黒神話:悟空の推奨スペック|推奨RTX 2060の前提と、最高設定で解像度別に必要なGPU・VRAMを実測で解説【2026年9月】

(更新: 2026.9.26)
黒神話:悟空の推奨スペック|推奨RTX 2060の前提と、最高設定で解像度別に必要なGPU・VRAMを実測で解説【2026年9月】

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BLACK MYTH: WUKONG SPEC / 2026-09
黒神話:悟空の推奨スペック
推奨のRTX 2060は「High・フルHD・アップスケーラーあり」の目安
公式の推奨GPUはRTX 2060 / RX 5700 XT / Arc A750で、DLSS・FSR・XeSSを有効にしたフルHDのHigh設定が前提です。最高設定のCinematicでは、描画倍率66%でもWQHD 60fpsにはRTX 4070 Ti SUPER級、4K 60fpsにはRTX 4090級が必要です。解像度ごとに必要なGPUを実測値で整理します。
推奨はRTX 2060・VRAM 6GBCinematicは別次元の重さRTなしならVRAM 8GBで足りる

『黒神話:悟空』は、中国のGame Scienceが開発し2024年8月20日に発売したアクションRPGです。Unreal Engine 5で作られ、PCゲームの中でも特に重いタイトルとして知られています。公式の推奨GPUはRTX 2060と控えめですが、これはアップスケーラーを使ったフルHDのHigh設定を前提にした値です。

最高設定のCinematicや、光と影をすべてレイトレーシングで描くフルレイトレーシングを使うと、必要なGPUは一気に上がります。推奨スペックを満たしているのに重いと感じるのは、この前提の違いが原因です。

以下では、公式の要件の読み方、解像度ごとに60fpsを出すのに必要なGPU、VRAM・CPU・ストレージの目安を順に解説します。画質設定の詰め方は黒神話:悟空のおすすめ設定で扱っています。

目次

公式公式の必要スペックと推奨スペック

開発元のGame Scienceは、通常の描画とフルレイトレーシングのそれぞれについて、最低・推奨・ULTRAの3段階を公開しています。どの段階も、DLSS・FSR・XeSSのいずれかを有効にした状態で検証した値です。

項目最低推奨ULTRA
想定画質Medium・1080pHigh・1080pVery High・4K
GPUGTX 1060
RX 580
RTX 2060
RX 5700 XT
Arc A750
RTX 4070
RX 7800 XT
VRAM6GB6GB12GB
CPUCore i5-8400
Ryzen 5 1600
Core i7-9700
Ryzen 5 5500
Core i7-9700
Ryzen 5 5500
メモリ16GB16GB32GB
ストレージ130GB(SSD推奨)130GB(SSD必須)130GB(SSD必須)

フルレイトレーシングを有効にする場合は、最低がRTX 3060(Medium・1080p・RT Low)、推奨がRTX 4060(Medium・1080p・RT Medium)、ULTRAがRTX 4080 SUPER(High・4K・RT Very High)です。フルレイトレーシングは実質的にGeForce向けの設定で、Radeonでは実用的なfpsが出ません。

推奨を満たしても最高設定では足りない

推奨のRTX 2060はHigh設定のフルHDを前提にした値で、最高のCinematicは想定していません。Cinematicで描画倍率を66%(DLSSの品質モード相当)にした実測では、推奨GPUと同格のRX 5700 XTはフルHDで27.9fps、Arc A750は25.3fpsでした。最高設定で遊びたいなら、次の実測を目安にGPUを選んでください。

実測解像度別に必要なGPU

海外の検証メディアが、最高のCinematicプリセットで描画倍率を66%にして計測した平均fpsです。テスト機のCPUはCore i9-14900Kで、植生や水辺、敵のいる屋外エリアで計測しています。

