『バルダーズ・ゲート3』に幕間の新地域追加、大型MOD「Act Two Expansion」は今入れるべきか|0.8ベータの実力と注意点

『バルダーズ・ゲート3』に幕間の新地域追加、大型MOD「Act Two Expansion」は今入れるべきか|0.8ベータの実力と注意点

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PCゲーム情報 / Baldur’s Gate 3
『バルダーズ・ゲート3』に幕間の新地域
大型MOD「Act Two Expansion」は今入れるべきか
『バルダーズ・ゲート3』の第2幕と第3幕の間に新地域「Chionthar Wilds」を追加する大型カスタムキャンペーンMOD「Act Two Expansion」が、2026年9月17日にNexus Modsでバージョン0.8のベータとして公開されました。約2年の開発期間を経て第1幕のWilderness級のボリュームを実現した一方、本編相当のリアクティビティやコンパニオン連動、ボイス収録はなく、0.8ベータならではのソフトロックのリスクも残っています。
0.8ベータ・2026年9月17日公開推奨Lv8〜10・配布約646MBNexus Mods限定配信

『バルダーズ・ゲート3』をクリアしたプレイヤーの多くは、フェイルーンの世界をもう一度歩き直したいと感じながらも、開発元のLarian Studiosが2025年4月配信のPatch 8を「最後の大型アップデート」と位置づけ、新しい物語コンテンツやOriginキャラクターの追加予定はないと明言している現実に直面しています。

そこに登場したのが、モッダーのSquallyDaBeanz氏が約2年かけて開発した「Act Two Expansion – Custom Campaign」です。2026年9月17日にNexus Modsでバージョン0.8のベータとして公開され、第2幕と第3幕の間に新地域Chionthar Wildsを追加します。新クエスト、ダンジョン、NPC、カットシーンに加え、70種類以上のアイテムと30以上の戦闘が用意されており、規模は制作者自身が「第1幕のWildernessに近い」と位置づけています。

ただし「第1幕級」という言葉をそのまま額面通り受け取ると誤解します。リアクティビティ・コンパニオン連動・ボイス収録といった本編Larian製コンテンツとの違い、そして0.8ベータゆえに残るソフトロックのリスクや日本語対応の有無まで踏み込み、今のバージョンで導入する価値があるかを判断材料とともに整理します。

目次

結論クリア済みなら今、初回プレイ中なら様子見

先に判断の線を引きます。

今入れてよい人『バルダーズ・ゲート3』をすでにクリアしていて、新しい探索コンテンツを求めている人です。頻繁なセーブを徹底できるなら、0.8ベータの現状でも最初から最後まで遊べます。
様子見が無難な人初めて本編をプレイ中の人、日本語でストーリーを追いたい人、Honour Modeに挑戦中の人です。新NPCにボイスはなく日本語ローカライズも確認できていないため、英語のテキストを読む場面が増えます。
導入タイミングに注意が必要な人既存セーブでメイン版を使う場合、第2幕を離れる前に導入しておく必要があります。Reithwinから先へ進んでしまうと、通常の第3幕ではなくAct Two Expansionへ直接送られる仕組みです。

PS5・Xbox版のプレイヤーはそもそも対象外です。配信はNexus Mods限定で、Larian公式のMod Manager・mod.io・コンソール向け配信ルートには対応していません。

概要Act Two Expansionとは何か

Act Two Expansion – Custom Campaignは、モッダーのSquallyDaBeanz氏が約2年にわたって開発し、2026年9月17日にNexus Modsでバージョン0.8のベータとして公開したカスタムキャンペーンMODです。新地域Chionthar Wildsを、本編の第2幕(Shadow-Cursed Landsを離れた後)と第3幕(Baldur’s Gate方面)の間に挿入します。

新しいクエスト、ダンジョン、NPC、カットシーンに加え、70種類以上のアイテムと30以上の戦闘が追加されており、推奨パーティーレベルは8〜10です。配布ファイルは約646MBで、Nexus ModsからMODを取得したうえで、MODマネージャーまたは.pakファイルをModsフォルダへ配置し、ゲーム内のMod Managerから有効化します。

