グラフィックボード / RDNA 4 全モデル比較 / 2026年10月更新
Radeon RX 9000シリーズ 全モデル比較
9070 XT・9070・9060 XTをどう選び分けるか
RDNA 4世代の3モデルは、VRAM 16GBを全機種で確保したうえで価格帯を分けています。通販最安はRX 9070 XTが127,800円、RX 9070が119,800円、RX 9060 XT 16GBが84,980円。上位2機の差は最安どうしで8,000円しかありませんが、流通モデルの中央値どうしでは27,937円まで開きます。消費電力は公称TBPで304W・220W・160Wと大きく段差があり、電源とケースの制約が選択を左右します。
全機種16GB VRAM上位2機は最安8千円差TBP 304W / 220W / 160W
数値の出典は次のとおりです。CU数・VRAM・メモリバス・公称TBP・推奨電源は各モデルのAMD公式製品ページ(RX 9070 XT・RX 9070・RX 9060 XT・RX 9060)によります。比較対象のRTX 50シリーズはNVIDIA公式の比較表です。RX 9060 XTのカード単体の実測消費電力はTechPowerUpの計測です。fpsはCyberpunk 2077(最高設定・アップスケーリングなし)の参考値で、CPUや環境で変動します。価格は2026年10月5日に通販で確認した実売の最安値と、流通モデルの中央値です。
1コスパ最優先RX 9060 XT84,980円〜・16GBをこの価格で確保
2WQHD最高設定RX 9070 XT127,800円〜・64 CUの最上位
3電力に制約があるRX 9070119,800円〜・XTより84W低い
4上位2機の価格差8千円中央値どうしでは27,937円
スペック3モデルの違いはCU数と電力の段差です
RX 9000シリーズは、VRAM 16GBを全機種で確保したうえで演算資源と消費電力に段差をつけた構成です。メモリ容量では差がつかないため、選び分けはCU数・メモリバス・電力の3点に集約されます。
| モデル | CU / シェーダー | VRAM・メモリバス | 公称TBP | 推奨電源 |
| RX 9070 XT | 64 CU / 4,096 | 16GB GDDR6 256-bit / 640GB/s | 304W | 750W |
| RX 9070 | 56 CU / 3,584 | 16GB GDDR6 256-bit / 640GB/s | 220W | 650W |
| RX 9060 XT | 32 CU / 2,048 | 16GB GDDR6 128-bit / 320GB/s | 160W 実測182W | 450W |
RX 9060 BTO専用 | 28 CU / 1,792 | 8GB GDDR6 128-bit | 132W | — |
目を引くのは電力の段差です。最上位のRX 9070 XTは304Wで、推奨電源も750W。ひとつ下のRX 9070は220Wで650Wと、84Wぶん軽くなります。RX 9060 XTにいたっては公称160W・推奨450Wで、既存構成にそのまま挿せる範囲に収まります。電源容量やケースのエアフローに制約があるなら、この段差が価格以上に効いてきます。
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RX 9060 XTだけは公称値より実測が大きくなります
カード単体の実測消費電力は182Wで、公称TBPの160Wを22W上回ります。推奨電源が450Wと軽く見えても、カタログ値ぎりぎりの電源で組まないほうが無難です。なおRX 9060 XTは前世代のRX 7600と同じ32 CUでありながら、公称TBPは165Wから160Wへ収まっています。世代交代で演算資源を増やさずに性能だけを伸ばした形です。
性能WQHDで見ると3モデルの序列がはっきりします
Cyberpunk 2077の最高設定・アップスケーリングなしでの参考値です。フルHDでは3モデルとも100fpsを超えますが、WQHDに上げると差が開きます。
| WQHD 最高設定(Cyberpunk 2077) | fps |
RX 9070 XT 64 CU / 304W | 98 |
RX 9070 56 CU / 220W | 84 |
RX 9060 XT 32 CU / 160W | 72 |
90fps以上60〜89fps横軸は最大100fps