GPUフルHDWQHD4K
RTX 409099.5fps88.5fps65.1fps
RTX 4080 SUPER86.5fps73.9fps52.4fps
RX 7900 XTX74.6fps65.0fps47.2fps
RTX 4070 Ti SUPER74.2fps63.0fps44.3fps
RTX 4070 SUPER67.3fps56.4fps38.2fps
RTX 308056.1fps47.0fps33.2fps
RX 7800 XT51.9fps44.6fps31.2fps
RTX 4060 Ti 16GB46.3fps38.2fps25.1fps
RTX 406042.3fps29.1fps19.1fps
RTX 3060 12GB36.0fps23.5fps16.1fps

Cinematicのままで60fpsを超えるのは、フルHDでRTX 4070 SUPER以上、WQHDでRTX 4070 Ti SUPER以上、4KではRTX 4090だけでした。NVIDIAとAMDの差は小さく、同じ価格帯なら似た結果になります。

現行GPUならどこまで遊べるか

RTX 50シリーズとRX 9000シリーズはこの実測に含まれていないため、海外のGPU階層表の性能比で、計測済みのGPUと同格のものに当てはめました。

フルHDならRTX 5060 Ti 16GB・RX 9060 XT 16GBRTX 5060 Ti 16GBはRTX 3080の約0.9倍、RX 9060 XT 16GBはRTX 4060 Ti 16GBの約1.1倍の性能です。Cinematicのままでは60fpsに届かないため、影・GIをHighに下げて60fpsを狙います。
WQHDならRTX 5070以上RTX 5070はRTX 4070 SUPERの約1.06倍で、フルHDはCinematicのまま60fpsを超え、WQHDも影・GIをHighにすれば60fpsを超えます。WQHDをCinematicのまま遊ぶなら、RTX 4080と同格のRTX 5070 TiかRX 9070 XTが目安です。
4KならRTX 5070 Ti以上とフレーム生成4Kで60fpsを超えたのはRTX 4090だけです。RTX 5070 TiやRX 9070 XTでは、影・GIをHighにし、フレーム生成を併用する前提になります。RTX 5080はRTX 4080 SUPERの約1.1倍です。

本作はDLSS 4のマルチフレーム生成(2025年4月追加)とFSR 4(2025年10月追加)に対応しています。NVIDIAの公表値では、4K・フルレイトレーシング・全設定最大で、DLSSの超解像とマルチフレーム生成を組み合わせるとRTX 5070 Tiで130fps超の表示になります。表示上のfpsなので、操作の反応は元のfpsに近いままです。

VRAMVRAMは何GBあればよいか

RTX 4090で描画倍率100%のまま計測したVRAM使用量は、Cinematicでも4Kで8.1GBでした。使用量が大きく増えるのは、フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使ったときです。

設定フルHDWQHD4K
Cinematic7.1GB7.6GB8.1GB
Cinematic+フルRT8.8GB9.1GB9.7GB
Cinematic+フルRT+フレーム生成10.3GB11.6GB13.5GB

レイトレーシングを使わないなら、VRAM 8GBのGPUでも問題なく遊べます。フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使うなら、WQHDまでは12GB、4Kでは16GBが目安です。アップスケーラーを使うと描画解像度が下がるので、実際の使用量はこれより少なくなります。

その他CPU・メモリ・ストレージの目安

CPUは推奨のCore i7-9700 / Ryzen 5 5500で足りる本作はGPUの負荷が大きく、推奨から最上位のULTRAまでCPUの要件は変わりません。ハイエンドGPUと組み合わせる場合も、6コア以上の現行CPUなら大きなボトルネックにはなりにくいタイトルです。
メモリは16GB、4Kの最高設定なら32GB最低と推奨は16GBで、ULTRAの段階だけ32GBになります。配信ソフトやブラウザを同時に使うなら32GBあると安心です。
ストレージはSSDに130GB最低ではHDDでも動作しますが、推奨以上ではSSDが必須です。インストールには130GBの空きが必要です。

