黒神話:悟空の推奨スペック|推奨RTX 2060の前提と、最高設定で解像度別に必要なGPU・VRAMを実測で解説【2026年9月】
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推奨のRTX 2060は「High・フルHD・アップスケーラーあり」の目安
『黒神話:悟空』は、中国のGame Scienceが開発し2024年8月20日に発売したアクションRPGです。Unreal Engine 5で作られ、PCゲームの中でも特に重いタイトルとして知られています。公式の推奨GPUはRTX 2060と控えめですが、これはアップスケーラーを使ったフルHDのHigh設定を前提にした値です。
最高設定のCinematicや、光と影をすべてレイトレーシングで描くフルレイトレーシングを使うと、必要なGPUは一気に上がります。推奨スペックを満たしているのに重いと感じるのは、この前提の違いが原因です。
以下では、公式の要件の読み方、解像度ごとに60fpsを出すのに必要なGPU、VRAM・CPU・ストレージの目安を順に解説します。画質設定の詰め方は黒神話:悟空のおすすめ設定で扱っています。
目次
公式公式の必要スペックと推奨スペック
開発元のGame Scienceは、通常の描画とフルレイトレーシングのそれぞれについて、最低・推奨・ULTRAの3段階を公開しています。どの段階も、DLSS・FSR・XeSSのいずれかを有効にした状態で検証した値です。
| 項目 | 最低 | 推奨 | ULTRA |
|---|---|---|---|
| 想定画質 | Medium・1080p | High・1080p | Very High・4K |
| GPU | GTX 1060 RX 580 | RTX 2060 RX 5700 XT Arc A750 | RTX 4070 RX 7800 XT |
| VRAM | 6GB | 6GB | 12GB |
| CPU | Core i5-8400 Ryzen 5 1600 | Core i7-9700 Ryzen 5 5500 | Core i7-9700 Ryzen 5 5500 |
| メモリ | 16GB | 16GB | 32GB |
| ストレージ | 130GB(SSD推奨) | 130GB(SSD必須) | 130GB(SSD必須) |
フルレイトレーシングを有効にする場合は、最低がRTX 3060(Medium・1080p・RT Low)、推奨がRTX 4060(Medium・1080p・RT Medium)、ULTRAがRTX 4080 SUPER(High・4K・RT Very High)です。フルレイトレーシングは実質的にGeForce向けの設定で、Radeonでは実用的なfpsが出ません。
推奨を満たしても最高設定では足りない
推奨のRTX 2060はHigh設定のフルHDを前提にした値で、最高のCinematicは想定していません。Cinematicで描画倍率を66%(DLSSの品質モード相当)にした実測では、推奨GPUと同格のRX 5700 XTはフルHDで27.9fps、Arc A750は25.3fpsでした。最高設定で遊びたいなら、次の実測を目安にGPUを選んでください。
実測解像度別に必要なGPU
海外の検証メディアが、最高のCinematicプリセットで描画倍率を66%にして計測した平均fpsです。テスト機のCPUはCore i9-14900Kで、植生や水辺、敵のいる屋外エリアで計測しています。
| GPU | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 4090 | 99.5fps | 88.5fps | 65.1fps |
| RTX 4080 SUPER | 86.5fps | 73.9fps | 52.4fps |
| RX 7900 XTX | 74.6fps | 65.0fps | 47.2fps |
| RTX 4070 Ti SUPER | 74.2fps | 63.0fps | 44.3fps |
| RTX 4070 SUPER | 67.3fps | 56.4fps | 38.2fps |
| RTX 3080 | 56.1fps | 47.0fps | 33.2fps |
| RX 7800 XT | 51.9fps | 44.6fps | 31.2fps |
| RTX 4060 Ti 16GB | 46.3fps | 38.2fps | 25.1fps |
| RTX 4060 | 42.3fps | 29.1fps | 19.1fps |
| RTX 3060 12GB | 36.0fps | 23.5fps | 16.1fps |
Cinematicのままで60fpsを超えるのは、フルHDでRTX 4070 SUPER以上、WQHDでRTX 4070 Ti SUPER以上、4KではRTX 4090だけでした。NVIDIAとAMDの差は小さく、同じ価格帯なら似た結果になります。