Chionthar Wildsの遺跡と滝のある景観
Chionthar Wildsのドックと集落
Chionthar Wildsに登場する敵クリーチャー
Act Two Expansionの新規NPC

画像:Act Two Expansion – Custom Campaign公式配布ページ(Nexus Mods)

重要な違い「第1幕級」はボリュームの話、リアクティビティは別物

「第1幕のWildernessに近い規模」という制作者の言葉は、新地域のコンテンツ量を指したものです。プレイヤーの選択に世界が反応するリアクティビティまで、Larian Studios製の本編と同レベルで再現しているわけではありません。

Act Two Expansion専用の新規コンパニオンイベントやコンパニオンクエストの進行は用意されていません。第2幕用のキャンプイベントが新地域でも発生する場合はありますが、この部分は十分にテストされていないと制作者自身が説明しています。

新NPCにはボイス収録も予定されていません。「Speak with Animals」「Speak with Dead」といった本編の仕組みも、新NPC相手には実装されていません。会話は文字だけで進み、日本語訳がなければ英語のテキストを読み続けることになります。

新地域で得られる経験値は意図的に抑えられています。MODをほぼ完全に攻略した場合でも、獲得経験値は約3万XPになるよう調整されており、これは第3幕のバランスを崩さないための措置です。本編側で得られる経験値には変更がありません。

第2幕でShadow Curseを解除したかどうかに関わらず、MOD内の展開自体は基本的に同じです。ただし本編側のセーブデータのフラグ自体は書き換えられないため、第3幕では元のセーブデータに基づいた会話が続きます。

導入条件既存セーブは第2幕を離れる前に導入する

既存セーブでも導入できますが、通常プレイの流れでメイン版を使う場合は「第2幕を離れる前」に導入しておく必要があります。Reithwinから Road to Baldur’s Gate方面へ向かう橋を通過すると、本来の第3幕ではなくAct Two Expansionへ移動する仕組みだからです。

新規ゲームから直接MODへ入れる「QuickStart」版も用意されていますが、こちらは第1幕・第2幕へ戻れず、通常のRespecやIllithid Powersも使用できません。手早く新地域だけ試したい場合の入口という位置づけです。

本編ストーリー関連ファイルの一部を上書きするため、同じファイルを編集する別MODとはロード順や互換性に注意が必要です。マルチプレイにも対応していますが、参加者全員が同じMOD構成を揃える必要があります。

配信はNexus Mods限定です。Larian公式のMod Manager・mod.io・コンソール向け配信ルートには対応しておらず、制作者は「必要条件を満たしていないため対応しない」と説明しています。PS5・Xbox版のプレイヤーは遊べません。Nexus ModsはAct Two Expansionに限らず、『バルダーズ・ゲート3』を肩越し視点に変えるTrue Third-Person Cameraのような定番MODの配布拠点にもなっているので、ほかのMODにも興味があれば合わせて確認してみてください。

現状0.8ベータに残るソフトロックとHonour Mode非対応

予定していた機能の最初の実装は完了しており、最初から最後までプレイできる状態です。ただし完成度にはばらつきがあり、Nexus Modsのページでは頻繁なセーブが推奨されています。

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終盤の未処理イベントはソフトロックの原因になる

MOD終盤から第3幕への移行時に、未処理のキャンプイベントが残っていると第3幕へ進めなくなるソフトロックが発生する可能性があります。例としてOathbreaker関連のキャンプイベントが挙げられており、終盤へ進む前に処理を終わらせておくよう案内されています。

Honour Mode向けのテスト・バランス調整は行われておらず、Honour Mode専用のLegendary Actionsも未実装です。セーブの自由度が低いHonour Modeで初見プレイするにはリスクが伴います。

バージョン1.0に向けては、会話・カットシーンの改善、クラスや種族ごとの追加会話、戦闘・装備のバランス調整、ボス戦の再設計、Legendary Actionsの追加、不具合修正などが予定されています。

日本語対応現時点でローカライズは確認できない

2026年9月20日時点でNexus Modsのモッドページを確認したところ、日本語への翻訳は掲載されていませんでした。新NPCにボイスがないぶん、テキストを読む場面が多いMODだけに、この点は導入前に把握しておく必要があります。

