XPG CORE REACTOR III Gold|12V-2×6を監視する電源は買いか、国内発売と価格【2026年10月】
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12V-2×6の電流を監視して、異常時は電源を切る750W・850W・1000W
GPUの12V-2×6コネクタが焼けるトラブルが続くなか、電源側で守れる製品が各社から出てきています。XPG(ADATAのゲーミングブランド)が発表した「CORE REACTOR III Gold」は、コネクタの電流を常時監視し、異常を検知すると12V-2×6の出力を自動で止める電源です。
容量は750W・850W・1000Wの3種類で、すべて80 PLUS Gold、ATX 3.1・PCIe 5.1完全対応、10年保証です。RTX 5080なら850W、RTX 5090なら1000Wが容量選びの基準になり、750WはRX 9070 XTの最小推奨にちょうど届く下限です。
GPU用には12V-2×6が1本とPCIe 8ピン(6+2ピン)が3本付属し、SATAやMolexの電源端子も備えます。8ピン給電のグラフィックボードにも対応するため、使うGPUの端子と推奨電源容量に合わせて選べます。日本国内の発売日と価格は、2026年10月28日時点で公式の案内を確認できません。
出典:XPG CORE REACTOR III製品ページ、XPGプレスリリース、XPG公式クイックスタートガイド(ケーブル一覧)(2026年10月28日確認)
目次
要点750W・850W・1000Wの3容量、80 PLUS Gold
ATX 3.1とPCIe 5.1に完全対応し、12V-2×6コネクタ(最大600W)を1本備えます。新技術「XTREME Power Guard」は、このコネクタの電流を常時監視します。回路間の電流の差が許容値を超えた状態が20秒続くとケーブル上のLEDがオレンジに、電流そのものが許容値を超えた状態が20秒続くと赤に点滅し、どちらもその180秒後に12V-2×6の出力を自動で止めます。
CORE REACTORはXPGの電源のなかでも売れ筋のシリーズで、今回が第3世代です。XPGの電源としては、XTREME Power Guardを備える初の市販モデルです。

仕様XTREME Power Guardと基本仕様
焼損対策は、LEDでの警告と出力の遮断の2段階です。電流の偏りでも過電流でも、異常が20秒続くとLEDの点滅で知らせ、180秒後に12V-2×6の出力を切ります。その間に電流が20秒続けて安全範囲へ戻れば遮断せず、LEDは緑に戻ります。遮断後はLEDが赤の点灯に変わり、システムを手動で再起動するまで復帰しません。遮断後も回路に電流を検知した場合は、5秒後に電源ごと強制的に落ちます。コネクタには目立つ色が付いていて、奥まで差し込めているかを目で確かめやすくなっています。

| 容量 | +12V出力 | 瞬間的な上振れ(100µs) |
|---|---|---|
| 750W | 62.5A | 1,762Wまで |
| 850W | 70.8A | 1,997Wまで |
| 1000W | 83.3A | 2,350Wまで |
上振れの値は、定格出力の最大235%を100マイクロ秒受け止められるという意味です。GPUの負荷が急に変わったときの、瞬間的な電力ピークへの耐性を示します。
共通の仕様は次のとおりです。本体は150×150×86mmのフルモジュラー式で、ファンは135mmのFDB(流体動圧軸受)です。日本メーカーの105℃コンデンサーを使い、保護機能は8種類(OVP/OPP/SCP/OCP/UVP/OTP/NLO/SIP)、保証は10年です。XPGは前世代より冷却効率が2桁%向上したとしていますが、これはメーカーの説明にもとづく値です。
端子12V-2×6は1本、PCIe 8ピンは3本付属
端子構成は、ATX 24ピンが1個、EPS 8ピンが2個、PCIe 8ピン(6+2ピン)が3個、Molex 4ピンが2個、SATAが6個、12V-2×6(12+4ピン、600W)が1個です。PCIe 8ピンは、1本につき端子1個の独立したケーブルが3本付属します。
12V-2×6で給電するRTX 50シリーズのカードに加え、PCIe 8ピンを2〜3個使うグラフィックボードにも付属ケーブルで接続できます。SATA接続のストレージや、Molex給電の周辺機器にも対応します。
容量選びRTX 5080は850W、RTX 5090は1000W
GPUメーカーが示すシステム電源の推奨は、RTX 5080が850W、RTX 5090が1000Wです。AMDのRadeon RX 9070 XTは最小推奨が750Wなので、750Wモデルは下限ちょうどになります。
