「ANOMALITH」「CRYMELIGHT」Steam体験版配信|昭和レトロTPS×ローグライク、必要スペックと違いを解説【2026年9月】
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昭和レトロTPS×ローグライク、必要スペックと違いを解説
フリューはSteam公式ニュースで、「クライムライト/CRYMELIGHT」の体験版を2026年9月17日に刷新すると発表しました。これまで配信されていた戦闘特化の「バトル試遊版」は同日で配信を終了し、代わりに本編冒頭から第1章クリアまでを収録した約1.5時間以上のボリュームを持つ新体験版に切り替わります。あわせてチュートリアルの改善、難易度をいつでも変更できる機能、回避アクションの調整、スキルカード効果の再設計、マウス・キーボード操作の対応拡充も行われる予定です。CRYMELIGHTは東京ゲームショウ2026(9月17日〜21日、ブース09-C63)のほか、gamescom 2026(8月26日〜30日)・PAX West 2026(9月4日〜7日)でも試遊出展されています。声優はアリス役に千本木彩花さん、メアリ役に関根瞳さんらがフリュー公式サイトで発表されています。「ANOMALITH」については、この追記時点で新たな体験版更新は確認できていません。
出典:Steam公式ニュース「クライムライト/CRYMELIGHT」、「クライムライト/CRYMELIGHT」公式サイト(いずれも2026年9月8日取得)。
本記事は当初、両タイトルの体験版配信を「2026年8月9日23時59分まで」として解説していましたが、フリューは2026年8月8日、想定を上回る反響を受けて配信終了を撤回し、期限を定めず配信を継続すると発表しました。「ANOMALITH」は新たな配信期限が未定、「CRYMELIGHT」も終了時期は改めて案内するとされています(CRYMELIGHTの終了時期は上記の2026年9月8日追記のとおり9月17日に確定しました)。本文中の「8月9日まで」という記述は発表当時の情報であり、現在は該当しません。詳しくは新着記事「『アノマリス/ANOMALITH』Steam体験版が無期限配信へ」もあわせてご覧ください。
フリューの新作が立て続けにSteamで体験版を配信し始め、「ANOMALITH」と「CRYMELIGHT」のどちらから触ればいいのか、自分のPCで動くのか、気になっている人も多いはずです。
結論から言うと、「アノマリス/ANOMALITH」は昭和レトロとリミナルスペースを組み合わせたサバイバルTPS、「クライムライト/CRYMELIGHT」は敵を倒して戦場を広げるアクションとポーカー役でビルドを組むローグライクアクションで、ジャンルも遊び心地も大きく異なります。当初の配信期間は両タイトルとも2026年8月9日23時59分までの予定でしたが、好評を受けて配信終了は撤回され、2026年8月10日時点でも継続して配信されています。
本記事では、2作品それぞれのストーリー・システム・必要スペックに加えて、どちらから遊ぶべきかの判断材料、製品版の発売日、体験版に関するよくある疑問までまとめて整理します。
目次
開催概要ANOMALITHとCRYMELIGHTの体験版配信期間
2作品の体験版は、いずれもSteamのPC版のみで配信されています。当初は期間限定でしたが、2026年8月8日にフリューが配信終了の撤回を発表し、現在は期限を定めず配信が続いています。
| タイトル | 体験版の配信状況 |
|---|---|
| アノマリス/ANOMALITH | 2026年8月1日配信開始。当初は8月9日23時59分までの予定だったが、8月8日に配信終了を撤回し期限未定で継続中 |
| クライムライト/CRYMELIGHT | 2026年8月1日配信開始(バトル試遊版)。当初は8月9日23時59分までの予定だったが、8月8日に配信終了を撤回。2026年9月17日にバトル試遊版は終了し、第1章まるごと収録の新体験版へ切り替え |
フリュー公式サイトでは当初「8月1日から8月9日まで予定」と案内されていましたが、想定を上回るプレイヤー数とウィッシュリスト登録の伸びを受けて、2026年8月8日に配信継続が発表されました。体験版は各タイトルのSteamストアページに表示される「デモをダウンロード」から入手でき、製品版を予約購入する必要はなくSteamアカウントがあれば無料でプレイできます。2026年8月10日時点でも、両タイトルのストアページに体験版のダウンロード項目が表示されています。
世界観ANOMALITHは昭和レトロの異界を探索するサバイバルTPS
