RTX 5070 TiとRTX 5070はどっちがおすすめ?性能差はWQHD 21%・4K RTで62%、価格とVRAMで比較【2026年】
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差はWQHDで21%、4Kのレイトレで62%
RTX 5070 TiとRTX 5070のどちらを選ぶかは、4Kやレイトレーシングを使うかどうかで決まります。レイトレーシングなしのWQHDでは、RTX 5070 Tiの性能は21%上です。一方で2026年9月25日時点の最安値は、RTX 5070 Tiが209,800円、RTX 5070が138,000円で、価格は52%高くなります。
4Kでレイトレーシングを使うと状況が変わります。RTX 5070 Tiとの差は62%まで開き、RTX 5070はVRAM 12GBが足りずに失速する場面が出ます。WQHDで遊ぶならRTX 5070、4Kやレイトレーシングを重視するならRTX 5070 Tiが基本です。
以下では、海外の検証メディアの実測をもとに、平均fps、レイトレーシング、タイトル別の差、VRAM、消費電力、価格あたりの性能を比べます。レイトレーシングを使わないならRTX 5070 Tiと同等の性能が出るRX 9070 XTとの比較も入れました。
目次
01 / スペックRTX 5070 TiとRTX 5070のスペック比較
| 項目 | RTX 5070 Ti | RTX 5070 |
|---|---|---|
| CUDAコア | 8,960 | 6,144 |
| ブーストクロック | 2.45GHz | 2.51GHz |
| VRAM | 16GB GDDR7 | 12GB GDDR7 |
| メモリバス幅 | 256bit | 192bit |
| メモリ帯域 | 896GB/s | 672GB/s |
| 消費電力(TGP) | 300W | 250W |
| 推奨電源 | 750W | 650W |
| 米国の希望小売価格 | 749.99ドル | 549.99ドル |
出典:NVIDIA(GPUの比較)、Tom’s Hardware(GPU階層表)
CUDAコアは46%多く、VRAMは4GB多く、メモリ帯域は33%広くなっています。クロックはRTX 5070のほうがわずかに高いものの、規模の差を埋めるほどではありません。
02 / 平均fps解像度別の平均fps(レイトレーシングなし)
海外の検証メディアが、Ryzen 7 9800X3Dのテスト機で11タイトルを計測した平均fpsです。設定はUltra(タイトルによってはHigh)で、アップスケーラーは使っていません。比較のため、近い価格帯のGPUも並べました。
| GPU | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5080 | 166.9 | 128.3 | 77.4 |
| RTX 5070 Ti | 155.4 | 116.8 | 68.6 |
| RX 9070 XT | 156.6 | 116.5 | 65.8 |
| RX 9070 | 140.9 | 104.0 | 57.7 |
| RTX 5070 | 132.6 | 96.4 | 54.3 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 105.2 | 73.4 | 40.2 |
出典:Tom’s Hardware(GPU階層表、2026年6月24日更新)
RTX 5070に対するRTX 5070 Tiの差は、フルHDで17%、WQHDで21%、4Kで26%です。解像度が上がるほど差が開きます。WQHDでも、RTX 5070は平均96.4fpsと十分に快適です。
RX 9070 XTは、レイトレーシングなしならRTX 5070 Tiとほぼ同じ性能です。WQHDではRTX 5070 Tiの116.8fpsに対して116.5fpsでした。
03 / レイトレレイトレーシングを使うと4Kで差が62%に広がる
同じ検証の、レイトレーシングを有効にしたタイトルの平均fpsです。
| GPU | フルHD | WQHD | 4K |
|---|---|---|---|
| RTX 5080 | 98.3 | 74.0 | 42.1 |
| RTX 5070 Ti | 90.4 | 66.2 | 36.7 |
| RX 9070 XT | 77.8 | 55.5 | 30.1 |
| RTX 5070 | 74.1 | 51.5 | 22.7 |
| RX 9070 | 67.6 | 47.6 | 25.8 |
| RTX 5060 Ti 16GB | 56.2 | 38.9 | 20.6 |
出典:Tom’s Hardware(GPU階層表、レイトレーシング)
RTX 5070 Tiとの差は、フルHDで22%、WQHDで29%、4Kでは62%まで広がります。4KではRTX 5070が22.7fpsまで落ち、RX 9070(25.8fps)を下回って、RTX 5060 Ti 16GB(20.6fps)とほぼ同じになります。レイトレーシングは多くのVRAMを使うため、12GBでは足りなくなる場面が出ると考えられます。
レイトレーシングを使うと、RTX 5070 TiはRX 9070 XTに対してWQHDで19%、4Kで22%速くなります。レイトレーシングを使うかどうかが、RTX 5070 TiとRX 9070 XTを分けるポイントです。
