RTX 5070 vs RX 9070 どっちが買い?【2026年版】12GB vs 16GB VRAM問題と1440p性能を徹底比較
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1440pはRX 9070が8〜13%速く、国内最安は約2.5万円安い
RTX 5070とRX 9070は、どちらも1440pゲーミングを狙う価格帯のグラフィックボードです。発売当初は「ほぼ互角」と言われましたが、2025年秋の23タイトル検証ではRX 9070が1440pで約13%上回り、評価が動きました。
結論は、純粋なゲーム性能・VRAM・価格のすべてでRX 9070が上です。国内の最安帯でも約2.5万円の差があり、価格あたりの性能では3割前後の開きになります。一方、パストレーシングなど重いレイトレーシングや、DLSSの対応タイトルの広さを重視するなら、RTX 5070に意味があります。
迷うのは「レイトレをどれだけ使うか」と「2.5万円を何に回すか」の2点です。RTX 5070は2026年に入って米国で値上がりが目立っており、割高感は以前より強まっています。
目次
結論先に結論|RX 9070が基本の選択、RTX 5070は用途で選ぶ
- 1440pで高画質設定のまま遊びたい(ラスタ性能が8〜13%上)
- VRAM 16GBで数年先まで設定を落とさずに使いたい
- 浮いた約2.5万円をモニターやSSDに回したい
- レイトレは使っても軽め、またはほとんど使わない
- Black Myth: Wukongなどパストレーシング級の重いレイトレを多用する
- DLSS 4.5のマルチフレーム生成を試したい(RTX 50シリーズ専用)
- 古いゲームもDLSSの高画質アップスケールで遊びたい
- NVIDIAのドライバー・配信機能をすでに使い込んでいる
スペックスペックを並べて比較
RTX 5070はGDDR7の高速メモリを積みながら容量は12GB、RX 9070はGDDR6で16GBです。帯域でRTX 5070が上回る一方、容量はRX 9070が4GB多くなります。
| 項目 | RTX 5070 | RX 9070 |
|---|---|---|
| アーキテクチャ | Blackwell(GB205) | RDNA 4(Navi 48) |
| 演算ユニット | CUDAコア 6,144 | ストリームプロセッサ 3,584 |
| ブーストクロック | 2.51GHz | 最大2,520MHz |
| VRAM | 12GB GDDR7(192bit) | 16GB GDDR6(256bit) |
| メモリ帯域 | 672GB/s | 最大640GB/s |
| 消費電力 | TGP 250W | TBP 220W |
| 推奨電源 | 650W | 650W |
| アップスケーリング | DLSS 4.5(マルチフレーム生成対応) | FSR 4(機械学習ベース) |
| 発売時の米国価格 | 549ドル | 549〜550ドル |
※仕様はNVIDIA・AMDの製品ページ、帯域・価格は海外レビューの記載による。RX 9070の発売時価格は媒体により549ドルと550ドルの表記が分かれる。
NVIDIA公式のTGPはRTX 5070が250W、AMD公式のTBPはRX 9070が220Wです。電源は両モデルとも650Wが目安で、ここに差はありません。
性能差1440pと4Kの性能差を海外検証で確認
測定したタイトルや環境は検証ごとに違うため、数値は検証単位で見るのが確実です。どの検証でも、1440pでRX 9070が上という向きは変わりません。
| 検証 | 条件 | RX 9070の差(対RTX 5070) |
|---|---|---|
| 23タイトル検証 2025年10月 | 1440p・ネイティブ | 約13%速い |
| 約15タイトル検証 | 1440p・ラスタ | 8.2%速い |
| 同じ約15タイトル検証 | 4K Ultra・ラスタ | 約11%速い |
| 7タイトル検証 発売時 | 1440p | 約11〜15%速い |
| 同じ約15タイトル検証 | 1440p・レイトレ | 0.23%速い(ほぼ同等) |
※23タイトル検証と同じ検証者による発売時の検証(18タイトル)では差は約4%でした。ドライバー更新とタイトル構成の変化が重なっており、差の拡大がドライバーだけによるものかは判別できません。
ラスタライズ(通常描画)では、1440pも4KもRX 9070が一貫して上です。4Kの個別タイトルでは、Microsoft Flight Simulator 2024、The Last of Us Part 1が約31%、Indiana Jonesが約41%と大きく開きます。
レイトレーシングではほぼ互角、重い設定ではRTX 5070が逆転
1440pのレイトレ平均ではほぼ同等ですが、タイトルごとに差が出ます。4Kレイトレの検証では、Dragon’s Dogma 2とバイオハザード RE:4はRX 9070が14〜15%上、Black Myth: WukongだけはRTX 5070が57%上でした。
Black Myth: Wukongのようにレイトレの負荷が極端に高いタイトルでは、RTX 5070のレイトレ専用回路が効きます。一方、一般的なレイトレ対応タイトルでは差がほぼ出ません。遊ぶゲームが後者中心なら、レイトレを理由にRTX 5070を選ぶ必要はありません。