「アノマリス/ANOMALITH」は、リミナルスペースと昭和レトロの雰囲気を融合した日本を舞台にするサバイバルTPSです。
主人公は、政府組織「危険区画対策室」の調査要員である水無月玲緒奈です。玲緒奈は、特殊空間「異界」で行方不明になった親友の華藤有沙を探すため、自ら異界の調査へ参加します。有沙は、2人で訪れたデパートが異界化した際に姿を消したとされ、初めての調査任務で多くの調査要員が犠牲になる中、玲緒奈には通常の人間とは異なる特異な力が発現します。
異界では、重力が反転した団地、歪み続ける廊下、増殖する商店街など、現実の法則が通用しない空間が登場します。誰もいない古い建物や、見覚えがあるのにどこか不自然な風景を探索するリミナルスペースの不安感に、異形の敵との銃撃戦を組み合わせた作品です。
フリューは体験版の配信にあわせて、2026年9月4日に日本公開予定の映画「バックルームズ」とのタイアップも実施しています。体験版内のどこかに、映画に登場する「青いテープの扉」が出現するということです。


探索要素ANOMALITHは弾薬と持ち物の管理が重要
「ANOMALITH」は、敵を次々に倒すだけのアクションシューターではありません。異界へ持ち込める装備や、探索中に回収できる物資には限りがあります。弾薬の残量を管理しながら、入手したアイテムのうち何を拠点へ持ち帰るか判断し、生還地点を目指します。回収した異物や素材は、拠点で武器や装備の開発、強化に使用できます。異界へ潜り、物資を集め、生きて拠点へ帰還し、次の探索に備えるというサイクルが中心です。
ゲームの構造には脱出型シューターに近い緊張感がありますが、オンライン対戦やほかのプレイヤーとの物資争奪ではなく、物語と探索を重視した1人用ゲームです。Steam版はシングルプレイ専用で、Steam実績・Steamクラウド・リーダーボード・ファミリーシェアリングに対応します。
主人公は「異形化スキル」と呼ばれる特殊能力を使用できます。公式サイトによると異形化スキルは全12種類で、敵の攻撃を受け止める防御系の能力だけでなく、銃撃を支援する攻撃手段や、戦況を変える切り札として使用できます。銃器にはアタッチメントを装着でき、異界で回収したアーティファクトを装備すればキャラクターの能力も強化可能です。衣装は全9部位に分かれており、性能を維持したまま外見だけを変える機能も用意されています。
経緯ANOMALITH体験版はクローズドデモから改善
今回の「ANOMALITH」体験版は、2026年6月19日から28日にかけて実施されたクローズドデモをそのまま一般公開したものではありません。クローズドデモのアンケートでは、43.2%が「とても楽しめた」、31.8%が「楽しめた」と回答し、合計74.6%が肯定的な評価を示しました。一方、操作性、カメラ感度、回復アイテムの使い方、会話ログ、低難度モードなどには改善を求める意見も寄せられています。
開発チームは寄せられた意見をもとに複数の調整を行っており、今回の体験版では物語を中心に楽しみたい人向けの「STORY」難易度が追加されました。常時ダッシュの設定、会話のバックログ、リトライ後に武器を構えた状態から再開する変更も反映されています。一部バックパックの容量や、病院に登場するボス「ガーディアン」のバランスも調整され、進行不能や操作不能につながる不具合の修正も行われました。前回のクローズドデモに参加した人も、操作感や難易度がどのように変わったのか確認する価値があります。
出典:「アノマリス/ANOMALITH」公式サイト「クローズドデモテスト レポート公開」。
動作環境ANOMALITHの必要スペック
「ANOMALITH」のSteam版に掲載されている必要スペックは次のとおりです。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10/11 | Windows 10/11 |
| CPU | Core i5-6600/Ryzen 5 2600 | Core i5-10400/Ryzen 5 3600 |
| メモリ | 12GB | 16GB |
| GPU | GTX 1050 Ti/RX 5500 XT | RTX 2060/RX 5700 XT |
| DirectX | DirectX 11 | DirectX 11 |
| ストレージ | 40GB | 40GB |
最低GPUはGeForce GTX 1050 Tiですが、快適なフレームレートや画質を求める場合は、推奨されているRTX 2060またはRX 5700 XT以上を基準にした方がよいでしょう。体験版の保存容量と製品版の必要容量が完全に同じとは限りません。Steamへ表示されている40GBは、現時点における製品版の予定容量です。
