パルワールド(PC版)の推奨スペックとおすすめ構成|マルチはCPU重視・設定最適化とホスト向けPC選び【2026年版】

(更新: 2026.6.12)
パルワールド(PC版)の推奨スペックとおすすめ構成|マルチはCPU重視・設定最適化とホスト向けPC選び【2026年版】

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パルワールドはオープンワールドのサバイバルクラフトゲームです。ソロプレイではGPUが主なボトルネックになりますが、マルチプレイではパルのAI処理がCPUに集中するため、ソロとは異なるスペック要件が生まれます。公式が推奨RAMを32GBとしているのも珍しく、大型拠点を構えるほどメモリ消費が増加します。この記事では公式スペックの読み方から、マルチホスト向けのCPU選び、fps改善設定まで解説します。

目次

公式の推奨スペックを確認する

パルワールドの公式スペックは2段階です。最低は起動の下限、推奨は60fps前後でのプレイを想定した目安です。

項目最低スペック推奨スペック
GPUNVIDIA GTX 1050
(VRAM 2GB)
NVIDIA RTX 2070
(VRAM 8GB)
CPUIntel Core i5-3570K
(4コア / 3.4GHz)
Intel Core i9-9900K
(8コア / 3.6GHz)
メモリ16GB32GB
ストレージ40GB SSD必須50GB SSD(高速推奨)
OSWindows 10 64bitWindows 10/11 64bit
DirectXDirectX 11

公式スペックには他タイトルと異なる点が3つあります。まず推奨CPUがCore i9-9900K(8コア)と高めなこと。次に推奨RAMが32GBと多くのゲームの2倍であること。そしてSSDが必須(HDDでは起動不可)と明記されていること。推奨のRTX 2070は2019年製の旧モデルのため、2026年現在の新品購入ではRTX 4060以上が同等・それ以上の性能になります。

GPU別フレームレート目安(Epic品質設定)

以下はEpic品質(最高設定)・ネイティブ解像度での自サイト編集部による推定フレームレートです。ソロプレイでCPUがボトルネックになっていない環境での目安です。

PALWORLD — RECOMMENDED SPECS

解像度・用途別 おすすめGPU早見表

フルHD / 60fpsRTX 4060Epic設定で65fps前後
フルHD / 120fpsRTX 4070以上Epic設定で121fps前後
WQHD / 60fpsRTX 4060 Ti〜
RTX 5060 Ti
65〜78fps前後
CPU(マルチ)Core i7 / Ryzen 7ソロはi5/R5でも十分
MEMORY32GB推奨大型拠点では16GBで不足
STORAGESSD 50GB以上SSD必須(HDD不可)
GPU(VRAM) フルHD WQHD 4K 相対性能
RTX 4070 SUPER(12GB) 135 fps 98 fps 48 fps
100%
RTX 4070(12GB) 121 fps 88 fps 44 fps
90%
RTX 5060 Ti(16GB) 110 fps 78 fps 38 fps
81%
RTX 4060 Ti(16GB) 90 fps 65 fps 32 fps
67%
RTX 4060(8GB) 65 fps 45 fps 22 fps
48%
RX 9070 XT(16GB) 125 fps 92 fps 46 fps
93%
RX 9060 XT(16GB) 78 fps 55 fps 28 fps
58%
RX 7600(8GB) 58 fps 40 fps
43%
RTX 3060(12GB) 55 fps 38 fps
41%
Radeon 780M ※内蔵GPU 20 fps ※低設定
15%

※ Epic品質設定・ネイティブ解像度でのソロプレイ推定値。Radeon 780Mのみ低設定推定。マルチプレイ・大型拠点ではCPUボトルネックにより実際のfpsが下がる場合があります。

フルHD(1080p)で遊ぶ場合

フルHD Epic設定で60fps安定を確保するにはRTX 4060がコスパ最適解です。65fps前後と快適な水準を確保できます。RTX 3060は55fps前後とEpic設定では若干不足気味なため、設定を1段階下げるかRTX 4060への投資が快適プレイへの近道です。120fps設定を目指すならRTX 4070以上が目安になります。

WQHD(1440p)で遊ぶ場合

1440pでEpic設定・60fps安定にはRTX 4060 Ti〜RTX 5060 Tiが目安です。RTX 4060 Tiで65fps、RTX 5060 Tiで78fps前後を見込めます。RTX 4060は1440pで45fps前後に落ちるため、1440pでのプレイを想定するなら1ランク上のGPUを選んでおくのがおすすめです。

