オーバーウォッチ PC版 FPS最大化おすすめ設定ガイド【2026年版】|下げてはいけない設定・DLSS・240fps達成の全手順
本記事にはアフィリエイト広告(Amazon・楽天市場等)のリンクが含まれています。
下げてはいけない設定・DLSS・240fps達成の手順
出典:Blizzard「Get ready for the DirectX 12 beta on Overwatch 2!」、Blizzard「Overwatch Patch Notes」、NVIDIA「Overwatch 2: GeForce RTX 40 Series with NVIDIA Reflex」、Blizzardフォーラム「Is reduce buffering worth it?」、PCGamesN「Best Overwatch settings for optimized PC performance」、Gamer Guides「Best Overwatch Settings for Competitive Play」、Intel GPU Community Issue Tracker「Overwatch 2 DX12 Massive Performance Variation with Xess Set to Auto」にもとづきます(2026年10月6日確認)。
「全設定をLowにすればFPSが上がる」という考え方は、オーバーウォッチでは半分しか当たりません。影を完全にOffにすると遮蔽物まわりの見え方が変わり、フレームレート上限をモニターのリフレッシュレートより低くすると、せっかくのGPUの余力を使えません。
効率がよいのは、見た目を大きく損なわずに軽くなる項目だけを下げる方法です。動的反射(Dynamic Reflections)とアンビエントオクルージョン(Ambient Occlusion)はOff、各種品質はLow〜Medium、影(Shadow Detail)はOffにせずLowかMediumで残します。そのうえで、GeForceならNVIDIA Reflexをオンにし、フレームレート上限は解除に近い値へ設定します。
判断が分かれるのは、Reduce Buffering(「バッファリング軽減」と訳されることもあるゲーム内設定)とNVIDIA Reflexの「Boost」、そしてグラフィックスAPIです。この3つは環境によって答えが変わるので、自分のPCが「CPU律速」か「GPU律速」かを先に見分けるところから始めます。
目次
結論迷ったらこの順番で設定する
- 表示モードはフルスクリーン、垂直同期(V-Sync)とトリプルバッファリングはOff、視野角(Field of View)は上限の103
- フレームレートは「Custom」にして、モニターのリフレッシュレートより高い値(目安は1.5倍前後)に設定する
- GeForceならNVIDIA Reflexを「Enabled」にし、CPU律速で伸びないときだけ「Enabled + Boost」を試す
- Dynamic ReflectionsとAmbient OcclusionはOff。Shadow DetailはOffにせずLowかMediumに残す
- それでも足りなければアップスケーラー(GeForceはDLSS、RadeonはFSR)を使い、画質プリセットを下げる前にモードを動かす
設定を変えるたびに、トレーニングルームなどでFPS表示を見て効果を確かめてください。数字の増え方はGPUとCPUの組み合わせで変わるため、他人の環境の「+何%」はそのままは当てはまりません。
注意点下げてはいけない設定と、伸ばしにくい設定
画質を落とすほど有利とは限りません。次の項目は、下げすぎや設定の取り違えで損をしやすいところです。
遅延Reduce BufferingとReflexはCPU律速かGPU律速かで決める
fpsを上げる設定とは別に、入力から画面表示までの遅延を減らす設定が2つあります。どちらも「PCがどちらに足を引っ張られているか」で答えが変わります。
Reduce Buffering(バッファリング軽減)
Blizzardはオーバーウォッチ2の開発者ブログで、反応速度を上げる設定としてGeForceなら「NVIDIA Reflex + Boost」、それ以外のグラフィックスカードなら「バッファリングを減らす」設定をオンにするよう案内しています。この案内は発売直後(シーズン2の頃)のもので、現行版で見直されたという発表は確認できていません。つまり公式の既定の答えは「GeForceはReflex、ReflexがないGPUはバッファリング軽減をオン」です。
GeForceでReflexを使っている場合は、この設定の効き目が小さい可能性があります。個人の測定(G-SYNC有効・165Hzモニター)では、Reflexを有効にした状態でバッファリング軽減をオン・オフしても遅延に差は出ませんでした。測定者の原資料は1環境の結果なので、すべてのPCに当てはまるとは言えません。
なお、この設定が減らすのは、入力から画面に表示されるまでの遅延(システム遅延)です。回線のラグ(ping)や、fpsの低さによるカクつきは別の問題で、バッファリング軽減では直りません。
Blizzardの公式フォーラムでは、利用者が「GPU律速のときだけオンにする。CPU律速では入力遅延が増える」と説明しています。見分け方も同じスレッドで共有されており、ゲーム内のパフォーマンス表示でFPSの横に出る点が1つならCPU律速、3つならGPU律速だとされています。これは公式の説明ではなく利用者の知見なので、実際に切り替えて手応えを確かめてください。PCGamesNとGamer Guidesは、PC向けの推奨値をどちらもOffにしています。