世界観CRYMELIGHTは罪を力に変えるローグライクアクション
「クライムライト/CRYMELIGHT」は、死者の魂が囚われる牢獄「ワンダーランド」を舞台にしたローグライクアクションです。記憶を失った少女は、案内人の白兎から「アリス」と名付けられます。
ワンダーランドでは、支配者である女王を倒した者だけが自由を得られるというゲームが行われています。アリスは謎の少女メアリと手を取り、元の世界へ帰るため、女王軍との戦いに参加します。物語では、アリスが仲間の少女たちが背負う罪に触れることで、それぞれの過去や後悔が明かされます。プロットとストーリー監修は久弥直樹氏、キャラクターデザインは夜汽車氏、音楽は削除氏が担当しています。製品版の物語はフルボイスで描かれる予定です。
配信開始時点(2026年8月)の体験版は、製品版の序盤を最初から遊ぶ一般的な体験版ではなく「バトル試遊版」でした。「CRYMELIGHT」独自の戦闘システムを短時間で確認できる内容で、「ワンダーディメンション」や「ポーカーシステム」を実際に試せます。物語全体やキャラクター同士の関係を詳しく確認するというより、アクションの操作感やビルドの仕組みが自分に合うか判断するための体験版でした。2026年9月17日には、このバトル試遊版が配信終了し、本編冒頭から第1章クリアまでを収録した新しい体験版に切り替わります。詳しくは記事冒頭の追記をご覧ください。


戦闘システム敵を倒すと戦場が広がるワンダーディメンション
「CRYMELIGHT」の戦闘で特徴的なのが「ワンダーディメンション」です。敵を倒すと、青紫色の空間が地面へ広がります。空間が拡大するほどアリスの能力が強化され、戦闘速度や立ち回りも変化します。取得したスキルによって空間の広がり方や強化される能力が変わるため、同じステージでもビルドによって戦闘展開が異なります。敵を慎重に1体ずつ倒すだけでなく、ワンダーディメンションを広げて能力を強化し、戦場を支配していく流れが重要です。
もう一つの特徴が、トランプ型のスキルカードを使う「ポーカーシステム」です。ステージをクリアすると3枚のスキルカードが提示され、その中から1枚を選んで手札へ加えられます。保持できるカードは最大5枚です。同じ数字やマークをそろえてポーカーの役を作ると、手札の効果が強化されます。どのカードを残し、どの役を完成させるかによって、攻撃方法や能力の伸ばし方が変化します。単純に性能の高いカードを選び続けるのではなく、完成を狙う役と現在の戦闘スタイルを考えながら選択する必要があり、アクションゲームの操作だけでなくカードゲームのような判断も求められる点が個性です。
戦闘中に倒した魂の罪は、主人公のアリスが引き受けます。背負った罪を告白して昇華する「懺悔システム」を利用すると、涙が強化アイテムへ変わり、その素材で武器やアクセサリーを強化できます。ローグライク部分では周回が終わると手札を失いますが、懺悔によって行った一部の強化は次の周回にも残るため、繰り返し挑戦しながら少しずつ強くなり、前回より深い階層を目指す仕組みです。カメラの画角も近距離の横視点から戦場を広く確認できる俯瞰視点まで切り替えられ、遊び方に合わせて調整できます。
動作環境CRYMELIGHTの必要スペック
「CRYMELIGHT」のSteam版に掲載されている必要スペックは次のとおりです。
| 項目 | 最低動作環境 | 推奨動作環境 |
|---|---|---|
| OS | Windows 10 64bit | Windows 10/11 64bit |
| CPU | Core i7-6700/Ryzen 5 1600 | Core i5-12500/Ryzen 5 5500 |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| GPU | RTX 2060 6GB/RX 5600 | RTX 3060 6GB/RX 6600 XT |
| DirectX | DirectX 11 | DirectX 12 |
| ストレージ | 10GB | 10GB |
2D調のキャラクター表現を採用していますが、最低GPUはGeForce RTX 2060となっており、要求スペックは軽量なインディーゲームより高めです。推奨GPUにはRTX 3060またはRX 6600 XTが指定されています。GTX 1650や内蔵GPUを搭載するPCでは最低動作環境を満たしません。体験版を利用すれば、製品版を購入する前に自分のPCでのフレームレートや操作感を確認できます。
選び方2作品はどちらから遊ぶべき?