現行GPUならどこまで遊べるか
RTX 50シリーズとRX 9000シリーズはこの実測に含まれていないため、海外のGPU階層表の性能比で、計測済みのGPUと同格のものに当てはめました。
本作はDLSS 4のマルチフレーム生成(2025年4月追加)とFSR 4(2025年10月追加)に対応しています。NVIDIAの公表値では、4K・フルレイトレーシング・全設定最大で、DLSSの超解像とマルチフレーム生成を組み合わせるとRTX 5070 Tiで130fps超の表示になります。表示上のfpsなので、操作の反応は元のfpsに近いままです。
VRAMVRAMは何GBあればよいか
RTX 4090で描画倍率100%のまま計測したVRAM使用量は、Cinematicでも4Kで8.1GBでした。使用量が大きく増えるのは、フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使ったときです。
| 設定 | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| Cinematic | 7.1GB | 7.6GB | 8.1GB |
| Cinematic+フルRT | 8.8GB | 9.1GB | 9.7GB |
| Cinematic+フルRT+フレーム生成 | 10.3GB | 11.6GB | 13.5GB |
レイトレーシングを使わないなら、VRAM 8GBのGPUでも問題なく遊べます。フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使うなら、WQHDまでは12GB、4Kでは16GBが目安です。アップスケーラーを使うと描画解像度が下がるので、実際の使用量はこれより少なくなります。
その他CPU・メモリ・ストレージの目安
自分のPCでどこまで動くかは、Steamで無料配布されている「黒神話:悟空 ベンチマークツール」で、購入前に確かめられます。重いゲーム全体の要求スペックの比較は重いPCゲーム ランキングでまとめています。
GPU解像度別に選びやすいGPU
いまGPUを買って黒神話:悟空を遊ぶなら、次の4モデルが解像度ごとの候補です。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
各GPUの詳しい性能は、RTX 5060 Ti、RTX 5070、RTX 5070 Tiのレビュー、フルHD向けGPUの価格と性能の比較はフルHDにおすすめのグラボ8選で扱っています。
完成品解像度別のおすすめゲーミングPC
PCごと買うなら、上で選んだGPUを積んだ完成品が近道です。2026年9月26日時点で販売ページの価格と在庫を確認した4台を、遊びたい解像度の順に並べました。どれもメモリ16GB・SSD 500GBからの構成なので、黒神話:悟空(130GB)以外のゲームも入れるならSSDの容量を増やすと安心です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
BTOパソコンの価格は日によって変わり、在庫の少ないモデルは数日で売り切れることもあります。購入前に販売ページで最新の価格と構成を確認してください。
FAQよくある質問
黒神話:悟空の公式推奨はRTX 2060ですが、これはアップスケーラーを使ったフルHDのHigh設定の目安です。最高設定のCinematicで60fpsを出すには、フルHDでRTX 4070 SUPER級、WQHDでRTX 4070 Ti SUPER級が必要で、4Kで余裕があるのはRTX 4090だけでした。
現行GPUなら、フルHDはRTX 5060 Ti 16GB、WQHDはRTX 5070、WQHDをCinematicのまま遊ぶならRTX 5070 TiかRX 9070 XTが目安です。VRAMはレイトレーシングを使わなければ8GBで足り、フルレイトレーシングとフレーム生成を両方使うなら12〜16GBを選んでください。
出典:Steam「Black Myth: Wukong」ストアページ / TechPowerUp「Black Myth: Wukong Performance Benchmark」 / TechSpot「Black Myth: Wukong Optimization Guide」 / NVIDIA「DLSS 4 Multi Frame Generation」(黒神話:悟空) / Tom’s Hardware「GPU Benchmarks Hierarchy」 / Steam「黒神話:悟空 ベンチマークツール」
公式要件の3段階の表は、Steamで公開された公式の要件画像(2024年6月)にもとづきます。fpsとVRAM使用量は上記の実測値で、発売時期の計測です。