NVIDIA Reflex
NVIDIAはオーバーウォッチ向けの案内で、Reflexによりシステム遅延を最大60%減らせるとしています。GeForceなら基本はオンです。「Enabled + Boost」まで上げるかは見解が割れており、PCGamesNはEnabled + Boost、Gamer GuidesはEnabledを推奨しています。Boostは負荷が低い場面でもGPUのクロックを高く保つ機能なので、温度と消費電力が増えます。CPU律速でGPUのクロックが上がりきらない環境で試し、カクつきが減るときだけ残すのが無難です。
ReflexはGeForce専用です。RadeonやIntel Arcでは、ゲーム内のReflex項目は使えません。まずフレームレート上限とV-Syncの設定を整え、遅延が気になる場合はフレームレートに余裕を持たせる方向で調整します。
APIグラフィックスAPIはDirectX 11が基本、DirectX 12はベータ
オーバーウォッチには、グラフィックスAPIをDirectX 11かDirectX 12から選ぶ項目があります。Blizzardは2025年2月のDirectX 12ベータの案内で、DirectX 12を使うにはDirectX 12 Ultimate(Feature Level 12_2)対応のGPUとWindows 10 バージョン1909以降が必要だと説明しています。また「環境によってはDirectX 11より性能が落ちる」「カクつくことがある」とし、DirectX 11を引き続き主力のAPIとして扱うと明記しています。
Gamer Guidesの競技向け設定も、Graphics APIはDirectX 11を推奨しています。DirectX 12に切り替えるのは、Intel Arcなど、DirectX 12でXeSSを使いたい場合に限るのが無難です。ただしIntel Arc B580でXeSSを「Auto」にするとfpsが大きく乱高下する報告が2025年4月にあり、固定のBalancedなどにするか、DirectX 11とFSRに戻すと安定したとされています。
全設定全グラフィック設定のおすすめ値一覧
競技向け(240fps狙い)とバランス(144fps)の2パターンの推奨値です。数値はPCGamesNとGamer Guidesの推奨を基準に、Shadow Detailのように見解が割れる項目は注記しています。フレームレート上限やV-Syncの使い分けはフレームレート上限解除完全ガイド、視点移動で画面酔いを感じる場合は画面酔い対策ガイドも参考になります。
表示と遅延
| 設定 | 競技(240fps狙い) | バランス(144fps) |
|---|---|---|
| Display Mode | Fullscreen | Fullscreen |
| Graphics API | DirectX 11 | DirectX 11 |
| Resolution | モニターのネイティブ | モニターのネイティブ |
| Field of View | 103 | 103 |
| Frame Rate | Custom Hzの1.5倍前後 | Custom Hzより上 |
| V-Sync | Off | Off |
| Triple Buffering | Off | Off |
| Reduce Buffering | Off (GPU律速ならオン) | Off (GPU律速ならオン) |
| NVIDIA Reflex | Enabled (CPU律速はBoostも) | Enabled |
グラフィック品質
| 設定 | 競技(240fps狙い) | バランス(144fps) |
|---|---|---|
| High Quality Upsampling | GeForceはDLSS RadeonはFSR | 同左(Quality寄り) |
| Render Scale | 100% | 100% |
| Dynamic Render Scale | Off | Off |
| Texture Quality | Low〜Medium | High |
| Texture Filtering Quality | 16x | 16x |
| Local Fog Detail | Low | Low〜Medium |
| Dynamic Reflections | Off | Off |
| Shadow Detail | Low〜Medium (Offは避ける) | Medium |
| Model Detail | Low | Medium |
| Effects Detail | Low | Low〜Medium |
| Lighting Quality | Low | Low〜Medium |
| Antialias Quality | Off | Low |
| Refraction Quality | Low | Low |
| Ambient Occlusion | Off | Off |
| Damage FX | Default | Default |
※推奨値はPCGamesN(2026年2月19日更新)とGamer Guides(2026年8月18日)の競技向け設定を照らし合わせたものです。Texture QualityはVRAMに収まる範囲で選び、容量が足りないときに下げます。
