黒神話:悟空の推奨スペックとおすすめGPU|UE5の「重さ」を解像度別に解説【2026年版】

(更新: 2026.6.12)
黒神話:悟空の推奨スペックとおすすめGPU|UE5の「重さ」を解像度別に解説【2026年版】

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公式が「推奨GPU」として挙げているRTX 2080 Superは、2024年発売の本作でシネマティック設定を動かすには全く力不足です。UE5のLumenによるリアルタイムGIを最大品質で使うと、RTX 4090でさえ1080pシネマティックで60fpsをギリギリ超える程度になります。一方でDLSS 4.5やFSR 4を使えばフレームレートは劇的に改善し、RTX 5060 Ti一枚で1080pシネマティック+DLSS品質+マルチフレーム生成(MFG)なら120fps超が現実的な水準です。この記事では「どのGPUを買えば何fps出るか」を解像度別・設定別にまとめます。

目次

公式の推奨スペックと「現実」のギャップ

開発元のGAME SCIENCEが公表している推奨スペックは1440p・高設定・60fpsを前提にしたものです。シネマティック設定(全設定最高)では、一世代前のハイエンドGPUでも60fpsを維持するのは難しくなります。

項目 推奨スペック(公式) シネマ設定で快適なスペック
GPU RTX 2080 Super / RX 6800 XT RTX 5060 Ti 以上 16GB VRAM
CPU Core i7-9700 / Ryzen 5 5500 Ryzen 5 9600 以上
メモリ 16GB 16GB(DDR5推奨)
ストレージ SSD 130GB以上 NVMe SSD 130GB以上
VRAM 8GB〜 16GB推奨 12GB最低ライン
想定環境 1440p / 高設定 / 60fps 1080p / シネマ+DLSS品質 / 90fps

公式「推奨(RTX 2080 Super)」は1440p・高設定・60fpsを想定したスペックです。GIと影品質が最も重く、シネマティック設定ではこの2項目だけでfpsが半分以下になります。「推奨を満たしているのに重い」と感じる方は、設定ではなくGPU自体の限界に達しています。

GPU性能比較——解像度別おすすめ一覧

黒神話:悟空を快適に遊ぶ目安はシネマティック設定+アップスケーリング品質モードで60fps以上です。以下のfps目安はすべてシネマティック(全設定最高)・アップスケーリングなし・ネイティブ解像度での推定値です。実際のプレイではDLSS/FSR品質モードを使うことで1.5〜1.7倍程度の改善が見込めます。

BLACK MYTH: WUKONG — RECOMMENDED SPECS

解像度別 おすすめスペック早見表

フルHD / 1080pRTX 5060 Tiシネマ+DLSS品質 約80fps
WQHD / 1440pRTX 5070シネマ+DLSS品質 約77fps
4K / 2160pRTX 5070 Tiシネマ+DLSS品質 約51fps
CPURyzen 5 9600〜GPUバウンドで十分
MEMORY16GB DDR5最低16GB必須
STORAGENVMe 130GB以上SSD必須(HDD非推奨)

主要GPUのシネマティック設定・ネイティブ解像度での自サイト編集部による推定フレームレート一覧です。アップスケーリングなし・フレーム生成なしの「素の実力」で比較しています。発売後の実機ベンチマーク詳細は黒神話:悟空 GPU別ベンチマーク記事にまとめています。

GPU(VRAM) フルHD WQHD 4K 相対性能
RTX 5090(32GB) 100 fps 78 fps 50 fps
100%
RTX 5080(16GB) 82 fps 63 fps 41 fps
82%
RTX 5070 Ti(16GB) 70 fps 53 fps 30 fps
70%
RTX 5070(12GB) 58 fps 45 fps 25 fps
58%
RTX 5060 Ti(16GB) 47 fps 36 fps 20 fps
47%
RX 9070 XT(16GB) 50 fps 38 fps 22 fps
50%
RTX 4070 Super(12GB) 52 fps 38 fps 22 fps
52%
RTX 4060 Ti(16GB) 44 fps 29 fps
44%
RTX 4060(8GB) 40 fps
40%

※ シネマティック(全設定最高)・アップスケーリングなし・ネイティブ解像度での推定値。DLSS/FSR品質モードで概ね1.5〜1.7倍、MFG(RTX 50シリーズ)でさらに2倍近くに到達します。

