RTX 5070 vs RX 9070 どっちが買い?【2026年版】12GB vs 16GB VRAM問題と1440p性能を徹底比較

(更新: 2026.10.6)
RTX 5070 vs RX 9070 どっちが買い?【2026年版】12GB vs 16GB VRAM問題と1440p性能を徹底比較

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VS / 2026-10
RTX 5070 vs RX 9070 どっちが買い?
1440pはRX 9070が8〜13%速く、国内最安は約2.5万円安い
海外の大規模検証と国内の実売をもとに、12GB対16GBのVRAM、レイトレ、DLSSとFSRの差を比べました。RX 9070を選ぶ人とRTX 5070を選ぶ人の分かれ目がわかります。
VRAM 12GB vs 16GB1440p 8〜13%差国内最安 約2.5万円差

RTX 5070とRX 9070は、どちらも1440pゲーミングを狙う価格帯のグラフィックボードです。発売当初は「ほぼ互角」と言われましたが、2025年秋の23タイトル検証ではRX 9070が1440pで約13%上回り、評価が動きました。

結論は、純粋なゲーム性能・VRAM・価格のすべてでRX 9070が上です。国内の最安帯でも約2.5万円の差があり、価格あたりの性能では3割前後の開きになります。一方、パストレーシングなど重いレイトレーシングや、DLSSの対応タイトルの広さを重視するなら、RTX 5070に意味があります。

迷うのは「レイトレをどれだけ使うか」と「2.5万円を何に回すか」の2点です。RTX 5070は2026年に入って米国で値上がりが目立っており、割高感は以前より強まっています。

目次

結論先に結論|RX 9070が基本の選択、RTX 5070は用途で選ぶ

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RX 9070 が向いている人
  • 1440pで高画質設定のまま遊びたい(ラスタ性能が8〜13%上)
  • VRAM 16GBで数年先まで設定を落とさずに使いたい
  • 浮いた約2.5万円をモニターやSSDに回したい
  • レイトレは使っても軽め、またはほとんど使わない
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RTX 5070 が向いている人
  • Black Myth: Wukongなどパストレーシング級の重いレイトレを多用する
  • DLSS 4.5のマルチフレーム生成を試したい(RTX 50シリーズ専用)
  • 古いゲームもDLSSの高画質アップスケールで遊びたい
  • NVIDIAのドライバー・配信機能をすでに使い込んでいる

スペックスペックを並べて比較

RTX 5070はGDDR7の高速メモリを積みながら容量は12GB、RX 9070はGDDR6で16GBです。帯域でRTX 5070が上回る一方、容量はRX 9070が4GB多くなります。

項目RTX 5070RX 9070
アーキテクチャBlackwell(GB205)RDNA 4(Navi 48)
演算ユニットCUDAコア 6,144ストリームプロセッサ 3,584
ブーストクロック2.51GHz最大2,520MHz
VRAM12GB GDDR7(192bit)16GB GDDR6(256bit)
メモリ帯域672GB/s最大640GB/s
消費電力TGP 250WTBP 220W
推奨電源650W650W
アップスケーリングDLSS 4.5(マルチフレーム生成対応)FSR 4(機械学習ベース)
発売時の米国価格549ドル549〜550ドル

※仕様はNVIDIA・AMDの製品ページ、帯域・価格は海外レビューの記載による。RX 9070の発売時価格は媒体により549ドルと550ドルの表記が分かれる。

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RTX 5070は250W、RX 9070は220W

NVIDIA公式のTGPはRTX 5070が250W、AMD公式のTBPはRX 9070が220Wです。電源は両モデルとも650Wが目安で、ここに差はありません。

性能差1440pと4Kの性能差を海外検証で確認

測定したタイトルや環境は検証ごとに違うため、数値は検証単位で見るのが確実です。どの検証でも、1440pでRX 9070が上という向きは変わりません。

検証条件RX 9070の差(対RTX 5070)
23タイトル検証
2025年10月
1440p・ネイティブ約13%速い
約15タイトル検証1440p・ラスタ8.2%速い
同じ約15タイトル検証4K Ultra・ラスタ約11%速い
7タイトル検証
発売時
1440p約11〜15%速い
同じ約15タイトル検証1440p・レイトレ0.23%速い(ほぼ同等)

