には、DLSSのほかにFSR 4.1とXeSS 2.0も入っています。発売前に測られたfpsは、初日パッチを当てる前のビルドの数字として読んでください。
必要なGPUは、解像度だけでなくレイトレーシング・パストレーシングを使うかでも変わります。手持ちのPCが足りるかを判断する際は、遊びたい画質と、公式要件のアップスケーリングの前提を合わせて考える必要があります。
目次
公式最低・推奨・レイトレ・パストレの4段階が公開
2026年8月12日、S-GAME公式サイトでPC版のシステム要件が公開されました。最低動作環境と推奨動作環境に加え、レイトレーシング推奨・パストレーシング推奨まで4段階に分けて示されているのが特徴です。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 64bit | Windows 10/11 64bit |
| CPU | Core i7-8700K Ryzen 5 3600 | Core i5-10600K Ryzen 5 5600X |
| GPU | GTX 1660 6GB RX 5500 XT 8GB | RTX 3060 Ti 8GB RX 6700 XT 12GB |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| ストレージ | SSD必須・約145GB | SSD必須・約145GB |
| DirectX | 12 | 12 |
| 想定動作 | 1080p・30fps アップスケーリング有効 | 1440p・60fps アップスケーリング有効 |
| 項目 | レイトレーシング推奨 | パストレーシング推奨 |
|---|---|---|
| GPU | RTX 5060 8GB | RTX 5080 16GB |
| 想定動作 | 1080p・60fps(アップスケーリング有効) | 2160p(4K)・60fps(アップスケーリング有効) |
最低は1080p・30fps、推奨は1440p・60fpsが目標です。4段階ともアップスケーリング有効が前提で、ネイティブ解像度でのフレームレートを保証する数値ではありません。
レイトレーシング推奨・パストレーシング推奨の2段階は、公式にはGPUと目標の解像度・フレームレートだけが示されており、CPUやメモリの指定はありません。最低GPUがGTX 1660/RX 5500 XTであることと、レイトレを有効にして遊べることは別です。パストレーシングでは4K・60fpsを目標にRTX 5080が示されており、描画方式と解像度をセットで比べる必要があります。
読み方で見落としやすいのは2点です。1つは、レイトレーシング推奨のRTX 5060は推奨動作環境のRTX 3060 Tiより新しい世代のGPUなのに、目標が1440pから1080pに下がっていること。レイトレを有効にして60fpsを保つには、解像度を一段下げる前提です。もう1つは、レイトレーシング推奨・パストレーシング推奨の2段階にAMD・IntelのGPUが示されていないこと。Radeonでレイトレ・パストレを使う場合の目安は、公式には用意されていません。
現状いま確定していること・していないこと
スペック表以外の情報は、公式の告知と、発売前のレビュー版で確認された内容を分けて読むことが大切です。ゲーム内容や日本語対応は Phantom Blade Zeroはどんなゲーム? で解説しています。
| 項目 | 現時点の状況 |
|---|---|
| 発売日 | 2026年10月29日(日本時間11時)に発売(当初の9月9日から約50日延期)。Steamストアの発売日表記は10月28日 |
| 対象機種 | PC(Steam・Epic Games Store)/PS5。PS5は発売から少なくとも12か月のコンソール時限独占 |
| 操作デバイス | フルコントローラサポート・ゲームパッド推奨(DualSense・DUALSHOCK対応) |
| Steam版の価格 | 通常版 8,580円/Digital Deluxe Edition 9,980円(2026年10月30日にSteamストアで確認) |
| エンジン | Unreal Engine 5.7.4。照明は標準でソフトウェアのLumen、ハードウェアレイトレは反射と影、パストレーシングは照明全体を担当します(発売前のレビュー版で確認) |
