ShintoWorks新作「絶望ショッピング」2026年Steam展開|通販の買い物だけで30日生存するリソース管理ホラー
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通販の買い物だけで30日生存、序盤の選択が後半を左右するホラー
出典:ShintoWorks『絶望ショッピング(ZETSUBO SHOPPING)』Steam公式ストアページ、ShintoWorks公式サイトページにもとづきます(2026年9月20日確認)。
個人ゲーム制作者ShintoWorksが、PC向け新作『絶望ショッピング(ZETSUBO SHOPPING)』のSteamストアページを公開しました。対応プラットフォームはSteam(Windows)で、2026年内の配信を予定しています。価格は2026年9月20日時点でまだ確定していません。
舞台は、窓もドアもない白い部屋。外の世界とつながっているのは、机に置かれたノートPCと、そこに表示される通販サイト「ZETSUBO.com」だけです。プレイヤーにできることは、毎日支給されるわずかなお金を使って商品を買うこと。水や食料を確保しながら30日間を生き延びる必要がありますが、通販サイトには個人出品者の商品も並び、そこには明らかに異質なものも含まれています。
設定だけでも目を引く作品ですが、注目したいのは「奇妙な通販サイトを見るホラー」だけでは終わらないことです。毎日の支給額は日を追うごとに減っていき、公式ストアページでは「序盤に何へ投資するかで、後半に残る選択肢が変わる」と説明されています。限られた資金を「今日を生きるために使うのか」「後半のために使うのか」というリソース管理の要素が、本作の中心になりそうです。
公式スクリーンショットで通販サイトの雰囲気をつかめます。商品一覧の画面や、個人出品者の商品に紛れて並ぶ異質なアイテム、所持品を管理するインベントリ画面が確認できます。
画像:© ShintoWorks(Steamストアページより)。クリックで拡大表示できます。
目次
要点まず結論
『絶望ショッピング』は、通販サイトでの買い物だけで30日間を生き延びるホラーゲームです。支給額は日ごとに減っていき、序盤の使い方が後半の選択肢に影響します。1周60〜90分、3種のエンディングを収録し、2026年内にSteamで配信予定です。開発元ShintoWorksはこれまで『ゆうひ不動産』『黄昏ぐるめなび』など日常的なWebサービスを模したブラウザホラーを手がけており、本作が同社初のSteam向けタイトルです。価格・具体的な配信日は2026年9月20日時点で未発表です。
概要通販サイトだけで30日間生き延びるホラー
主人公が目を覚ますのは、窓もドアもない白い部屋です。机の上にはノートPCが置かれており、通販サイト「ZETSUBO.com」が表示されています。プレイヤーには毎日少額のお金が支給され、そのお金で通販サイトから水や食料などを購入します。水を買えば喉の渇きを満たせ、食料を買えば空腹を満たせます。
問題は、この生活を30日間続けなければならないことです。しかも、Steam公式ストアページによると支給額は日を追うごとに減っていきます。30日分の生活費を最初から渡されて自由に配分するゲームではなく、将来もらえるお金そのものが減少していく設計です。序盤に資金をどう使ったかによって後半の選択肢が変化するとされているため、単純に「その日に必要な水と食料を買えばいい」というゲームにはならない可能性があります。
仕組み水と食料だけ買っていればクリアできるとは限らない
通販サイトには「ZETSUBO.com」が販売する公式商品だけでなく、個人出品者の商品も並びます。Steam公式ストアページで確認できるものには、アイマスク、風景画、誰かのノート、子供用の毛布などがあります。
生存だけを考えれば、水や食料を優先したくなるところです。しかし、本作には3種類のエンディングが用意されています。さらに公式ストアページには、高額な商品について分割払いも利用できると記載されています。わざわざ分割払いという仕組みまで用意されていることを考えると、「生存に直接必要そうな商品だけを買う」のが必ずしも正解とは限らなそうです。一見すると不要に見える商品へ資金を使うことが、何らかの情報やイベント、エンディングへつながる可能性も考えられますが、具体的な分岐条件は発売前の現時点では明らかになっていません。
構造「買う」という行為そのものが選択肢になる
一般的な探索型ホラーなら、怪しいアイテムを見つけたら調べることができます。『絶望ショッピング』では、その前に「金を払って買う」という判断が入ります。しかも、そのお金は30日間生きるためにも必要です。怪しいノートを調べてみたいが、その金額があれば明日の水や食料を買えるかもしれない。高額な商品が気になるが、分割払いを始めれば後日の資金繰りが苦しくなるかもしれない。このように、商品をクリックして情報を見ること以上に、「限られた資金を何へ使うか」そのものがゲームプレイになっていると考えられます。
商品ラインナップも日ごとに変化するとされています。欲しい商品を後回しにしたら翌日には消えている可能性があり、逆に高額商品を無理して買ったことが後半の負担になる可能性もあります。30日という期限、減っていく支給額、日替わりの商品、分割払い。これらを組み合わせることで、「何を買わなかったか」までプレイヤーの選択になりそうなのが本作の特徴です。
要注意通販サイトには明らかに異質な商品も登場する
もちろん、普通の商品だけが並んでいるわけではありません。個人出品の商品に混じって、明らかに異質なものが登場します。Steamのコンテンツ記述では「暴力表現やゴア表現の頻出」「大人向けコンテンツ全般」が設定されており、人体の一部が商品として陳列される描写があることもうかがえます。
ここでもポイントになるのが、見つけた異質な商品を強制的に購入させられるわけではないことです。買うかどうかを決めるのはプレイヤーです。ただし3つのエンディングが存在する以上、「怪しいから買わない」という安全な判断だけで全要素を確認できるとは限りません。生き残るための合理的な買い物と、異常の正体へ近づくための好奇心。この2つを限られた予算の中で競合させる仕組みになっているのであれば、かなり相性のよいゲームデザインです。