※23タイトル検証と同じ検証者による発売時の検証(18タイトル)では差は約4%でした。ドライバー更新とタイトル構成の変化が重なっており、差の拡大がドライバーだけによるものかは判別できません。

ラスタライズ(通常描画)では、1440pも4KもRX 9070が一貫して上です。4Kの個別タイトルでは、Microsoft Flight Simulator 2024、The Last of Us Part 1が約31%、Indiana Jonesが約41%と大きく開きます。

レイトレーシングではほぼ互角、重い設定ではRTX 5070が逆転

1440pのレイトレ平均ではほぼ同等ですが、タイトルごとに差が出ます。4Kレイトレの検証では、Dragon’s Dogma 2とバイオハザード RE:4はRX 9070が14〜15%上、Black Myth: WukongだけはRTX 5070が57%上でした。

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レイトレは「軽いRT」と「重いRT」で結果が逆になる

Black Myth: Wukongのようにレイトレの負荷が極端に高いタイトルでは、RTX 5070のレイトレ専用回路が効きます。一方、一般的なレイトレ対応タイトルでは差がほぼ出ません。遊ぶゲームが後者中心なら、レイトレを理由にRTX 5070を選ぶ必要はありません。

VRAMVRAM 12GBは足りるのか

1440pの現行タイトルで12GBが即座に足りなくなる場面は多くありません。ただし、足りなくなったときの落ち込みが大きいのが12GBの怖さです。

足りなくなった実例|Indiana Jones and the Great CircleRTX 5070のレビュー検証では、フルレイトレ・1440pで平均13fpsまで落ちました(4070 Ti Superは47fps)。4K設定ではゲームがクラッシュしています。2025年3月の発売時点の検証です。
足りる場面|競技系タイトルや軽めの設定VALORANTやApex Legendsなど競技系では12GBでも余裕があります。テクスチャ品質を一段下げるだけで収まるタイトルも多く、「12GBだから遊べない」というわけではありません。
これから起きること|新作の要求VRAMは上がり続ける1440pの最高設定やフルレイトレを数年使うつもりなら、16GBの余裕は設定を落とさずに済む保険になります。逆に、設定を調整しながら使う前提なら12GBでも実用に足ります。

DLSS / FSRDLSS 4.5とFSR 4の差は小さくなった

DLSS 4とFSR 4のQuality・Balanced・Performanceのどのモードでも、RX 9070の約13%のリードが維持されます。アップスケーリングを使うとRTX 5070が追いつく、という図式にはなっていません。

画質はDLSS 4がFSR 4よりやや良いという評価です。差は残っていますが、FSR 4が機械学習ベースになったことで、以前のような大きな画質差はありません。総合では「どちらも明確な正解とは言えない」とされ、分かれ目はVRAM 16GB対12GBと、DLSS 4に対応するタイトルの多さ・旧作への対応でした。

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マルチフレーム生成と6倍モードはRTX 50シリーズだけ

2026年3月31日に提供が始まったDLSS 4.5のダイナミックマルチフレーム生成と6Xモードは、RTX 50シリーズ専用です。ドライバーはGame Ready 595.79 WHQL以降が必要です。AMD側は2025年12月発表のFSR Redstoneで対抗しますが、フレーム生成の生成比はNVIDIAの方が高く、対応タイトルもまだ限られます。フレーム生成を主役にするならRTX 5070、素の性能を重視するならRX 9070です。

電力消費電力と電気代は誤差の範囲

定格ではRTX 5070が250W、RX 9070が220Wと30Wの差があります。ただし実測では、FFXIVの4Kでの消費電力がRX 9070の224Wに対しRTX 5070は234Wと、差は10W程度でした。

1日3時間・年間1,095時間の使用、1kWhあたり44.67円で計算すると、差が30W(定格差の上限)でも年間約1,500円、10Wなら約500円です。電気代は選ぶ理由になりません。

価格国内の最安は約2.5万円差、米国ではRTX 5070の値上がりが目立つ

国内実売(2026年10月6日確認)RTX 5070RX 9070
最安値144,800円119,800円
2番目に安い値149,800円125,800円
中央値152,716円(8製品)126,489円(5製品)

※国内主要通販の出品を集計した値。在庫と価格は日々動くため、購入前に各店で確認してください。

最安値同士の比較でRX 9070はRTX 5070より約17%安く、1440pの性能差(8〜13%)と合わせると、価格あたりの性能は3割前後RX 9070が上です。

