ドラゴンズドグマ2 PC推奨スペックと必要スペック【2026年9月最新・TU3.2/ダークアリズン対応】市街地のCPU負荷とおすすめ構成
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TU3.2で前提が変わりました
『ドラゴンズドグマ 2』は、2024年3月の発売直後から「GPUを替えても首都ヴァーンワースだけは重い」ことで知られたタイトルです。原因はNPCとポーン(プレイヤーに同行するAIの仲間)1人ずつに割り当てたCPU処理で、カプコン自身も発売時にそう説明していました。
その前提が、2026年9月2日配信のアップデート「TU3.2」で大きく変わりました。必要スペックが改定され、NPCの描画人数を絞る設定などが追加され、同じPCで市街地のフレームレートが大きく伸びています。発売当時のベンチマークだけを見てGPUを選ぶと、いまの実態からずれます。
ここでは現行の公式スペック、発売時とTU3.2後の実測、そしてこれから組む・買うならどの構成が妥当かを、カプコンの公式情報と海外メディアの実測値で順に見ていきます。
目次
公式TU3.2以降の必要スペック
現行の必要スペックは次のとおりです。最低も推奨も「アップスケーリングを使った1080p」が前提で、品質重視モードでは推奨構成の目標が4K(2160p)・45fpsになります。
| 項目 | 最低 | 推奨 |
|---|---|---|
| OS | Windows 11(64bit必須) | Windows 11(64bit必須) |
| CPU | Core i5-8500 Ryzen 5 3500 | Core i7-10700 Ryzen 5 3600X |
| GPU | GTX 1660 RX 5500 XT(8GB) | RTX 2070 Super RX 6600 XT |
| メモリ | 16GB | 16GB |
| パフォーマンス重視 | 1080p・FSR使用 45〜60fps | 1080p・DLSS/FSR使用 60fps |
| 品質重視 | 1080p・FSR使用 45fps | 2160p・DLSS/FSR使用 45fps |
| その他 | DirectX 12・SSD推奨 | DirectX 12・SSD推奨 |
出典:Steamストアの動作環境/カプコン公式のアップデート情報(TU3.2)
公式表には「負荷の大きい場面ではフレームレートが低下する場合があります」と注記があり、その代表が市街地です。レイトレーシングを使うにはRTX 2080 TiかRX 6800が必要とされています。ストレージ容量は現行の表から記載が消えましたが、SSDの使用が推奨されています。
変化発売時からTU3.2で何が変わったか
発売時の表と並べると、必要なハードウェアはむしろ下がり、想定するフレームレートは上がったことがわかります。最適化が進んだ結果です。
| 項目 | 発売時(2024年3月) | TU3.2以降(2026年9月) |
|---|---|---|
| 最低CPU | Core i5-10600 Ryzen 5 3600 | Core i5-8500 Ryzen 5 3500 |
| 最低GPU | GTX 1070 RX 5500 XT(8GB) | GTX 1660 RX 5500 XT(8GB) |
| 推奨GPU | RTX 2080 RX 6700 | RTX 2070 Super RX 6600 XT |
| 推奨CPU | Core i7-10700 Ryzen 5 3600X | 変更なし |
| 想定fps | 最低・推奨とも30fps | 45〜60fps |
TU3.2ではSteam版のグラフィック設定に項目が大きく増えました。スペック選びに関係するのは次の3つです。
ほかにボリュームフォグや雲の解像度、草の密度、地面の品質、レイトレーシングGIの品質などが個別に調整できるようになり、最高設定は発売時より重くなっています。TU3.2では著作権保護技術のDenuvoも外されました。
効果の大きさは、英国のハードウェア媒体が同じPC(RTX 4070 Ti+Core i9-13900K)で2024年と2026年を比べた実測で見えます。ヴァーンワースで最高設定の1080pでも下位1%のフレームレートが初めて60fpsを超え、DLSSパフォーマンス設定では平均100fps超になりました。NPCの描画人数制御を有効にすると、下位1%も80fpsを超えています。2024年のテストではGPUが処理の上限だった時間が16%だったのに対し、2026年は57%まで増えており、市街地が「CPUだけで決まる場所」ではなくなったことを示しています。
出典:OC3D(TU3.2の実測)/DSOGaming(TU3.2のDenuvo削除)
新旧スペックの細かな比較と家庭用機版の変更点はTU3.2での必要スペック変更まとめで扱っています。
CPU市街地が重い理由と、CPUの差
カプコンは発売直後、海外メディアへの声明で「各キャラクターに多くのCPU処理を割り当て、環境の中での物理的な存在感を動的に計算している」と説明しました。人が多い場面ではCPU使用率が非常に高くなり、GPU負荷を下げる設定は効果が限られる、とも認めています。解像度を下げてもヴァーンワースのフレームレートが伸びなかったのはこのためです。