| モデル | FHD | WQHD | 通販最安 | 中央値 |
| RX 9070 XT | 138fps | 98fps | 127,800円 | 154,980円 |
| RX 9070 | 118fps | 84fps | 119,800円 | 127,043円 |
| RX 9060 XT | 108fps | 72fps | 84,980円 | 92,801円 |
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上位2機の価格差は、どの価格で買うかで3倍変わります
8月時点では下位のRX 9070が上位のXTより高く流通する逆転が起きていましたが、現在は解消しています。ただし最安どうしの差は8,000円、流通モデルの中央値どうしでは27,937円です。8,000円でCU数64を取れるならXTが順当ですが、中央値の価格帯で買うなら無印の合理性が上がります。購入前に両モデルの実売を必ず並べて確認してください。
世代RDNA 4で変わった3つのこと
前世代のRDNA 3(RX 7000系)と比べて、ゲーマーに直接関係する変化を3点に絞ります。
1 CUあたりの性能が上がりましたRDNA 4では1 CUあたりの演算スループットが引き上げられ、同じCU数でも前世代より高いゲーム性能を発揮します。RX 9060 XTが32 CUでRTX 5060 Ti 16GBと互角に渡り合えるのは、この効率化の結果です
下位帯は演算資源を増やさず性能を伸ばしましたRX 9060 XTは前世代のRX 7600と同じ32 CUで、公称TBPは165Wから160Wへ収まっています。ただし上位のRX 9070 XTは304Wで、世代が進んでも上位帯の消費電力そのものは下がっていません
全モデルがVRAM 16GBを標準搭載しましたRX 9070 XT・RX 9070・RX 9060 XTはすべて16GB GDDR6です。同価格帯のRTX 5060が8GBであるのと対照的で、テクスチャ読み込みやVRAM不足による性能低下のリスクを最初から避けられます
モデル別3機種それぞれの立ち位置
RX 9070 XT — 64 CUの最上位
Cyberpunk 2077でフルHD 138fps、WQHD 98fps。ラスタライズ性能はRTX 5070と誤差数パーセントの場面も多く、価格は最安どうしでRTX 5070の139,800円より約1万2千円安く収まります。一方で消費電力は304Wと、RTX 5070の250Wより54W大きい点は見逃せません。
- WQHDを最高設定で回したい(98fpsで余裕がある)
- RTX 5070より約1万2千円安く、ほぼ同等のラスタ性能を取りたい
- 16GB VRAMで4Kへの移行も視野に入れている
- 750W以上の電源を用意できる
- レイトレーシングを常用する(RTX 5070に明確に劣る)
- マルチフレーム生成を使いたい(NVIDIA専用機能)
- 消費電力を抑えたい(304WでRTX 5070より54W大きい)
- 電源が650W以下で、買い替える予定がない
WQHDメインで素の性能と価格を重視するなら、RTX 5070と比べてこちらを選ぶ理由があります。詳細はRX 9070 XT レビューにまとめています。
RX 9070 — 電力に制約があるときの本命
XTから8 CU減らし、TBPを84W下げたモデルです。メモリ帯域640GB/sと16GB VRAMはXTと共通で、WQHDの常用には十分です。最安どうしではXTとの差が8,000円しかないため素直にXTを選べますが、中央値どうしの27,937円差なら話が変わります。
- 電源容量やケースの排熱に制約がある(XTより84W低い)
- 中央値の価格帯で買う(XTとの差が27,937円になる)
- WQHDを高設定で遊べれば最高設定にはこだわらない
- 16GB VRAMと640GB/sの帯域は確保しておきたい
- XTの最安を確保できる(8,000円差ならXTが順当)
- WQHD最高設定のフレームレートを優先したい
- 予算に余裕があり、上位性能を取りたい
XTとの細かい比較はRX 9070 vs RX 9070 XT、単体の評価はRX 9070 レビューで扱っています。
RX 9060 XT — 16GBを最も安く確保できる1枚