| CORE REACTOR III | 合うGPUの目安 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| 750W | RX 9070 XT(最小推奨750W)以下のクラス | 9070 XTでは余裕がありません。8ピン給電カードは端子の確認が先 |
| 850W | RTX 5080、RX 9070 XT | RTX 5080の推奨850Wに一致。9070 XTなら余裕が出る |
| 1000W | RTX 5090 | NVIDIAの必要システム電力1000Wに一致。カードメーカーの推奨も確認 |
NVIDIAの数値は、Founders EditionとRyzen 9 9950Xを組み合わせたシステムが基準で、カードや構成によって必要電力は変わります。購入するカードのメーカー推奨を優先してください。容量ごとの考え方はGPU別の推奨電源容量早見表にまとめています。
出典:NVIDIA RTX 5080、NVIDIA RTX 5090、AMD Radeon RX 9070 XT
比較CORSAIR RM750e・RM850eとの違い
12V-2×6の電流監視と10年保証を重視するならCORE REACTOR III、国内で購入できるATX 3.1電源を選ぶならCORSAIR RM750e・RM850eの2025年モデルが比較候補です。いずれもフルモジュラーですが、保護機能と保証期間は分けて判断する必要があります。
| 製品 | 容量・規格・保証 | 選ぶ理由 |
|---|---|---|
| XPG CORE REACTOR III Gold | 750W/850W/1000W ATX 3.1・PCIe 5.1完全対応 80 PLUS Gold・10年保証 | XTREME Power Guardで12V-2×6の電流を監視し、過電流時に出力を遮断。国内発売・価格の案内を待てる人向けです。 |
| CORSAIR RM750e(2025) | 750W ATX 3.1・Cybenetics Gold 7年保証 | 600W対応12V-2×6ケーブルが付属。750Wで要件を満たす構成向けで、奥行き140mmの筐体です。 |
| CORSAIR RM850e(2025) | 850W ATX 3.1・Cybenetics Gold 7年保証 | 600W対応12V-2×6ケーブルが付属。RTX 5080の850W基準に合わせる候補で、奥行きはRM750eと同じ140mmです。 |
RM750e・RM850eの12V-2×6ケーブル対応と、CORE REACTOR IIIの電流監視・遮断機能は同じ意味ではありません。また、80 PLUSとCybeneticsは別の認証制度なので、Goldという名称だけで効率や静音性が同等とは判断できません。RTX 5090の1000W基準に合わせる場合は、この2台のRMeではなく1000W以上の候補を選んでください。
出典:CORSAIR RM750e国内公式仕様、CORSAIR RM850e国内公式仕様(2026年10月28日確認)
比較した電源の購入先
750Wで足りるか、850Wが必要かをGPUとPC全体の構成から選んでください。価格・在庫・販売元と、2025年モデルであることは購入先で確認が必要です。
判断買いかどうかの分かれ目
- 12V-2×6の焼損が心配なRTX 5080・5090ユーザー
- 10年保証と80 PLUS Goldで、容量に見合う電源を探している人
- 12V-2×6で給電するカードに合わせて電源を買い替える人
- PCIe 8ピンを4個以上必要とするカードを使う人
- 国内価格と販売店を見てから決めたい人
- 効率・騒音の独立した実測を重視する人
国内販売発売日・価格は確認できず
提供状況と販売チャネルは地域によって異なります。日本向けの発売日と国内価格は、2026年10月28日時点で公式の案内を確認できていません。海外価格の円換算では判断せず、国内の販売ページが出てから、容量・端子の本数・型番を見て選んでください。
FAQよくある質問
まとめ焼損対策を電源側で任せたいなら候補、国内価格を待つ
CORE REACTOR III Goldは、12V-2×6の電流を監視して異常時に出力を止められる750W・850W・1000Wの電源です。RTX 5080は850W、RTX 5090は1000Wが基準で、PCIe 8ピン給電のカードにも3本の付属ケーブルで対応します。国内の発売日と価格が出るまでは、容量と端子の条件だけ先に決めておくのがよいでしょう。