04 / タイトル別タイトル別のfps差
RTX 5070の発売時のレビューで、両モデルを同じ条件で計測したタイトル別の平均fpsです。設定はUltra(黒神話 悟空はVery High・RTなし)、アップスケーラーなしです。
| タイトル | WQHD(5070 Ti/5070) | WQHDの差 | 4K(5070 Ti/5070) | 4Kの差 |
|---|---|---|---|---|
| 16タイトル平均 | 100.3/80.4 | +25% | 61.2/46.7 | +31% |
| Assassin’s Creed Mirage | 156.7/127.6 | +23% | 106.0/83.5 | +27% |
| Baldur’s Gate 3 | 170.8/150.6 | +13% | 106.9/84.0 | +27% |
| 黒神話 悟空 | 59.1/47.5 | +24% | 33.9/26.3 | +29% |
| Microsoft Flight Simulator 2020 | 106.5/86.1 | +24% | 62.5/48.1 | +30% |
| God of War Ragnarök | 134.4/106.0 | +27% | 86.7/67.8 | +28% |
| ホグワーツ・レガシー | 107.8/90.8 | +19% | 70.7/55.1 | +28% |
| The Last of Us Part I | 99.7/77.4 | +29% | 56.6/37.0 | +53% |
| Star Wars Outlaws | 79.5/61.8 | +29% | 43.9/31.7 | +38% |
出典:Tom’s Hardware(RTX 5070レビュー)(2025年3月、Ryzen 7 9800X3D)
多くのタイトルはWQHDで13〜29%、4Kで27〜30%の差ですが、Star Wars Outlawsの4Kは38%、The Last of Us Part Iの4Kは53%まで開きました。The Last of Us Part Iの4Kでは、1% Low(下位1%のfps)もRTX 5070 Tiの49fpsに対してRTX 5070は29fpsで、カクつきやすさにも差が出ました。
2026年に発売されたデススト2でも傾向は同じです。Very High・品質モードのアップスケーラーで、WQHDはRTX 5070 Tiが110.4fps、RTX 5070が95.5fps(差16%)、レイトレーシングを最大にすると76.4fpsと63.0fps(差21%)でした。
05 / VRAMVRAM 12GBで足りるのか
WQHDなら、ほとんどの場合12GBで足ります。RTX 5070とRTX 5060 Ti 16GBを比べた検証では、「WQHDでは全タイトルで12GBは十分で、4Kでも足りなかったのは1本だけ」という結論でした。足りなかったのはIndiana Jones and the Great Circleの4Kです。
ただし、最高画質の設定では12GBを超えるタイトルが出てきています。2026年9月の検証では、Mafia: The Old CountryのEpic設定と、Star Wars Outlawsの4K(RTX Direct Lighting Ultra)で、RTX 5070がメモリ不足に陥りました。Mafiaでは、16GBのRX 9070 XTがWQHDで2倍近く、4Kで2倍以上のfpsを出しています。
出典:Tom’s Hardware(RTX 5070 vs RTX 5060 Ti 16GB)、TechSpot(RTX 5070 vs RX 9070 XT)
06 / 電力消費電力と電気代の差
22タイトルの平均消費電力は、WQHDでRTX 5070 Tiが271W、RTX 5070が228Wで、差は43Wでした。1日3時間遊ぶと、年間の電力量は約47kWhの差で、電気代は年間約2,100円(44.67円/kWh)の差です。
推奨電源は、RTX 5070 Tiが750W、RTX 5070が650Wです。RTX 5070から乗り換える場合でも、650W電源のまま使うのは避けてください。
出典:Tom’s Hardware(消費電力)、NVIDIA(推奨電源)
07 / 価格価格とコスパの比較
国内の通販での2026年9月25日時点の価格です。最安の製品はすぐに売り切れることがあるので、2番目の安さと中央値も並べました。
| GPU | 最安 | 2番目 | 中央値 | WQHDの1fpsあたり(最安) |
|---|---|---|---|---|
| RTX 5070 Ti | 209,800円 | 211,650円 | 230,800円 | 1,796円 |
| RTX 5070 | 138,000円 | 139,800円 | 160,786円 | 1,432円 |
| RX 9070 XT | 119,800円 | 129,800円 | 154,800円 | 1,028円 |
| RX 9070 | 119,800円 | 125,800円 | 128,474円 | 1,152円 |
RTX 5070 TiとRTX 5070の最安値の差は71,800円です。WQHDの1fpsあたりの価格は、RTX 5070のほうが2割安くなります。レイトレーシングを使わないなら、RX 9070 XTはRTX 5070 Tiと同じ性能を9万円安く買える計算です。