フルHDのラスタ性能はRTX 5060 Ti 16GBと互角です。8万円台で16GB VRAMを確保できるため、近い価格帯のRTX 5060 8GB(最安67,800円)と比べると容量面で明確に上回ります。ただしカード単体の実測は182Wと公称160Wを超えるので、省電力だと決めつけないでください。
- フルHDメインで将来のVRAM不足を避けたい
- 8万円台で16GBを確保したい
- フルHD最高設定を100fps超えで安定させたい
- 推奨450Wで既存構成にそのまま挿したい
- WQHD最高設定を常用する(72fpsでマージンが薄い)
- メモリバス128-bitの帯域の狭さが効く用途で使う
- レイトレーシングを重視する
「8GBのRTX 5060より16GBのRX 9060 XT」は2026年のフルHD最良解のひとつです。単体の評価はRX 9060 XT 16GB レビュー、RTX 5060 Tiとの直接比較はRTX 5060 Ti vs RX 9060 XTにまとめています。
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RX 9060はBTO専用で、単体購入はできません
Navi 44の下位SKUにあたるRX 9060(28 CU・8GB・TBP 132W)は、国内ではBTO搭載モデルのみの流通です。パーツ単体での購入はできず、VRAMも8GBにとどまります。自作やアップグレードで検討しているなら、同程度の予算でRX 9060 XTの16GBを選ぶほうが確実です。
選び方解像度と電源から逆算します
フルHDメインならRX 9060 XT8万円台で16GBを確保できるのはこのモデルだけです。フルHD 144fps目標なら最高設定でも安定します。将来WQHDへ移っても、16GBあれば中設定で対応できます
WQHDメインならRX 9070 XTWQHD最高設定ではRX 9060 XTの72fpsだと余裕がありません。98fpsのXTが素直な選択です。ただし750W電源が前提になるため、手持ちの電源容量を先に確認してください
電源やケースに制約があるならRX 9070XTより84W低い220Wで、推奨電源も650Wに収まります。中央値の価格帯で買う場合もXTとの差が27,937円になるため、無印の合理性が上がります
競技系タイトル中心ならRX 9060 XTで足りますApex・CS2・VALORANTなどのフルHD 240fps超えならRX 9060 XTで十分です。WQHD 165Hz以上を安定させたい場合だけRX 9070 XTを検討してください
対NVIDIARTX 50よりRadeonが合理的になる条件
RX 9000シリーズがすべての人に向くわけではありません。次の条件に当てはまる場合に、NVIDIAより合理的な選択になります。
| 条件 | Radeonが有利な理由 | 該当モデル |
| ラスタ性能のコスパ | RTX 5070とほぼ同等のラスタ性能を約1万2千円安く確保できる | RX 9070 XT |
| VRAM容量 | 同価格帯のRTX 5060が8GBのところ16GBを積める | RX 9060 XT |
| レイトレを使わない | 競技系タイトル中心ならDLSSとレイトレの恩恵を受けにくい | 全モデル |
| 電源容量が限られる | 推奨450Wで既存構成にそのまま挿せる | RX 9060 XT |
逆にレイトレーシングとマルチフレーム生成を重視するなら、RTX 50シリーズのほうが素直です。マルチフレーム生成はRTX 50専用機能で、Radeon側に同等のものはありません。
厳選RX 9000シリーズ搭載のおすすめモデル
上位2枚|WQHDを最高設定で回す
最上位|64 CU・TBP 304WASRock Radeon RX 9070 XT Steel Legend Dark 16GB GDDR6RX 9000シリーズの最上位で、64 CUを積むWQHD本命です。16GB VRAMと640GB/sの帯域幅があり、WQHD最高設定なら98fps前後で回せます。TBPは304Wと重く、推奨電源も750Wなので、既存の電源容量を先に確認してください。無印との差は最安どうしで8,000円、中央値どうしでは27,937円ですAmazonで価格を見る 無印|56 CU・TBP 220WGIGABYTE Radeon RX 9070 GAMING OC 16G(GV-R9070GAMING OC-16GD)XTから8 CU減らし、TBPを84W下げた無印モデルです。帯域幅640GB/sと16GB VRAMはXTと同じで、WQHDの常用には十分な性能を持ちます。推奨電源も650Wに収まります。電源やケースに制約がある構成、あるいは中央値の価格帯で買う場合はこちらが合理的になりますAmazonで価格を見る ※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