CPUによる差は、ドイツのハードウェア媒体が発売時にヴァーンワースで測った数値がわかりやすい指標です。GPUにRTX 4090を使い、解像度を720pまで下げてGPUの影響を外した条件です。
| CPU | ヴァーンワース 平均fps |
|---|---|
| Core i9-14900K下位1%:39.6fps | 73.1 |
| Ryzen 7 7800X3D下位1%:35.3fps | 67.1 |
| Ryzen 9 7950X3D下位1%:35.2fps | 66.9 |
| Ryzen 7 5800X3D下位1%:28.2fps | 59.5 |
| Ryzen 7 7700X下位1%:32.8fps | 58.2 |
| Core i5-12600K下位1%:30.0fps | 55.1 |
2024年3月・発売時のバージョン、RTX 4090・1280×720・DLSSウルトラパフォーマンスでの測定です。出典:ComputerBase(GPU・CPUベンチマーク)
読み取れるのは2点です。最上位CPUでも下位1%は40fpsに届かず、発売時の市街地は構成に関係なくカクついていたこと。そして3D V-CacheのX3Dは効くものの、Core i9-14900Kが同等以上で「X3D一択」ではないことです。米国の別の検証チャンネルの計測でも、1080pでRyzen 7 7800X3Dが平均86fps、Core i9-14900Kが83〜84fpsとほぼ並び、同じ世代で比べた5800X3Dは5800Xより16.5%速い結果でした。
2024年6月のパッチで市街地の処理が軽くなり、TU3.2ではNPCの描画人数制御が加わりました。いまのCPUが公式推奨のCore i7-10700やRyzen 5 3600X前後なら、まずNPCの描画人数を減らして市街地のフレームレートを確認し、それでも足りないときにCPUの買い替えを考えるのが無駄のない順番です。
GPUGPU別のフレームレートと「AMD優位説」
GPUの差はフィールドのように人が少ない場所で表に出ます。同じドイツの媒体が発売時にメルヴ近郊の野外で測った、最高設定・DLSS/FSRクオリティ(レイトレーシングなし)の平均fpsです。
| GPU | 1080p | 1440p |
|---|---|---|
| RTX 4090 | 147.1 | 133.5 |
| RX 7900 XTX | 124.6 | 112.2 |
| RTX 4080 Super | 119.7 | 111.1 |
| RTX 4070 | 83.8 | 74.0 |
| RX 7800 XT | 83.0 | 73.7 |
| RTX 4060 Ti | 68.8 | 52.4 |
| RTX 3060 Ti | 61.7 | — |
| RTX 4060 | 48.3 | — |
| RX 7600 | 46.9 | — |
2024年3月・発売時のバージョン、Ryzen 9 7950X3D環境での測定です。「—」は主要モデルに絞るため省略した値です。4Kの平均fpsはRTX 4090が111.1、RTX 4080 Superが85.9、RX 7900 XTXが85.1、RTX 4070が54.7、RX 7800 XTが53.1でした。出典は上のCPU表と同じ検証(ComputerBase)です。
1080pで平均60fpsを超えるのはRTX 3060 Ti以上で、RTX 4060とRX 7600は50fpsを切っています。TU3.2で最高設定の項目が増えたため、同じGPUでも「最高設定」のfpsはこの表より下がる場合があります。一方で市街地はTU3.2で大きく軽くなっているので、この表は「GPUの序列を見るためのもの」として使ってください。
発売当初に広まったこの数字は、一部の媒体がRX 7900 XTXとRTX 4080 Superを1080pで比べた結果です。上の表では両者の差は1080pで約4%、4KではRTX 4080 Superがわずかに上でした。RX 7800 XTとRTX 4070、RX 7600とRTX 4060もほぼ同じで、下位1%のフレームレートはすべての解像度でGeForceが上回っています。このゲームのためにメーカーを選ぶ必要はなく、価格とVRAM容量で選んで問題ありません。
VRAM8GBは動くが、10GB以上が安心
同じドイツの媒体は、VRAM 8GBのGPUでは周期的にフレームタイムが悪化すると報告し、目安を1080pと1440pで10GB、4Kで12GBとしています。レイトレーシングの負荷は比較的軽く、4Kで8〜12%程度の低下でした。
TU3.2で設定画面にVRAM使用量が表示されるようになったので、8GBのGPUではテクスチャ品質を下げて表示が上限に収まるように調整できます。これから買うならVRAM 12GB以上、できれば16GBを選んでおくと、ダークアリズンの新エリアや今後の最適化で最高設定がさらに重くなっても対応しやすくなります。
設定アップスケーリングとフレーム生成
対応している技術は、発売時からのDLSS(超解像)とFSR 3のアップスケーリング、2024年5月31日のアップデートで追加されたDLSSフレーム生成です。FSRのフレーム生成とXeSSには、現時点でゲーム側が対応していません。