マルチプレイ時の注意点——ソロと異なるスペック要件

パルワールドのマルチプレイで最大の特徴は、パルのAI処理がCPUに集中するという点です。ソロプレイではGPUが主なボトルネックになりますが、マルチではパルの動き・タスク管理・パスファインディングがCPUに常時負荷をかけます。

ホストPCのCPUが全員の体験に影響する ホスト(主催者)のPCは参加者の処理も一部担うアーキテクチャです。拠点のワーカーパル数が増えると処理が指数的に増加し、ホストのCPUが律速になるとすべての参加者がラグを体感します。マルチプレイでホストを担うなら、2026年現行世代では Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 7 265Kがベスト。最低でも Ryzen 7 5800X3D / Core i7-12700K以上のシングルスレッド性能が高いCPUを選んでください。
RAM 32GBが事実上の必須スペックになる 大型拠点(複数拠点・大量ワーカーパル)を運用すると、16GBではランダムなスタッタリングが発生しやすくなります。大型拠点環境では16GBと32GBの比較でスタッター発生率が65%低下するという報告があります。公式推奨の32GBはマルチプレイ前提の数値と考えてください。
参加者(クライアント)側もGPU性能は必要 マルチに参加する側のPCは、ホスト機ほどのCPU性能は不要です。ただしグラフィック処理はクライアント側のGPUで行われるため、GPU性能はソロと同じ基準で選んでください。10〜20人以上のセッションでは、参加者側でも大型拠点エリアでのfps低下が起きることがあります。

ラグ対策の設定:マルチプレイのラグ改善には、サーバー設定ファイルで「BaseCampWorkerMaxNum」(拠点ワーカーパル上限)を15〜20に制限するのが有効です。デフォルトのまま複数拠点が動き出すと処理が爆発的に増加するため、安定運用には上限設定をおすすめします。

専用サーバーでホストの負荷を分離する

ホストPCに負荷をかけずに安定したマルチプレイをするには、専用サーバー(デディケイテッドサーバー)の利用が効果的です。ゲームと同時にサーバーを動かすホスト方式と比べ、専用サーバー方式は参加者全員の体験が安定します。

専用サーバーの推奨スペック(4〜10人) CPU: Core Ultra 5 245 / Ryzen 5 9600以上(現行世代)、もしくは旧世代の Core i5-12400 / Ryzen 5 5600以上、RAM: 12〜16GB、SSD: 40GB以上。ゲームを動かさないサーバー専用機なら、この構成で安定したセッションが見込めます。
専用サーバーの推奨スペック(20〜32人) CPU: Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 7 265K(現行世代)がベスト、もしくは Core i7-12700K / Ryzen 7 5800X3D以上、RAM: 32GB以上、SSD: NVMe 50GB以上。参加者が増えるほどCPUとRAMの要求が上がります。長時間セッションではメモリリーク対策として4〜6時間ごとのサーバー再起動も有効です。
レンタルサーバーという選択肢 自宅にサーバーを置かずにクラウドのレンタルサーバーを使う方法もあります。月額1,000〜3,000円程度の費用はかかりますが、自宅PCの電気代・ハードウェア費用を考えると長期的にコスト効率がよいケースがあります。常時稼働サーバーを作りたいグループには有力な選択肢です。

fpsを改善する設定最適化

パルワールドはグラフィック設定の影響が大きく、適切に設定を調整することで最大42%のfps向上が報告されています。特にシャドウ品質の影響が最も大きい項目です。

シャドウ品質|Ultra → Low で最大35%改善 パルワールドでは影の描画がGPUの大きな負担になっています。シャドウ品質をUltraからHighに下げるだけでも10〜15%の改善が見込め、Lowにすると最大35%のfps向上が確認されています。視覚的な影響が比較的少なく、最初に試すべき設定です。
エフェクト品質|High → Low で約28%改善 Oil Rigや大規模戦闘エリアでは、エフェクト品質が高いとGPU負荷が急上昇します。通常のフィールドでは差が少ないですが、戦闘・爆発が多いシーンで効果が大きい設定です。HighからMediumに下げるだけでも体感できる差があります。
草・植生の密度|High → Low で約15%改善 草や低木などの植生密度はGPUとCPUの両方に負荷がかかります。フィールド探索が多い序盤は設定を落とすとfpsが安定します。草の密度を下げてもゲームプレイへの影響はなく、コスパの高い設定変更です。