VRAMVRAM 12GBは足りるのか
1440pの現行タイトルで12GBが即座に足りなくなる場面は多くありません。ただし、足りなくなったときの落ち込みが大きいのが12GBの怖さです。
DLSS / FSRDLSS 4.5とFSR 4の差は小さくなった
DLSS 4とFSR 4のQuality・Balanced・Performanceのどのモードでも、RX 9070の約13%のリードが維持されます。アップスケーリングを使うとRTX 5070が追いつく、という図式にはなっていません。
画質はDLSS 4がFSR 4よりやや良いという評価です。差は残っていますが、FSR 4が機械学習ベースになったことで、以前のような大きな画質差はありません。総合では「どちらも明確な正解とは言えない」とされ、分かれ目はVRAM 16GB対12GBと、DLSS 4に対応するタイトルの多さ・旧作への対応でした。
2026年3月31日に提供が始まったDLSS 4.5のダイナミックマルチフレーム生成と6Xモードは、RTX 50シリーズ専用です。ドライバーはGame Ready 595.79 WHQL以降が必要です。AMD側は2025年12月発表のFSR Redstoneで対抗しますが、フレーム生成の生成比はNVIDIAの方が高く、対応タイトルもまだ限られます。フレーム生成を主役にするならRTX 5070、素の性能を重視するならRX 9070です。
電力消費電力と電気代は誤差の範囲
定格ではRTX 5070が250W、RX 9070が220Wと30Wの差があります。ただし実測では、FFXIVの4Kでの消費電力がRX 9070の224Wに対しRTX 5070は234Wと、差は10W程度でした。
1日3時間・年間1,095時間の使用、1kWhあたり44.67円で計算すると、差が30W(定格差の上限)でも年間約1,500円、10Wなら約500円です。電気代は選ぶ理由になりません。
価格国内の最安は約2.5万円差、米国ではRTX 5070の値上がりが目立つ
| 国内実売(2026年10月6日確認) | RTX 5070 | RX 9070 |
|---|---|---|
| 最安値 | 144,800円 | 119,800円 |
| 2番目に安い値 | 149,800円 | 125,800円 |
| 中央値 | 152,716円(8製品) | 126,489円(5製品) |
※国内主要通販の出品を集計した値。在庫と価格は日々動くため、購入前に各店で確認してください。
最安値同士の比較でRX 9070はRTX 5070より約17%安く、1440pの性能差(8〜13%)と合わせると、価格あたりの性能は3割前後RX 9070が上です。
海外では、2025年11月からの価格上昇率がRTX 5070で米国+15%、RX 9070で米国+6%(10地域の価格調査)でした。2026年8月の集計では、Newegg出品の中央値でRTX 5070が6月の659.99ドルから899.99ドルへ約36%上昇しています。供給の細りが中位帯のRTX 50シリーズに強く出ている形です。
RTX 50 Superについては、2027年1月のCES発表とする報道がありますが、情報源が不明で、NVIDIAからの公式発表は確認できません。RTX 5070 Superが18GBになるという噂も同じ段階です。待つ間にも価格が動く状況なので、今必要なら現行品で判断するのが現実的です。
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性能と価格で選ぶならRX 9070、重いレイトレとDLSS 4.5のフレーム生成を使うならRTX 5070です。それぞれ、Amazon.co.jpで購入できる代表的なモデルを挙げます。
FAQよくある質問
まとめまとめ|性能・VRAM・価格でRX 9070、重いレイトレとDLSS 4.5ならRTX 5070
1440pのラスタ性能はRX 9070が8〜13%上、4Kでも約11%上です。VRAMも16GB対12GBで余裕があり、国内の最安帯でも約2.5万円安くなっています。
RTX 5070が選ばれるのは、パストレーシング級の重いレイトレと、DLSS 4.5のマルチフレーム生成を使う人です。この2つに当てはまらないなら、RX 9070を選んで後悔する場面は少ないはずです。
ゲーム性能・VRAM・価格のすべてでRX 9070が上です。RTX 5070を選ぶのは、重いレイトレとDLSS 4.5のフレーム生成を使う人に絞られます。
出典:NVIDIA RTX 5070ファミリー製品ページ・AMD Radeon RX 9070製品ページ・TechSpot(Hardware Unboxed)RTX 5070 vs RX 9070のDLSS・FSR比較・Tom’s Hardware RTX 5070 vs RX 9070 対決記事・GamersNexus RX 9070レビュー・TechSpot RTX 5070レビュー・NVIDIA DLSS 4.5発表(2026年3月)・Tom’s Hardware RTX 50シリーズの価格上昇・Notebookcheck(Hardware Unboxedの価格調査)