自分のPCでどこまで動くかは、Steamで無料配布されている「黒神話:悟空 ベンチマークツール」で、購入前に確かめられます。重いゲーム全体の要求スペックの比較は重いPCゲーム ランキングでまとめています。

GPU解像度別に選びやすいGPU

いまGPUを買って黒神話:悟空を遊ぶなら、次の4モデルが解像度ごとの候補です。

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS
フルHDで60fpsMSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUSRTX 3080の約0.9倍の性能を持つRTX 5060 Ti 16GB。影・GIをHighにすればフルHDで60fpsを狙え、VRAM 16GBでフルレイトレーシングとフレーム生成も同時に使えますAmazonで価格を見る
MSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OC
WQHDで60fpsMSI GeForce RTX 5070 12G VENTUS 2X OCRTX 4070 SUPERより6%ほど速いRTX 5070。フルHDはCinematicのまま、WQHDは影・GIをHighにして60fpsを超えます。VRAM 12GBでもレイトレなしなら4Kまで余裕がありますAmazonで価格を見る
MSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GB
WQHDをCinematicのままMSI RTX 5070 Ti VENTUS 3X OC 16GBRTX 4080と同格のRTX 5070 Ti。WQHDをCinematicのまま60fps超で遊べ、4Kでもマルチフレーム生成を使えば高いfpsを出せますAmazonで価格を見る
PowerColor Hellhound Radeon RX 9070 XT 16GB(RX9070XT 16G-L/OC・国内正規代理店品)
レイトレなしで費用を抑えるPowerColor Hellhound Radeon RX 9070 XT 16GB(RX9070XT 16G-L/OC・国内正規代理店品)通常の描画ではRTX 5070 Tiと同格のRX 9070 XT。フルレイトレーシングは使えないと考えたほうがよいものの、Cinematicの通常描画なら同じ位置で、価格は約9万円安くなりますAmazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

各GPUの詳しい性能は、RTX 5060 Ti、RTX 5070、RTX 5070 Tiのレビュー、フルHD向けGPUの価格と性能の比較はフルHDにおすすめのグラボ8選で扱っています。

完成品解像度別のおすすめゲーミングPC

PCごと買うなら、上で選んだGPUを積んだ完成品が近道です。2026年9月26日時点で販売ページの価格と在庫を確認した4台を、遊びたい解像度の順に並べました。どれもメモリ16GB・SSD 500GBからの構成なので、黒神話:悟空(130GB)以外のゲームも入れるならSSDの容量を増やすと安心です。

MDL Ryzen 7 5700X × RX 9060 XT 16GB
フルHD|価格を抑えるMDL Ryzen 7 5700X × RX 9060 XT 16GB(MD9657 / 16GB / 500GB / 650W GOLD)RX 9060 XT 16GBとRyzen 7 5700Xを組み合わせた、4台の中で最も安いモデル。RX 9060 XT 16GBはRTX 4060 Ti 16GBより1割ほど速く、プリセットHighならフルHDで60fps以上を狙えます。VRAM 16GBなのでテクスチャはCinematicのまま使えます178,800円税込/2026-10-02時点・変動ありMDL公式で詳細を見る
OZ GAMING Z1series Ryzen7 5700X RTX5070 ゲーミングPC
フルHD〜WQHD|RTX 5070OZ GAMING Z1series(Ryzen 7 5700X + RTX 5070 12GB)RTX 5070を積みながら20万円台前半に収まるモデル。フルHDはCinematicのまま60fpsを超え、WQHDも影・GIをHighにすれば60fpsを超えます。DLSSのマルチフレーム生成も使えます233,800円税込/2026-10-07時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る
MDL Ryzen 7 9700X × RX 9070 XT(NEO9797 / 16GB DDR5 / 500GB / 1000W GOLD)
WQHDをCinematicのままMDL Ryzen 7 9700X × RX 9070 XT(NEO9797 / 16GB DDR5 / 500GB / 1000W GOLD)RTX 4080と同格の通常描画性能を持つRX 9070 XT搭載モデル。WQHDをCinematicのまま60fps超で遊べます。フルレイトレーシングは使わない前提で、同じ位置のRTX 5070 Ti機より約9万円安くなります289,800円税込/2026-09-26時点・変動ありMDL公式で詳細を見る
MDL Ryzen 7 7700 × RTX 5070 Ti(NEO57T77 / 16GB DDR5 / 500GB / 1000W GOLD)
WQHD〜4K|フルRTも使うMDL Ryzen 7 7700 × RTX 5070 Ti(NEO57T77 / 16GB DDR5 / 500GB / 1000W GOLD)RTX 5070 Tiを積んだモデル。WQHDをCinematicのまま遊べるうえ、フルレイトレーシングとマルチフレーム生成も使えます。4Kは影・GIをHighにし、フレーム生成を併用して遊ぶ前提です380,800円税込/2026-09-26時点・変動ありMDL公式で詳細を見る