重い場面(大拠点エリア・多人数マルチ)での対処法:①シャドウ品質をHighまたはMediumに下げる ②エフェクト品質をMediumに下げる ③草の密度を下げるの3つを組み合わせると、多くの環境でフレームレートが安定します。解像度を落とすより設定を調整するほうが視認性を保ちやすいです。

おすすめBTO構成

2026年3月時点の価格帯を参考にした、パルワールド向けBTO構成です。マルチプレイのホストを担う場合はCPUのグレードを1段上げることを念頭に置いてください。

ソロ快適・マルチ参加向け|RTX 4060 搭載(目安13〜17万円) RTX 4060 8GB / Ryzen 5 7600 / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成がコスパ優先の入門ライン。フルHD Epic設定で65fps前後を確保できます。マルチプレイには問題なく参加できますが、ホスト(主催)役にはCPUが物足りない場面があります。RAMは必ず32GBを選ぶことが重要です。
ソロ快適・マルチホスト対応|RTX 5060 Ti 搭載(目安17〜22万円) RTX 5060 Ti 16GB / Ryzen 7 7700 / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成。フルHDで110fps前後・1440pでも78fps前後を確保できます。Ryzen 7 7700はマルチプレイのホスト負荷にも対応できるCPUで、4〜8人規模のマルチセッションを主催するのに適した構成です。
大人数マルチ・高解像度向け|RTX 4070 SUPER 搭載(目安22〜28万円) RTX 4070 SUPER 12GB / Core i7-14700K / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成。WQHD(1440p)でもEpic設定98fps前後と余裕があり、大人数マルチのホストでもCPUに余裕を持てます。将来のゲームにも長く対応できる構成です。

パルワールドではRAMの選択が特に重要です。BTOで選ぶ際に16GBモデルがあっても、マルチプレイや大型拠点を想定するなら必ず32GBを選んでください。後からメモリを追加できる構成でも、最初から32GBを搭載しておくのが安心です。

用途別おすすめパーツ 4機種

BTOではなくパーツ単体で買う・換装する場合の現実解を、パルワールド用途で4段階紹介します。ソロ快適GPU・マルチホスト対応GPU・マルチホスト本命CPU・WQHD/4K対応GPUの4階層です。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
フルHD 110fps + マルチ参加
Palit GeForce RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
BlackwellVRAM 16GBDLSS 4.5対応PCIe 5.0
フルHD Epic設定で110fps、1440pでも78fps前後を確保するミドル本命。VRAM 16GBで大型拠点での画質低下を回避でき、マルチに参加するクライアント側として理想的な性能。8GB版RTX 4060より3万円高くても、長期運用での差分は無視できます。
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MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
WQHD/4K対応・大人数マルチ
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BlackwellVRAM 12GB GDDR7第5世代Tensor250W TDP
フルHDで135fps以上、WQHDでも98fps前後を確保するハイミドル本命。大型拠点や20人以上のマルチセッションでも視覚的な妥協なく遊べます。FF14・モンハンワイルズ・ナイトレイン等の重量級タイトルにも長期対応。
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フルHD Epic設定で78fps前後を確保するAMD派の現実解。9800X3DとのRyzen + Radeon統一構成で組みたい人に最適。RTX 5060 Tiより3万円安く、VRAM 16GBで大型拠点にも対応可能。
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まとめ|ソロはGPU重視、マルチホストはCPU重視

Conclusion 2026

ソロはRTX 4060で快適
マルチホストはCPUとRAMもグレードアップを

パルワールドはソロとマルチでスペックの優先度が変わるゲームです。ソロプレイはGPUが主なボトルネックで、フルHD/Epic設定ならRTX 4060が最低ラインです。マルチプレイでホストを担う場合は、パルAI処理がCPUに集中するためRyzen 7 7700 / Core i7-14700K以上のCPUを選ぶことを推奨します。

RAM 32GBは公式推奨値であり、大型拠点での安定動作にも欠かせません。設定面ではシャドウ品質の変更が最も効果が大きく、Epic設定から1〜2段階下げるだけで30%以上のfps改善が見込めます。

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