海外では、2025年11月からの価格上昇率がRTX 5070で米国+15%、RX 9070で米国+6%(10地域の価格調査)でした。2026年8月の集計では、Newegg出品の中央値でRTX 5070が6月の659.99ドルから899.99ドルへ約36%上昇しています。供給の細りが中位帯のRTX 50シリーズに強く出ている形です。

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RTX 50 Superを待つ判断は、公式情報がなく難しい

RTX 50 Superについては、2027年1月のCES発表とする報道がありますが、情報源が不明で、NVIDIAからの公式発表は確認できません。RTX 5070 Superが18GBになるという噂も同じ段階です。待つ間にも価格が動く状況なので、今必要なら現行品で判断するのが現実的です。

おすすめあなたに合うのはどっち

性能と価格で選ぶならRX 9070、重いレイトレとDLSS 4.5のフレーム生成を使うならRTX 5070です。それぞれ、Amazon.co.jpで購入できる代表的なモデルを挙げます。

MSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OC
重いレイトレとDLSS 4.5を使う人向けMSI GeForce RTX 5070 12G GAMING TRIO OCRTX 5070を選ぶ理由であるレイトレとフレーム生成を、冷却に余裕のあるトリプルファンで使えるモデル。Black Myth: Wukongのような重いレイトレ中心の人、DLSS 4.5のマルチフレーム生成を試したい人向けです。Amazonで価格を見る
GIGABYTE Radeon RX 9070 GAMING OC 16G(GV-R9070GAMING OC-16GD)
性能と価格で選ぶ人向けGIGABYTE Radeon RX 9070 GAMING OC 16G(GV-R9070GAMING OC-16GD)1440pのラスタ性能とVRAM 16GBを、RTX 5070より抑えた価格で得られるモデル。レイトレは軽め、浮いた予算をモニターやSSDに回したい人向けです。Amazonで価格を見る

※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。

FAQよくある質問

RTX 5070の12GBは1440pで足りますか
多くのタイトルでは足りますが、フルレイトレ級の重い設定では不足します。Indiana Jones and the Great Circleのフルレイトレ・1440pでは、平均13fpsまで落ちた検証があります。
FSR 4はDLSS 4に画質で負けますか
DLSS 4がやや上ですが、差は小さくなっています。比較検証でもDLSS 4が画質でやや優れるとされる程度で、決定的な差とはされていません。
電源は何Wを選べばよいですか
どちらも推奨は650Wです。ただしGPU以外の構成で必要な容量は変わるため、CPUが高消費電力のモデルなら余裕を持たせてください。
レイトレが好きならRTX 5070にすべきですか
極端に重いレイトレを多用するならRTX 5070、そうでなければRX 9070で足ります。1440pのレイトレ平均はほぼ同等で、Black Myth: Wukongのような特に重いタイトルだけRTX 5070が大きく上回ります。

まとめまとめ|性能・VRAM・価格でRX 9070、重いレイトレとDLSS 4.5ならRTX 5070

1440pのラスタ性能はRX 9070が8〜13%上、4Kでも約11%上です。VRAMも16GB対12GBで余裕があり、国内の最安帯でも約2.5万円安くなっています。

RTX 5070が選ばれるのは、パストレーシング級の重いレイトレと、DLSS 4.5のマルチフレーム生成を使う人です。この2つに当てはまらないなら、RX 9070を選んで後悔する場面は少ないはずです。

結論

ゲーム性能・VRAM・価格のすべてでRX 9070が上です。RTX 5070を選ぶのは、重いレイトレとDLSS 4.5のフレーム生成を使う人に絞られます。

出典:NVIDIA RTX 5070ファミリー製品ページ・AMD Radeon RX 9070製品ページ・TechSpot(Hardware Unboxed)RTX 5070 vs RX 9070のDLSS・FSR比較・Tom’s Hardware RTX 5070 vs RX 9070 対決記事・GamersNexus RX 9070レビュー・TechSpot RTX 5070レビュー・NVIDIA DLSS 4.5発表(2026年3月)・Tom’s Hardware RTX 50シリーズの価格上昇・Notebookcheck(Hardware Unboxedの価格調査)

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