ホラー、リミナルスペース、銃撃戦、物資管理が好きなら「ANOMALITH」が向いています。異常な空間を慎重に探索し、限られた弾薬と持ち物を管理して生還するゲームで、派手な銃撃だけでなく何が起こるか分からない空間を進む緊張感に魅力があります。
テンポの速いアクション、ローグライク、デッキ構築、キャラクター中心の物語が好きなら「CRYMELIGHT」が候補です。敵を倒してワンダーディメンションを広げ、ポーカーの役を完成させて能力を強化するという、独自性の高い戦闘を体験できます。
必要容量は製品版の予定値で「ANOMALITH」が40GB、「CRYMELIGHT」が10GBです。ダウンロード時間や空き容量が限られている場合は、比較的容量の少ない「CRYMELIGHT」から試す方法もあります。
今後の予定製品版の発売日はいつ?
製品版はいずれも、Nintendo Switch 2、PlayStation 5、Steam向けに発売されます。
| タイトル | 国内発売日・価格 |
|---|---|
| アノマリス/ANOMALITH | 2026年10月29日発売。異常探索アクションアドベンチャー、プレイ人数1人 |
| クライムライト/CRYMELIGHT | 2026年11月5日発売。想定プレイ時間20〜30時間、通常ダウンロード版3,278円(税込)、Steam版デラックスエディション6,900円(税込) |
Steamストアではタイムゾーンの関係から、「ANOMALITH」が10月28日、「CRYMELIGHT」が11月4日と表示される場合があります。日本向け公式サイトでは、それぞれ10月29日、11月5日発売と案内されています。
Q&Aよくある質問
総括まとめ|配信終了は撤回、今から試しても間に合う
「ANOMALITH」と「CRYMELIGHT」のSteam体験版は、当初2026年8月9日23時59分までの期間限定でしたが、好評を受けて配信終了が撤回され、期限を定めず配信が続いています。「ANOMALITH」はクローズドデモのフィードバックを受けて改善された操作性や難易度を確認でき、「CRYMELIGHT」はワンダーディメンションとポーカーシステムを組み合わせた独自のバトルを製品版発売前に試せます。
両作品はゲームジャンルが大きく異なるため、どちらか一方に絞らず両方をプレイして比較するのもよいでしょう。特にPC版の購入を検討している場合、体験版は必要スペックを満たすだけでなく、実際のフレームレート、画質設定、操作感を確認できる機会です。当初8月9日までとされていた配信は2026年8月8日に撤回され、期限を定めず継続中のため、これから触れたい人もSteamストアページから無料でダウンロードできます。
おすすめ両タイトルの推奨環境を満たす構成
「CRYMELIGHT」の推奨環境はRTX 3060クラス、「ANOMALITH」はRTX 2060クラスが目安です。これから新調する場合は、両タイトルの推奨環境に余裕を持って対応できる構成を選んでおくと安心です。