RTX 5070 TiについてはRTX 5070 Tiは2026年9月でも買いか、RTX 5070についてはRTX 5070は2026年9月でも買いかで、価格の推移とあわせて詳しく解説しています。
08 / 結論RTX 5070 TiとRTX 5070、どっちを選ぶべきか
- 4Kモニターで遊ぶ
- レイトレーシングを高い設定で使いたい
- 最高画質のテクスチャを使いたい
- 750W以上の電源がある、または用意できる
- WQHDかフルHDで遊ぶ
- レイトレーシングは使わないか、控えめにする
- 7万円の差をCPUやモニターに回したい
- 電源が650Wクラス
レイトレーシングを使わず、WQHD〜4Kでの性能を安く手に入れたいなら、RX 9070 XTも候補になります。ラスタライズ性能はRTX 5070 Tiと同じで、価格はRTX 5070より安い場合があります。RTX 5070とRadeonの比較はRTX 5070 vs RX 9070、上位モデルとの比較はRTX 5080 vs RTX 5070 Tiで解説しています。
09 / 製品おすすめのRTX 5070 Ti・RTX 5070
2026年9月25日にAmazonの商品ページで在庫を確認したモデルです。価格は大きく動いているので、購入前にリンク先で現在の価格を確認してください。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
10 / パーツ組み合わせるおすすめのCPUと電源
CPUの差は、フルHDで高いfpsを狙うときほど大きく出ます。RTX 5090を使ったフルHDの計測で、主なCPUのゲーム性能を比べると次のとおりです(最も速いRyzen 7 9850X3Dを100%とした値)。
| CPU | フルHDのゲーム性能 | 組み合わせの目安 |
|---|---|---|
| Ryzen 7 9800X3D | 97% | RTX 5070 Tiで高fpsを狙う |
| Ryzen 7 7800X3D | 85.6% | RTX 5070 Ti/RTX 5070 |
| Core Ultra 7 270K Plus | 77.5% | ゲームと作業を両立したい |
| Ryzen 5 9600X | 72.6% | RTX 5070で予算を抑える |
出典:Tom’s Hardware(CPU階層表、2026年8月26日更新)
RTX 5070 Tiで144Hz以上のモニターを使うなら、Ryzen 7 9800X3DかRyzen 7 7800X3Dを選ぶとGPUの性能を引き出しやすくなります。WQHDで60〜100fpsを目安に遊ぶRTX 5070なら、Ryzen 5 9600Xでも十分です。


※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
電源は、NVIDIAの推奨がRTX 5070 Tiで750W、RTX 5070で650Wです。GPUの補助電源に使う12V-2×6コネクタに対応した、ATX 3.1規格の電源を選ぶと変換アダプターが要りません。
※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
11 / 完成品RTX 5070 Ti・RTX 5070搭載のおすすめゲーミングPC
PCごと買うなら、GPUとCPUの組み合わせで選んでください。以下は2026年9月25日に各ショップの商品ページで価格と在庫を確認した4台です。


※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
12 / FAQよくある質問
レイトレーシングなしの平均で、フルHDが17%、WQHDが21%、4Kが26%です。レイトレーシングを使うと、WQHDで29%、4Kで62%まで開きます。
WQHDでは見合いません。2026年9月25日時点の最安値は52%高く、性能差は21%です。4Kやレイトレーシングを使うなら、VRAMの差もあってRTX 5070 Tiの価値が上がります。
WQHDならほとんどの場合足ります。4Kやレイトレーシングを高い設定で使うと、12GBを超えて大きく失速するタイトルがあります。
NVIDIAの推奨は、RTX 5070 Tiが750W、RTX 5070が650Wです。実測の平均消費電力は、WQHDでRTX 5070 Tiが271W、RTX 5070が228Wでした。
レイトレーシングを使わないならRX 9070 XTです。性能はほぼ同じで、2026年9月25日時点の最安値は9万円安くなっています。レイトレーシングを使うなら、WQHDで19%、4Kで22%速いRTX 5070 Tiが有利です。
使えます。サイバーパンク2077などのパストレーシングはRadeonでも動作します。ただしGeForceのほうが大幅に速く、パストレーシングを使うならRTX 5070 Ti以上が現実的です。
RTX 5070 TiとRTX 5070の差は、WQHDで21%、4Kのレイトレーシングでは62%です。WQHDでレイトレーシングを控えめに使うならRTX 5070で十分で、7万円の差を他のパーツに回せます。
4K、レイトレーシング、最高画質のテクスチャのどれかを重視するなら、VRAM 16GBのRTX 5070 Tiを選んでください。レイトレーシングを使わないなら、RTX 5070 Tiと同じ性能を安く買えるRX 9070 XTも有力です。