ネイティブのシネマティック設定では、RTX 5080でも1440p 63fpsと余裕があるとは言えません。しかしDLSS品質モードを加えると同環境で約107fps、さらにMFGをオンにすれば150fps超に到達します。黒神話:悟空は「アップスケーリングと一緒に使うことが前提のゲーム」と割り切ると、GPU選びの基準がはっきりします。

フルHD(1080p)で遊ぶ場合

フルHDシネマティック設定ならRTX 5060 Ti(16GB)が実質的なベストバランスです。ネイティブ47fpsはやや物足りませんが、DLSS品質モードで約80fps、MFG併用で120fps超に到達します。価格帯も控えめで、UE5の重さをアップスケーリングでカバーできる最初のラインです。

RTX 4060 Ti(44fps)も選択肢に入りますが、VRAMが8GBの旧モデルはシネマティック設定でテクスチャ品質が制限されます。16GBモデルなら問題ありません。

WQHD(1440p)で遊ぶ場合

WQHDシネマティックで快適に遊ぶにはRTX 5070(12GB)以上が必要です。ネイティブ45fps、DLSS品質で約77fps、MFG込みで120fps近くが現実的な目標です。RTX 5060 Tiでは36fpsと低すぎるため、1440pを狙うなら一段上のGPUを選びましょう。

4K(2160p)で遊ぶ場合

4Kシネマティックは最難関です。ネイティブで60fpsを超えるGPUは現時点で存在せず、DLSS品質またはパフォーマンスモードが必須です。RTX 5070 Ti(ネイティブ30fps、DLSS品質で約51fps)以上を選び、MFGを使うことで4K環境での快適なプレイが実現します。

VRAM 12GB以下の「落とし穴」

黒神話:悟空はテクスチャ解像度が非常に高く、シネマティック設定でのVRAM消費が多いのも特徴です。VRAM不足はフレームレートの急落やテクスチャのちらつきとして現れます。

16GB VRAM|全解像度で余裕 全解像度・全設定で余裕あり。RTX 5060 Ti / 5070 Ti / 5080 / RX 9070 XT等が該当します。シネマティック+RT有効でも安定します。
12GB VRAM|RT有効時に注意 1080p〜1440pのシネマティック設定(RTなし)では問題なし。RTを有効にすると1440p以上でVRAMが逼迫する場面があります。RTX 5070・RTX 4070 Super等が該当します。
8GB VRAM|シネマティック非推奨 シネマティック設定ではテクスチャ品質を下げるか、解像度を1080pに絞る必要があります。RTX 4060・RTX 5060(8GBモデル)等が該当します。高品質プレイには非推奨です。

RTX 5060 Tiには8GBモデルと16GBモデルが存在します。黒神話:悟空のシネマティック設定を狙うなら必ず16GBモデルを選んでください。8GBではテクスチャ品質を落とさざるを得ず、せっかくのUE5のビジュアルが台無しになります。

DLSS 4.5 / FSR 4 / XeSS——アップスケーリングは「必須ツール」

黒神話:悟空はNVIDIA・AMD・Intel、3社すべてのアップスケーリング技術に対応しています。ネイティブ性能だけを見てGPUを選ぶのではなく、アップスケーリング込みの実効fpsで判断するのが正解です。

DLSS 4.5|NVIDIA RTX シリーズ 品質モード(67%)でネイティブ比+50〜70%のfps改善。RTX 50シリーズではマルチフレーム生成(MFG)がさらに倍増させます。RTX 40シリーズでも通常のフレーム生成(FG)に対応。画質面ではFSR・XeSSよりも有利です。
FSR 4(FSR Redstone)|AMD RX 9000シリーズ RX 9000シリーズで使えるFSR 4(コードネームFSR Redstone)がDLSSに迫る画質を実現。フレーム生成にも対応しています。旧世代のRX 7000シリーズはFSR 3.1での対応です。コスパ重視ならRX 9070 XTの組み合わせも選択肢です。
XeSS 2|Intel Arc B580〜(NVIDIA/AMDでも動作可) Intel Arc向け最適化のアップスケーリング技術。NVIDIA/AMDのGPUでも動作はしますが、Intel Arc向けに最適化されているためB580で性能を発揮しやすい構造です。B580でもXeSS有効時に60fps前後での動作が可能なシーンがあります。

アップスケーリングの設定方法・GIと影品質の最適値については黒神話:悟空 PC版が重い? おすすめ設定ガイドで詳しく解説しています。GPU選びと合わせて確認しておくと、購入後すぐに最適な環境でプレイできます。