英語のクエストテキストやアイテム説明を読み進めることに抵抗がないなら大きな障害にはなりませんが、本編のストーリーを日本語でじっくり味わいたいプレイヤーは、翻訳の有無をNexus Modsの配布ページで導入前に確認しておくと安心です。

向き不向きAct Two Expansionはどんな人におすすめか

向いている人
  • 『バルダーズ・ゲート3』をすでにクリアしていて、新しい探索コンテンツを求めている人
  • こまめなセーブを徹底できる人
  • 英語のクエストテキストを読むことに抵抗がない人
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様子見・注意したい人
  • 初めて本編をプレイ中の人(本編クリアを優先した方が世界観を混同しない)
  • 日本語でストーリーをじっくり読みたい人
  • Honour Modeに挑戦中の人(専用のテスト・バランス調整が未実施)
  • PS5・Xbox版のプレイヤー(Nexus Mods限定配信で対象外)

既存セーブを使うなら導入タイミングだけは取り返しがつきません。第2幕を離れる前に、Nexus Modsのページで最新のインストール手順を確認してから進めてください。

FAQAct Two Expansionに関するよくある質問

Q1. Act Two Expansionはいつ導入すればいいですか?
既存セーブでメイン版を使う場合は、第2幕を離れる前に導入してください。Reithwinから先の橋を渡ると、通常の第3幕ではなくAct Two Expansionの新地域Chionthar Wildsへ移動する仕組みになっています。手早く試したいだけならQuickStart版もありますが、こちらは第1幕・第2幕へ戻れずRespecやIllithid Powersも使用できません。
Q2. 日本語で遊べますか?
2026年9月20日時点でNexus Modsのページに日本語訳の掲載は確認できていません。新NPCにボイスもないため、テキストを読む場面が多いMODだけに、日本語でじっくり遊びたい場合は導入前に配布ページの最新状況を確認することをおすすめします。
Q3. コンパニオンとの会話やボイスはありますか?
Act Two Expansion専用の新規コンパニオンイベントやクエスト進行は用意されていません。新NPCにボイス収録もなく、「Speak with Animals」「Speak with Dead」も新NPC相手には実装されていません。
Q4. 経験値のバランスは崩れませんか?
新地域で得られる経験値は意図的に抑えられており、MODをほぼ完全に攻略しても獲得経験値は約3万XPになるよう調整されています。第3幕のバランスを崩さないための措置で、本編側で得られる経験値には変更がありません。
Q5. PS5やXbox版でも遊べますか?
遊べません。配信はNexus Mods限定で、Larian公式のMod Manager・mod.io・コンソール向け配信ルートには対応していません。制作者は「必要条件を満たしていないため対応しない」と説明しています。
Q6. 0.8ベータで進行不能になることはありますか?
あります。MOD終盤から第3幕への移行時に、未処理のキャンプイベント(Oathbreaker関連など)が残っているとソフトロックする可能性があります。終盤へ進む前に処理を終わらせておくこと、そして頻繁にセーブすることが推奨されています。
まとめ

Act Two Expansionは、モッダーのSquallyDaBeanz氏が約2年かけて開発し、2026年9月17日にNexus Modsでバージョン0.8のベータとして公開した大型カスタムキャンペーンMODです。第2幕と第3幕の間に新地域Chionthar Wildsを追加し、70種類以上のアイテムと30以上の戦闘を含む、第1幕のWilderness級のボリュームを持っています。

ただし「第1幕級」はコンテンツ量の話で、本編Larian製と同水準のリアクティビティやコンパニオン連動、ボイス収録は備えていません。0.8ベータの現状では終盤のソフトロックやHonour Mode非対応といったリスクも残り、日本語対応も2026年9月20日時点で確認できていません。

『バルダーズ・ゲート3』をクリア済みで新しいコンテンツに飢えているなら、頻繁なセーブを徹底したうえで今すぐ試す価値があります。一方で初回プレイ中の人や日本語でストーリーを追いたい人は、1.0に向けた改善が進むのを待つ方が無難です。既存セーブを使うなら、第2幕を離れる前の導入だけは忘れずに。

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