| レイトレーシング | 反射・影・コースティクス(水面の光の屈折)をPC版専用の追加効果として搭載。パストレーシングにも対応 |
| DLSS | DLSS 4.5の超解像・マルチフレーム生成に発売初日対応(NVIDIA 公式発表。マルチフレーム生成はRTX 50シリーズ専用) |
| FSR / XeSS | ゲーム内の超解像にFSR 4.1・XeSS 2.0があります。フレーム生成もFSR・XeSS向けが用意されています(発売前のレビュー版で確認) |
| インストール容量 | 約145GB。プリロードには300GB以上の空きを確保する案内でした(公式X、2026年10月25日)。詳しくは容量の節 |
| PC必要スペック | 2026年8月12日に正式公開(最低・推奨・レイトレ推奨・パストレ推奨の4段階) |
| コピー防止 | PC版はDenuvoを採用(Steamストアに明記)。発売後に動作が重いときの切り分けでは、シェーダーのコンパイルやストリーミングも含めて確かめる必要があります |
| 発売前の性能測定 | 10月26日からPC版のレビュー・性能分析が公開されました。測定はレビュー用キーによる発売前のビルドで、初日パッチ(約5GB)を当てる前の数値として読む必要があります。GPU別のfpsは設定の節に載せています |
| 体験版 | Steamストアに体験版の表示はありません(2026年10月30日確認) |
| Steam Deck | Steamの互換性評価は発売後も未評価(2026年10月30日確認。開発元は携帯機でもテストしたと表明) |
UE5製品版の描画方式|照明は標準でLumen、レイトレは反射と影だけ
2025年の試遊映像の分析では「Lumenを使っていないように見える」とされていましたが、発売前のレビュー版ではUE5のLumenが標準で使われています。手持ちのGPUとの比較には、描画方式の違いよりも、公式要件の目標解像度・フレームレートとアップスケーリングの条件を使ってください。
出典:Digital Foundry「Phantom Blade Zero Hands-On – First Look」(2025年9月11日、照明2:58〜4:46・反射4:50〜5:15・Nanite 5:40〜6:20・スタッター7:45〜8:30)、NVIDIA GeForce News(2026年1月5日)、PC Gamer(2026年6月)、ComputerBase「Phantom Blade Zero im Test」の技術解説ページ(2026年10月28日)・レイトレ解析ページ、DSOGaming「Phantom Blade Zero Benchmarks & PC Performance Analysis」(2026年10月26日)、S-GAME公式書簡「Reason and Madness」(2026年10月28日)、Steamストアページ(2026年10月30日確認)。
DLSSDLSS 4.5 とレイトレの実像
当初NVIDIAが発表していたのはDLSS 4での対応でしたが、2026年5月31日の発表でDLSS 4.5へアップグレードして発売することが明らかになりました。
出典:NVIDIA GeForce News「DLSS 4.5 Ray Reconstruction Announced」(2026年5月31日)、NVIDIA GeForce News「DLSS 4.5」(2026年1月6日)、開発元 S-GAME の公式声明、ComputerBase「Phantom Blade Zero im Test」(2026年10月28日、FSR・XeSSの対応表)。
容量使用容量は約145GB、プリロードには300GB以上の空きを確保
Phantom Blade Zeroの公式Xは、PC版のサイズを約145GBとし、事前ダウンロード(プリロード)には300GB以上のディスク空きを確保するよう案内しています。最低・推奨とも「SSDにインストール」が前提で、HDDは想定されていません。プリロードは日本時間で10月27日11時に始まり、発売は10月29日11時でした。
| 場面 | SSDの空き・使用容量 |
|---|---|
| プリロード(10月27日11時〜配信) | 300GB以上の空きを確保 |
| ゲーム本体の容量 | 約145GB |