- Texture Filtering Quality:Gamer Guidesは16xを推奨しています。まず16xで試し、重いときに下げます
- Shadow Detail:Gamer GuidesはLow(Offは不可)を勧めます。見え方に差を感じなければLowが軽くて済み、感じたらMediumへ戻します
- Antialias Quality:DLSSやFSRを使うときは重ねて効かせる必要が薄いので、競技ではOffにします
- Damage FX:Gamer GuidesはDefaultかLowを勧めています。被弾の手応えを残したいならDefaultのままにします
アップスケーラーDLSSとFSRは使うGPUに合わせて選ぶ
High Quality Upsamplingは、描画を低めの解像度で行って引き伸ばし、fpsを稼ぐ機能です。PCGamesNもGamer Guidesも「使っているGPUのメーカーに合わせる」としており、GeForceはDLSS、RadeonはFSRを選びます。
- GeForce(RTX):DLSSを使います。まずQualityかBalancedで試し、足りなければ段階を下げます
- Radeon:FSRを使います。同じくQuality側から始めます
- Intel Arc:DirectX 12ならXeSSも選べます。前節のとおりAutoでは不安定な報告があるため、固定のモードで試します
どのモードも、段階を下げるほどfpsは伸びますが、遠くの敵の輪郭は甘くなります。240fpsに届かない原因がCPUにある場合は、アップスケーラーの段階を下げてもfpsはほとんど変わりません。先にGPU使用率を見て、100%近くに張り付いているときだけ効く手段として使ってください。
モニターリフレッシュレートが表示できるfpsの上限を決める
稼いだフレームをどこまで受け取れるかは、モニター側で決まります。144Hzのモニターは1秒に144回しか画面を書き換えません。垂直同期をOffにしていればfpsを上げた分だけ遅延は縮みますが、動きの滑らかさと敵の見え方は144回分で頭打ちです。240fps帯を本気で狙うなら、GPUを買い替える前に240Hz以上のモニターを用意するほうが順序として先になります。
音も同じで、足音やスキル音の方向は設定項目では良くならず、機材の差が出ます。出力環境の底上げは、ゲーミングDAC・ヘッドホンアンプの比較で定位が変わる仕組みから確認できます。
目標別目標fps別のおすすめプリセット
GPU別のフレームレートの目安は、オーバーウォッチの必要スペックとおすすめGPUの実測にまとめています。
周辺設定ゲーム外で見直すと効く設定
- Windowsの電源モード:「設定」→「システム」→「電源とバッテリー」で、電源モードを「最適なパフォーマンス」にします。ノートPCは電源につないだ状態で確認します
- ほかのアプリのハードウェアアクセラレーション:配信ソフトやブラウザを開いたまま遊ぶと、GPUとCPUを奪い合います。常駐させないか、不要ならハードウェアアクセラレーションをオフにします
- マウス設定:High Precision Mouse Inputの設定は、2026年9月8日のパッチで削除されました。以前の記事や動画にある項目が見つからなくても、設定の探し間違いではありません
- 通信環境:撃ち合いは通信の遅れでも決まります。光回線とIPv6の選び方はオンラインゲーム向け光回線おすすめ7選【2026年版】で解説しています
パーツ240fpsを目指すならCPUを先に見る
240fps帯では、GPUよりCPUが先に頭打ちになることがあります。6人対6人でスキルや弾が飛び交う場面は、CPUのシングルスレッド性能が効きやすいためです。設定を詰めてもGPU使用率が低いままfpsが伸びない場合は、CPUの強化が次の一手になります。
PCごと揃えるなら、9800X3Dと16GBクラスのGPUを組み合わせた完成品が手早い選択です。
BTOパソコンの価格や構成は、セールなどで短期間に入れ替わることがあります。購入前に販売ページで、CPU・GPU・メモリ容量が上の内容と一致しているかを確認してください。
FAQよくある質問
まとめまとめ|全部Lowにせず、遅延の設定は律速を見て決める
オーバーウォッチの設定は、Dynamic ReflectionsとAmbient OcclusionをOffにし、品質系をLow〜Mediumに下げ、Shadow DetailはOffにせず残すのが基本です。フレームレート上限はモニターのリフレッシュレートより高く設定し、V-SyncとTriple BufferingはOffにします。
Reduce BufferingとReflexのBoostは、CPU律速かGPU律速かで答えが変わります。FPS表示の横の点やGPU使用率を見て、自分のPCがどちらかを確かめてから決めてください。GeForceならReflexをオン、Radeonならフレームレートに余裕を持たせる方向で調整します。
Dynamic ReflectionsとAmbient OcclusionはOff、品質系はLow〜Medium、影はOffにせず残す。V-SyncはOff、フレームレート上限はHzの1.5倍前後。Reduce BufferingはGPU律速のときだけオン、GeForceはReflexをオン。グラフィックスAPIはDirectX 11のまま。