開発元ShintoWorks作品らしい「日常サービスが怖くなる」構造
『絶望ショッピング』を理解するうえでは、開発するShintoWorksの過去作も参考になります。ShintoWorksはこれまで、公式サイトで公開している『ゆうひ不動産』『黄昏ぐるめなび』『残照堂 オンライン参拝』などを手がけています。『ゆうひ不動産』は一見すると普通の不動産サイトを探索し、物件一覧や詳細ページを確認しながら違和感の正体を探していくブラウザ作品です。『黄昏ぐるめなび』では地域密着型のグルメサイトを模した画面が舞台になり、プレイヤーはサイト内に紛れ込んだ異常な店舗を探します。
つまりShintoWorksは、怪物から逃げ回るタイプとは違い、普段見慣れているWebサービスのUIへ異常な要素を混ぜるホラーを継続して制作しています。不動産サイト、グルメサイト、オンライン参拝に続いて、今回選ばれた題材が「通販サイト」です。商品一覧、価格、個人出品、分割払いといった通販では当たり前の仕組みをそのままゲームシステムへ取り込めるため、過去作以上にゲーム性と相性のよい題材ともいえます。
一方で、単純に過去作のSteam版と考えるのは少し違いそうです。過去作は基本的にWebサイトを探索して違和感を見つけるブラウザ体験が中心でしたが、『絶望ショッピング』では「毎日の生活費をどう配分するか」というリソース管理が加わります。Steam上のジャンルはアドベンチャー・インディー・シミュレーションに分類されており、ShintoWorksが得意としてきたWebサイト型ホラーを、よりゲームらしいシステムへ発展させた作品と見ることができそうです。なお、ShintoWorksにとって本作が初めてのSteam向けタイトルです。
仕様1周60〜90分、3つのエンディングを収録
Steam公式ストアページによると、想定プレイ時間は1周およそ60〜90分です。エンディングは3種類ですが、30日経過すれば必ずエンディングへ到達できるわけではなく、「生き延びられるとは限らない」とも記載されています。商品ラインナップが日ごとに変化することや序盤の投資が後半へ影響することを考えると、1周目の結果を踏まえて購入する商品を変えながら周回する遊び方になりそうです。オートセーブにも対応しており、その日の途中でゲームを終了して後から再開できます。
| 項目 | 絶望ショッピング(ZETSUBO SHOPPING) |
|---|---|
| 開発・販売 | ShintoWorks |
| 対応プラットフォーム | Steam(Windows) |
| 配信時期 | 2026年(具体的な日付は未発表) |
| 価格 | 2026年9月20日時点で未確定 |
| ジャンル | アドベンチャー/インディー/シミュレーション |
| 想定プレイ時間 | 1周60〜90分 |
| エンディング | 3種類(生存を確約するものではない) |
| 対応言語 | 日本語・英語・中国語 |
| 最低動作環境 | Windows 10(64bit)/2.0GHzデュアルコア以上/メモリ2GB/OpenGL 3.3対応/ストレージ500MB |
最低動作環境として、OS・CPU・グラフィック・メモリ・ストレージいずれもSteam公式ストアページに明記されています。プロセッサーは2.0GHzデュアルコア以上、グラフィックはOpenGL 3.3対応と、要求水準はかなり軽めです。推奨動作環境は2026年9月20日時点で公開されていません。必要ストレージ容量500MBという数字も、近年のPCゲームとしてはかなり小さい部類です。
実況実況・動画投稿・収益化も許可
実況者にとっても扱いやすい作品になっています。Steam公式ストアページでは、ゲーム実況や動画投稿について事前・事後の連絡は不要とされています。広告収益だけでなく、スーパーチャットやメンバーシップなどを利用した収益化も許可されており、切り抜き動画についても制限しない方針です。1周60〜90分という長さに加えて、選択によって展開が変わる可能性があり、3つのエンディングも用意されています。配信者ごとに「何を買ったか」の違いが出やすいゲームであれば、実況との相性もよさそうです。
制作一部素材に生成AIを利用、最終調整は手作業
Steam公式ストアページには、生成AIの使用についての開示もあります。一部の画像・音声素材の制作に生成AIの補助を利用しており、最終的なデザインの調整と加工はすべて制作者が手作業で行ったと説明されています。この開示のスタイル自体もShintoWorksの従来作品から続く方針です。
まとめまとめ|注目したいのは「何を買うか」より「何を諦めるか」
『絶望ショッピング(ZETSUBO SHOPPING)』は、ShintoWorksが2026年内にSteamで展開予定のホラーゲームです。窓もドアもない部屋で、通販サイト「ZETSUBO.com」だけを使って30日間の生存を目指します。毎日の支給額は減っていき、商品ラインナップも変化。生活に必要な水や食料だけでなく、個人出品の商品や異質なものまで販売されます。
現時点で公開されている情報を見る限り、本作の面白さを決めそうなのは異質な商品そのものではなく、すべての商品を自由に買えるわけではないという制約です。毎日もらえるお金は減っていき、それでも水と食料は必要。その横には、手掛かりかもしれない個人出品の商品が並び、高額商品には分割払いまであります。限られた資金の中で一つを買えば、別の商品を諦めなければなりません。この構造が最後まで機能するのであれば、「通販サイトに不気味な商品が並ぶゲーム」という第一印象よりも、かなりリソース管理寄りの作品になる可能性があります。
2026年9月20日時点では、具体的な配信日と価格は発表されていません。Steamストアページはすでに公開されているため、気になる場合はウィッシュリストへ登録しておくとよいでしょう。