- 公式スペックの60fpsもアップスケーリングが前提です
- GeForceはDLSS、Radeonと旧世代GeForceはFSRを使います
- ただし市街地でCPUが上限のときは、解像度を下げてもfpsは伸びません
- その場合はNPCの描画人数制御のほうが効きます
- 使えるのはRTX 40・50シリーズのDLSSフレーム生成だけです
- 表示は滑らかになりますが、入力遅延は縮みません
- 元のfpsが低いと生成フレームの粗が目立ちます
- 素で50〜60fps出てから上乗せする使い方が向いています
画質設定ごとの負荷と見た目の差はドラゴンズドグマ 2のおすすめ設定ガイドで詳しく扱っています。
構成解像度別の目安
ここまでの実測を、いま買えるGPUとCPUに置き換えた目安です。GPUは上の実測表で近い性能のモデルから、現行世代の同クラスに当てはめています。
| 遊び方 | GPUの目安 | CPUの目安 | VRAM |
|---|---|---|---|
| 1080p・60fps | RX 9060 XT 16GB RTX 5060 Ti 16GB | Ryzen 5 7600 Core i5-14400F | 16GB推奨 |
| 1440p・60fps以上 | RX 9070 / RX 9070 XT RTX 5070 | Ryzen 7 7800X3D Core i7-14700K | 12GB以上 |
| 4K・DLSS/FSR使用 | RTX 5070 Ti以上 RX 9070 XT | Ryzen 7 9800X3D | 16GB |
1080pの行は、平均60fpsを超えたRTX 3060 TiやRTX 4060 Tiより上のクラスで、VRAM 8GBの弱点を避けられる16GB版を選んでいます。1440pの行はRTX 4070とRX 7800 XTが74fps前後だったことから、同等以上の性能を持つ現行モデルです。CPUは市街地の余裕を決めるので、1440p以上ではGPUと同じくらい重要です。
製品ドラゴンズドグマ 2向けのおすすめパーツ
上の目安に沿って、GPUは解像度別に、CPUは市街地を重視する人向けに選んでいます。
在庫と価格は短い間隔で動きます。購入前に各商品ページで現在の内容をご確認ください。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
完成品組まずに買うならこの4台
完成品は、GPUだけでなくCPUが市街地に足りるかで選んでいます。1080p向けの1台目はCPUが控えめなので、市街地ではNPCの描画人数制御を併用する前提です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
拡張ダークアリズンに向けて準備すること
拡張『ドラゴンズドグマ 2:ダークアリズン』は2026年10月9日に発売されます。Steamでは本編とのセット版が5,990円、本編を持っている人向けのDLC版が2,990円(いずれも税込)です。
DLC版のSteamストアページに独自の必要スペックは書かれておらず、本編の必要スペックがそのまま基準になります。カプコンは7月31日のQ&Aで、発売に向けてPC版の必要スペックを見直し、エンジン更新と組み合わせて最適化を進めると予告しており、その改定がTU3.2で実施されました。いま本編が快適に動いているPCなら、拡張のために買い替える必要はないというのが現時点での判断です。
出典:Steamストア(ダークアリズン エクスパンション)/カプコンのSteamお知らせ(発売日)
追加されるエリアやボリューム、推奨レベルはダークアリズンの追加コンテンツ解説にまとめています。
判断買い替えるべき人と、待っていい人
- 公式最低(GTX 1660・Core i5-8500)を下回るPCの人
- VRAM 8GBで1440p以上を最高設定に近づけたい人
- NPCの描画人数を減らしても市街地が40fpsを切る人。CPUの更新が効きます
- 4Kで遊びたい人。RTX 5070 Ti・RX 9070 XT以上が必要です
- 公式推奨前後のPCで、TU3.2後の市街地をまだ試していない人
- ダークアリズンのためだけに買い替えを考えている人
- GPUだけを上位に替えて市街地を軽くしようとしている人
- 1080pで遊んでいて、アップスケーリング込みの60fpsに満足している人
ドラゴンズドグマ 2は、TU3.2で必要スペックが下がり、公式の想定fpsが30fpsから45〜60fpsへ上がりました。発売時に「どんなPCでも市街地は重い」と言われた状況は、NPCの描画人数制御などの追加でかなり改善しています。GPUの序列は価格どおりで、「AMDが14〜19%速い」は同価格帯では成り立ちません。これから用意するなら、1080pはVRAM 16GBのRX 9060 XTかRTX 5060 Ti、1440pはRTX 5070かRX 9070シリーズに、市街地を考えてRyzen 7 7800X3D以上のCPUを合わせる構成が軸になります。ダークアリズンに独自の必要スペックはないので、本編が快適に動いていれば買い替えは不要です。