CPUとその他スペック——ボトルネックを作らない構成

黒神話:悟空はUE5のGPU負荷が支配的で、CPU依存は比較的低めです。ただしロード時間や高VFXシーンでのCPU処理は一定の性能を要求します。

CPU|Ryzen 5 9600 / Core Ultra 5 245以上で十分 GPUバウンドが強いため、ミドルクラスのCPUでボトルネックになることはほぼありません。RTX 5080以上のハイエンドGPUと組み合わせるなら、Ryzen 7 9800X3D / Core Ultra 7 265K程度を選ぶと安心です。
メモリ|16GB必須、32GB推奨 ゲーム単体での最低要件は16GBですが、UE5のメモリ消費は高めです。DiscordやOBSと同時起動するなら32GBが快適です。
SSD|NVMe推奨、130GB以上 ゲーム本体+パッチで約130GBを使用します。NVMe Gen4で十分で、HDDではロード時間とテクスチャストリーミングの遅延が発生するため非推奨です。

解像度別おすすめゲーミングPC

GPU選びと合わせて、BTOで一式揃える方法もあります。RTX 5060 Ti以上を搭載した構成なら、届いてすぐにシネマティック設定+DLSS品質で快適なプレイが始められます。

フルHD向け|RTX 5060 Ti 16GB 搭載モデル(目安10〜14万円) RTX 5060 Ti 16GB / Ryzen 5 9600 / 16GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成が最適です。シネマティック+DLSS品質で約80fps、MFG込みで120fps超を狙えます。
WQHD向け|RTX 5070 搭載モデル(目安17〜22万円) RTX 5070 / Ryzen 7 9800X3D / 32GB DDR5 / 1TB NVMe SSDの構成が理想的です。1440pシネマティック+DLSS品質で77fps前後と余裕があり、将来の重量級タイトルにも対応できます。
4K向け|RTX 5070 Ti 搭載モデル(目安23〜30万円) RTX 5070 Ti / Ryzen 7 9800X3D / 32GB DDR5 / 2TB NVMe SSDの構成が現実的な4K向け最適解です。シネマティック+DLSS品質+MFGで4K 100fps超を狙えます。

BTOモデルは時期によって価格・在庫が変動します。最新の構成・価格はメーカー公式サイトで確認してください。BTOの選び方が分からない方はBTOパソコンの選び方ガイドもどうぞ。

解像度別おすすめGPU 4機種

BTOではなく単体でGPUを買う・換装する場合の現実解を、フルHD・WQHD・4K現実解・4K本命の4段階で紹介します。いずれも黒神話:悟空のシネマティック設定+DLSS品質モードで記事内のfps目安を達成できる組み合わせです。

Palit RTX 5060 Ti Infinity 3 16GB
フルHDの最低ライン
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UE5の重さに対する「16GB VRAM最低ライン」。シネマティック+DLSS品質で約80fps、MFGを足せば120fps超。VRAM 16GBで黒神話のテクスチャ品質を妥協せず楽しめる最安クラスです。8GB版を間違えて選ばないよう要注意。
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WQHD最適解
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1440pシネマティック+DLSS品質で約77fps、MFGで120fps近くを狙える本命機。VRAM 12GBはRT非有効なら問題なし、RT併用時は1440p以上で逼迫する場面ありなのでDLSS品質モードで内部解像度を下げる運用が前提。
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4K現実解
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記事内bench-tableで「4K ネイティブ30fps、DLSS品質で約51fps、MFG併用で4K 100fps超」を狙える4K現実解。VRAM 16GBで黒神話のテクスチャ品質も犠牲にしません。RTX 5080より約4万円安く、UE5タイトルの4K入門に最適。
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4K最高品質の本命
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まとめ|黒神話 悟空の快適スペックの結論

Conclusion 2026

「アップスケーリング前提」で選ぶ
ネイティブ性能だけで判断しない

黒神話:悟空はUE5 Lumenの負荷が非常に高く、ネイティブ解像度・シネマティック設定では最新GPUでも余裕がありません。しかしDLSS 4.5やFSR 4との組み合わせを前提にすれば、RTX 5060 Ti(フルHD)・RTX 5070(WQHD)・RTX 5070 Ti(4K)で快適な体験が実現します。

VRAMは16GBが事実上の推奨です。8GBモデルではシネマティック設定でのテクスチャ品質制限が避けられません。せっかくのUE5の美麗グラフィックを最大限に楽しむために、GPU購入時はVRAM容量を必ず確認してください。

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