Easy Anti-Cheatの20010で起動できない原因|インストール先の暗号化属性を確認【2026年10月】
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見るのはEACのインストール先1か所の暗号化属性だけ
ゲームを起動した瞬間に「Error 20010: Easy Anti-Cheat installation folder has been encrypted」と表示され、先へ進めなくなることがあります。日本語では「Easy Anti-Cheat インストール フォルダが暗号化されています」という意味で、ゲームの故障やBANの通知ではありません。
原因はEACサービスのインストール先ディレクトリがOSによって暗号化され、サービスが正常に起動できないことです。見るのはそのフォルダーのプロパティにある暗号化の項目で、既定の場所はC:\Program Files (x86)\EasyAntiCheat_EOS\です。
ただし、対象はEACのインストール先だけです。ドライブ全体のBitLockerを外したり、ゲームフォルダーを丸ごと復号したりする操作は、公式の手順に含まれていません。項目が変更できないPCや、暗号化したデータの鍵を使えないPCでは、触る前に管理者へ相談する分岐もあります。
目次
原因20010が示しているのは「EACの置き場所が暗号化されている」こと
Easy Anti-Cheat公式の説明は「EACサービスのインストール ディレクトリがオペレーティング システムによって暗号化されており、その結果、サービスが正常に起動できない」という1点です。ゲームファイルの整合性確認や再インストールを繰り返す前に、まずこのフォルダーの属性を確かめます。
出典:Easy Anti-Cheat公式サポート「Error 20010」
Windowsには、フォルダーやファイルに暗号化の属性を付けるEFS(暗号化ファイルシステム)があります。EFSは、NTFSボリューム上の個々のファイルを公開鍵方式で保護する機能です。フォルダー単位でも設定でき、同じ項目を外せば復号できます。
似た名前の機能を区別しておくと、触る範囲を間違えません。
出典:Microsoft Learn「File Encryption」、Microsoft Learn「BitLocker FAQ」
対象確認するフォルダーを特定する
公式FAQが示すのは、EACサービスのインストール先ディレクトリです。既定ではC:\Program Files (x86)\EasyAntiCheat_EOS\で、Cドライブ以外にシステムファイルがある場合は場所が異なることがあります。
ここで注意したいのは、ゲーム本体のフォルダーの中にある「EasyAntiCheat」という名前のフォルダーと、サービスのインストール先は別の場所だということです。公式FAQが対象にしているのは後者のインストール先で、前者のフォルダーを確認対象とは書いていません。エクスプローラーで場所を開き、EasyAntiCheat_EOSという名前のフォルダーが実在するかを見てください。見つからないPCでは、手順を当てはめずに公式サポートへエラー全文を伝えるのが近道です。
出典:Easy Anti-Cheat公式サポート「Error 20010」
手順暗号化属性を確認して、必要なときだけ外す
- ゲームとランチャーを終了する。SteamやEpic Games Launcherも閉じておくと、操作中にEACが呼び出されません。
- インストール先フォルダーを開く。エクスプローラーで
C:\Program Files (x86)\を開き、EasyAntiCheat_EOSを探します。 - フォルダーを右クリックして[プロパティ]を開き、[全般]タブの[詳細設定]を選ぶ。
- 暗号化に関する項目の状態を見る。英語表記は「Encrypt contents to secure data」で、日本語版では「暗号化」を含むチェックボックスです。見るのはこの1項目だけです。
- チェックが入っているときだけ外す。外して[OK]、[適用]、[OK]の順に閉じます。公式FAQの手順はこのチェックを外す操作です。
- PCを再起動して、同じゲームを起動する。20010が消えたかどうかは、エラーが出たゲームで確かめます。
出典:Easy Anti-Cheat公式サポート「Error 20010」、Microsoft サポート「ファイルまたはフォルダーを暗号化する方法」、Microsoft Windows「How to decrypt a file」
暗号化の項目がオフなら、この手順で外すものはありません。何も変えずに閉じ、次の節のコマンド確認と問い合わせの準備へ進んでください。「圧縮」の項目を代わりにいじる必要はありません。
確認コマンドで状態だけを見る
画面の項目で判断しにくいときは、Windows標準のcipherコマンドで状態を読み取れます。スタートメニューで「cmd」と入力して「コマンド プロンプト」を開き、次の2行を実行します。PowerShellではcd /dが使えないため、コマンド プロンプトで行ってください。パラメーターなしで実行すると、カレントディレクトリとその中のファイルの暗号化状態が表示され、暗号化済みは「E」、未暗号化は「U」と示されます。
cd /d "C:\Program Files (x86)\EasyAntiCheat_EOS"
cipher
このコマンドは表示するだけで、何も変更しません。1行目の移動に失敗したときは、別のフォルダーの結果を読まないように、フォルダーの場所を確かめてからやり直します。一覧の先頭に出る行は、フォルダーに暗号化属性が付いていると「新しいファイルは暗号化されます」、付いていないと「追加されるファイルは暗号化されません」です(日本語版Windows 11 Proで確認)。
復号用の/dや、配下をまとめて処理する/sは、公式FAQの手順にありません。範囲を広げる操作なので、20010の確認では使わないでください。
相談自分で変えずに管理者・公式へ回す場合
出典:Microsoft サポート「ファイルまたはフォルダーを暗号化する方法」、Microsoft Learn「cipher」
連絡直らないときに公式へ渡す情報
属性を外しても、最初から外れていても20010が続くときは、ゲームの公式サポートへ連絡します。Easy Anti-Cheat公式のFAQで解決しない場合も、該当ゲームのサポートへの問い合わせが案内されています。次の情報を添えると、やり取りが短く済みます。
- エラー全文(「Error 20010: Easy Anti-Cheat installation folder has been encrypted」)とゲーム名
- 確認したフォルダーのパス(
EasyAntiCheat_EOSが見つかったか、別の場所だったか) - 暗号化の項目がオンだったかオフだったか、外した場合は外した日時
- PCの種類(個人PC、会社・学校のPC)とWindowsのエディション
起動時のエラーが別の番号なら、原因が違います。ファイルアクセスの失敗はEasy Anti-Cheatエラー30005「CreateFile failed with 32」の直し方、システムファイルの不一致は「Untrusted system file」エラーの直し方で切り分けられます。
FAQ20010に関するよくある質問
まとめまとめ|確認するのはEACのインストール先の暗号化属性だけ
20010は、EACサービスのインストール先が暗号化されて起動できない状態を示します。対処は、既定のC:\Program Files (x86)\EasyAntiCheat_EOS\のプロパティを開き、暗号化の項目がオンのときだけ外すことです。オフなら何も変えません。
BitLockerの解除、ゲームフォルダー全体の復号、権限の強制変更は、公式の手順にありません。管理PCや変更できない場合は管理者へ、直らない場合はエラー全文・パス・属性の状態を添えて公式サポートへ相談してください。