約145GBというゲーム本体の容量と、プリロードに必要な300GB以上の空き容量は別の数字です。事前ダウンロードを利用する場合は、300GB以上の空きがあるSSDを保存先に選んでください。
一般的な空き容量の確保方法としては、不要なゲームの削除や別のSSDへの移動が選択肢になります。ドライブの種類は、タスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)のパフォーマンスタブで選んだディスクの表示から確かめられます。
- 使っていないゲームをアンインストールするか、別のSSDへ移します。システムドライブが小さい場合は、いちばん効きます
- SteamのストレージでインストールできるSSDを選べます。空きの多い別SSDがあるなら、そちらをライブラリフォルダに追加して、Phantom Blade Zeroの保存先に指定します
- 1TBでは他のゲームと両立しにくいので、増設するなら2TBクラスのNVMe SSDが目安です。Phantom Blade Zeroのような大型タイトルが続くと、145GBは1本分にすぎません
ドライバーについては、公式Xの「最新版へ更新」から案内が変わっています。GeForceは開発元が617.42を推奨しており、詳しくは設定の節にまとめています。
GPUは条件を満たしていても、SSDの空きが足りないと遊び始められません。公式の4段階のGPU選びは、容量の確保とセットで考えてください。プリロード後のカクつき対策は Phantom Blade Zeroがカクつく・重いときの設定、配信時刻の詳細は ローンチトレーラーと事前ダウンロード開始時刻 にまとめています。
通常プレイで画質とfpsを両立したい場合は、Phantom Blade Zeroのおすすめ画質設定と調整手順を参照してください。
GPU正式スペックにもとづく解像度別の目安
最低・推奨のGPUを目安にする場合は、アップスケーリングを有効にするのが前提です。レイトレ表現を使いたい場合は、解像度が同じでも別の要件で判断してください。
GPUごとの素の実力を横断で見たいときは GPU別ベンチマーク総合ガイド が、同じ中国産UE5アクションでの重さの感触は 黒神話:悟空 GPU別ベンチマーク が参考になります。
購入おすすめグラフィックボードと完成品ゲーミングPC
本作はDLSS 4.5のマルチフレーム生成に対応しているため、これから買い替えるならその機能を使えるGeForce RTX 50シリーズを起点に考えると無駄がありません。Ultraのまま1440p・60fpsを狙うなら、設定の節の実測ではRTX 4070/RTX 5070以上が目安です。価格は変動するため、最新は各リンク先で確認してください。
「自分でパーツを選んで組むのは不安」という方には、届いてすぐ遊べる完成品のゲーミングPCもおすすめです。下記はどちらもVRAM 16GBのRTX 5060 Tiを積んだ構成で、GPUは公式推奨のRTX 3060 Tiとレイトレーシング推奨のRTX 5060をどちらも上回ります。VRAMが16GBあるので、高解像度テクスチャを使う際の選択肢になります。さらに上を狙うなら、前述のRTX 5070 / 5080クラスを搭載したモデルを選ぶと長く使えます。


設定発売後の設定|60fpsに届くGPUの目安とドライバー
公式の1440p・60fpsは、プリセットを示さない目標です。Ultraプリセットで描画解像度を出力の50%にした測定では、WQHDの平均60fpsにRTX 4070/RTX 5070(RadeonはRX 7700 XT/RX 9060 XT)から届いています。公式推奨のRTX 3060 Tiはこの測定に入っていないため、Ultraのまま60fpsを狙うより、プリセットを下げる前提で考えるのが現実的です。
測定の条件は、Ultraプリセット、超解像のPerformance(描画解像度は出力の50%)、Ryzen 7 9800X3D、雨と霧と植生の多い場所の約20秒間です。数値は平均fps(1% low)で、パストレーシングはGeForceのみの測定です。いずれも初日パッチを当てる前のビルドです。
| GPU(WQHD・2560×1440) | 通常描画 | レイトレ | パストレ |
|---|---|---|---|
| RX 7900 XTX | 105.7(92.5) | 65.3(54.4) | 測定なし |
| RTX 5080 | 92.3(76.2) | 89.6(66.0) | 82.4(63.0) |
