モンハンワイルズ:アセンダンスにフルフル復活|壁から首だけ出す新挙動、雲居の遺跡群で狩猟はどう変わる?
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壁から首だけ出す新挙動、雲居の遺跡群で狩猟はどう変わる?
出典:カプコン公式「モンスターハンターワイルズ:アセンダンス」発表資料、公式X「モンスターハンターワイルズ:アセンダンス」(@MH_Wilds)試遊内容案内、PCGamesN「Monster Hunter Wilds Ascendance brings back the series’ most terrifying foe」、およびPlayStation.Blog公式ハンズオンレポートにもとづきます。記事内の情報は2026年9月20日時点のものです。
『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』に、飛竜種「フルフル」が参戦します。2026年9月19日、東京ゲームショウ2026のスペシャルステージで世界初となる開発中バージョンの実機プレイが披露され、その中でフルフルの登場が明らかになりました。
今回注目したいのは「人気モンスターが1体復活した」という点だけではありません。実機プレイでは、新フィールド「雲居の遺跡群」の洞窟で壁の穴から長い首だけを出し、別のモンスターへ電撃を放つという、従来以上にフィールドを利用した行動が確認されました。天井からハンターを襲う行動も披露されており、アセンダンスでは既存モンスターの生態や戦闘が、新フィールドの構造に合わせてかなり作り直されている可能性があります。
この記事では、フルフルの新挙動と雲居の遺跡群の関係、新モンスター「アラケータ」の群れの生態、そしてアセンダンスのモンスター設計の方向性まで、公式発表と実機プレイ報道にもとづき整理します。
目次
参戦決定アセンダンスにフルフル登場が正式決定
東京ゲームショウ2026の『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』スペシャルステージでは、ディレクターの平岡拓朗氏による実機プレイが行われました。舞台は新フィールド「雲居の遺跡群」です。実機プレイでは新モンスター「アラケータ」と戦っていましたが、洞窟へ移動すると壁の穴から白いモンスターの頭部が出現し、長い首を伸ばして攻撃、電撃まで放ったことでその正体がフルフルであることが明らかになりました。その後は全身も登場し、実際にハンターと戦う様子まで披露されています。
『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』公式Xアカウントもスペシャルステージ後にフルフルを「奇怪竜 フルフル」として紹介しており、参戦は正式なものです。フルフルは『モンスターハンターライズ』『モンスターハンターライズ:サンブレイク』にも登場していましたが、『モンスターハンターワイルズ』本編には登場しておらず、アセンダンスでの復活となります。
新挙動一番気になるのは「壁から首だけ出す」新しいフルフル
今回の実機プレイで特に目を引いたのが、フルフルの登場方法です。新モンスターのアラケータと戦っている最中、フルフルは普通に歩いて乱入してきたわけではありません。海外メディアの実機プレイレポートによると、洞窟の壁にある穴から長い首を大きく伸ばしてアラケータに噛みつき、電撃を放っています。首を伸ばしきったところで初めて顔が大きく突き出される、という2段階の見せ方になっている点も特徴です。
その姿は、従来から存在した「首を伸ばして攻撃するフルフル」をさらに極端にしたものです。過去作のフルフルをそのまま高解像度化して登場させたわけではなく、新たな攻撃パターンが追加されていると見られます。
フルフルらしい天井を利用した行動も健在です。実機プレイでは、吸盤状に広がる尻尾を使って洞窟の天井に張り付き、そこからハンターへ襲いかかる場面が確認されました。さらにハンターを大きな口に飲み込み、脱出を試みるシーケンスに入る場面も披露されています。天井への張り付きや長い首を使った攻撃はフルフルが以前から持っていた特徴で、アセンダンスではその特徴を作り替えるのではなく、「フルフルなら洞窟で何ができるのか」を広げる方向で強化されているように見えます。
フィールドフルフルと「雲居の遺跡群」はかなり相性がいい
ここで重要なのが、新フィールド「雲居の遺跡群」との組み合わせです。雲居の遺跡群は、上空に浮かぶ複数の遺跡から構成された新フィールドです。カプコン公式Xによると、乗用動物セクレトに乗って駆け巡り、上昇気流に乗って移動したり、大きく滑空移動したりしながら離れたエリアを移動する設計になっています。
一見すると開放的な空中フィールドですが、実機プレイでは洞窟エリアも存在することが明らかになりました。そこで登場するのがフルフルです。フルフルはシリーズを通して洞窟や暗所との結び付きが強いモンスターのため、雲居の遺跡群は「空を飛び回る開放的なエリア」と「フルフルが潜む閉鎖的な洞窟」が同居するフィールドになると考えられます。セクレトで高速移動していた状態から狭い洞窟へ入り、そこでは壁や天井まで利用するフルフルと戦うことになれば、同じフィールド内でも狩猟のテンポが大きく変わりそうです。
考察アセンダンスは既存モンスターの「生態」を作り直している?