※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。

BTOパソコンの価格は日によって変わり、在庫の少ないモデルは数日で売り切れることもあります。購入前に販売ページで最新の価格と構成を確認してください。

FAQよくある質問

黒神話:悟空の推奨スペックは?
GPUはRTX 2060 / RX 5700 XT / Arc A750、CPUはCore i7-9700 / Ryzen 5 5500、メモリ16GB、SSDに130GBの空きです。フルHDのHigh設定で、DLSS・FSR・XeSSのいずれかを有効にした状態が前提です。
RTX 3060で黒神話:悟空は遊べますか?
遊べます。公式の推奨(RTX 2060)を上回り、フルレイトレーシングの最低要件にもなっています。ただし最高設定のCinematicでは、描画倍率66%でもフルHDで36fpsだったため、プリセットをHigh程度に下げて遊ぶのが目安です。
VRAM 8GBで足りますか?
レイトレーシングを使わなければ足ります。Cinematicでも4KのVRAM使用量は8.1GBで、アップスケーラーを使えばさらに減ります。フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使うとフルHDでも10GBを超えるため、8GBのGPUでは同時に使わないでください。
4Kで60fpsを出すにはどのGPUが必要ですか?
Cinematicのまま描画倍率66%で4K 60fpsを超えたのは、RTX 4090(65.1fps)だけでした。RTX 5070 Ti・RX 9070 XT・RTX 5080では、影・GIをHighに下げるか、フレーム生成を併用する前提になります。
Radeonでもフルレイトレーシングは使えますか?
設定はできますが、実用的なfpsは出ません。RX 7900 XTXでも、WQHD・Cinematic・フルレイトレーシングでは描画倍率を25%まで下げて29fpsでした。Radeonでは通常の描画で遊び、アップスケーリングにFSR 4を使うのがおすすめです。
総評

黒神話:悟空の公式推奨はRTX 2060ですが、これはアップスケーラーを使ったフルHDのHigh設定の目安です。最高設定のCinematicで60fpsを出すには、フルHDでRTX 4070 SUPER級、WQHDでRTX 4070 Ti SUPER級が必要で、4Kで余裕があるのはRTX 4090だけでした。

現行GPUなら、フルHDはRTX 5060 Ti 16GB、WQHDはRTX 5070、WQHDをCinematicのまま遊ぶならRTX 5070 TiかRX 9070 XTが目安です。VRAMはレイトレーシングを使わなければ8GBで足り、フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使うなら12〜16GBを選んでください。

出典:Steam「Black Myth: Wukong」ストアページ / TechPowerUp「Black Myth: Wukong Performance Benchmark」 / TechSpot「Black Myth: Wukong Optimization Guide」 / NVIDIA「DLSS 4 Multi Frame Generation」(黒神話:悟空) / Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」 / Steam「黒神話:悟空 ベンチマークツール」

公式要件の3段階の表は、Steamで公開された公式の要件画像(2024年6月)にもとづきます。fpsとVRAM使用量は上記の実測値で、発売時期の計測です。

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