コスパ2枚|フルHD〜WQHD入門の16GB
3連WINDFORCE|冷却に余裕GIGABYTE Radeon RX 9060 XT GAMING OC 16GB(GV-R9060XTGAMING OC-16GD)32 CU・16GB VRAMのRX 9060 XTに、3連ファンのWINDFORCE冷却を組み合わせたモデルです。公称TBPは160Wですが実測は182Wと公称を超えるため、冷却に余裕がある構成が生きます。フルHD最高設定を100fps前後で回しつつ16GBを確保したい場合の基準になる1枚ですAmazonで価格を見る 2連ファン|省スペース向けASUS Dual Radeon RX 9060 XT 16GB(DUAL-RX9060XT-16G)同じRX 9060 XT 16GBを2連ファンでまとめ、カード長を抑えたモデルです。3連ファン機が入らないミドルタワーやMicro-ATXケースでも収まりやすく、取り回しを優先する構成に向きます。GPU長の制限が厳しいケースで16GBを確保したいならこちらですAmazonで価格を見る ※価格・在庫は変動します。最新の価格はAmazonの商品ページでご確認ください。
完成品RX 9000シリーズ搭載のおすすめゲーミングPC
グラボ単体ではなく、電源やケースまで含めて組み上がった状態で買いたい場合は、BTOや完成品が手早い選択です。RX 9070 XTはTBP 304W・推奨電源750Wなので、850W電源を積んだ構成なら余裕があります。RX 9060 XTは650W電源の構成でも収まります。
RX 9070 XT搭載|WQHDを高設定で回す2台
7800X3D|850W PLATINUM・水冷フロンティア FRGPLMB650W/SG2(Ryzen 7 7800X3D + Radeon RX 9070 XT / 32GB / 1TB)Ryzen 7 7800X3DにRX 9070 XTを組み合わせた、ホワイト筐体のモデルです。32GB DDR5・1TB Gen4 SSD・850W 80PLUS PLATINUM電源・水冷CPUクーラーまで揃っており、電源容量を気にせず使えます。CPUがゲーム向けのX3Dなので、WQHD高リフレッシュレートで遊ぶ構成の基準になる1台です。送料3,300円が別途かかります389,800円税込/2026年10月5日時点・変動あり公式ショップで詳細を見る 9800X3D|セール対象になりやすい定番フロンティア FRXAB850W/A(Ryzen 7 9800X3D + RX 9070 XT)Ryzen 7 9800X3DにRX 9070 XT、DDR5 32GBと1TB SSDを組み合わせたフロンティアの定番構成です。CPUを現行最上位のX3Dに上げたい場合の選択肢で、期間限定セールの対象になりやすいシリーズです。価格はセールで動くので、購入前に現在の価格を確認してください。送料3,300円が別途かかります424,800円税込・送料3,300円別/2026-10-04時点・変動ありフロンティア公式で詳細を見る ※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
RX 9060 XT 16GB搭載|予算を抑えてフルHD〜WQHD入門
Ryzen 7 5700X|OZ GAMINGOZ GAMING Z1シリーズ(Ryzen 7 5700X + RX 9060 XT 16GB)Ryzen 7 5700XにRX 9060 XT 16GBを組み合わせたOZ GAMINGのモデルです。VRAM 16GBのグラボを積んだ完成品として、価格を抑えやすい構成です。フルHD最高設定を中心に、WQHD入門まで見据えて16GBを確保したい場合に向きます187,800円税込/2026年10月5日時点・変動ありOZ GAMING 公式で詳細を見る 650W GOLD電源|MDLMDL Ryzen 7 5700X × RX 9060 XT 16GB(MD9657 / 16GB / 500GB / 650W GOLD)Ryzen 7 5700XにRX 9060 XT 16GBを積んだ、標準ケースのモデルです。16GBメモリ・500GB SSD・650W 80PLUS GOLD電源の構成で、必要十分な装備に絞って価格を抑えています。ストレージは後から増設する前提で、本体価格を優先したい場合に向きます178,800円税込/2026-10-02時点・変動ありMDL公式で詳細を見る ※価格・構成は変動します。最新情報は各BTOショップ公式ページでご確認ください。