| RX 9070 GRE | 86.6(73.3) | 61.4(50.1) | 測定なし |
| RTX 5070 Ti | 84.8(69.8) | 81.0(61.2) | 74.1(60.7) |
| RX 7800 XT | 74.9(64.7) | 52.7(42.5) | 測定なし |
| RTX 5070 | 68.8(56.7) | 66.9(55.3) | 61.9(50.6) |
| RX 9060 XT 16GB | 67.3(57.9) | 47.1(38.5) | 測定なし |
| RTX 4070 | 63.5(53.9) | 61.0(49.7) | 53.3(41.8) |
| RTX 5060 Ti 16GB | 55.1(47.5) | 53.9(43.4) | 47.9(38.5) |
4Kの通常描画で平均60fpsを超えたのは、RTX 5090(91.5)、RTX 4090(78.6)、RX 7900 XTX(70.5)、RTX 5080(66.4)、RTX 4080 Super(62.9)、RTX 5070 Ti(60.7)で、RTX 5070は46.9fpsでした。公式推奨のRTX 3060 Ti/RX 6700 XTと最低のGTX 1660は、この測定に含まれていません。RX 9070とRX 9070 XTも未測定です。
出典:ComputerBase「Phantom Blade Zero im Test」のベンチマークページ(2026年10月28日)、Wccftech「Phantom Blade Zero PC Performance Analysis & Tuning Guide」(2026年10月28日)、S-GAME公式書簡「Reason and Madness」(2026年10月28日)。測定はレビュー用キーによる発売前のビルドで、初日パッチ(約5GB)の適用前です。
FAQよくある質問
結論まとめ|推奨RTX 3060 Tiはアップスケーリング有効が前提
ファントムブレイドゼロの公式推奨は、RTX 3060 Ti/RX 6700 XTで1440p・60fpsです。最低・推奨ともアップスケーリング有効が条件です。
- RTX 3060 Ti/RX 6700 XTクラスでWQHD 60fps狙いの人(Ultraではなくプリセットを下げる前提)
- GTX 1660/RX 5500 XTクラスでもフルHD 30fpsなら動作対象
- RTX 50世代でDLSS 4.5 マルチフレーム生成を使える人
- アップスケーリング有効で遊ぶ人(上記の最低・推奨目標の共通条件)
- レイトレーシングを効かせたい人 → RTX 5060クラスが公式目安
- 4K+パストレーシング全部入り狙いの人 → RTX 5080クラスが公式目安
- AMD・Intel環境の人 → FSR 4.1/XeSS 2.0は選べるが、パストレはGeForce向け
- 最低動作環境より古いGPUの人 → 買い替えを検討
「ファントムブレイドゼロ」は、アップスケーリング有効で、最低GTX 1660で1080p・30fps、推奨RTX 3060 Tiで1440p・60fpsが公式の目標です。公式の数値はプリセットを示していないため、Ultraで60fpsを狙うなら、WQHDの実測ではRTX 4070/RTX 5070以上が目安です。遊びたい解像度と描画条件でGPUを選んでください。
一方で、レイトレーシングやパストレーシングを有効にすると要求は大きく上がります。レイトレーシング推奨はRTX 5060、パストレーシング推奨はRTX 5080と、通常描画とはワンランク・ツーランク違うGPUクラスが必要です。4K・高フレームレートまで欲張るなら、DLSS 4.5 のマルチフレーム生成が使えるRTX 50シリーズが軸になります。公式推奨のRTX 3060 TiなどRTX 30以前のGPUで遊ぶなら、DLSSのモデルプリセットも確認しておくと安心です。
GPUが足りていても、ゲームの容量は約145GBあります。SSDの空きを確保したうえで、GeForceのドライバーは開発元が勧める617.42を使ってください。GPU選びに迷ったら GPU別ベンチマーク総合ガイド も参考にしてください。同じ死にゲー系の設定の詰め方は 仁王3 PC版おすすめ設定ガイド の考え方も応用できます。