今回の映像からは、アセンダンスにおける復活モンスターの方向性も少し見えてきます。フルフルがアラケータとの戦闘中に壁から突然現れ、アラケータへ電撃を放つ場面は、単なる1対1のボス戦とは異なり、フィールドそのものを使って別のモンスターへ干渉しています。
『ワイルズ』では、モンスターがフィールド内で活動し、ほかの大型モンスターや環境と関わることがゲーム体験の重要な要素になっています。その考え方をアセンダンスでもさらに進めるのであれば、過去作から復活するモンスターについても、従来のモーションを移植するだけではなく、新フィールドでどのように生息しているのかまで含めて再構築される可能性があります。今回のフルフルは、その分かりやすい例と言えそうです。
新モンスター新モンスター「アラケータ」にも群れの生態がある
実機プレイで主役だった新モンスター「噴衝鳥アラケータ」にも、同じ方向性が見えます。PlayStation公式ハンズオンレポートによると、アラケータは上空を群れで飛び回る鳥竜種で、単独で行動するのではなく複数の個体で群れを形成し、ボス個体の指示にほかの個体が従う社会性を持ちます。戦闘でも複数個体が一斉に攻撃を仕掛けてくる場面が確認されており、ボスと子分という関係が戦闘にも反映される設計です。そこへ洞窟に潜んでいるフルフルまで介入してきます。
アセンダンスでは、モンスター単体の攻撃パターンだけではなく、その場所に何が生息していて狩猟中に何が起こるのかを含めて戦闘を設計していることがうかがえます。フルフルの首が壁から飛び出してくる場面は単なる演出とも見られますが、この仕組みが通常の狩猟にも組み込まれているなら、大型モンスターとの戦闘中に周囲の壁や天井へも警戒が必要になってきます。現時点でそこまでのシステム化が公式に発表されているわけではないため断定はできませんが、今回の実機プレイで確認できた要素の中では特に注目したい部分です。
移動セクレトの新移動アクションで探索も変わる
雲居の遺跡群では、戦闘だけでなく移動方法も変化します。フィールドは複数の浮島によって構成されており、セクレトを使って島から島へ滑空できるほか、上昇気流を利用した移動や高速滑空も可能です。ワイルズ本編のセクレトは狩猟地点までの移動を支える存在でしたが、アセンダンスではフィールドを攻略するための移動能力としての役割がさらに大きくなりそうです。空中の開放的なエリアから洞窟へ入りフルフルと遭遇するという今回の流れを見る限り、雲居の遺跡群は上下方向を含めて探索するフィールドとして設計されていると考えられます。
アセンダンスでは全14武器種に新アクションが追加される「ブーストブレイサー」も導入され、片手剣を含む武器ごとの変更点も判明しています。武器側の詳しい変更点は、当サイトの『アセンダンス』全14武器の新アクションまとめで随時更新しています。
発売アセンダンスは2027年発売予定
『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』は2027年発売予定です。カプコンは本作を『モンスターハンターワイルズ』の超大型拡張コンテンツと位置付けています。本編から続く新ストーリーに加え、新たなクエストランク「マスターランク」、新フィールド、新モンスター、拡張された武器アクションなどが追加されます。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC、Nintendo Switch 2です。正確な発売日や価格については、2026年9月20日時点では発表されていません。
FAQよくある質問
まとめフルフル復活以上に、フィールドと生態の結び付きが見どころ
TGS2026の実機プレイによって、『モンスターハンターワイルズ:アセンダンス』へのフルフル参戦が正式に明らかになりました。今回の情報で面白いのは、人気モンスターが1体復活したことだけではありません。壁の穴から首だけを伸ばしてほかのモンスターへ攻撃し、洞窟の天井からハンターを襲うなど、フルフルの特徴と雲居の遺跡群の地形がかなり密接に結び付いています。
アラケータにはボスと子分による群れの行動が用意され、フィールドではセクレトによる滑空や上昇気流を使った移動も追加されています。これらを合わせて見ると、アセンダンスは新しいモンスターと新しい技を追加するだけの拡張ではなく、モンスターとフィールドの関係そのものを広げようとしているように見えます。フルフルは、その方向性を分かりやすく示した復活モンスターと言えそうです。
フルフルの新攻撃がどこまで増えているのか、壁からの攻撃が通常の狩猟でも頻繁に発生するのか、そして雲居の遺跡群以外にも出現するのかが今後の注目点になります。