FAQよくある質問
RX 9070 XT と RTX 5070 はどちらを買うべきですか
ラスタ性能のコスパならRX 9070 XT、レイトレーシングとマルチフレーム生成を重視するならRTX 5070です。WQHD最高設定の素のフレームレートはほぼ互角で、価格はRX 9070 XTが約1万2千円安く収まります。ただし消費電力は304W対250WでRX 9070 XTのほうが54W大きく、推奨電源も750W対650Wと差があります。レイトレを常用するならRTX 5070が素直です。
RX 9070 と RX 9070 XT はどちらを選べばよいですか
買える価格によって変わります。2026年10月5日時点で通販最安はXTが127,800円、無印が119,800円の8,000円差で、この幅ならCU数64のXTが順当です。ただし流通モデルの中央値どうしでは154,980円対127,043円と27,937円差になり、その場合は無印の合理性が上がります。TBPも304W対220Wで無印が84W低いため、電源やケースに制約があるなら無印が選択肢です。
RX 9060 XT はWQHDで十分使えますか
中設定なら快適ですが、最高設定ではマージンが薄くなります。Cyberpunk 2077のWQHD最高設定で72fpsという数字は低くはなく、設定を少し下げれば多くのタイトルで快適に遊べます。ただしフルHD最高設定での余裕度と比べると差があるため、WQHDメインで長く使うならRX 9070以上のほうが満足度が高いです。
RX 9000シリーズの消費電力はどれくらいですか
公称TBPはRX 9070 XTが304W、RX 9070が220W、RX 9060 XTが160Wです。推奨電源はそれぞれ750W・650W・450Wで、モデル間の段差が大きいのが特徴です。RX 9060 XTだけはカード単体の実測が182Wと公称を22W上回るため、電源容量をカタログ値ぎりぎりで選ばないでください。
2026年のゲームに16GB VRAMは必要ですか
WQHD以上で最新の大型タイトルを最高設定にするなら必要です。VRAM消費の大きいタイトルでは、8GBだとテクスチャの自動低下やフレームレートの急落が起きます。フルHDの中設定なら8GBでも動きますが、
長く使うつもりなら16GBが安全圏です。同じGPUの8GB版と16GB版で実測差を比べた
8GB版との差で分かるVRAMの要否も参考になります。RX 9000シリーズは全モデルが16GBを標準搭載しています。
RX 9060 は単体で買えますか
国内ではBTO搭載モデルのみで、パーツ単体の購入はできません。Navi 44の下位SKUにあたり、28 CU・8GB VRAM・公称TBP 132Wという構成です。VRAMが8GBにとどまるため、自作やアップグレードで検討しているなら同程度の予算でRX 9060 XTの16GBを選ぶほうが確実です。
まとめRX 9000シリーズは、VRAM 16GBを全機種で確保したうえで演算資源と消費電力に段差をつけた製品群です。とくにRX 9060 XTの「8万円台で16GB」という組み合わせは、同価格帯のRTX 5060が8GBであることを考えると明確な価値があります。フルHDメインなら、ここが2026年の有力解のひとつです。
上位2機については、買える価格で結論が割れます。通販最安どうしならXTと無印の差は8,000円で、CU数64を取れるXTが順当です。ところが流通モデルの中央値どうしでは27,937円差となり、無印の合理性が上がります。消費電力も304W対220Wで84Wの開きがあるため、電源容量とケースの排熱もあわせて判断してください。
レイトレーシングとマルチフレーム生成ではRTX 50シリーズに明確に劣ります。迷ったら「レイトレを使うか使わないか」で大きく切り分けるのが早いです。使わないならRadeon、使うならGeForceという住み分けになります。
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